JPH0349540A - 充電回路 - Google Patents

充電回路

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Publication number
JPH0349540A
JPH0349540A JP1182857A JP18285789A JPH0349540A JP H0349540 A JPH0349540 A JP H0349540A JP 1182857 A JP1182857 A JP 1182857A JP 18285789 A JP18285789 A JP 18285789A JP H0349540 A JPH0349540 A JP H0349540A
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JP
Japan
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charging
inductance
gap
current
core
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Pending
Application number
JP1182857A
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English (en)
Inventor
Kaoru Furukawa
薫 古川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0349540A publication Critical patent/JPH0349540A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、直流電源を交流出力に変換するイン整流素子
とを介して2次電池を充電するようにした充電回路に関
するものである。
【従来の技術】
従来より2次電池を急速充電する充電回路として、通常
充電時には充電電流を大きくして充電時間を短縮し、充
電完了後の末期充電時には電池の内圧が上昇したり電池
温度が上昇したりしないように、充電電流を安全電流ま
で低減するように制御するものが提供されている。 たとえば、第6図に示す充電回路では、商用交流電源A
Cを整流回路2により整流して得た直流電源の両端間に
、トランスTの1次巻線n1と、電界効果トランジスタ
よりなるスイッチング素子Sとの直列回路を挿入し、ス
イッチング素子Sをオン・オフ制御する。トランスTの
2次巻線n2の両端間には、整流素子としてのダイオー
ドDインダクタンス要素としてのチョークコイルL、2
次電池B、抵抗R1の直列回路が接続される.また、2
次巻線n2とダイオードD1との直列回路には還流用の
ダイオードD2が並列接続され、2次電池Bと抵抗R1
との直列回路にはコンデンサCIが並列接続される。こ
こにおいて、トランスTの1次巻an+と2次巻線n2
とは、スイッチング素子Sがオンになったときに、ダイ
オードDIの順方向となる電流が2次巻線n2に流れる
ように巻かれている(巻線の向きは黒丸で示してある)
。 したがって、スイッチング素子Sがオンになると、ダイ
オードD,とチョークコイルLとを介して2次電池Bに
充電電流が流れるのである。また、スイッチング素子S
がオフになると、チョークコイルLは、それまで流れて
いた電流を流し続けようとして蓄積されたエネルギーを
放出し、ダイオードD2を通して2次電池Bに充電電流
を流すのである。 ところで、上述したように、通常充電時には2次電池B
に大きな充電電流を流し、末期充電時には小さな充電電
流を流すようにするから、2次電池Bへの充電電流を管
理する必要がある。そのため、抵抗R1の両端電圧によ
り2次電池Bに流れる充電電流を検出し、電流設定回路
5で増幅した後、PWM制御回路6においてスイッチン
グ素子Sのオンデューティを設定することにより、充電
電流が一定になるようにフィードバック制御している。 また、2次電池Bの電池電圧などに基づいて充電完了検
知回路7では充電完了時を検出し、充電完了の前後で電
流設定回路5の増幅度を切り換えるようにしている。す
なわち、充電完了後に通常充電時よりも増幅度を大きく
