JPH034883B2 - - Google Patents
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- JPH034883B2 JPH034883B2 JP59197476A JP19747684A JPH034883B2 JP H034883 B2 JPH034883 B2 JP H034883B2 JP 59197476 A JP59197476 A JP 59197476A JP 19747684 A JP19747684 A JP 19747684A JP H034883 B2 JPH034883 B2 JP H034883B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystalline
- crystalline polyester
- optical fiber
- coating layer
- core wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は線膨張率の低い熱可塑性樹脂で被覆さ
れた光フアイバ心線に関するものである。
れた光フアイバ心線に関するものである。
「従来の技術」
周知のように、光フアイバはその直径が150μm
以下のぜい弱な材料であるため、その製造中また
はケーブル化工程において、その表面に傷が発生
し易く、これが応力集中源となり、外部から応力
が加わると容易に破断する欠点がある。このた
め、光フアイバ表面を保護し、その初期強度を維
持することを目的とし、光フアイバの紡糸直後
に、フアイバ表面にプラスチツクを被覆すること
が行なわれている。
以下のぜい弱な材料であるため、その製造中また
はケーブル化工程において、その表面に傷が発生
し易く、これが応力集中源となり、外部から応力
が加わると容易に破断する欠点がある。このた
め、光フアイバ表面を保護し、その初期強度を維
持することを目的とし、光フアイバの紡糸直後
に、フアイバ表面にプラスチツクを被覆すること
が行なわれている。
このプラスチツク被覆は一般に1次被覆層と2
次被覆層からなつている。1次被覆層は低ヤング
率材料であり、光フアイバの初期強度の維持およ
び2次被覆の不均一によるフアイバのマイクロベ
ンデイングロス増を防ぐことを目的としている。
一方、2次被覆層はポリアミドのような熱可塑性
樹脂から成り、ケーブル化等におけるハンドリン
グを容易にすることを目的としている。
次被覆層からなつている。1次被覆層は低ヤング
率材料であり、光フアイバの初期強度の維持およ
び2次被覆の不均一によるフアイバのマイクロベ
ンデイングロス増を防ぐことを目的としている。
一方、2次被覆層はポリアミドのような熱可塑性
樹脂から成り、ケーブル化等におけるハンドリン
グを容易にすることを目的としている。
従来、上記のような光フアイバ心線として次に
示す2つのタイプの光フアイバ心線が提案されて
いる。1つはタイト構造型心線であり、シリコー
ン樹脂等の熱硬化性もしくは紫外線硬化性樹脂か
らなる1次被覆層とポリアミド樹脂等の熱可塑性
樹脂から成る2次被覆層がタイトに密着している
構造である。他の1つはルースチユーブ型心線で
あり、アクリル系樹脂等の熱硬化性もしくは紫外
線硬化性樹脂からなる1次被覆層がポリエチレン
テレフタレート、ポリプロピレン等の熱可塑性樹
脂から成る保護プラスチツクチユーブ(2次被覆
層)内でルースに保持する構造である。
示す2つのタイプの光フアイバ心線が提案されて
いる。1つはタイト構造型心線であり、シリコー
ン樹脂等の熱硬化性もしくは紫外線硬化性樹脂か
らなる1次被覆層とポリアミド樹脂等の熱可塑性
樹脂から成る2次被覆層がタイトに密着している
構造である。他の1つはルースチユーブ型心線で
あり、アクリル系樹脂等の熱硬化性もしくは紫外
線硬化性樹脂からなる1次被覆層がポリエチレン
テレフタレート、ポリプロピレン等の熱可塑性樹
脂から成る保護プラスチツクチユーブ(2次被覆
層)内でルースに保持する構造である。
「発明が解決しようとする問題点」
上記タイト構造型心線は、1次被覆層によつて
被覆の不均一によるフアイバのマイクロベンデイ
ングロス増が防止されているので、2次被覆工程
における高い被覆均一性を要しないという利点を
有している。しかしながら、従来の2次被覆材料
の線膨張率は10-4℃-1オーダであり、この値はフ
アイバ自体の線膨張率10-7℃-1オーダに比較して
はるかに大きい。このため、温度変化による2次
被覆層の膨張・収縮によりフアイバに曲がりが生
じ、マイクロベンデイングロス増がある。一方、
