JPH0348091A - 管継手 - Google Patents
管継手Info
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- JPH0348091A JPH0348091A JP18318189A JP18318189A JPH0348091A JP H0348091 A JPH0348091 A JP H0348091A JP 18318189 A JP18318189 A JP 18318189A JP 18318189 A JP18318189 A JP 18318189A JP H0348091 A JPH0348091 A JP H0348091A
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Links
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Landscapes
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、管継手に関する。
[従来の技術]
従来より形状記憶合金を用いた管継手が知られている。
この管継手は、第6図に示すように、両端開口で金属製
の内筒部10と、内筒部10の外周面10a←嵌着され
た形状記憶合金製の外筒部20と、内筒部10の内局部
10bに被着された樹脂被膜30とからなる。外筒部2
0は加熱されて形状記憶効果による形状回復により内筒
部10をかしめる。このかしめにより、内筒部10に挿
入されているパイプBa、gaを固定している。
の内筒部10と、内筒部10の外周面10a←嵌着され
た形状記憶合金製の外筒部20と、内筒部10の内局部
10bに被着された樹脂被膜30とからなる。外筒部2
0は加熱されて形状記憶効果による形状回復により内筒
部10をかしめる。このかしめにより、内筒部10に挿
入されているパイプBa、gaを固定している。
なお、上記加熱によって樹脂被膜30は溶融し、内筒部
10とパイプ80.90との間の間隙は封止される。
10とパイプ80.90との間の間隙は封止される。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら上記した従来の管継手では、内筒部10の
各端面よりそれぞれ挿入されるパイプ80.90の挿入
深さを所定深さとするのに手間がかかるという問題があ
った。以下、この問題を詳細に説明する。
各端面よりそれぞれ挿入されるパイプ80.90の挿入
深さを所定深さとするのに手間がかかるという問題があ
った。以下、この問題を詳細に説明する。
形状記憶合金を用いる管継手では、外筒部20の縮径に
よるかしめ力が内筒部10及び樹脂被膜30を介してパ
イプ80及びパイプ90になるべく均等に分散し、内筒
部10とパイプ80との接合強度及び内筒部10とパイ
プ90との接合強度がなるべく均等になることが望まし
い。そのためには、内筒部10へのパイプ80の挿入深
さと、内筒部10へのパイプ80の挿入深さとをほぼ一
致させる必要がある。
よるかしめ力が内筒部10及び樹脂被膜30を介してパ
イプ80及びパイプ90になるべく均等に分散し、内筒
部10とパイプ80との接合強度及び内筒部10とパイ
プ90との接合強度がなるべく均等になることが望まし
い。そのためには、内筒部10へのパイプ80の挿入深
さと、内筒部10へのパイプ80の挿入深さとをほぼ一
致させる必要がある。
このために従来の管継手では、一方のパイプ80の外周
面の所定位置に予め刻印してあき、パイプ80の刻印位
置が内筒部10の端部と隣接するまでパイプ80を内筒
部10に挿入し、次に、パイプ80を上記挿入状態で保
持しつつ他方のパイプ90を内筒部10に挿入し、その
後、パイプ80.90と、内筒部10との相対位置を固
定しつつ管継手を加熱して外筒部20を形状回復させ、
外筒部20の縮径により内筒部10をかしめて、管継手
とパイプ80及び90とのジヨイントを完了している。
面の所定位置に予め刻印してあき、パイプ80の刻印位