することにより、充電電流が小さくなるようにスイッチ
ング素子Sのオンデューティを小さくするのである。 この構或により、通常充電時には、第7図(a)の左半
分に示すようにトランスTの1次巻線nに電圧を印加す
る時間を比較的長くすることにより、トランスTの2次
巻線n2に第7図(b)に示すような出力電圧が得られ
、このときのチョークコイルしに流れる電流は第7図(
c)のように変化する.一方、充電完了後には、第7図
(a)の右半分に示すようにトランスTの1次巻線n1
に電圧を印加する時間を短くするから、チョークコイル
Lには第7図(c)のように間欠的に電流が流れること
になる. 充電回路としては、第8図に示すように、トランスTの
2次巻線n2を第6図の構或とは逆巻きにし、チョーク
コイルLおよびダイオードD2を省略した構成のものも
提供されている。この構成では、スイッチング素子Sが
オンになったときには、2次巻線n2にはダイオードD
,の逆方向の電流が誘起されるから、2次電池Bに充電
されずトランスTにエネルギーが蓄積される。その後、
スイッチング素子Sがオフになると、2次巻線n2の極
性が反転し、ダイオードD1を通して2次電池Bに充電
電流が流れるのである. すなわち、通常充電時には、第9図(a)の左半分に示
すようにトランスTの1次巻線n,に電圧を印加する時
間を比較的長くして、トランスTに蓄積されるエネルギ
ー量を多くする。このとき、トランスTの2次巻線n2
には、第9図(b)に示すような出力電圧が得られ、2
次巻線n2に流れる電流は第9図(c)のようになる。 また、末期充電時には、第9図(a)の右半分に示すよ
うに、1次巻線n,に電圧を印加する時間が短くなるか
ら、トランスTに蓄積されるエネルギー量が少なくなり
、第9図(c)のように、2次巻線n2に電流が流れる
時間は短くなる。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、急速充電を行う場合には、通常充電時に流す
電流と末期充電時に流す電流との差を大きくするほうが
よいのであるが、この差が大きすぎると、末期充電時に
スイッチング素子Sをオンにする時間が短くなりすぎる
。したがって、既製の集積回路として提供されているP
WM制御回路6で制御可能な限界を越えてしまうことに
なり、末期充電時に充電電流を十分に絞ることができな
くなるという問題が生じる。また、充電完了時の電池電
圧は電池の温度により変化し、電池電圧が変わると末期
充電時における充電電流が変化するから、末期充電時に
充電電流を流す時間が短いと、電池の温度によっては充
電電流を流す時間がpwM制御回路6での制御限界を越
えてしまうという問題があった。 こうした問題は、第6図の構成では、チョークコイルL
に流れる電流の立ち上がり傾斜および立ち下がり傾斜が
、通常充電時と末期充電時とにがかわらず一定になるこ
とに起因している。すなわち、充電電流の大きさにかか
わらず、チョークコイルLのインダクタンスが一定であ
るからである。 また、第8図の構戒では、トランスTの2次巻線n2に
流れる電流の立ち下がり傾斜が、通常充電時と末期充電
時とにかかわらず一定になる。すなわち、トランスTの
2次巻線n2のインダクタンスが一定であることに問題
の原因がある。 そこで、これらの問題を解決するために、第6図の構戊
におけるチョークコイルLゃ第8図の構成におけるトラ
ンスTのコア1】に、第10図に示すように、ギャップ
12f!:形成して漏洩磁束型とし、しかも、ギャップ
12を挟む対向面の一方を傾斜させることにより、ギャ
ップ12の幅を場所によって異ならせるようにすること
が考えられている.この構成では、電流が大きいときに
は磁気飽和を生じてインダクタンスが小さくなり、電流
が小さくなるとインダクタンスが大きくなるのであり、
充電電流に応じてインダクタンスが連続的に変化する。 したがって、通常充電時と末期充電時とでインダクタン
スが変化し、末期充電時において充電電流が小さくなっ
ても充電電流が流れない期間が長くならず、P W M
 Ill御回路6の制御限界を越えないようにすること
ができる。 しかしながら、このようなギャップ12を形成すると、
次のような問題が生じる。すなわち、大電流が流れると
きには、コア11は磁気飽和を生じるから、ヒステリシ
