JPH0348513B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0348513B2
JPH0348513B2 JP13418785A JP13418785A JPH0348513B2 JP H0348513 B2 JPH0348513 B2 JP H0348513B2 JP 13418785 A JP13418785 A JP 13418785A JP 13418785 A JP13418785 A JP 13418785A JP H0348513 B2 JPH0348513 B2 JP H0348513B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
document
shielding sheet
platen
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13418785A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61292658A (ja
Inventor
Kikuo Ooki
Junzo Myamoto
Hiroshi Furuya
Nobutoshi Hamazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP13418785A priority Critical patent/JPS61292658A/ja
Publication of JPS61292658A publication Critical patent/JPS61292658A/ja
Publication of JPH0348513B2 publication Critical patent/JPH0348513B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、プラテン下面に進退可能に配設し
た遮光シートの移動によりコピーすべき露光域を
画成し、それ以外のプラテンの領域については遮
光シートによつて露光装置からの光を遮るように
した複写機における遮光シートの制御方法に関す
る。
〔従来技術〕
プラテン上にセツトした原稿に対応してプラテ
ン下面の遮光シートを移動させ、これによつて載
置された原稿の大きさに合つた領域のみに露光ラ
ンプからの光が照射されるようにすると共に、そ
の画成した原稿域以外の部分については遮光シー
トによつて露光ランプの光を遮り、外部に洩れる
のを確実に防ぐようにした複写機が、実開昭58−
65057号、特開昭58−85459号によつて知られてい
る。
このような遮光シートを用いた複写機は、原稿
を置き、遮光シートが自動的に露光域を画成した
ならば、従来のプラテンカバー開成作業を行なう
ことなくコピースイツチ(プリントスイツチ)を
操作してコピーを行なうことができるから、オペ
レータはプラテンカバー開閉の労から解放される
等の利点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、もし、誤つた原稿をセツトした
ような場合には、誤つた原稿を取り除いて正しい
原稿をセツトし直すことが必要になるが、たとえ
誤つた原稿を取り除いたとしても誤つた原稿に基
づいて遮光シートによる原稿領域が既に画成され
てしまつたり、また、一旦上記遮光シートによる
原稿領域画成後に、例えば不注意によりプラテン
上の原稿に触れてその位置を大きくずらしてしま
つたり、あるいは、何らかの原因で原稿が床に落
ちてプラテン上に全く原稿がない状態になつたり
することが起こり得る。かかる状態になつたにも
かかわらず誤つてコピースイツチを操作したとき
は、コピー作業が開始されてしまうから、露光用
の光がその原稿のないプラテン面から放出されて
しまうことになる。このような場合には、ミスコ
ピーとなるのは勿論のこと、多量の光が放出され
ればオペレータ等周囲の者の目を直射して目をい
ためたりするなどの危険があり、特に全面露光を
採用している複写機にあつては、露光用の強い光
が放出されることになるので、そのような弊害は
特に大きい。
この発明は、以上のような技術的課題に着目し
てなされたものであつて、原稿がない状態にもか
かわらず露光が行われる事態をなくし、もつて、
オペレータ等周囲の者の安全を確保するようにし
た複写機の遮光シート制御方法を提供するもので
ある。
[課題を解決するための手段] すなわち、この発明は、プラテン下面に遮光シ
ートを進退可能に配設すると共に、上記遮光シー