置が内筒部10の端部と隣接するまでパイプ80を内筒
部10に挿入し、次に、パイプ80を上記挿入状態で保
持しつつ他方のパイプ90を内筒部10に挿入し、その
後、パイプ80.90と、内筒部10との相対位置を固
定しつつ管継手を加熱して外筒部20を形状回復させ、
外筒部20の縮径により内筒部10をかしめて、管継手
とパイプ80及び90とのジヨイントを完了している。
このような従来方法では、パイプ80の正確な所定位置
へ一々刻印することが面倒であり、更に、外筒部20の
縮径が開始されるまで、管継手とパイプ80.90との
間に相対位置が変化しないようにそれらを保持する手段
を講じる必要があった。
へ一々刻印することが面倒であり、更に、外筒部20の
縮径が開始されるまで、管継手とパイプ80.90との
間に相対位置が変化しないようにそれらを保持する手段
を講じる必要があった。
例えば、パイプ80.90はかなり長尺である場合がお
り、外筒部20の縮径前には上記相対変位を生起させな
いためにこれら長尺のパイプ80.90に接触しないよ
うに注意する必要がある。
り、外筒部20の縮径前には上記相対変位を生起させな
いためにこれら長尺のパイプ80.90に接触しないよ
うに注意する必要がある。
本発明はこのような課題に鑑みなされたものであり、パ
イプの位置合せ及び外筒部の縮径前におけるパイプなど
の位置保持が簡単で、パイプと管継手との結合力のばら
つきが少ない管継手を提供することを解決すべき課題と
している。
イプの位置合せ及び外筒部の縮径前におけるパイプなど
の位置保持が簡単で、パイプと管継手との結合力のばら
つきが少ない管継手を提供することを解決すべき課題と
している。
[課題を解決するための手段]
第1発明の管継手は、両端開口で管状に形成された金属
製の内筒部と、該内筒部の外周面に嵌着され形状記憶効
果による形状回復により該内筒部をかしめる形状記憶合
金製の外筒部と、前記内筒部に嵌入され前記内筒部の内
周面の所定位置に保持された位置決めリングと、面記内
筒部の内周面を被覆する樹脂被膜とを具備することを特
徴としている。
製の内筒部と、該内筒部の外周面に嵌着され形状記憶効
果による形状回復により該内筒部をかしめる形状記憶合
金製の外筒部と、前記内筒部に嵌入され前記内筒部の内
周面の所定位置に保持された位置決めリングと、面記内
筒部の内周面を被覆する樹脂被膜とを具備することを特
徴としている。
第2発明の管継手は、両端開口で管状に形成された金属
製の内局部と、該内筒部の外周面に嵌着され形状記憶効
果による形状回復により該内筒部をかしめる形状記憶合
金製の外筒部と、前記内筒部の内局部に被着された樹脂
被膜とをもつ管継手において、前記内筒部の内周面の所
定位置に位置決め突部が突設されていることを特徴とし
ている。
製の内局部と、該内筒部の外周面に嵌着され形状記憶効
果による形状回復により該内筒部をかしめる形状記憶合
金製の外筒部と、前記内筒部の内局部に被着された樹脂
被膜とをもつ管継手において、前記内筒部の内周面の所
定位置に位置決め突部が突設されていることを特徴とし
ている。
第3発明の管継手は、両端開口で管状に形成されている
とともに位置決め凹部が内周面上の所定位置に穿設され
た金属製の内筒部と、該内筒部に嵌着され形状記憶効果
による形状回復により該内筒部をかしめる°形状記憶合
金製の外筒部と、前記内筒部の内周面に被着された樹脂
被膜と、前記位置決め凹部に嵌入、保持される位置決め
部材とを具備することを特徴とじ−でいる。
とともに位置決め凹部が内周面上の所定位置に穿設され
た金属製の内筒部と、該内筒部に嵌着され形状記憶効果
による形状回復により該内筒部をかしめる°形状記憶合
金製の外筒部と、前記内筒部の内周面に被着された樹脂
被膜と、前記位置決め凹部に嵌入、保持される位置決め
部材とを具備することを特徴とじ−でいる。
管継手は、一般には円筒断面をもつが、他の形状の断面
をもつことができる。
をもつことができる。
第1発明で用いられる位置決めリング及び第3発明で用