ス損が大きくなり発熱する。 また、ギャップ12を挟む対向面を傾斜させているから
、研磨時に第10図の右方向への分力が作用することに
なり、ギャップ12の寸法管理が困難になるという製造
上の問題もある。さらに、充電電流は基本的には大電流
と小電流との2種しかないから、ギャップ12の対向面
を傾斜させてギャップ12の寸法を連続的に変化させ、
充電電流に応じてインダクタンスが連続的に変化するよ
うにしても実質的には意味がない。 本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、充
電電流の制御を安定して行うことができるようにすると
ともに、トランスやチョークコイルの製造が容易になる
ようにした充電回路を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記目的を達成するために、請求項1の構
成では、オン・オフ制御されるスイッチング素子を備え
直流電源を交流出力に変換するインバータ回路を有し、
インバータ回路の出力によりインダクタンス要素と整流
素子とを介して2次電池を充電するようにした充電回路
において、通常充電時には充電電流をほぼ一定の大電流
にするとともに、充電完了後の末期充電時には充電電流
をほぼ一定の小電流にするように充電電流に応じてスイ
ッチング素子をオン・オフ制御する制御手段を備え、上
記インダクタンス要素は、コイルを巻装したコアの要所
に磁束漏洩用のギャップを有し、通常充電時に比較して
末期充電時においてインダクタンスが非線形的に大きく
なるようにギヤッブの近傍にインダクタンス調節手段を
設けているのである. 請求項2の構成では、上記インダクタンス調節手段を、
上記ギャップを挟む対向面の少なくとも一方に突設され
、ギャギャップを段階的に変化させる突起としている。 請求項3の構或では、上記インダクタンス調節手段を、
上記ギャップの近傍に配設されたアモルファス磁性体よ
りなるインダクタンス調節材としている. 請求項4のi戒では、請求項3のインダクタンス調節材
を、ギャップに跨がる部位でコアの外側面に沿って配設
している. 請求項5の構成では、上記コアを、E形コアと1形コア
とを組み合わせて略日字形に形成し、E形コアの脚片の
先端面とエ形コアとの間に、それぞれ平板状に形戒され
たスベーサとインダクタンス調節材とを積層した形で挟
装している.
【作用】
請求項1の楕戒によれば、通常充電時にはインダクタン
ス要素のインダクタンスが小さく、末期充電時にはイン
ダクタンスが大きくなるから、末期充電時においては充
電電流の停止期間が短くなるのであり、スイッチング素
子をオン・オフ制御する制御手段の制御限界を逸脱しな
いように充電電流の制御を安定して行うことができる.
しかも、インダクタンスが非線形的に変化ずるから、充
電電流を大小2種に切り換える用途において無駄のない
最適な動作が期待できるのである。 また、請求項2の構戒によれば、インダクタンス調節手
段を、ギャップを挟む対向面の少なくとも一方に突設さ
れ、ギャギャップを段階的に変化させる突起としている
から、ギャップを挟む面の加工が容易になり、製造コス
トが低減されるとともにギャップの寸法管理が容易にな
るという効果がある. 請求項3の構成によれば、インダクタンス調節手段を、
ギャップの近傍に配設されたアモルファス磁性体よりな
るインダクタンス調節材としているから、磁気飽和を生
じたときにも、ヒステリシス損が比較的小さくなり、発
熱量が低減できるのである. 請求項4の構或によれば、インダクタンス調節材を,ギ
ャップに跨がる部位でコアの外側面に沿って配設してい
るから、薄板状に形或されているアモルファス磁性体を
ほとんど加工することなく利用できるという利点がある
.また、ギャップの側方に配設されるから、仕様が異な
りギャップの寸法が異なるインダクタンス要素に対して
も部品を共用化することができる. 請求項5の構戒によれば、コアを、E形コアと■形コア
とを組み合わせて略日字形に形或し、E形コアの脚片の
先端面と■形コアとの間に、それぞれ平板状に形威され
たスベーサとインダクタンス調節材とを積層した形で挟
装しているから、製造工程が従来とほとんどかわらず、
製造しやすいという利点があり、しかも、薄板状になる
アモルファス磁性体をそのままの形で利用できるのであ
る.
