JPH0349226Y2 - - Google Patents

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JPH0349226Y2
JPH0349226Y2 JP1896785U JP1896785U JPH0349226Y2 JP H0349226 Y2 JPH0349226 Y2 JP H0349226Y2 JP 1896785 U JP1896785 U JP 1896785U JP 1896785 U JP1896785 U JP 1896785U JP H0349226 Y2 JPH0349226 Y2 JP H0349226Y2
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ladder
canopy
ceiling
bracket
gas
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JP1896785U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、普段は天井に折り畳み収納されてい
るはしごを必要時に引き降ろして屋根裏部屋ある
いは屋上へ昇降するための天井収納はしごに関す
る。
(従来の技術) 従来、この種の天井収納はしごとしては、例え
ば特開昭55−161188号公報に記載のように、複数
のはしご分体よりなる折畳みはしごが天蓋の上面
に設けられており、使用の際に天蓋を開くと、天
蓋は自重によりガス封入スプリングの弾性復元力
に逆らいながら徐々に下降し、しかる後に天蓋の
上に折り畳まれているはしご分体を手で引きおろ
して使用するものが存する。
この場合、ガス封入スプリングの弾性復元力に
よる押す力は天蓋の自重とほぼバランスするよう
に設定されるもので、第5図に示すように、天蓋
2′の後端部両側縁に立設したブラケツト5′の上
端と天井開口部の天井枠1′内の両側縁との間に
介装されたガス封入スプリング6′は、その一端
が天井枠1′の両側縁に夫々回動自在な押し圧調
整装置13′に連結され、他端がブラケツト5′に
穿設された複数個の取付孔51′,51′…の内一
つの取付孔51′にピン等52′により回動自在に
取付けられ、ガス封入スプリングにより常にブラ
ケツトの上端を押して天蓋2′が急激に降下しな
いようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような天井収納はしごにあ
つては、天蓋2′は施工現場において夫々の天井
の開口部の寸法に合わせて加工されるものである
から、天蓋2′の大きさ、材質、重さ及び強度等
が天井の開口部寸法によつて異なつている。従つ
て、天井収納はしごを取つける際に、ガス封入ス
プリング6′が天蓋のブラケツト5′を押す力をそ
の都度調整するのに、一々押し圧調整装置13′
によりガス封入スプリング6′の押し圧力を緩め
てから、複数個の取付孔51′,51′…でピンの
付け替えを行わなければならず、調整作業が煩瑣
となる欠点があつた。
本考案の目的は叙上の従来の天井収納はしごに
おける欠点を解消し、施行の際、天蓋の開閉力の
調整が容易な天井収納はしごを提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) 次に、本考案天井収納はしごの一例を図面を参
照しながら説明する。
1は天井に穿設された開口部に取付けられる天
井枠である。
天井枠1の後端部には、下側に開く天蓋2が取
付ヒンジ21を介して枢着され、天蓋2の上面に
複数個のはしご分体31,32,33がヒンジ3
4により連接されてなる折畳みはしご3の最上部
のはしご分体31が受金具4により取付けられて
いる。
5は前記天蓋2の後端部両側縁に立設したブラ
ケツトであり、ブラケツト5の上端と天井枠1内
の両側縁との間にガス封入スプリング6が介装さ
れている。
7はブラケツト5の上端に取付けられる長孔7
1が穿設された案内ケースであり、案内ケース7
内には螺子8の回動によりブラケツト5面に平行
に押引移動して摺動自在とされる摺動子9が設け
られられている。
10はボール11とボール受け12からなる一
対のボールジヨイント型の連結具であり、ボール
11は 摺動子9の上面に取付固定され、案内ケ
ース7の長孔71より突出されており、ガス封入
スプリング6の一端が天井枠1の両側縁に夫々回
動自在な押し圧調整装置13に連結され、他端が
ボール受け12が設けられており、前記ボール1
1とボール受け12とは回動自在に連結されてい
る。
尚、図示の例においては、天井の開口部に天井
枠が嵌合されているが、本考案においては、天井
枠は必ずしも必要ではない。
(作用) 次に、上記のように構成された本考案天井収納
はしごの使用態様について説明する。
予め、ガス封入スプリング6の押し圧力は天蓋
2の材質、自重及び強度等を考慮して、押し圧調
整装置13により調整されており、このような天
井収納はしごは天井に穿設された開口部に天井収
納はしごの天井枠1を嵌め込み取付けられる。
このようにして取付けられた天井収納はしごは
天蓋2が閉じられた状態から鍵14を外して天蓋
2を開きながら下降状態を調べる。そして、天蓋
2が手で強く引き降ろさなければならない場合
は、ブラケツト5に設けられた案内ケース7内の
摺動子9を螺子8の頭部81にスパナなどで回動
させて連結具10を長孔71に沿つて移動させ、
ガス封入スプリング6の押し圧力を弱める。
逆に天蓋2が急激に開く場合は、前述の調整と
は逆の調整を行えばよい。
(考案の効果) 本考案によれば、前記の構成にされているの
で、施工の際、ブラケツトの上端に設けられた摺
動自在とされる摺動子と螺子を回動するだけで、
ブラケツトの上端と開口部の両側縁との間に介装
されたガス封入スプリングの押し圧力を簡単に調
整できるから、従来のように一々押し圧調整装置
によりガス封入スプリングの押し圧力を緩めてか
ら、複数個の取付孔をピンの付け変えを行うとい
う調整作業が不要となり、天蓋の開閉力の調整が
容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案天井収納はしごの一例を示す斜
視図、第2図は本考案で使用される摺動子が案内
ケース内に設けられてブラツケツトに取付けられ
た状態を示す断面図、第3図は同上の平面図、第
4図はガス封入スプリングが連結具を介してブラ
ケツトに取付けられた部分を示す要部拡大側面
図、第5図は従来例を示す一部切欠断面図であ
る。 1……天井枠、2……天蓋、3……はしご、3
1,32,33……はしご分体、5……ブラケツ
ト、6……ガス封入スプリング、7……案内ケー
ス、71……長孔、8……螺子、9……摺動子、
10……連結具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井に穿設された開口部の後端部に下側に開く
    天蓋が枢着され、該天蓋の上面に複数個のはしご
    分体を連接した折畳みはしご最上部のはしご分体
    が取付けられ、前記天蓋の後端部両側縁に立設し
    たブラケツトの上端と開口部の両側縁との間にガ
    ス封入スプリングが介装されてなる天井収納はし
    ごにおいて、ブラケツトの上端には上面に長孔が
    穿設された案内ケースが取付けられ、該案内ケー
    ス内には螺子の回動によりブラケツト面に平行に
    摺動自在とされる摺動子が設けられ、ガス封入ス
    プリングの一端が開口部の両側縁に回動自在に連
    結され、ガス封入スプリングの他端が上記案内ケ
    ースの摺動子と回動自在に連結されてなる天井収
    納はしご。
JP1896785U 1985-02-12 1985-02-12 Expired JPH0349226Y2 (ja)

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JP1896785U JPH0349226Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

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JP1896785U JPH0349226Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

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JPS61136024U JPS61136024U (ja) 1986-08-25
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JP1896785U Expired JPH0349226Y2 (ja) 1985-02-12 1985-02-12

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2511777Y2 (ja) * 1990-09-25 1996-09-25 松下電工株式会社 天井収納はしごのガススプリングの調整装置
JP5178695B2 (ja) * 2009-11-26 2013-04-10 日立建機株式会社 ガススプリングの装着装置

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Publication number Publication date
JPS61136024U (ja) 1986-08-25

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