ルースチユーブ型心線は、2次被覆である保護プ
ラスチツクの膨張・収縮によるマイクロベンデイ
ングロス増を、ルースチユーブ内のフアイバ余長
を適当にとることによつて緩和できるという利点
を有している。しかしながら、2次被覆層とフア
イバ自体の線膨張率の差は大きいので、2次被覆
層の膨張・収縮によるマイクロベンデイングロス
増は依然として生じている。
被覆の不均一によるフアイバのマイクロベンデイ
ングロス増が防止されているので、2次被覆工程
における高い被覆均一性を要しないという利点を
有している。しかしながら、従来の2次被覆材料
の線膨張率は10-4℃-1オーダであり、この値はフ
アイバ自体の線膨張率10-7℃-1オーダに比較して
はるかに大きい。このため、温度変化による2次
被覆層の膨張・収縮によりフアイバに曲がりが生
じ、マイクロベンデイングロス増がある。一方、
ルースチユーブ型心線は、2次被覆である保護プ
ラスチツクの膨張・収縮によるマイクロベンデイ
ングロス増を、ルースチユーブ内のフアイバ余長
を適当にとることによつて緩和できるという利点
を有している。しかしながら、2次被覆層とフア
イバ自体の線膨張率の差は大きいので、2次被覆
層の膨張・収縮によるマイクロベンデイングロス
増は依然として生じている。
これに対し、本発明者らは、2次被覆層とフア
イバの線膨張率の違いによるマイクロベンデイン
グロス増を防止するため、現用押出成型方法で
10-6℃-1オーダの低線膨張率を示す液晶性ポリエ
ステルを2次被覆材料とする光フアイバ心線を提
案した。しかしながら、この液晶性ポリエステル
は、低線膨張率でかつ高弾性率である反面、極限
伸びが著しく低く、したがつてこの材料を被覆し
た心線は曲げにより容易に折れるという欠点を有
している。
イバの線膨張率の違いによるマイクロベンデイン
グロス増を防止するため、現用押出成型方法で
10-6℃-1オーダの低線膨張率を示す液晶性ポリエ
ステルを2次被覆材料とする光フアイバ心線を提
案した。しかしながら、この液晶性ポリエステル
は、低線膨張率でかつ高弾性率である反面、極限
伸びが著しく低く、したがつてこの材料を被覆し
た心線は曲げにより容易に折れるという欠点を有
している。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、長
尺にわたつて使用温度の変化による伝送損失の増
加がなく、屈曲性に優れた光フアイバ心線を提供
することを目的とするものである。
尺にわたつて使用温度の変化による伝送損失の増
加がなく、屈曲性に優れた光フアイバ心線を提供
することを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」
および
「作用」
周知のように、ある種の結晶性ポリマは加熱さ
れるとき、融解して液体となる前に、結晶の異方
性と液体の流動性を有する状態を経由することが
ある。この状態を液晶という。このような液晶性
物質として液晶性ポリエステル樹脂があるが、本
発明者らは、既にこの液晶性ポリエステル樹脂を
用い、光フアイバ素線への押出被覆を検討した。
その結果、特願昭58−80797号明細書に記載され
ているように102sec-1以上の高せん断速度下で押
出された樹脂が10-6℃-1オーダの低線膨張率を示
すことを見出した。特に、液晶性ポリエステル樹
脂が、フエノールとテトラクロロエタンの3:2
(容積比)の混合液中0.5g/dの濃度で、30℃
で測定した固有粘度が0.3以上であり、下記3つ
の2価の基からなり、そのうち基(A)および基(B)を
18〜38モル%の範囲内で等量ずつ含み、基(C)を64
〜24モル%含むようなポリエチレンテレフタレー
ト−P−ヒドロキシ安息香酸共重合体(PET/
POB共重合体)である場合には、102sec-1以上の
せん断配向により、1×10-5℃-1以下の低線膨張
率と4GPa以上の高弾性率を示す。
れるとき、融解して液体となる前に、結晶の異方
性と液体の流動性を有する状態を経由することが
ある。この状態を液晶という。このような液晶性
物質として液晶性ポリエステル樹脂があるが、本
発明者らは、既にこの液晶性ポリエステル樹脂を
用い、光フアイバ素線への押出被覆を検討した。
その結果、特願昭58−80797号明細書に記載され
ているように102sec-1以上の高せん断速度下で押
出された樹脂が10-6℃-1オーダの低線膨張率を示
すことを見出した。特に、液晶性ポリエステル樹
脂が、フエノールとテトラクロロエタンの3:2
(容積比)の混合液中0.5g/dの濃度で、30℃