【実施例1】 まず、第6図に基づいて充電回路の全体構成を説明する
。商用交流電源ACは、ノイズを除去するノイズフィル
タ回路1を通して整流回路2により整流平滑化され、直
流電源が得られる。この直流電源の両端間には、スイッ
チング回路3に設けたスイッチング素子Sと、トランス
Tの1次巻線n1との直列回路が接続され、スイッチン
グ素子Sがオン・オフ制御されることにより、トランス
Tの1次巻線n.に印加された電圧の変化に応じてトラ
ンスTの2次巻線n2〜n,に電圧が誘起される.こう
して、直流電源を交流出力に変換するインバータ回路が
構或される。2次巻[n2には、従来の技術の項で説明
したように、整流回路4を介して2次電池Bが接続され
る。すなわち、整流回路4は、2次電池Bに直列接続さ
れた整流素子としてのダイオードD1、インダクタンス
要素としてのチョークコイルし、抵抗R,,2次巻線n
2およびダイオードD,の直列回路に並列接続されたダ
イオードD2、2次電池Bおよび抵抗R.の直列回路に
並列接続されたコンデンサC1により構成される. 2次巻線n 3 1 n 4の出力はそれぞれ定電圧回
路8,9に入力され、定電圧回路8の出力はPWM制御
回路6に供給され、定電圧回路9の出力は電流設定回路
5および充電完了検知回路7に供給される.電流設定回
路5は、抵抗R,の両端電圧を増幅する回路であって、
演算増幅器OPの周辺に接続されている抵抗R2〜R,
により増幅率が決定される.すなわち、充電完了検知回
路7により電池電圧等に基づいて充電完了時が検出され
るまでは、増幅率が(1+R2/R,)となり、充電完
了時が検出されると抵抗R,,R,が並列接続されて、
増幅率が( 1 + R 2/(R 3//R 4)}
となるように構成されている.ここに、//という記号
は並列接続された抵抗R.,R.の合成抵抗値を表す演
算子である。したがって、電流設定回路5は、通常充電
時には増幅率が小さく、充電完了後の末期充電時には増
幅率が大きくなるように設定されているのである. 電流設定回路5の出力はフォトカプラPCを介してPW
M制御回路6に入力される,PWM制御回路6は、入力
電圧に応じてオンデューティが決定されるパルスを出力
する回路であって、主部はPWM制御用の既製の集積回
路10により41Itj.されている.この集積回路1
0への入力電圧は、フォトカプラPCの出力部のフォト
トランジスタと抵抗R5との直列回路の接続点より与え
られ、この接続点の電位が高いほど集積回路10の出力
パルスのオンデューティが小さくなる.集積回路10の
出力は、コ/プリメンタリ接続された一対のトランジス
タQ.,Q.よりなるバッファを介してスイッチング回
路3に入力され、スイッチング素子Sをオン・オフ制御
する. PWM制御回路6への給電は、トランスTの2次巻線n
=の出力のほかに、整流回路2の出力を定電圧回路8に
通した経路からも与えられる.すなわち、電源投入時に
は、定電圧回路8に設けた一方のトランジスタQ,とダ
イオードD,とを通して整流回路2の出力から給電し、
トランスTの出力が得られるようになると、定電圧回路
8の他方のトランジスタQ,を通してトランスTの2次
巻線n,の出力から給電するのである。 以上の構戒によれば、スイッチング素子Sのオン・オフ
に応じてトランスTの2次巻線n2に誘起される出力に
より2次電池Bを充電することができ、電流設定回路5
およびPWM制御回路6により充電電流をフィードバッ
ク制御することにより、2次電池Bへの充電電流をほぼ
一定に保つことができるのである.また、充電完了検知
回路7の出力により、通常充電時と末期充電時とで電流
設定回F!@5の増幅率を変更するから、通常充電時に
は大電流で充電し、末期充電時には小電流で充電するこ
とができるのである. 第8図の構成についても同様の構戒を有し、同様の動作
をするのであり、相異部分については従来の技術の項に
おいて説明したので、説明を省略する. ところで、エネルギーを蓄積するインダクタンス要素と
