JPH0349663Y2 - - Google Patents

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JPH0349663Y2
JPH0349663Y2 JP1987053367U JP5336787U JPH0349663Y2 JP H0349663 Y2 JPH0349663 Y2 JP H0349663Y2 JP 1987053367 U JP1987053367 U JP 1987053367U JP 5336787 U JP5336787 U JP 5336787U JP H0349663 Y2 JPH0349663 Y2 JP H0349663Y2
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plate
square plate
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square
needle
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は角板と角板着脱装置を備えた針板とに
関する。
(従来技術) 第19図に示す如く、ミシンの針板16は上下
動する針2が出没するための針穴3と上下動する
送り歯(図示せず)が出没するための送り歯溝6
とを備えてミシン機枠18に固着されており、前
記針板16の下方に配置された釜(図示せず)へ
のボビンの着脱操作及び下糸の案内操作のため、
ミシン機枠に固着の針板16と該針板に着脱可能
な角板17とで構成されている。
(考案が解決しようとする問題点) 前記角板17の着脱装置については、第19図
に示す如く前記針板16に対し前記角板17をス
ライドすることによつて着脱するものが知られて
いる。この装置においては前記針板16の上面と
前記角板17の上面は同一高さとなる如く形成さ
れているため、第19図の如く針板16を装着し
たミシン機枠18の手前側に布を案内支持するた
め前記針板16上面と同一面となる補助床15が
装着されている時は、前記角板17のスライド操
作が前記補助床15に干渉して行うことが出来な
い。該補助床15を取り外してから前記角板17
のスライド操作をする必要があり、縫製作業の途
中などでは不都合であつた。このスライド操作を
容易化するために補助床15の上面の高さを低く
したり、角板17のスライドする部分の補助床に
段差を設けて低くすることが行なわれているが、
布の操作時にこの段部により操作がしにくいとい
う欠点を有していた。
(問題点を解決するための手段) 角板を針板から取り外す場合スライド操作する
ことなく、針板上方から取り付け、取り外すた
め、上下動する針と該針と協働する針糸捕捉手段
とを備え前記上下動する針に対向し前記針糸捕捉
手段の上方でミシン機枠に装着される針板と該針
板に着脱可能な角板とを備えたミシンにおいて、
前記角板の一端には前記針板と前記角板とが嵌合
する外形線より突出して前記針板の下面に係合す
る案内部と該案内部の設けた例の角板下方にバネ
の当接部を設け、他の側の側面に係合部を設けた
角板であり、前記針板は前記角板装着時に該角板
の上面と前記針板の上面とが同一面となる如く角
板下面を支持する支持面と前記角板に当接し常に
は前記角板を上方へ付勢するバネ部と前記角板の
係合部にバネ手段により付勢され常には前記係合
部と係合して前記角板を支持する手動操作可能な
係止駒を案内保持する係止駒案内部を備えた角板
受け板が装着された針板とで構成する。
(作用) 角板の着脱は角板の一部に形成の案内部を前記
針板下面に係合せしめて案内し針板の凸部を前記
バネ部に当接せしめ該バネの付勢に抗して角板を
上方から装着せしめ角板の切欠き穴に前記針板に
固着の角板受け板に支持されるバネ手段によりス
ライド可能に付勢される係止駒が係合して角板を
支持する。取り外しは前記係止駒をスライドして
角板の切欠き穴から後退せしめて係合を解除し、
前記角板受け板のバネ部の付勢によりバネ部に当
接する前記角板の凸部を押圧し前記切欠き穴の側
を押し上げて針板上面上に大きく露出せしめて指
先により取り外しを可能とする。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面により詳細に説明す
る。第3図においてミシン機枠4に固着の針板
(組)1に角板3が装着されている。前記針板
(組)1は第4図から第6図に示す如く平板状で
針穴5及び送り歯溝6と前記ミシン機枠4に係合
し固着するための係合穴a7,b8及び止めネジ
穴9が設けられ前記角板3を収納する開口部を有
する針板2と該針板に固着の角板受け板(左)1
0と角板受け板(右)11とで構成されている。
前記角板受け板(左)10は平板状であつて前記
角板3を支持するための支持面10aとバネ部1
0bとを備えている。前記角板受け板(右)11
は前記角板3を支持するための支持面11aと、
該支持面と平行な下受け部11bとを一体的に形
成しており該下受け部の上面側で前記針板2に設
けたスライド穴14に嵌合する係止駒12の下面
