JPH0349943A - 積層体 - Google Patents

積層体

Info

Publication number
JPH0349943A
JPH0349943A JP1186890A JP18689089A JPH0349943A JP H0349943 A JPH0349943 A JP H0349943A JP 1186890 A JP1186890 A JP 1186890A JP 18689089 A JP18689089 A JP 18689089A JP H0349943 A JPH0349943 A JP H0349943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
supports
laminate
thermoplastic resin
blow ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1186890A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Naraoka
奈良岡 直人
Masao Ishiwata
石綿 正雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP1186890A priority Critical patent/JPH0349943A/ja
Publication of JPH0349943A publication Critical patent/JPH0349943A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、包装材料用積層体に関するものである。
〔発明の背景〕
包装材料は、その利用分野により種々の機能を要求され
る。例えば防湿性、ガスバリヤ性、強度、遮光性、耐熱
性、耐寒性、シール加工性等積々ある。これらの必要な
機能を一つの層で得られることが好ましいが、現在はそ
のような材料は得られていない。そこで複数の層をラミ
ネートする方法が行われており、種々の方法がある。
その代表的方法として例えば イ、エキストルージョンラミネート 口、ドライラミネート ハ5ホットメルトラミ不−ト ニ、ウェットラミネート 等が挙げられる。
特に、エキストルージョンラミネートは現在主流を占め
ている。しかし、エキストルージョンラミネート法は層
間に溶融フィルムを流しそれを冷却固化する方法のため
、ラミネートが厚手となったり、コスト的にも高いもの
となっている。そこで最近では溶剤タイプの接着剤を塗
布し、溶剤を乾燥させた後、他の層と圧着し、積層させ
るドライラミネート法が増えてきている。
ドライラミネートとは、1.0g/m” 10.0g/
m”(7)ビニル系樹脂またはセルロース樹脂または合
成ゴムとの共重合体よりなることを意味する。
コスト的あるいはシール強度、加工性の面からみて包装
材料は薄くて高強度であることが理想であるので、ドラ
イラミネートがこれからの主流になろうとしている。
ラミネートの場合、多層ラミネートの中央を対象にして
上下対称な材料構成の場合はよいが、異質の材料のラミ
ネートが多いので基材の伸縮が吸収できずカールが発生
しやすい。
包装材料の多くは、シート状のまま使用されることはな
く、通常、種々の形態の袋として加工される。その際、
積層体がカールすると袋の製袋及び内容品充填後の袋口
のシールが困難となり製袋ロスが発生しやすく、さらに
ヒートシール強度がです、重量体製品の包装にむかなか
った。
〔発明の目的〕
上記のような問題に対し、本発明の目的はカールが少な
く、かつシール強度が強い包装材料用の積層体を提供す
ることである。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、2種以上の支持体からなる積層体
において、その接着層が1.0g/+’〜1090g/
rm”のビニル系樹脂またはセルロース系樹脂または合
成ゴムとアクリル系樹脂との共重合体よりなり、該支持
体の片方がインフレーション法により製造された熱可塑
性樹脂よりなり、そのブロー比が1.0〜2.5の範囲
であることを特徴とする積層体により達成される。また
上記積層体における支持体のうち、少なくとも1層が3
0μm=150μmの熱可塑性樹脂からなり、かつ1.
2〜10.0wt%の遮光物質を含有することを特徴と
する積層体であることが好ましい。
以下本発明について具体的に説明する。
積層体においては、各層の支持体の構成が表裏同一であ
ればよいが、異なる場合はカーリングが発生する。しか
も通常は異なる場合が多い。特に表裏の支持体が熱可塑
性樹脂のように伸び率の太きいものと紙のように伸び率
の小さいものの組み合わせの場合は、この傾向が大きい
通常、これらの支持体はある張力をもってラミネート加
工される。したがって伸び率の大きい熱可塑性樹脂の場
合、ラミネート時、少し伸びた状態でラミネートされそ
の後収縮するため、カーリング現象が生ずる。第1図は
積層体の1例を示す断面図であって、フレキシブル層l
を挟んで紙及び熱可塑性樹脂の異なる支持体により両面
より接着層により接着した場合のカーリング現象の説明
図である。
このようなカーリング現象を抑えるためには、接着層に
伸び率の少さいラミネート層、すなわち1.0g/m”
 〜lO,0g10+”の芳香族ボ’)エフ、fル樹脂
、またはビニル系樹脂、またはエポキシ系樹脂、または
合成ゴムとアクリル系樹脂との共重合体よりなるドライ
ラミネートを行うことが有効である。
また熱可塑性樹脂を安価に種々の幅を得るためには一般
的にインフレーション法が用いられる。
インフレーション法とは、押出機に取り付けられだ円形
グイから押し出されたチューブ状フィルムの内部に空気
が送り込まれて徐々に所定の輻のフィルムにまで膨張さ
れて製膜される。
この際、円形ダイの直径と上記フィルム幅との比をブロ
ー比という。したがって−膜内には適度なブロー比は1
.0〜2.5特に好ましくは1.6〜2.0である。
またこれらの積層体は多くの場合、ヒートシールにより