いられる位置決め部材には、樹脂、金属、又は樹脂と金
属の複合物などを素材として用いることができる。樹脂
と金属の複合物として例えば、樹脂被覆された金属を採
用することができる。第1発明で用いられる位置決めリ
ングは、環体状、環筒状、環板状などの形状をもつこと
ができる。
いられる位置決め部材には、樹脂、金属、又は樹脂と金
属の複合物などを素材として用いることができる。樹脂
と金属の複合物として例えば、樹脂被覆された金属を採
用することができる。第1発明で用いられる位置決めリ
ングは、環体状、環筒状、環板状などの形状をもつこと
ができる。
これら位置決めリングは、切欠き部をもつリング形状で
もよく、切欠き部をもたないリング形状であってもよい
。位置決めリングは、一般に角形断面をもつが、口字形
など他の断面形状でもよい。
もよく、切欠き部をもたないリング形状であってもよい
。位置決めリングは、一般に角形断面をもつが、口字形
など他の断面形状でもよい。
第3発明の位置決め凹部は環状に形成することができ、
その場合、第3発明の位置決め部材を位置決めリングで
構成することが好ましい。位置決め凹部は内筒部の内周
面の一部に設けられた小型の凹部でもよく、この場合に
は、凹部は複数個設けられることが好ましく、位置決め
部材は凹部に嵌入された小型の突部で構成することが好
ましい。
その場合、第3発明の位置決め部材を位置決めリングで
構成することが好ましい。位置決め凹部は内筒部の内周
面の一部に設けられた小型の凹部でもよく、この場合に
は、凹部は複数個設けられることが好ましく、位置決め
部材は凹部に嵌入された小型の突部で構成することが好
ましい。
[作用]
各発明の管継手において、外筒部は加熱されて形状記憶
効果による形状回復により縮径して内筒部をかしめる。
効果による形状回復により縮径して内筒部をかしめる。
かしめられた内筒部は、両側から内筒部に挿入されたパ
イプに密着して圧接される。
イプに密着して圧接される。
上記加熱により、樹脂被膜は溶融して内筒部とパイプと
の間の隙間を封止する。
の間の隙間を封止する。
第1発明の管継手において、位置決めリングは内筒部の
内周面に保持され、特にその軸心と平行方向への移動が
抑止される。
内周面に保持され、特にその軸心と平行方向への移動が
抑止される。
第3発明の管継手において、内筒部の内周面上に設【プ
られた位置決め凹部は位置決め部材を保持し、特にその
軸心と平行方向への移動を禁止する。
られた位置決め凹部は位置決め部材を保持し、特にその
軸心と平行方向への移動を禁止する。
第1発明の位置決めリング、第2発明の位置決め突部、
及び第3発明の位置決め部材は、パイプを内筒部に挿入
する時にパイプと衝合してパイプが所定深さだけ挿入さ
れるようにする。また、外筒部が縮径されるまで管継手
とパイプとが相対的に変位しないようにする。例えば、
管継手に挿入された状態でパイプになんらかの外力が加
わっても、パイプは上記挿入側さ以上挿入されることは
なく、もし両方のパイプを各々挿入方向に付勢しておけ
ば、ある程度パイプ離脱方向へおる程度の外力が加えら
れた位では管継手とパイプとの間の相対変位は生じない
。
及び第3発明の位置決め部材は、パイプを内筒部に挿入
する時にパイプと衝合してパイプが所定深さだけ挿入さ
れるようにする。また、外筒部が縮径されるまで管継手
とパイプとが相対的に変位しないようにする。例えば、
管継手に挿入された状態でパイプになんらかの外力が加
わっても、パイプは上記挿入側さ以上挿入されることは
なく、もし両方のパイプを各々挿入方向に付勢しておけ
ば、ある程度パイプ離脱方向へおる程度の外力が加えら
れた位では管継手とパイプとの間の相対変位は生じない
。
[実施例]
(実施例1)
第1発明の管継手の一実施例を第1図により説明する。
この管継手は、両端開口で管状に形成された内筒部1と
、内筒部1の外周面1as、:嵌着された外筒部2と、
内筒部1の内局部1aを被覆する樹脂被膜3と、内筒部
1の内周面1bの中央部に保持された位置決めリング4
とからなり、内筒部1にはパイプ8.9が両側から挿入