に当接して該係止駒が前記スライド穴14中を移
動することを可能に支持している。
前記係止駒12の後部12aと前記角板受け板
(右)11の下受け部11bの立上り部11cと
の間にコイルバネ13が配設されており、常には
矢印Aと反対方向に付勢されている。前記角板3
は前記針板2の開口部に嵌合する外形形状を備え
ており、更には前記針板2に固着の角板受け板
(左)10及び前記角板受け板(右)11の支持
面10a,11aに載置した時、前記角板3の突
出する案内部3aは前記針板2の下面2aに当接
する如く形成されている。又前記角板3の案内部
3a側の下面には第13図に示す如くの傾斜面を
有する凸部3bが形成されており、他の側には第
12図に示す如く前記針板(組)1の係止駒12
の先端12bが係止可能な切欠き穴3cを形成し
ている。
次に本装置を用いた角板の着脱について説明す
る。第1図及び第2図は前記角板3を前記針板
(組)1に組付けた状態である。前記角板3はそ
の底面3dで前記角板受け板(左)10及び
(右)11の夫々の支持面10a,11a上に当
接支持されており、前記係止駒12は第16図b
の如く前記コイルバネ13の付勢により前記角板
3の切欠き穴3cに係合している。前記角板3の
案内部3aは第14図bの如く前記針板2の下方
に位置しており、前記角板受け板(左)10のパ
ネ部10bは第15図bの如く前記角板3の下面
に形成の凸部3bの傾斜面に当接しており、前記
バネ部10bにより常には矢印B方向に付勢さ
れ、第14図bに示す如く前記針板2の下面2a
と前記角板3の案内部3aの上面とが押圧により
当接していると共に前記係止駒12の先端12b
の下面と前記角板3に形成の切欠き穴3cの上面
とが前述の押圧により当接している。
前記角板3の取り外しは前記係止駒12の前記
針板2上に露出する操作面12cを操作して前記
コイルバネ13の付勢に抗して矢印A方向に移動
して第16図bの二点鎖線の位置まで移動するこ
とにより前記角板3の切欠き穴3cと前記係止駒
12の先端12bとの係合を解放する。前記角板
3は前述の如く前記角板受け板(左)10のバネ
部10bにより矢印B方向に付勢されているため
前記切欠き部3cと前記係止駒12との係止状態
を解放することにより、前記角板3の切欠き穴3
cのある側を第2図二点鎖線の位置に押し上げ
る。前記角板3の切欠きのある側が前記針板2の
上面よりも突出するため容易につかむことが出
来、前記角板3を右上方に引き上げ、該角板の突
出する案内部3aを前記針板2の下面より離脱さ
せて取り外す。
次に前記角板3の前記針板(組)1への装着に
ついて説明する。
前述の取り外し操作の手順を逆に行うこととな
る。即ち、前記角板3を指先で保持し第2図二点
鎖線の位置へ右上方から案内し、第14図aの如
く前記角板3の突出する案内部3aを前記針板2
の下面に挿入し、第15図aの如く前記角板3の
凸部3bの傾斜面を前記角板受け板(左)10の
バネ部10bに当接させて、該バネ部の付勢に抗
して矢印Bと反対方向に押し下げる。第2図二点
鎖線で示す位置から第16図aで示す位置まで押
し下げると、前記角板3の切欠き穴3cの下端と
前記係止駒12の先端12bとが当接する。前記
切欠き穴3cの下端及び前記係止駒12の先端1
2bはそれぞれ傾斜面が形成されており、前記角
板3を矢印Bと反対方向に更に押し下げることに
より、前記係止駒12は前記コイルバネ13の付
勢に抗して矢印A方向に移動せしめられて前記角
板3は下降する。第16図bで示す位置は前記角
板3が下降して該角板の底面が前記角板支持体
(右)11の平板状の支持面11aに当接する位
置を示すものであつて前記係止駒12の先端12
bは前記角板3の下端との当接から解放され前記
切欠き穴3cと対向しており、前記コイルバネ1
3の付勢により矢印Aと反対方向に移動し、前記
角板3の切欠き穴3cに侵入して第1図及び第2
図に示す如く位置決めされる。なお装着操作時に
前記角板3の下降に対し前記係止駒12の矢印A
方向に手動操作して前記角板3を前記角板支持体
(右)11の支持面11aに当接するまで支持し、
手動操作を解放することにより前記コイルバネ1
3の付勢により係止せしめることも可能である。
なお前記係止駒12の先端12bの形状と前記
角板3の切欠き穴3cの形状との係合状態におい
て、前記係止駒12の先端12bの下端と前記切
欠き穴3c内とを第17図に示す如く傾斜面を形
成することによつては、前記係止駒を矢印Aと反
対方向に付勢する前記コイルバネ13のバネ圧に
より前記角板3の切欠き穴3cの傾斜面に作用し
て前記角板3を前記角板支持板(右)11の支持
面11aへ押圧して前記角板3の保持を確実にす
ることが出来る。又第3図に示す如く本実施例で
は従来のフリーアームミシンの場合について述べ
たばねであるが、第18図に示す如く平板状のベ
ツドを備えたミシンへの適用も行える。
(考案の効果) 以上の如く本考案によれば針板下の釜へのボビ
ンの着脱及び下糸の案内に対して従来の如く補助
床を外して角板をスライドさせて取り外すことな
く、角板を係止している係止駒を手動操作するこ