トの端部に原稿有無検知センサを設け、この原稿
有無検知センサからの情報に応じて上記遮光シー
ト駆動系を制御し、原稿領域以外のプラテン領域
を遮光シートで覆うようにした複写機を前提と
し、上記原稿有無検知センサが原稿有りの状態か
ら原稿無しの状態を検知するまで上記遮光シート
を原稿のある領域から原稿のない領域へ向けて移
動させる遮光シート基本移動過程と、この遮光シ
ート基本移動過程が行われた後に原稿領域内の方
向へ遮光シートを微量移動させ、上記原稿有無検
知センサが原稿有りの状態を検知した場合にのみ
複写動作を可能にする原稿有無確認過程とを備え
たことを特徴とするものである。
このような技術的手段において、通常、原稿の
周縁ぎりぎりまで有効な情報が記入されているこ
とは少ないので、上記原稿有無確認過程では、原
稿領域内の方向へ遮光シートを微量移動させたま
までもほとんど支障はないが、原稿の周縁ぎりぎ
りまで情報が記入されている場合における情報の
欠落を確実に防止するという観点からすれば、上
記原稿有無確認過程で、原稿があると検知された
場合に、複写動作の開始に先立つて原稿端位置ま
で遮光シートを復帰移動させるようにすることが
好ましい。
[作用] 上述したような技術的手段によれば、プラテン
上に原稿を載置すると、先ず、遮光シート基本移
動過程が実行され、原稿有無検知センサが原稿有
りの状態から原稿無しの状態を検知するまで上記
遮光シートが原稿のある領域から原稿のない領域
へ向けて移動する。
そして、この遮光シート基本移動過程が実行さ
れた後には原稿有無確認過程が実行され、遮光シ
ートが原稿領域内の方向へ微量移動し、原稿有無
検知センサが原稿有りの状態を検知した場合に複
写動作が行われ、原稿有無検知センサが原稿無し
の状態を検知した場合には複写動作が禁止される
ようになつている。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図乃至第6図は本出願人の先の提案に係る
複写機における原稿サイズ検知装置を示すもの
で、コーナレジストレーシヨンタイプのものに適
用すると共に、原稿のサイズを検知する手段とし
て、遮光シートの移動に伴つて回動する回動部材
に関連して検出手段を設けるようにした場合を示
す。
第1図において、1はプラテンで、プラテン1
上にはその1コーナ部を位置決め基準点Rとして
原稿2が載置される。3a,3bは夫々プラテン
1の下面においてプラテン1の長手及び短手方向
に沿つて進退可能に配設された例えば可撓性を有
する非透過性フイルムから成る一対の遮光シー
ト、4a,4bは各遮光シート3a,3bの端部
に設けたガイドバー、5a,5bは夫々各ガイド
バー4a,4bに取付けられた原稿有無検知セン
サで、各遮光シート3a,3bは上記ガイドバー
4a,4bが図示しないガイドレールに摺動自在
に装着されることによつて支持されており、また
各原稿有無検知センサ5a,5bについては、
夫々前記実開昭58−65057号と同様、第2図に示
す如くプラテン1面側に向つて光を照射する発光
素子5′と照射面からの反射光を受光する受光素
子とで構成され、原稿2の有無を検出できるよう
にしたものであつてよい。
6a,6bは上記各遮光シート3a,3bの他
端側が固定された駆動軸7a,7bを回転駆動す
る一対の駆動源例えばパルスモータ、8a,8b
は各駆動軸7a,7bに取付けた駆動プーリー、
9a,9bは上記各ガイドバー4a,4bの両側
にその一端を固定する一方、適宜数の従動プーリ
10a,10bを介し更には引張状態に保つため
のスプリング11a,11bを介してその他端を
上記各駆動プーリー8a,8bに固定したワイヤ
で、これらは各遮光シート3a,3bを進退させ
るための駆動手段を構成しており、後述のように
遮光シート3a,3bによつて露光域を画成する
ときには、パルスモータ6a,6bが前記原稿有
無検知センサ5a,5bからの検出信号に基づい
て制御されることにより、各原稿有無検知センサ
5a,5bがプラテン1上に載置された原稿2の
各直交する方向の端縁を検出した時点において
夫々の遮光シート3a,3bの移動を停止させる
ようになつている。
この例では、上記各遮光シート3a,3bの移
動量を検出して原稿サイズの検知を行なう手段が
各遮光シート3a,3bの移動に伴つて回転する
回転部材に関連して設けられている。すなわち、
これは、第3図A及びBに示すような周縁に多数
のスリツト12を等角度間隔毎に穿設した円板状
のデイスク13a,13bと、これを挾むように
発光素子14a,14b及び受光素子15a,1
5bを対向配置した透過型のセンサ16a,16