して、第6図構戒ではチョークコイルLを用い、第8図
楕或ではトランスTを用いている.これらのインダクタ
ンス要素は、第1図に示すように、コア11にコイル1
3を巻装して形成されている.コア11は、フエライト
よりなる2個のE形コア11a.1lbを互いに対向さ
せることにより、略日字形に形成される.また、コア1
1内の空間部分には絶縁材料よりなるボビン14が装着
され、このボビン14にコイル13が巻装されるのであ
る.コイル13は、トランスTの場合には図に示すよう
に複数個になり、チョークコイルLの場合には1個にな
る.両E形コア11a.1lbの中央脚の先端面の間に
はギャップ12が形成される.ギャップ12を挟む対向
面のうちの一方は平面となっているが、他方には端部に
突起15が突設されて階段状に形或されている.すなわ
ち、ギャップ12の幅は2段階に変化するのである. この構戒によれば、通常充電時においてコイル13に大
電流が流れると、突起15の部位で磁気飽和が生じるか
ら、インダクタンスが小さくなる.一方、末期充電時に
おいてコイル13に小電流が流れるときには、突起15
の部位で磁気飽和が生じないのであり、インダクタンス
が大きくなる。 すなわち、コイル13への通電電流に応じてインダクタ
ンスが2段階に変化するのであり、通常充電時にはイン
ダクタンスを抑制して充電電流の立ち上がり傾斜と立ち
下がり傾斜とを比較的大きくし、末期充電時にはインダ
クタンスを大きくして充電電流の立ち上がり傾斜と立ち
下がり傾斜とを比較的小さくするのである.その結果、
末期充電時においても充電電流の停止期間を少なくする
ことができるのであり、フィードバック制御の制御限界
を逸脱しないように安定した制御を行うことができるの
である。また、ギャップ12を挟む対向面の一方を階段
状としているから、作成が容易でありギャップ12の寸
法管理が容易になるのである.ここに、充電電流は2種
が選択されるのみであるから、ギャップ12の幅が階段
状に変化する構戒で十分に目的を達戒することができ、
従来構成のようにギャップ12の対向面を互いに傾斜さ
せる構戒に比較して、目的達或のための1&適構成とな
るのである。
【実施例2】 本実施例では、第2図(a)に示すように、一対のE形
コアlla,llbの中央脚の先端面を平面としてギャ
ップ12を挟む対向面が略平行になるようにしている。 また、ギャップ12内には、アモルファス磁性体よりな
るインダクタンス調節材16が配設される。第2図(b
)に示すように、インダクタンス調節材16は略L形に
形戒され、横片が略U形の板ばね17の一方の脚片に固
着され、縦片の先端面がギャップ12を挟む一面に対向
するように配設される。板ばねl7はギャップ12を挟
む両面に弾接し、インダクタンス調節材l6をギャップ
12内の定位置に固定する。 このようにインダクタンス調節材16を用いることによ
り、実施例1で突起15を形成したのと同様の動作をし
、コイル13に大電流が流れるとインダクタンスが小さ
くなり、小電流が流れるとインダクタンスが大きくなる
のである。ここにおいて、インダクタンス調節材16は
、アモルファス磁性体であるから、フエライトに比較し
てヒステリシス損が少なく発熱が少なくなるのである。 また、インダクタンス調節材16は、通常充電時には磁
気飽和し、末期充電時には磁気飽和しないように設計す
る必要があるから、必要に応じて薄板状のアモルファス
磁性体を積層して目的の特性が得られるようにする。ア
モルファス磁性体としては、コバルト系が最適である。
【実施例3】 本実施例では、第3図に示すように、ギャップ12を挟
む対向面を略平行とし、ギャップ12の側方にアモルフ
ァス磁性体よりなるインダクタンス調節材16を配設し
ている。インダクタンス調節材16は、略逆L形に形成
されており、縦片が一方のE形コアllaの中央脚の外
側面に沿ってギャップ12の側方に跨がり、横片が上記
E形コア11aの連結片の外側面に引掛けられるように
配設されている。インダクタンス調節材16の縦片はボ