とにより、釜部をおおつている角板を針板上方へ
取り外すことが極めて容易に行え、まえ装着時は
角板を上方から針板に押し下げるだけで確実に装
着できる。又装着状態は従来のスライドして外す
タイプの角板で生じる、布の操作時の脱落に対し
て本考案では布の主な操作方向とは異なる方向に
取り外し操作方向を設定したことにより脱落する
ことを防止している。
更に本考案は角板自身をスライドする必要がな
いことから、従来のスライドして着脱するタイプ
の角板を採用することが難しかつた平板状のベツ
ドを備えるミシンにおいても用いることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第18図は本考案の実施例であり、
第1図は針板(組)に角板を装着したミシンの外
観図、第2図は針板(組)と角板との組付け状態
の上面図、第3図はその正面図、第4図は針板
(組)の上面図、第5図はその正面図、第6図は
その下面図、第7図は−断面図、第8図は
−断面図、第9図は角板の上面図、第10図は
その正面図、第11図はその右側面図、第12図
はD−D断面図、第13図はE−E断面図、第1
4図はF−F断面図、第15図はG−G断面図、
第16図はH−H断面図、第17図は係止駒と切
欠き穴との係合状態の説明図、第18図は本装置
の他のタイプのミシンへの適用例、第19図は従
来の針板と角板とを装着したミシンの外観図であ
り、2は針板、3は角板、3aは案内部、3bは
凸部、3cは切欠き穴、12は係止駒、10と1
1は角板受け板である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上下動する針と該針と協動する針糸捕捉手段
    とを備え、前記針に対向し前記針糸捕捉手段の
    上方でミシン機枠に装着される針板と該針板に
    着脱可能な角板とを備えたミシンにおいて、 前記角板の一端と前記針板側との間にはいずれ
    か一方から突出して他の側に係合して角板の上
    方位置を規制する案内部が形成されており、該
    案内部の設けられた側の前記角板の下方にはバ
    ネの当接部を設けると共に他の側の側面には係
    止駒に係合するための係合部を設けてなり、前
    記針板は前記角板の装着時に該角板の上面と前
    記針板の上面とが同一面となる如く角板下面を
    支持する支持面と、前記角板の当接部に当接し
    常には前記角板を上方へ付勢するバネ部と、前
    記角板の係合部に対向して配置されバネ手段に
    より付勢され常には前記角板を押圧すると共に
    その水平方向の位置と上下位置を支持する手動
    操作可能な係止駒をスライド可能に案内保持す
    る係止駒案内部とを備えた角板受け板が装着さ
    れた針板であることを特徴とする針板の角板着
    脱装置。 (2) 前記角板の案内部は前記針板と嵌合する外形
    線より突出して前記針板の下面に係合する案内
    部であることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項の針板の角板着脱装置。
JP1987053367U 1987-04-10 1987-04-10 Expired JPH0349663Y2 (ja)

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JP1987053367U JPH0349663Y2 (ja) 1987-04-10 1987-04-10

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JPS63160784U JPS63160784U (ja) 1988-10-20
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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5828718B2 (ja) * 2011-08-31 2015-12-09 蛇の目ミシン工業株式会社 針板着脱機構および該針板着脱機構を備えたミシン

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3011463A (en) * 1958-09-16 1961-12-05 Sanwa Mishin Seizo Kabushiki K Sewing machine work support including an improved quick opening needle plate and cover plate arrangement
JPS437770Y1 (ja) * 1965-01-02 1968-04-08

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JPS50140645U (ja) * 1974-05-08 1975-11-19

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