で測定した固有粘度が0.3以上であり、下記3つ
の2価の基からなり、そのうち基(A)および基(B)を
18〜38モル%の範囲内で等量ずつ含み、基(C)を64
〜24モル%含むようなポリエチレンテレフタレー
ト−P−ヒドロキシ安息香酸共重合体(PET/
POB共重合体)である場合には、102sec-1以上の
せん断配向により、1×10-5℃-1以下の低線膨張
率と4GPa以上の高弾性率を示す。
(B) −O−CH2−CH2−O−
しかしながら、せん断配向により低線膨張率
化・高弾性率化した上記液晶性ポリエステル樹脂
は極限伸びが1%程度しかなく、この材料を被覆
した光フアイバ心線は曲げにより容易に2次被覆
層が割れるという欠点を有している。
化・高弾性率化した上記液晶性ポリエステル樹脂
は極限伸びが1%程度しかなく、この材料を被覆
した光フアイバ心線は曲げにより容易に2次被覆
層が割れるという欠点を有している。
本発明者らは上記液晶性ポリエステル樹脂
(PET/POB共重合体)の極限伸びを向上するた
め、鋭意検討を行なつた結果、溶融下のこの液晶
性ポリエステルにポリエステル樹脂の鎖延長剤と
して公知なフエニレンビスオキサゾリンをこの液
晶性ポリエステルに対し0.1〜4重量%添加・混
合し、反応せしむることにより、最終生成物の極
限伸びが向上することを見出し、本発明に至つ
た。
(PET/POB共重合体)の極限伸びを向上するた
め、鋭意検討を行なつた結果、溶融下のこの液晶
性ポリエステルにポリエステル樹脂の鎖延長剤と
して公知なフエニレンビスオキサゾリンをこの液
晶性ポリエステルに対し0.1〜4重量%添加・混
合し、反応せしむることにより、最終生成物の極
限伸びが向上することを見出し、本発明に至つ
た。
本発明に用いられるフエニレンビスオキサゾリ
ンは下記一般式 (但し、式中R1〜R8は水素原子又はメチル基
を示す)で表わされる化合物であり、特に液晶形
成能の点から(ベンゼン環に対して)p−置換体
およびm−置換体であつて、R1〜R8の全てが水
素原子であることが好ましい。このような化合物
の具体例としては、2,2′−p−フエニレンビス
(2−オキサゾリン)、2,2′−m−フエニレンビ
ス(2−オキサゾリン)、2,2′−p−フエニレ
ンビス(4−メチル−2−オキサゾリン)、2,
2′−p−フエニレンビス(4,4′−ジメチル−2
−オキサゾリン)、2,2′−m−フエニレンビス
(4−メチル−2−オキサゾリン)、2,2′−m−
フエニレンビス(4,4′−ジメチル−2−オキサ
ゾリン)等があげられる。フエニレンビスオキサ
ゾリンの添加は溶融下の液晶性ポリエステルに加
え、混合しても良いし、固体状態の液晶性ポリエ
ステルとあらかじめ混合しておいてから溶融反応
させても良い。特に反応後著しく増粘するため、
押出能力(払い出し能力)を有する反応機内で行
なわれることが好ましい。例えば混合能力の高い
2軸エクストルーダーを使用して液晶性ポリエス
テルとフエニレンビスオキサゾリンを溶融混合し
てマスターチツプを作製する方法は優れている。
こうして作製したマスターチツプは通常の(1
軸)押出機を用いて、光フアイバ素線上に押出被
覆することができる。
ンは下記一般式 (但し、式中R1〜R8は水素原子又はメチル基
を示す)で表わされる化合物であり、特に液晶形
成能の点から(ベンゼン環に対して)p−置換体
およびm−置換体であつて、R1〜R8の全てが水
素原子であることが好ましい。このような化合物
の具体例としては、2,2′−p−フエニレンビス
(2−オキサゾリン)、2,2′−m−フエニレンビ
ス(2−オキサゾリン)、2,2′−p−フエニレ
ンビス(4−メチル−2−オキサゾリン)、2,
2′−p−フエニレンビス(4,4′−ジメチル−2
−オキサゾリン)、2,2′−m−フエニレンビス
(4−メチル−2−オキサゾリン)、2,2′−m−
フエニレンビス(4,4′−ジメチル−2−オキサ
ゾリン)等があげられる。フエニレンビスオキサ
ゾリンの添加は溶融下の液晶性ポリエステルに加
え、混合しても良いし、固体状態の液晶性ポリエ
ステルとあらかじめ混合しておいてから溶融反応
させても良い。特に反応後著しく増粘するため、
押出能力(払い出し能力)を有する反応機内で行
なわれることが好ましい。例えば混合能力の高い
2軸エクストルーダーを使用して液晶性ポリエス
テルとフエニレンビスオキサゾリンを溶融混合し
てマスターチツプを作製する方法は優れている。
こうして作製したマスターチツプは通常の(1
軸)押出機を用いて、光フアイバ素線上に押出被
覆することができる。
フエニレンビスオキサゾリンの添加量は液晶性