bから成るエンコーダKa,Kb、上記デイスク1
3a,13bを各遮光シート3a,3bの駆動手
段の一要素である前記従動プーリ10a,10b
の夫々一つに取付け、更にそのデイスク13a,
13bの夫々の周縁の一部に対応するよう上記セ
ンサ16a,16bを配設するようにしたもので
ある。そして、各エンコーダKa,Kbで発生する
パルス出力は、後述のように制御部へ与えられ、
原稿サイズ検知に用いられると共に、一旦遮光シ
ート3a,3bが原稿端まで移動せしめられた
後、コピー動作に先立つてこれを所定量だけ少し
戻し、プラテン1上の原稿2の有無を再確認し、
原稿2が取り除かれておらず確かに存在するのを
検知した上でコピー動作を許容するよう制御する
場合にも用いられる。
また、第4図及び第5図に示すように、各遮光
シート3a,3bについて、その基準位置(ホー
ム位置)S0検出するホームセンサ17a,17b
が設けられている。上記各遮光シート3a,3b
の露光域画成時の移動の量についての検出は、各
遮光シート3a,3bによつてプラテン1上にセ
ツトされた原稿2に応じた露光域を画成するべく
遮光シート3a,3bが移動せしめられた場合に
おいて、上記遮光シート3a,3bが基準位置S0
から離間するのを上記ホームセンサ17a,17
bが検知した時点から開始されるようになつてい
る。すなわち、第6図のタイミングチヤートにお
いて、同図aは前記原稿有無検知センサ5a,5
bの出力、同図bはパルスモータ6a,6bの作
動タイミング、同図cはホームセンサ17a,1
7bの出力を表わすが、前記した各エンコーダ
Ka,Kbによる原稿サイズ検知のための検出動作
は、パルスモータ6a,6bが駆動開始信号Gに
より駆動を開始した後の各ホームセンサ17a,
17bの検出出力が得られた時点から同図dに示
すように開始され、そして原稿有無検知センサ5
a,5bが駆動停止信号Tにより停止される時点
まで行なわれる。従つて、X0,Y0を夫々プラテ
ン1の位置決め基準点Rから各ホームセンサ17
a,17bまでの距離とし、X1をプラテン1の
長手方向における前記第6図dのようなエンコー
ダKaの出力パルスから算出された遮光シート3
aの移動量とし、同様にしてY1を遮光シート3
bの移動量とすると、原稿2のプラテン1の長手
方向及び短手方向の寸法X,Yは次式で求められ
る。
X=X0+X1 …(1) Y=Y0+Y1 …(2) このようにして、各遮光シート3a,3bの移
動を活用して、原稿サイズを検知しこれを自動的
なコピー用紙の選択制御等に利用するが、このよ
うな遮光シート3a,3bを利用したサイズ検知
システムにおいて、単に、遮光シート3a,3b
が原稿2の大きさに応じて開いて原稿端が検知さ
れる位置まで移動して停止したならば、以後オペ
レータがコピースイツチを押せばコピー動作が行
なわれるというようにするのではなく、上記検知
後にあえて遮光シートを少し戻してコピー前に原
稿2がプラテン1上に存在するか否かを検知する
ようにする。つまり、コピー動作が可能なのは、
上述のような戻し制御の過程において、各遮光シ
ート3a,3bにより画成されたプラテン1の領
域上に確実に原稿が存在しているということを確
認して初めて可能となるようにするわけである。
例えば、第7図及び第8図に示すように、一方
の遮光シート3aを例に採つて説明すれば、遮光
シート3aが開き原稿2の端縁を検知するまで第
7図のの如く移動して第8図aで示すように停
止したら、次いでその位置から遮光シート3aを
第7図のの如く所定量だけ戻して第8図bで示
すように原稿有無検知センサ5aを原稿2の領域
内に入るようにし、この状態で原稿2の有無を確
認するようにするのである。第8図bの場合は、
前述の露光域画成後においても原稿2はそのまゝ
プラテン1上に正しく置かれている状態だから、
原稿2は取り除かれていないということが検知さ
れ、従つて、コピーを開始して露光を行なつて
も、露光用の光がプラテン面から放出されるおそ
れはないという状態にあることになるのである。
そして、この例では、更に、上記のように原稿2
が取り除かれておらず、確実にプラテン1上に原
稿2が存在していることが検知されたならば、コ
ピーに先立つて再び第7図のの如く遮光シート
3aを開く方向に所定量移動させ、第8図cに示
すように、遮光シート3aの端部が原稿領域外へ
出るようにした状態にしてコピー動作を開始させ
るようにする。
第9図は上述のような制御をマイクロコンピユ
ータを用いて行なう場合の制御ブロツク図の一例
で、図示の場合は、原稿サイズ検知スイツチ18