されている。
、内筒部1の外周面1as、:嵌着された外筒部2と、
内筒部1の内局部1aを被覆する樹脂被膜3と、内筒部
1の内周面1bの中央部に保持された位置決めリング4
とからなり、内筒部1にはパイプ8.9が両側から挿入
されている。
内筒部1は、長さが約3cm、内径が約13゜1mm、
肉厚は約9mmのアルミ合金製の円筒部材からなる。
肉厚は約9mmのアルミ合金製の円筒部材からなる。
外筒部2は、肉厚が約2mmの円筒部材からなり、内筒
部1の外周面1aに圧着されている。外筒部2はCu−
Zr1−AI系の形状記憶合金を素材として形成されて
いる。
部1の外周面1aに圧着されている。外筒部2はCu−
Zr1−AI系の形状記憶合金を素材として形成されて
いる。
樹脂液1113は、膜厚が約100μmのエポキシ樹脂
被膜からなり、内筒部1の内局部1bの仝而をコーティ
ングしている。
被膜からなり、内筒部1の内局部1bの仝而をコーティ
ングしている。
位置決めリング4は、内筒部1に嵌入されたエポキシ樹
脂製の円環体であり、位置決めリング4の外周面は樹脂
被膜3に密接、一体止している。
脂製の円環体であり、位置決めリング4の外周面は樹脂
被膜3に密接、一体止している。
位置決めリング4の肉厚は約0.5mmに設定されてい
る。位置決めリング4の一方の端面はパイプ8の端面に
当接し、位置決めリング4の使方の端面はパイプ9の端
面に当接している。
る。位置決めリング4の一方の端面はパイプ8の端面に
当接し、位置決めリング4の使方の端面はパイプ9の端
面に当接している。
パイプ8.9の外周面は樹脂被膜3を介して内局部1の
内周面1bと圧接している。
内周面1bと圧接している。
次に、この管継手の組立てを説明する。
まず、外筒部2の内径を内筒部1の外径より約4%程度
径小に形成する。次に、内局部1bに樹脂被膜3がコー
ティングされた内筒部1を準備する。
径小に形成する。次に、内局部1bに樹脂被膜3がコー
ティングされた内筒部1を準備する。
次に、外筒部2の内部に先端部がやや先細テーパ状とな
った金属円柱部材(図示せず)を押入し、外筒部2の内
径を7〜8%程度、拡径する。なお、この拡径は内筒部
1と上記金属円柱部材との間にポリエチレンチューブを
介装した状態で実施される。これは金属円柱部材の円滑
な押入を可能とするためである。次に、拡径された外筒
部2を内筒部1に嵌着した後、内筒部1の内周面1bの
中央部に、エポキシ樹脂製の位置決めリング4を圧入す
る。この場合、位置決めリング4の外径は僅かに樹脂被
膜3の内径より多少径大としておき、位置決めリング4
を径方向内側に縮径して圧入し、この縮径による弾性力
により位置決めリング4が樹脂被膜3を介して内筒部1
の内周面1bに強く圧接する。
った金属円柱部材(図示せず)を押入し、外筒部2の内
径を7〜8%程度、拡径する。なお、この拡径は内筒部
1と上記金属円柱部材との間にポリエチレンチューブを
介装した状態で実施される。これは金属円柱部材の円滑
な押入を可能とするためである。次に、拡径された外筒
部2を内筒部1に嵌着した後、内筒部1の内周面1bの
中央部に、エポキシ樹脂製の位置決めリング4を圧入す
る。この場合、位置決めリング4の外径は僅かに樹脂被
膜3の内径より多少径大としておき、位置決めリング4
を径方向内側に縮径して圧入し、この縮径による弾性力
により位置決めリング4が樹脂被膜3を介して内筒部1
の内周面1bに強く圧接する。
このようにして、管継手の製造が完了する。次に管継手
によるパイプ8.9のジヨイントを説明する。
によるパイプ8.9のジヨイントを説明する。
パイプ8.9の先端が位置決めリング4の両端面に衝合
するまで、常温状態の管継手にパイプ8.9を挿入する
。次に、パイプ8.9と位置決めリング4との間に隙間
が生じないように、ある程度の付勢力でパイプ8.9を
互いに逆方向に押圧しつつ、外筒部2を200℃まで加
熱する。約15O′C以上に加熱された外筒部2は形状
記憶が回復して縮径し、内筒部1の外周面全体を均一な
圧縮力でかしめ、かしめられた内筒部1は樹脂被膜3を