ビン14内に挿入されており、横片はコア11の外周を
囲んで両E形コアlla,llbを結合する非磁性体よ
りなる金属製のバンド17とコア11との間に挟持され
ている。 この構成によっても実施例2と同様に動作するのであり
、コイル13に大電流が通過するときには磁気飽和が生
じてインダクタンスが小さくなり、コイル13に小電流
が通過するときには磁気飽和がなくインダクタンスが大
きくなるのである。また、この構成によれば、インダク
タンス要素の仕様によりギャップ12の寸法が異なって
も、インダクタンス調節材16を交換する必要がなく、
部品の共用化が図れるのである。さらに、磁気飽和が生
じてインダクタンス調節材16の温度が上昇したとして
も、インダクタンス調節材16が金属製のバンド17に
接触していることにより、放熱面積が大きくとれ、温度
上昇が少なくなるのである。
【実施例4】 上記各実施例では、一対のE形コアlla,1lbを組
み合わせてコア1■を形成していたが、本実施例では、
第4図に示すように、E形コア11CとI形コアlld
とを組み合わせてコア11を形成している。E形コアl
lcの脚片の先端面と■形コア11dとの間にはスペー
サ18が介装され、このスベーサ18によりギャップ1
2が確保される。また、E形コア1】。Cと■形コア1
1dとは、アモルファス磁性体により形或された略L形
のインダクタンス調節材16を介して結合される。イン
ダクタンス調節材16は、E形コア11CとI形コアl
idとに接着等により固定される。 この構或によれば、実施例3と同様に動作するのであり
、コイル13への通電電流に応じてインダクタンスが変
化するとともに、インダクタンス調節材16の放熱も容
易になる。
【実施例5】 本実施例では、第5図に示すように、コア11をE形コ
アllcとI形コアlidとにより形成し、E形コアl
lcの脚片の先端面とI形コア11dとの間にスペーサ
18と重ねるようにしてアモルファス磁性体のインダク
タンス調節材16を介装しているのである. この構成では、コイルl3への通電電流に応じてインダ
クタンスを変化させることができるのはもちろんのこと
、組立工程が従来とほぼ同じになり、製造が容易になる
のである。
【発明の効果】
本発明の請求項1の構成によれば、通常充電時にはイン
ダクタンス要素のインダクタンスが小さく、末期充電時
にはインダクタンスが大きくなるから、末期充電時にお
いては充電電流の停止期間が短くなるのであり、スイッ
チング素子をオン・オフ制御する制御手段の制御限界を
逸脱しないように充電電流の制御を安定して行うことが
できる。 しかも、インダクタンスが非線形的に変化するから、充
電電流を大小2種に切り換える用途において無駄のない
最適な動作が期待できる.また、請求項2の構戒によれ
ば、インダクタンス調節手段を、ギャップを挟む対向面
の少なくとも一方に突設され、ギャギャップを段階的に
変化させる突起としているから、ギャップを挟む面の加
工が容易になり、製造コストが低減されるとともにギャ
ップの寸法管理が容易になるという効果がある。 請求項3の構成によれば、インダクタンス調節手段を、
ギャップの近傍に配設されたアモルファス磁性体よりな
るインダクタンス調節材としているから、磁気飽和を生
じたときにも、ヒステリシス損が比較的小さくなり、発
熱量が低減できるのである. 請求項4の構成によれば、インダクタンス調節材を、ギ
ャップに跨がる部位でコアの外側面に沿って配設してい
るから、薄板状に形戊されているアモルファス磁性体を
ほとんど加工することなく利用できるという利点がある
。また、ギャップの側方に配設されるから、仕様が異な
りギャップの寸法が異なるインダクタンス要素に対して
も部品を共用化することができる。 請求項5の楕戒によれば、コアを、E形コアとI形コア
とを組み合わせて略日字形に形成し、E形コアの脚片の
先端面と■形コアとの間に、それぞれ平板状に形成され
たスペーサとインダクタンス調節材とを積層した形で挟
装しているから、製造工程が従来とほとんどかわらず、
