JPH0349643Y2 - - Google Patents

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JPH0349643Y2
JPH0349643Y2 JP19411087U JP19411087U JPH0349643Y2 JP H0349643 Y2 JPH0349643 Y2 JP H0349643Y2 JP 19411087 U JP19411087 U JP 19411087U JP 19411087 U JP19411087 U JP 19411087U JP H0349643 Y2 JPH0349643 Y2 JP H0349643Y2
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container
oil
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impurity
impurities
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、調理用油の容器に関するものであ
り、容器に収容した使用済油を再使用する際に、
油の中に含まれる不純物を除去して注油すること
のできる油容器に関する。
〔従来の技術〕
調理用油を揚げ物などに使用すると、被調理物
や天ぷらの衣などから油中に混入する不純物が生
じるので、調理用油を再使用するときにこの不純
物を除去して使用しなければならない。
容器内の油を調理器に注ぐときに、不純物を除
いて注ぐようにした油容器としては、実開昭53−
13967号公報記載の技術などがある。
此の技術は、第5図及び第6図に示すように、
容器1は底壁2の周縁部より側壁3が立設され、
側壁3の上端部には開口が形成される。
側壁3の一側には把手5が設けられ、側壁3の
他側には上部に注油口6が設けられ側壁3の内壁
面に塞止め部材7が設けられる。
塞止め部材7は先端が底壁2に向かう方向に傾
斜している。
第5図に示すように、容器1に収容された油8
の中には調理中に生じた不純物9が含まれ、不純
物9は比重が大であるため底壁2上に沈澱する。
第6図に示すように、容器1を傾けて油8を注
油口6より他の調理器に注ぐと、不純物9が塞止
め部材7に塞止められる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上のように、塞止め部材7を設けた容器1は
油を注ぐときに不純物を濾過することができる
が、容器1を洗滌するときにはこの塞止め部材7
が洗滌の妨げとなり、塞止め部材7の表面及びそ
の周辺の側壁3の完全洗滌が困難であり食品衛生
上好ましくない。
本考案はかかる欠点を解決するためになされた
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は油容器に不純物濾過機能をもたせ、し
かも、容器の洗滌を容易にしたものであり、底壁
の周囲に側壁を立設した容器と、該容器の側壁内
周面と略同形の外周面を有し、上記容器の側壁の
内のり寸法より僅かに大きな外のり寸法を有し、
弾性体より成る環状の不純物阻止環とによつて油
容器を構成する。
〔作用〕
(油の収容及び注油) 容器の側壁内周面に不純物阻止環を挿入する
と、不純物阻止環は弾性圧縮されて容器の側壁内
周面に密着し弾性力により容器に係止される。
次に、不純物を含む油を容器内に入れると、不
純物は油よりも比重が大であるため容器の底壁上
に沈澱する。
容器を傾けて油を他の調理器に注ぎ込むと、不
純物は不純物阻止環によつて流出を阻止される。
(洗滌) 不純物阻止環は弾性力により容器に係止されて
いるが、この係止力は小さいため、容器より不純
物阻止環を容易に引き出すことができ、容器と不
純物阻止環を別々に洗滌すれば容易に完全洗滌す
ることができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第3図は容器10の縦断面図を示し、底壁2の
周囲に側壁3が立設され、側壁3の一側に把手5
が設けられ、側壁3の他端には上部に注油口6が
設けられることは従来例と同様であるが、容器1
0の内面にはいかなる部材も着設されないことが
従来例と相異する。
第4図はシリコンゴムなどの弾性体より成る環
状の不純物阻止環11の縦断面図であり、不純物
阻止環11の外周面の形状は側壁3の内周面と略
同形に形成され、不純物阻止環11の外のり寸法
dは側壁3の内のり寸法Dより僅かに大きい。
従つて、不純物阻止環11の外周面を容器10
の内周面に嵌入して不純物阻止環11を容器10
の下方に移動すると、不純物阻止環11は弾性的
に圧縮変形して側壁3の内面上を容易に滑動し、
移動停止したときに不純物阻止環11は側壁3の
内壁面に弾性力で係止される(第1図参照)。
此の弾性係止力は軽量の不純物阻止環11を側
壁3に係止するのに充分な力を有するが、指先で
不純物阻止環11を容易に容器10から引き出す
ことができる。
以上のように構成された油容器の作用を説明す
る。
(油の収容及び注油) 容器10の側壁3の下部に不純物阻止環11を
挿入し、容器10内に油8を入れると、油8内の
不純物9は底壁2上に沈澱する(第1図参照)。
第2図に示すように、容器10を傾けて注油口
6より油8を注ぐと、不純物9は不純物阻止環1
1に塞止められ流出を阻止される。
(洗滌) 容器10より不純物阻止環11を容易に引き出
すことができるので、容器10と不純物阻止環1
1を別々に洗滌すれば容易に完全洗滌することが
できる。
〔効果〕
本考案の油容器は、容器内に不純物阻止環を挿
入することにより不純物濾過機能をもち、不純物
阻止環を容器から引き出すことにより油容器の完
全洗滌が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例を示し、第1
図は油容器の縦断面図、第2図は注油状態を示す
油容器の縦断面図、第3図は容器の縦断面図、第
4図は不純物阻止環の縦断面図、第5図は従来例
における油容器の縦断面図、第6図は同上の油容
器の注油状態を示す縦断面図である。 2……底壁、3……側壁、5……把手、6……
注油口、8……油、9……不純物、10……容
器、11……不純物阻止環。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底壁の周囲に側壁を立設した容器と、該容器の
    側壁内周面と略同形の外周面を有し、上記容器の
    側壁の内のり寸法より僅かに大きな外のり寸法を
    有し、弾性体より成る環状の不純物阻止環とから
    成る油容器。
JP19411087U 1987-12-23 1987-12-23 Expired JPH0349643Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19411087U JPH0349643Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

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JP19411087U JPH0349643Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

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Publication Number Publication Date
JPH0199340U JPH0199340U (ja) 1989-07-04
JPH0349643Y2 true JPH0349643Y2 (ja) 1991-10-23

Family

ID=31484861

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JP19411087U Expired JPH0349643Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

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