ポリエステルに対し、0.1重量%〜4重量%であ
る。これは、0.1重量%より少ない場合には最終
生成物の極限伸びの向上は認められず、4重量%
を越えると異方性溶融物形成能力が失われ、
102sec-1以上のせん断速度下でも線膨張率が10-5
℃-1以上となるためである。より好ましくは0.3
〜2.5重量%の範囲で添加するのがよい。
ポリエステルに対し、0.1重量%〜4重量%であ
る。これは、0.1重量%より少ない場合には最終
生成物の極限伸びの向上は認められず、4重量%
を越えると異方性溶融物形成能力が失われ、
102sec-1以上のせん断速度下でも線膨張率が10-5
℃-1以上となるためである。より好ましくは0.3
〜2.5重量%の範囲で添加するのがよい。
以下、本発明を実施例によりさらに詳しく説明
する。なお、本発明は以下の実施例に限定される
ものではない。
する。なお、本発明は以下の実施例に限定される
ものではない。
実施例 1
POB含有量が50モル%のPET/POB共重合体
(固有粘度0.65)に2.0重量%の2,2′−m−フエ
ニレンビス(2−オキサゾリン)を溶融下添加し
て得られた反応物(固有粘度1.29)を、ダイス径
1.3mm、ニツプル径0.9mm、ダイス出口のランド長
10mmの押出部を有する押出機を用い、押出温度
(ダイス出口温度)240℃、1×103sec-1のせん断
速度下で、外径400μm(フアイバ外径125μm)の
光フアイバ素線上に押し出して外径1.0mm(引落
比1.0)の心線を作製した。こうして作製した心
線の2次被覆層(PET/POB共重合体層)のヤ
ング率、線膨張率、極限伸びは各々9.4GPa、5
×10-6℃-1、5.2%であり、心線の許容曲げ半径
は1.5mmであつた。また、素線段階での20℃にお
ける伝送損失は波長0.85μmで2.45dB/Km、本発
明による心線の損失は波長0.85μm、20℃におい
て2.44dB/Kmであり、−60℃から60℃まで損失増
加は認められなかつた。
(固有粘度0.65)に2.0重量%の2,2′−m−フエ
ニレンビス(2−オキサゾリン)を溶融下添加し
て得られた反応物(固有粘度1.29)を、ダイス径
1.3mm、ニツプル径0.9mm、ダイス出口のランド長
10mmの押出部を有する押出機を用い、押出温度
(ダイス出口温度)240℃、1×103sec-1のせん断
速度下で、外径400μm(フアイバ外径125μm)の
光フアイバ素線上に押し出して外径1.0mm(引落
比1.0)の心線を作製した。こうして作製した心
線の2次被覆層(PET/POB共重合体層)のヤ
ング率、線膨張率、極限伸びは各々9.4GPa、5
×10-6℃-1、5.2%であり、心線の許容曲げ半径
は1.5mmであつた。また、素線段階での20℃にお
ける伝送損失は波長0.85μmで2.45dB/Km、本発
明による心線の損失は波長0.85μm、20℃におい
て2.44dB/Kmであり、−60℃から60℃まで損失増
加は認められなかつた。
実施例 2
POB含有量が50モル%のPET/POB共重合体
(固有粘度0.65)と1.5重量%の2,2′−m−フエ
ニレンビス(2−オキサゾリン)粉末を混合し、
290℃に加温された2軸エクストルーダーを通し
て得られた反応物(固有粘度1.22)を、ダイス径
1.3mm、ニツプル径0.9mm、ダイス出口のランド長
10mmの押出部を有する押出機を用い、押出温度
(ダイス出口温度)280℃、1×103sec-1のせん断
速度下で、外径400μm(フアイバ外径125μm)の
光フアイバ素線上に押し出して外径1.0mm(引落
比1.0)の心線を作製した。こうして作製した心
線の2次被覆層(PET/POB共重合体層)のヤ
ング率、線膨張率、極限伸びは各々8.6GPa、7
×10-6℃-1、5.6%であり、心線の許容曲げ半径
は1.5mmであつた。また素線段階での20℃におけ
る伝送損失は波長0.85μmで2.45dB/Km、本発明
による心線の損失は波長0.85μm、20℃において
2.46dB/Kmであり、−60℃から60℃まで損失増加
は認められなかつた。
(固有粘度0.65)と1.5重量%の2,2′−m−フエ
ニレンビス(2−オキサゾリン)粉末を混合し、
290℃に加温された2軸エクストルーダーを通し
て得られた反応物(固有粘度1.22)を、ダイス径
1.3mm、ニツプル径0.9mm、ダイス出口のランド長
10mmの押出部を有する押出機を用い、押出温度
(ダイス出口温度)280℃、1×103sec-1のせん断
速度下で、外径400μm(フアイバ外径125μm)の