製造しやすいという利点があり、しかも、薄板状になる
アモルファス磁性体をそのままの形で利用できるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1を示す断面図、第2図(aH
b)はそれぞれ本発明の実施例2を示す断面図と要部斜
視図、第3図(a)(b)はそれぞれ本発明の実施例3
を示す縦断面図と横断面図、第4図は本発明の実施例4
を示す断面図、第5図は本発明の実施例5を示す断面図
、第6図は本発明に係る充電回路の一例を示す回路図、
第7図は同上の動作説明図、第8図は本発明に係る充電
回路の他例を示す回路図、第9図は同上の動作説明図、
第10図は従来例を示す断面図である。 1・・・ノイズフィルタ回路、2・・・整流回路、3・
・・スイッチング回路、4・・・整流回路、5・・・電
流設定回路、6・・・PWM制御回路、7・・・充電完
了検知回路、1 1−・・コア、1 1 a,1 l 
b,1 1 c・−E形コア、lid・・・I形コア、
12・・・ギャップ、13・・・コイル、15・・・突
起、16・・・インダクタンス調節材、B・・・2次電
池、D1・・・ダイオード、L・・・チョークコイル、
S・・・スイッチング素子、T・・・トランス。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)オン・オフ制御されるスイッチング素子を備え直
    流電源を交流出力に変換するインバータ回路を有し、イ
    ンバータ回路の出力によりインダクタンス要素と整流素
    子とを介して2次電池を充電するようにした充電回路に
    おいて、通常充電時には充電電流をほぼ一定の大電流に
    するとともに、充電完了後の末期充電時には充電電流を
    ほぼ一定の小電流にするように充電電流に応じてスイッ
    チング素子をオン・オフ制御する制御手段を備え、上記
    インダクタンス要素は、コイルを巻装したコアの要所に
    磁束漏洩用のギャップを有し、通常充電時に比較して末
    期充電時においてインダクタンスが非線形的に大きくな
    るようにギャップの近傍にインダクタンス調節手段を設
    けて成ることを特徴とする充電回路。
  2. (2)上記インダクタンス調節手段は、上記ギャップを
    挟む対向面の少なくとも一方に突設され、ギャップの間
    隔を段階的に変化させる突起であることを特徴とする請
    求項1記載の充電回路。
  3. (3)上記インダクタンス調節手段は、上記ギャップの
    近傍に配設されたアモルファス磁性体よりなるインダク
    タンス調節材であることを特徴とする請求項1記載の充
    電回路。
  4. (4)上記インダクタンス調節材は、ギャップに跨がる
    部位でコアの外側面に沿って配設されて成ることを特徴
    とする請求項3記載の充電回路。
  5. (5)上記コアは、E形コアとI形コアとを組み合わせ
    て略日字形に形成され、E形コアの脚片の先端面とI形
    コアとの間に、それぞれ平板状に形成されたスペーサと
    インダクタンス調節材とが積層された形で挟装されて成
    ることを特徴とする請求項3記載の充電回路。
JP1182857A 1989-07-15 1989-07-15 充電回路 Pending JPH0349540A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000030310A (ko) * 2000-02-21 2000-06-05 김욱진 각도 조절 가능 베개
US6593906B2 (en) 2000-03-13 2003-07-15 Seiko Epson Corporation Display apparatus and information display system using the same
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