介してパイプ8.9に圧接される。
するまで、常温状態の管継手にパイプ8.9を挿入する
。次に、パイプ8.9と位置決めリング4との間に隙間
が生じないように、ある程度の付勢力でパイプ8.9を
互いに逆方向に押圧しつつ、外筒部2を200℃まで加
熱する。約15O′C以上に加熱された外筒部2は形状
記憶が回復して縮径し、内筒部1の外周面全体を均一な
圧縮力でかしめ、かしめられた内筒部1は樹脂被膜3を
介してパイプ8.9に圧接される。
また、上記加熱により樹脂被膜3が溶融して内筒部1と
パイプ8.9との間の微小な間隙を気密に充填し、その
後、樹脂被膜3は熱硬化して内筒部1、位置決めリング
4及びパイプ8.9を相互に接合する。
パイプ8.9との間の微小な間隙を気密に充填し、その
後、樹脂被膜3は熱硬化して内筒部1、位置決めリング
4及びパイプ8.9を相互に接合する。
以上説明〔)たように、この実施例の管継手では、位置
決めリング4として樹脂製リングを採用しているので、
その内径方向への弾性変形を利用して内筒部1の所定位
置に定置することができる。もちろん、金属製の弾性リ
ングを採用することもできる。
決めリング4として樹脂製リングを採用しているので、
その内径方向への弾性変形を利用して内筒部1の所定位
置に定置することができる。もちろん、金属製の弾性リ
ングを採用することもできる。
上記加熱時にパイプ8.9への上記押圧をやめるならば
、上記加熱時に軟化あるいは溶融する(カ1脂材料を素
材として位置決めリング4を形成することもできる。こ
の場合、軟化あるいは溶融した位置決めリング4は同様
に軟化あるいは溶融した樹脂被膜3と強固に結合し、シ
ール性の向上を図ることができる。
、上記加熱時に軟化あるいは溶融する(カ1脂材料を素
材として位置決めリング4を形成することもできる。こ
の場合、軟化あるいは溶融した位置決めリング4は同様
に軟化あるいは溶融した樹脂被膜3と強固に結合し、シ
ール性の向上を図ることができる。
更に、この実施例では、位置決めリング4の内周面はパ
イプ8.9の内周面と同径に形成されているので、流体
損失が少ない利点がある。
イプ8.9の内周面と同径に形成されているので、流体
損失が少ない利点がある。
第2図に変形態様を示す。
この管継手では、金属製でリング形状の位置決めリング
4aが内筒部1に嵌入されており、位置決めリング4a
の圧入後に、内筒部1の内周面1b及び位置決めリング
4aの露出表面に樹脂被膜3aが被着されている。
4aが内筒部1に嵌入されており、位置決めリング4a
の圧入後に、内筒部1の内周面1b及び位置決めリング
4aの露出表面に樹脂被膜3aが被着されている。
このようにすれば、樹脂被膜3aが位置決めリング4a
を内筒部1に向けて押え付ける形状となるので、位置決
めリング4aと内筒部1との接合がより強固となる。
を内筒部1に向けて押え付ける形状となるので、位置決
めリング4aと内筒部1との接合がより強固となる。
(実施例2)
第3発明の管継手の一実施例を第3図に示す。
この管継手は、内筒部1と、外筒部2と、樹脂被膜3b
と、第3発明でいう位置決め部材を構成する位置決めリ
ング4bとからなる。
と、第3発明でいう位置決め部材を構成する位置決めリ
ング4bとからなる。
位置決めリング4bは、第1実施例の位置決めリング4
と同様に樹脂製の環体形状をもち、断面は角形に形成さ
れている。そして、位置決めリング4bは第1実施例の
位置決めリング4よりも厚肉に形成されている。
と同様に樹脂製の環体形状をもち、断面は角形に形成さ
れている。そして、位置決めリング4bは第1実施例の
位置決めリング4よりも厚肉に形成されている。
内筒部1の内周面1bの中央部には、断面が角形に形成
されたリング状の位置決め凹部1dが設【プられており
、位置決めリング4bの外周側の一部が位置決め凹部1
dに嵌入されている。
されたリング状の位置決め凹部1dが設【プられており
、位置決めリング4bの外周側の一部が位置決め凹部1
dに嵌入されている。
位置決めリング4bを位置決め凹部1dに1■入するに
