JPH0348640B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0348640B2
JPH0348640B2 JP29217386A JP29217386A JPH0348640B2 JP H0348640 B2 JPH0348640 B2 JP H0348640B2 JP 29217386 A JP29217386 A JP 29217386A JP 29217386 A JP29217386 A JP 29217386A JP H0348640 B2 JPH0348640 B2 JP H0348640B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connecting terminal
manufacturing
flat
terminal
blade
Prior art date
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Expired
Application number
JP29217386A
Other languages
English (en)
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JPS63146372A (ja
Inventor
Juichi Nishama
Naoshi Kato
Nobuhito Nakazato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ryosei Electro Circuit Systems Ltd filed Critical Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
Priority to JP29217386A priority Critical patent/JPS63146372A/ja
Publication of JPS63146372A publication Critical patent/JPS63146372A/ja
Publication of JPH0348640B2 publication Critical patent/JPH0348640B2/ja
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば自動車用ジヨイントボツクス
に使用し得る平刃状接続端子を製造する接続端子
の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、自動車用ジヨイントボツクスに使用され
ている回路線部材は、例えば第4図、第5図に示
すように銅板又は黄銅板から成る金属板体1をプ
レスによる打ち抜き・曲げ加工を施して、ブスバ
ー2とタブ端子3を形成している場合が殆どであ
る。この場合の配線部材は平板状の金属板体1か
ら回路を構築しているので、多くの端子を所定空
間内に収納するための設計に多くの時間を費やす
ることになる。しかし、その設計によつても端子
3の配列には限度があり、例えばブスバー2を狭
んで同じ個所に上下対称にタブ端子3を配置する
ことは不可能である。従つて、高密度に配列した
端子3の実現は困難であり、或る程度の容積が犠
牲になることは避けられない。そして、第5図に
示すようにこの場合の材料取りの歩留まりは悪
く、多くの場合は50〜70%が抜きかすとなりスク
ラツプとなる。更には、打ち抜き・曲げ加工を行
うなめのプレス金型は、回路が複雑になるにつれ
極めて高価となる欠点がある。
[発明の目的] 本発明の目的は、上述の問題点を解消し、更に
は製造時に接続端子を鋳型から容易に抜き出すこ
とができる接続端子の製造方法を提供することに
ある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、
平刃状接続端子の厚みを先端部が薄いテーパ状と
し、該テーパを有せず前記接続端子よりも厚みの
薄い接触部を前記接続端子の中央部又は両側部に
沿つて形成するように、鋳造によつて製造するこ
とを特徴とする接続端子の製造方法である。
[発明の実施例] 本発明を第1図〜第3図に図示の実施例に基づ
いて詳細に説明する。
本発明の係る方法により製造された鋳造端子の
接続部構成においては、第1図に示すように平面
的に張り巡らされた導電路11から、例えば上方
に6個、下方に6個のタブ端子12が突出されて
おり、これらの導電路11、タブ端子12は亜鉛
合金又はアルミ合金等から成る鋳造手段によつて
一体的に形成されている。そして、必要に応じて
全体にはメツキ処理が施されている。
この場合に、大きな電流容量を必要とする個所
の導電路11は、肉厚を変えて断面積を増加する
ようにされ、全体の容積を変えることなく電流密
度の調整をすることが可能である。なお、この第
1図に示す接続部構造は、第4図の従来例と回路
的には同じ構成であり、タブ端子12の大きさも
同じ倍率で図示しているが、全体的には接続端子
の製造方法が必要とする周囲空間を含めた容積は
約60%に縮少されており、他の形状の場合であつ
ても概して30〜40%程度その容積を小さくするこ
とができる。
この場合のタブ端子12の大きさは、例えば長
さ12mm、幅2.8mm、先端部12aの厚み0.8mm、基部
12bの厚み1.0mmであり、第2図に拡大して示すよ
うに先端に進むにつれ薄くなる抜き勾配を有する
例えば片側約0.5度のテーパ状とされている。そ
して、両面の中央部に沿つて先端部12aとほぼ
同厚みの接触部12cが形成されている。
また、第3図においては先端部12aと同厚の
接触部12dがタブ端子12の両面の両側部に沿
つて形成されている。
かくすることにより、タブ端子12は鋳型から
の抜き出しを容易に行うことができ、全体が平坦
な場合に比べて抜き出し時の折損などが少なくな
る。また、相手側雌型接続端子との接触はテーパ
角を持たない接触部12c,12dを介して接続
することになり、相手側接続端子と面的に接触す
ることができ、電気的、機械的な不都合は殆ど生
じない。
なお、第2図、第3図では接触部12c,12
dの位置が異なつているが、これは相手側の雌型
接続端子の構造に応じて適宜選択すればよい。ま
た、相手側の雌型接続端子の構造によつては、接
触部12c,12dをタブ端子12の片面のみに
形成するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る接続端子の製
造方法は、製造する平刃状接続端子に抜き勾配を
設け、相手側用接続端子との接触は平刃の一部に
設けた平坦部で行うようにしたので、鋳型からの
抜き出しを容易にすると共に、相手側接続端子と
の接続性能も良好となる利点を有している。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第3図は本発明に係る方法により
製造した鋳造接続端子の製造方法の実施例を示
し、第1図はその斜視図、第2図、第3図はタブ
端子の斜視図であり、第4図は従来のタブ端子を
有する配線部材の斜視図、第5図はその材料取り
の説明図である。 符号11は導電路、12はタブ端子、12aは
先端部、12bは基部、12c,12dは接触部
である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平刃状接続端子の厚みを先端部が薄いテーパ
    状とし、該テーパを有せず前記接続端子よりも厚
    みの薄い接触部を前記接続端子の中央部又は両側
    部に沿つて形成するように、鋳造によつて製造す
    ることを特徴とする接続端子の製造方法。 2 前記接触部は平刃状接続端子の両面に形成す
    る特許請求の範囲第1項に記載の接続端子の製造
    方法。 3 前記接触部は平刃状接続端子の片面のみに形
    成する特許請求の範囲第1項に記載の接続端子の
    製造方法。 4 前記鋳造は亜鉛合金又はアルミ合金により行
    う特許請求の範囲第1項に記載の接続端子の製造
    方法。
JP29217386A 1986-12-08 1986-12-08 接続端子の製造方法 Granted JPS63146372A (ja)

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JP29217386A JPS63146372A (ja) 1986-12-08 1986-12-08 接続端子の製造方法

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JPS63146372A JPS63146372A (ja) 1988-06-18
JPH0348640B2 true JPH0348640B2 (ja) 1991-07-25

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733386Y2 (ja) * 1989-09-04 1995-07-31 日本航空電子工業株式会社 ピンコンタクト
JP2637273B2 (ja) * 1990-09-07 1997-08-06 矢崎総業株式会社 ブスバー相互接続用タブおよびその形成方法

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JPS63146372A (ja) 1988-06-18

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