袋加工されるため、そのヒートシール強度も重要な機能
の1つである。
そのため接着方法は、薄く一体化することが好ましく、
この点からもドライラミネートすることは好ましい。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明の効果を例証する。
第2図〜第6図は各種積層体の構成を示す断面図である
比較品l     第4図参照 ・晒クラフト  50g/會2 ・12μlのポリエステルベースに500人のアルミニ
ウム蒸着したもの ・60μlのカーボンブラック4.0wt%を含有する
中密度と線状低密度をブレンドしたポリエチ【7ンフイ
ルム 上記3層のすべてを低密度ポリエチレン15μmでエキ
ストルーシコンラミネートしたものでポリエチレンのブ
ロー比が3.0のもの。
監LLL      第4図参照 比較量lと同様のものでブロー比が2.0のもの。
比較量3     第5図参照 ・晒クラフト    50g/m” ・ポリエステルベース 12μmに50OAのアルミ蒸
着したものを低密度ポリエチレン15μmでエキストル
−ジョンラミネートし、さらに60μlのカーボンブラ
ック4.0wt%を含有した中密度と線状低密度のブレ
ンドのポリエチレンフィルムを芳香族系ポリエステル樹
脂でドライラミネートしたものでブロー比が1.5のも
の。
比較量4     第5図参照 比較量4と同様のものでブロー比が1.8のもの。
比較量5     第5図参照 比較量4と同様のものでブロー比が2.4のもの。
比較量6     第6図参照 ・晒クラフト     50g/m” ・アルミ箔  7μmを低密度ポリエチレン15μmで
エキストルーシコンラミネートし、さらにナイロンフィ
ルム15μmと線状低密度ポリエチレンと低密度ポリエ
チレンのブレンド比が4−6で、さらに4.Qvt%の
カーボンブラックを含有したポリエチレンフィルムとを
芳香族ポリエステル樹脂でドライラミネートしたもの。
本発明品l    第2図参照 ・晒クラフト    50g/m” ・ポリエステルベース 12μmに50OAのアルミ蒸
着をしたもの。
・60μ■のカーボンブラック 4.0wt%を含有し
た中密度と線状低密度のブレンドのポリエチレンフィル
ムの3層のすべてを芳香族系ポリエステル樹脂でドライ
ラミネートしたものでポリエチレンフィルム層のブロー
比が1.5のもの。
本発明品2    第2図参照 本発明品lと同様のものでポリエチレンフィルム層のブ
ロー比が1.8のもの。
本発明品3    第2図参照 本発明品lと同様のものでポリエチレンフィルム層のブ
ロー比が2.4のもの。
本発明品4    第3図参照 ・晒クラフト    50g/m” ・アルミ箔     7μ− ・ナイロンフィルム 15μ■ ・線状低密度のポリエチレンと低密度ポリエチレンのブ
レンド比が4=6でさらに4.0wt%のカーボンブラ
ックを含有したポリエチレンフィルム 以上の4層のすべてを芳香族系ポリエステル樹脂でドラ
イラミネートしたもの。
上記10種類の積層体を作成し、次のごとき評価を行っ
た。
(評価方法) カール度 :直径165amの円筒にBPE (カーボ
ンブラック含有ポリエチレン)が内 側になるように5X20c+*の試料をはりつけ、7日
間径時後両端の間隔を スケールで測定した。
:JIS  P8113 :JIS  P8116 :JIS  K7124 :  4.5Kg、 3秒でシールしたものの温度を変
化させ、それを JIS  P8113(破断強度) で評価した。
結果を表1に示した。
表中の評価は下記記号の通りである。
■ =特に良好 ○ :良好 Δ :使用可能 破断強度 引裂強度 インパクト強度 シール強度 表1の結果より、本発明品は比較量に比してカール度に
ついては明らかに改善されている。
また、強度においては、総合的に評価できるインパクト
強度においても比較量と同等以上の数字が出ている。
カール及び強度のバランスから1.6〜2.0の範囲の
有効性がわかる。
また2次加工時間題となるシール強度についても比較量
より優れている。
〔発明の効果〕
本発明により、強度があり、シール強度もあり、カール
の少ない積層フィルムを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図はカール減少の1例を示す説明図である。 第2図〜第3図は本発明に係る積層体の構成を示す断面
図である。 第4図〜第6図は比較量の構成断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2種以上の支持体からなる積層体において、その
    接着層が1.0g/m^2〜10.0g/m^2のビニ
    ル系樹脂またはセルロース系樹脂または合成ゴムとアク
    ルリル系樹脂との共重合体よりなり、該支持体の片方が
    インフレーション法により製造された熱可塑性樹脂より
    なり、そのブロー比が1.0〜2.5の範囲であること
    を特徴とする積層体。(2)請求項1記載の積層体にお
    ける支持体のうち、少なくとも1層が30μm〜150
    μmの熱可塑性樹脂からなり、かつ1.2〜10.0w
    t%の遮光物質を含有することを特徴とする積層体。
JP1186890A 1989-07-18 1989-07-18 積層体 Pending JPH0349943A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1186890A JPH0349943A (ja) 1989-07-18 1989-07-18 積層体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1186890A JPH0349943A (ja) 1989-07-18 1989-07-18 積層体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0349943A true JPH0349943A (ja) 1991-03-04