が設けられており、これは、上記各遮光シート3
a,3bを移動させて露光域を画成させると共に
原稿サイズの自動検知を行なわせる場合にオペレ
ータが操作するものである。19はコピー動作を
開始させるためオペレータが操作するコピースイ
ツチで、上記原稿サイズ検知スイツチ18、コピ
ースイツチ19及び前記した各原稿有無検知セン
サ5a,5b、エンコーダKa,Kb、ホームセン
サ17a,17bの情報は入力インターフエース
20を介して制御部21にデータとして与えられ
る。制御部21は、中央処理装置CPU22、ラ
ンダム・アクセス・メモリRAM23、リード・
オンリー・メモリROM24から成つており、こ
のROM24には、第10図にフローチヤートで
示すように、遮光シート3a,3b上の原稿有無
検知センサ5a,5bが原稿端を検知したらその
位置から少し戻つて原稿2の有無を検知し、原稿
2が有ることを確認されたときコピーが可能とな
るようにしたプログラムが予め格納されており、
上記CPU22は、入力インターフエース20を
通して与えられるデータに基づいてこのプログラ
ムを実行し、出力インターフエース25を介して
前記パルスモータ6a,6b、トレイ選択部2
6、複写機の露光装置その他の複写に必要な機器
27に制御用の信号を送出し、これらを制御する
ようになつている。
なお、上記露光装置については、この例では全
面露光のタイプのものを使用している。既述した
ように、全面露光の場合は、露光量を多くするこ
とができるという利点があり、従つて、原稿端検
知後、原稿2がプラテン1上にないにもかかわら
ず複写動作が行なわれてしまうと、露光用の強い
光がその原稿のないプラテン面から放出され目を
いためるなどの弊害が特に大きいものとなるが、
本制御方法によるときは、原稿2の存在が確認さ
れなければ、オペレータがコピースイツチ19を
押しても複写動作従つて露光動作も開始されない
から、上述のような心配なく全面露光を利用する
ことができる。
次に、第10図に従つて制御動作について説明
する。
第10図のステツプA○,B○で示すように、この
例では、オペレータは原稿サイズ検知スイツチ1
8をオン操作し、各パルスモータ6a,6bの正
転動作を開始させる。これにより各遮光シート3
a,3bが各駆動軸7a,7bに巻き取られ、移
動が開始され、またこれに伴つてホームセンサ1
7a,17bが各遮光シート3a,3bの基準位
置S0からの離間を検知し、第6図cの如くその出
力がハイレベルになると、これと同期して各エン
コーダKa,Kbからのパルス信号の計測も開始さ
れる。すなわち、各遮光シート3a,3bが移動
すると、この移動に伴つて従動プーリ10a,1
0bが回動するため、各デイスク13a,13b
は従動プーリ10a,10bと一体的に回動し、
このとき各センサ16a,16bの発光素子14
a,14bからの光はスリツト12を通じて間欠
的に受光素子15a,15bに照射されるから受
光素子15a,15bからの出力は、第6図dに
示すように、センサ16a,16b部を通過する
スリツト12の数に対応したパルス信号として得
られる。このように遮光シート3a,3bが動け
ばエンコーダKa,Kbによつてパルスが発生する
のであり、そして、CPU22は、各ホームセン
サ17a,17bの検知出力に基づきその検知時
点から以後は上記各エンコーダKa,Kbからのパ
ルスの数をカウントして行くのである。
このようにして、各パルスモータ6a,6bの
正転動作によつて遮光シート3a,3bが開き、
原稿端を検知するまで移動する。すなわち、次の
ステツプC○では、各原稿有無検知センサ5a,5
bの出力に基づき各遮光シート3a,3bの端部
がプラテン1上にセツトされた原稿2の端縁に到
達したか否かを判別する。原稿2の端縁への到達
の検知は、第6図aのように、各原稿有無検知セ
ンサ5a,5bにおける受光素子5″への原稿2
からの反射光の受光がなくなり、原稿2が存在し
ない範囲であることを示すローレベルの信号に変
化することによつて行なわれ、上記判別ステツプ
C○でYESの判別結果が得られたならば、ステツ
プD○に進んで第6図bの如く各パルスモータ6
a,6bの正転動作を停止させる。これにより、
各遮光シート3a,3bは、原則的には、セツト
された原稿2のプラテン1の長手及び短手方向の
各端縁に対応した位置において停止し、原稿2に
対応したプラテン1領域を画成することになり、
また、例外的には、誤つてセツトされた原稿2を
取り除いたような場合には、その時点で直ちに停
止し、原稿2がセツトされていない状態でプラテ
ン1の所定領域を画成する。
