JPH0349661Y2 - - Google Patents

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JPH0349661Y2
JPH0349661Y2 JP4730285U JP4730285U JPH0349661Y2 JP H0349661 Y2 JPH0349661 Y2 JP H0349661Y2 JP 4730285 U JP4730285 U JP 4730285U JP 4730285 U JP4730285 U JP 4730285U JP H0349661 Y2 JPH0349661 Y2 JP H0349661Y2
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JP
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punch
sewing machine
thread
thread cutting
scalpel
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JP4730285U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案はミシンの縫糸切断装置に係わり、一本
針環縫いミシン,或いは覆針キルトミシンのよう
な複数を有する環縫ミシン等における空かん縫糸
の切断に利用される。
(従来の技術) 出願人が昭和60年3月11日付で特許出願した、
環縫ミシンの空かん糸切断装置は、次のような構
成を備えている。
「ミシン送り方向の針落ち後方に、エアシリン
ダで作動し外部からの通電で加熱される糸切断用
のポンチを設け、ベツド面より下側にて前記ポン
チと対応する位置にメス部材を固定し、上下にス
プリング可動でき糸保持面を持つポンチ受台を前
記メスと一体的に組合せ、常態では前記糸保持面
をメスの刃先よりやや上方に位置するよう構成し
た環縫ミシンの空かん糸切断装置。」 (考案が解決しようとする問題点) ところが、糸切断用のポンチは、外部からの通
電で加熱される為、ミシンを長時間していると、
ポンチが過熱し、その熱でもつて、ポンチを上下
動するエアシリンダのシール性を若干損うという
おそれがあつた。
それ故に、本考案は、かかる不具合が生じない
ようにすることを、技術的課題とするものであ
る。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記技術的課題を解決するために本考案におい
て講じた技術的手段は、タイマーを用い、所定時
間ごとにポンチへの通電を断続的に行なわしめた
ことである。
(作用) 一つの縫製物が縫成後、空かん糸部がポンチ受
台の糸保持部を通過した時、ミシンを停止しポン
チで併設されたヒーターにより、ポンチは加熱さ
れている。従つて、ポンチの下面が空かん糸を糸
保持面へ押えつける。
そして更に降下するポンチにより、ポンチ受台
はスプリングに抗して押し上げられ、ポンチ下面
が固定メスの刃部に当接して糸を切断する。
この切断された糸の両切端は、ポンチの押圧時
その熱により融着される。
所定の時間後タイマーの作動によりポンチへの
通電が断たれるが、このままの常態で糸の切断が
行なわれ、そして再びタイマーにより、ポンチへ
の通電が再開される。かくしてポンチへの連続通
電に伴なう過熱を防ぐことができる。
(実施例) 第1〜2図において、1は環縫ミシンのアー
ム、2はベツド、3は針棒、4は布押である。
5はブラケツトで、前記アーム1の背着面へネ
ジ6で固着され、エアーシリンダ7が取付けら
れ、そのシリンダ軸8には作動部材9が取付けら
れる。10はガイド部材、11はポンチで、この
両者は中間に雲母で保護されたヒーター12を介
在しネジ13で結合される。
而して、前記ガイド部材10は、ガイドピン1
4,14′,スプリング15,15′を介して、前
記作動部材9のガイド部9′,9″に嵌合し止めナ
ツト16,16′により保持される。17は導線
で、ヒーター12の端部から引出され、端子板1
8のターミナル19へ接続する外線20から通電
される。
21はメス取付け部材で、ネジ21′でベツド
2に取付けられ、保持板22,22′を具備する。
23はポンチ受台で、糸保持面23′,23″を
持つアングル材であり、両端部分にガイドピン2
5,25′がネジ27,27′で固定されている。
而してこのガイドピン25,25′は、前記ス
プリング15,15′よりバネ厚の弱いガイドバ
ネ26,26′を介在してネジ28,28′により
前記保持板22,22′で保持される。
24は、メス取付け部材21に固定されたメス
で、常態でのメス24の刃先は、前記ポンチ23
の糸保持面23,23′より1〜2mm程度下方に
位置するよう全体に組付調整される。
電源31とポンチ11との間に介設された制御
回路32は、タイマー30とも接続されており、
タイマー30から、所定時間継続する信号が、断
続的に制御回路32に送られると、電気が、ポン
チ11に、所定時間だけ断続的に印加されるよう
になつている。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案においては、ポンチ
への通電を断続的に行なうので、ポンチの過熱を
防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案糸切断装置を備えたミシンの
面板側よりみた側面図、第2図は、第1図示装置
の構成分解説明図、第3図は第1図示装置のブロ
ツク図である。 7……エアーシリンダ、9……作動部材、10
……ガイド部材、11……ポンチ、12……ヒー
ター、21……メス取付部材、23……ポンチ受
台、24……メス、30……タイマー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ミシン送り方向の針落ち後方に、エアシリンダ
    で作動し外部からの通電で加熱される糸切断用の
    ポンチを設け、ベツド面より下側にて前記ポンチ
    と対応する位置にメス部材を固定し、上下にスプ
    リング稼働でき糸保持面を持つポンチ受台を前記
    メスと一体的に組合せ、常態では前記糸保持面を
    メスの刃先よりやや上方に位置するよう構成した
    環縫いミシンの空かん糸切断装置において、前記
    ポンチへの通電をタイマーを用いて断熱的に行う
    ようにした、環縫いミシンの空かん糸切断装置。
JP4730285U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0349661Y2 (ja)

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JP4730285U JPH0349661Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP4730285U JPH0349661Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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Publication Number Publication Date
JPS61164682U JPS61164682U (ja) 1986-10-13
JPH0349661Y2 true JPH0349661Y2 (ja) 1991-10-23

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