Family

ID=16196480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1186890A Pending JPH0349943A (ja) 1989-07-18 1989-07-18 積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0349943A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920239A (ja) * 1972-06-19 1974-02-22
JPS60105539A (ja) * 1983-11-15 1985-06-11 東洋製罐株式会社 積層構造物及び容器
JPS61110541A (ja) * 1984-11-05 1986-05-28 富士写真フイルム株式会社 写真感光材料用包装材料
JPS6487344A (en) * 1987-09-30 1989-03-31 Polyplastics Co Lamination with high linear shearing property

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4920239A (ja) * 1972-06-19 1974-02-22
JPS60105539A (ja) * 1983-11-15 1985-06-11 東洋製罐株式会社 積層構造物及び容器
JPS61110541A (ja) * 1984-11-05 1986-05-28 富士写真フイルム株式会社 写真感光材料用包装材料
JPS6487344A (en) * 1987-09-30 1989-03-31 Polyplastics Co Lamination with high linear shearing property

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4680207A (en) Thermoplastic sack
US4386124A (en) Wrapping materials
US4576865A (en) Materials for packaging light-sensitive materials
US4359499A (en) Packaging material for photosensitive materials
US4258848A (en) Packaging material for photosensitive materials comprising polyolefin layers
US4331725A (en) Wrapping materials
US5075152A (en) Polyethylene composite film and label
JPH0213774B2 (ja)
JPS60151045A (ja) 感光材料用包装材料
JPH09507799A (ja) ヒートシール可能な高防湿性フィルムおよびその製造法
JPH058289A (ja) ラベルの付着した中空容器の製造方法
US4677007A (en) Thermoplastic sack
US5026594A (en) Packaging material for photosensitive materials
US3705835A (en) Coated fabrics of thermoplastic materials
US5620802A (en) Heat-sealable and peelable film for polystyrene containers and process for sealing by means of said film
JPH0349943A (ja) 積層体
WO2017104621A1 (ja) チューブ容器用トップシール材
JPS61177236A (ja) 写真感光材料用易開封包装材料
JP2004299393A (ja) 多層積層樹脂フィルム
JP2961716B2 (ja) 感光材料用包装材料
US20130309430A1 (en) Polyester cereal liner with zero migration
EP0281893B1 (de) Verbundfolie zur Herstellung von quaderförmigen evakuierten Packungen
JP2004307065A (ja) 自立性袋
JPS5878749A (ja) 真空成形用熱可塑性樹脂シ−ト
JP2001031775A (ja) 遮光性フィルム