なお、上記の説明では、原稿サイズ検知スイツ
チ18を設け、オペレータがこれを操作するよう
にしたが、これに限らず、次のような構成であつ
てもよい。すなわち、各遮光シート3a,3bが
基準位置S0に待機している状態において、プラテ
ン1上に原稿が置かれていないとき、コピーすべ
き原稿2が置かれると、センサが検知してパルス
モータ6a,6bを作動させ、遮光シート3a,
3bが開き、その原稿端まで移動して停止するよ
うにしてもよい。
上記ステツプD○に続いて、ステツプE○,F○に示
すように、各遮光シート3a,3bの移動量検
出、原稿2のサイズ検知を行なう。すなわち、上
記パルスモータ6a,6bが停止した時点で第6
図dのようにエンコーダKa,Kbからのパルス信
号の入力もなくなるので、それまでの計測値から
それぞれ前記したX1,Y1の値を算出し、前記(1)
及び(2)式に従つて原稿2のサイズX,Yを求め
る。このようにして、各遮光シート3a,3bの
移動を活用して原稿2のサイズを求めたならば、
これに基づいてステツプG○でトレイ選択部26に
より自動的にその原稿2に合つたコピー用紙を選
択するようトレイ選択が行なわれ、後述の複写動
作時にはそのトレイから給紙されるコピー用紙へ
原稿2のコピーが行なわれることとなる。
一方、前記のように各原稿有無検知センサ5
a,5bが原稿端を検知し遮光シート3a,3b
が停止したら、そのままで複写動作に備えるので
はなく、検知したら前記第7図及び第8図で説明
したように少し戻す。すなわち、ステツプH○で逆
転作動を開始させ、原稿領域内に入り込ませてそ
こでステツプI○のように原稿の存否を検知する。
遮光シート3a,3bにこの戻し移動について
は、予めどの位戻すのかを設定しておき、戻し移
動時に発生するエンコーダKa,Kbからのパルス
をカウントして制御を行なうようにする。すなわ
ち、所定のカウント分だけ戻すのである。
上記判別ステツプI○において、原稿2が取り除
かれたのを検知すればNOの判別結果が得られる
ので、このときはステツプJ○へ進んで各遮光シー
ト3a,3bを基準位置(ホーム位置)S0へ戻
し、原稿2が取り除かれずその存在が確認された
場合のみステツプK○〜M○へ進む。従つて、例え
ば、誤つた原稿2を取り除いたり、不注意により
プラテン1上の原稿2の位置をずらしてしまつた
り、あるいは、原稿2が床に落ちてしまつた等の
原因により、原稿2が存在しない状態で所定の露
光域の遮光シート3a,3bにて画成された状況
が発生した場合において、もしオペレータがコピ
ースイツチ19を押したとしても複写動作は阻止
され、露光は開始されない。このため全面露光用
の強い光がその原稿のないプラテン面から放出さ
れてしまうということを防ぐことができ、ミスコ
ピーを生じないのは勿論、オペレータ等周囲の者
の目を直射して目をいためたりするなどの危険を
防止することができる。
また、上記判別ステツプI○で原稿2がプラテン
1上に有るのが検知されYESの判別結果が出た
場合においてオペレータによりコピースイツチ1
9が操作されると、再び各パルスモータ6a,6
bを正転作動させ、各遮光シート3a,3bを開
く方向に移動させ、各遮光シート3a,3bはそ
の端部が原稿領域をやゝ越えた位置において停止
せしめられる。この場合の移動についても各エン
コーダKa,Kbからのパルスを用いて制御され、
予め定められたカウント分だけ移動させるのであ
る。このようにするのは、画像を邪魔しないよう
にするため、すなわち、コピー用紙の縁に遮光シ
ート3a,3bの像が映るのを避けるためであ
る。複写動作は、このように遮光シート3a,3
bを少し開いた状態にした後に開始され、前記ス
テツプG○で選択されたコピー用紙への原稿2のコ
ピーが行なわれる。
そして、その原稿2の所定枚数のコピーが終了
すれば、コピー終了と共に遮光シート3a,3b
を再び前記ステツプI○のように原稿の有無を確認
できる状態、つまり第8図bのような原稿領域内
にやゝ入つた位置に戻すようにし、ここで原稿が
取り除かれるかどうかを見るようにして、もし前
のコピー済みの原稿が取り除かれた後一定時間経
過しても次の原稿が置かれず、原稿が無と判断し
たときは遮光シート3a,3bを基準位置S0へ復
帰させればよい。従つて、原稿有無検知センサ5
a,5bは、原稿がセツトされ、一旦基準位置S0
から移動してプラテン1に原稿に応じた領域を画
成した後は、通常、原稿領域内に位置して原稿を
取り除かれるのを監視し、コピー中は原稿領域外
に出すことにより、コピーに遮光シート3a,3
bを映すのを回避するのである。