光フアイバ素線上に押し出して外径1.0mm(引落
比1.0)の心線を作製した。こうして作製した心
線の2次被覆層(PET/POB共重合体層)のヤ
ング率、線膨張率、極限伸びは各々8.6GPa、7
×10-6℃-1、5.6%であり、心線の許容曲げ半径
は1.5mmであつた。また素線段階での20℃におけ
る伝送損失は波長0.85μmで2.45dB/Km、本発明
による心線の損失は波長0.85μm、20℃において
2.46dB/Kmであり、−60℃から60℃まで損失増加
は認められなかつた。
「比較例」
POB含有量が50モル%のPET/POB共重合体
(固有粘度0.65)を実施例1と同一押出条件で押
し出して、外径1.0mmの心線を作製した。こうし
て作製した心線の2次被覆層(PET/POB共重
合体層)のヤング率、線膨張率、極限伸びは各々
11.3GPa、2×10-6℃-1、1.8%であり、心線の許
容曲げ半径は4mmであつた。
(固有粘度0.65)を実施例1と同一押出条件で押
し出して、外径1.0mmの心線を作製した。こうし
て作製した心線の2次被覆層(PET/POB共重
合体層)のヤング率、線膨張率、極限伸びは各々
11.3GPa、2×10-6℃-1、1.8%であり、心線の許
容曲げ半径は4mmであつた。
「発明の効果」
以上説明したように本発明の光フアイバ心線
は、大きな極限伸びと低線膨張率を示す溶融液晶
性熱可塑性樹脂を光フアイバ2次被覆材料として
用いるので、長尺にわたつて使用温度の変化によ
る伝送損失の増加がなく、屈曲性に富むすぐれた
ものである。
は、大きな極限伸びと低線膨張率を示す溶融液晶
性熱可塑性樹脂を光フアイバ2次被覆材料として
用いるので、長尺にわたつて使用温度の変化によ
る伝送損失の増加がなく、屈曲性に富むすぐれた
ものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 異方性溶融物を形成する液晶性ポリエステル
と、この液晶性ポリエステルに対し0.1重量%〜
4重量%の下記一般式 (ただし、式中R1〜R8は水素原子またはメチ
ル基を示す)で表わされるフエニレンビスオキサ
ゾリンとを、前記液晶性ポリエステルの溶融下混
合して合成した熱可塑性樹脂からなる2次被覆層
を有してなる光フアイバ心線。 2 液晶性ポリエステルが、少なくとも0.3の固
有粘度をもち下記(A)および(B)式 (B) −O−CH2−CH2−O− で表わされる基(A)および(B)を18〜38モル%の範囲
内で各々等量ずつ含むと同時に、下記(C)式 で表わされる基(C)を64〜24モル%含むポリエステ
ルであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の光フアイバ心線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59197476A JPS6173911A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 光フアイバ心線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59197476A JPS6173911A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 光フアイバ心線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6173911A JPS6173911A (ja) | 1986-04-16 |
| JPH034883B2 true JPH034883B2 (ja) | 1991-01-24 |
Family
ID=16375114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59197476A Granted JPS6173911A (ja) | 1984-09-20 | 1984-09-20 | 光フアイバ心線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6173911A (ja) |
-
1984
- 1984-09-20 JP JP59197476A patent/JPS6173911A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6173911A (ja) | 1986-04-16 |
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