このように、遮光シート3a,3b上に原稿を
検知する原稿有無検知センサ5a,5bを有する
複写機において、上記実施例のように、エンコー
ダKa,Kbによつてパルスを発生させ、原稿サイ
ズ検知の他に、一旦画成されたプラテン領域上に
原稿がないときの露光用の光の放出を未然に防ぐ
ことができると共に、原稿の交換、遮光シート3
a,3bの基準位置S0への戻り等のコントロール
が可能となる。
なお、上記実施例において、遮光シート3a,
3bの基準位置S0への最初のセツテイングは、例
えば、複写機の電源をオンすると、遮光シート3
a,3bに設けた切欠きまたは透明部等を検知
し、基準位置S0で遮光シート3a,3bが止まる
など適宜の方法であつてよい。
また、上記実施例では、各遮光シート3a,3
bの移動を利用して原稿サイズ検知を行なう他、
一旦領域を画成した後の遮光シート3a,3bの
移動制御を行なうのに、第1図のように従動プー
リ10a,10bにエンコーダKa,Kbを取付け
これを用いる例を示したが、これ以外の構成であ
つてもよい。例えば、一方の遮光シート3a側を
例に採れば、第11図に示すように、遮光シート
3aを引張るワイヤ9a上にエンコーダKaを設
けるようにしてもよい。あるいは、各遮光シート
3a,3bの移動方向に沿う縁部に直接に多数の
スリツトもしくは反射マークを設け、これを透過
型もしくは反射型のフオトセンサ等で検出して移
動に応じたパルスを出すようにしてもよい。
また、原稿端を検知するまでの移動量を検出し
原稿サイズを検知して自動的なコピー用紙の選択
を行なわせているが、この発明はコピー用紙の選
択は自動ではなく、オペレータが手動でトレイを
選択するような複写機にも勿論適用可能である。
このような場合は、既述したエンコーダKa,Kb
は、もつぱら一旦原稿端を検知し遮光シート3
a,3bの移動が停止した後のその移動制御に用
いられることになる。
更に、駆動源としてサーボモータを使えば、特
にエンコーダを設けるのは不要である。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、遮光シート
によりプラテン上に所定の露光域を画成したとし
ても、原稿が存在しない状況においては複写動作
を行わないようにしたので、プラテン上の露光域
から露光用の光が外部にそのまま放出される事態
を確実に防止することができ、露光用の光がオペ
レータ等周囲の者の目を直射して目をいためるな
どの危険を未然に防ぐことができる等の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に適用した原稿サ
イズ自動検知装置の構成図、第2図は上記装置の
原稿有無検知センサの概要図、第3図A及びBは
同じくエンコーダの説明図、第4図は上記装置の
プラテンの長手方向に沿う概略断面図、第5図は
同じく平面図、第6図は動作説明に供するタイミ
ングチヤート、第7図は遮光シートの制御の態様
の一例を示す説明図、第8図は同じくその過程を
示す説明図、第9図は制御系の一例を示すブロツ
ク図、第10図は制御フローチヤート、第11図
はエンコーダの取付けの他の例を示す図である。 符号説明、1…プラテン、2…原稿、3a,3
b…遮光シート、5a,5b…原稿有無検出セン
サ、6a,6b…パルスモータ、19…コピース
イツチ、21…制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラテン下面に遮光シートを進退可能に配設
    すると共に、上記遮光シートの端部に原稿有無検
    知センサを設け、この原稿有無検知センサからの
    情報に応じて上記遮光シート駆動系を制御し、原
    稿領域以外のプラテン領域を遮光シートで覆うよ
    うにした複写機において、 上記原稿有無検知センサが原稿有りの状態から
    原稿無しの状態を検知するまで上記遮光シートを
    原稿のある領域から原稿のない領域へ向けて移動
    させる遮光シート基本移動過程と、 この遮光シート基本移動過程が行われた後に原
    稿領域内の方向へ遮光シートを微量移動させ、上
    記原稿有無検知センサが原稿有りの状態を検知し
    た場合にのみ複写動作を可能にする原稿有無確認
    過程とを備えたことを特徴とする複写機の遮光シ
    ート制御方法。 2 上記原稿有無確認過程は、原稿が有ると検知
    された場合に、複写動作の開始に先立つて原稿端
    位置まで遮光シートを復帰移動させるものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の複
    写機の遮光シート制御方法。
JP13418785A 1985-06-21 1985-06-21 複写機の遮光シ−ト制御方法 Granted JPS61292658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13418785A JPS61292658A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 複写機の遮光シ−ト制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13418785A JPS61292658A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 複写機の遮光シ−ト制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61292658A JPS61292658A (ja) 1986-12-23
JPH0348513B2 true JPH0348513B2 (ja) 1991-07-24

Family

ID=15122470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13418785A Granted JPS61292658A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 複写機の遮光シ−ト制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61292658A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0267349U (ja) * 1988-11-10 1990-05-22
JP5366007B2 (ja) * 2009-09-25 2013-12-11 富士ゼロックス株式会社 記録材の長さ測定装置、画像形成装置およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61292658A (ja) 1986-12-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2559835B2 (ja) オリジナルドキュメントの位置決め調整方法及びその装置
US5754314A (en) Image input system and method for reading images from an original document
US5903252A (en) Electronic whiteboard apparatus
JPH0735214B2 (ja) 電子写真記録装置
US5112002A (en) Automatic winding mechanism for a continuous sheet and the like
JPH0348513B2 (ja)
JPH0232830B2 (ja)
EP0423809B1 (en) Microfilm reader/printer
JPH0833579B2 (ja) コマ番号特定方法
US5017958A (en) Image forming apparatus having control unit for rewinding operation of photosensitive recording medium
EP0381460A2 (en) Image forming apparatus having sheet feeding condition detecting means
JPS63112859A (ja) ディスクライブラリ装置
JP3007753B2 (ja) 原稿サイズ検知装置
JPS61210343A (ja) 複写機における原稿サイズ自動検知装置
JPS61292659A (ja) 複写機の不要部分消去装置
JPH044588B2 (ja)
GB2092318A (en) Microfiche recording system
JPH0351194Y2 (ja)
JPH0349498Y2 (ja)
JPS5977431A (ja) オ−バ−レイ装置
JPH0584494B2 (ja)
JPH03177245A (ja) 用紙位置決め装置
JPS6126037A (ja) 複写機の自動遮光装置
JPS60263129A (ja) 複写機
JPS63143147A (ja) 自動原稿循環搬送装置