は、位置決めリング4bを弾性圧縮して位置決め凹部1
d内部に押入して実施される。
は、位置決めリング4bを弾性圧縮して位置決め凹部1
d内部に押入して実施される。
この実施例の管継手によれば、位置決めリング4bが位
置決め凹部1dにより係止されているので、位置決めリ
ング4bがパイプ8.9との衝合によって変位すること
がない。なお、樹脂被膜3は内筒部1の位置決め凹部1
dの表面には被着されていない。
置決め凹部1dにより係止されているので、位置決めリ
ング4bがパイプ8.9との衝合によって変位すること
がない。なお、樹脂被膜3は内筒部1の位置決め凹部1
dの表面には被着されていない。
(実施例3)
第2発明の管継手の一実施例を第4図に示す。
この管継手は、内筒部1と、外筒部2と、樹脂被膜3C
とからなる。
とからなる。
内筒部1の内周面1bの中央部には、断面が角形に形成
されたリング状の位置決め突部1Cが突設されており、
樹脂被膜3Cが位置決め突起1Cの露出表面を被覆して
いる。
されたリング状の位置決め突部1Cが突設されており、
樹脂被膜3Cが位置決め突起1Cの露出表面を被覆して
いる。
位置決め突起1Cは、切削加工により形成されている。
この管継手によれば、位置決め突起1Cが内筒部1と一
体に形成されているので、パイプ8.9との衝合による
位置決め突起1Cの変位は生じない。
体に形成されているので、パイプ8.9との衝合による
位置決め突起1Cの変位は生じない。
この実施例の管継手の変形態様を第5図に示す。
内筒部1の中央部は内径方向へ絞り加工されており、そ
の結果として、リング状の凹部1eが内筒部1の外周面
1aの中央部に形成され、断面角形でリング状の位置決
め突部1Cが内筒部1の内周面1bの中央部から内径方
向に突設している。
の結果として、リング状の凹部1eが内筒部1の外周面
1aの中央部に形成され、断面角形でリング状の位置決
め突部1Cが内筒部1の内周面1bの中央部から内径方
向に突設している。
この変形態様によれば、少ない部品点数及び加工工数で
位置決め突部を固設することができる。
位置決め突部を固設することができる。
[発明の効果]
第1発明の管継手は、内筒部の内周面の所定位置に保持
された位置決めリングをもち、第2発明の管継手は、内
周面上の所定位置に突設された位首決め突部をもち、第
3発明の管継手は、内筒部の内周面上の所定位置に設け
られた位置決め凹部と、位置決め凹部に嵌入される位置
決め部材とをもつので、第1発明の位置決めリング、第
2発明の位置決め突部及び第3発明の位置決め部材は、
パイプを内筒部に挿入する時にパイプと衝合してパイプ
の挿入深度を規定することができる、その結果、パイプ
と管継手との位置合せ作業が極めて容易となる。また、
片方のパイプの挿入深度が不十分となることが原因とな
って、管継手とパイプとの接合力及びシール性が不十分
となり、例えば有毒高圧ガスなどが漏出するという事故
を防ぐことができる。
された位置決めリングをもち、第2発明の管継手は、内
周面上の所定位置に突設された位首決め突部をもち、第
3発明の管継手は、内筒部の内周面上の所定位置に設け
られた位置決め凹部と、位置決め凹部に嵌入される位置
決め部材とをもつので、第1発明の位置決めリング、第
2発明の位置決め突部及び第3発明の位置決め部材は、
パイプを内筒部に挿入する時にパイプと衝合してパイプ
の挿入深度を規定することができる、その結果、パイプ
と管継手との位置合せ作業が極めて容易となる。また、
片方のパイプの挿入深度が不十分となることが原因とな
って、管継手とパイプとの接合力及びシール性が不十分
となり、例えば有毒高圧ガスなどが漏出するという事故
を防ぐことができる。
また上記各弁明の管継手では、各パイプを上記位置決め
リング、位置決め突部及び位置決め部材に衝合させた後
、衝合を保持するように各パイプに押圧力を付与するこ
とによって、管継手とパイプとのかしめが完了するまで
の間になんらかの外力が加わっても、パイプと管継手と
の間の相対変位を防止することができ、管継手とパイプ
との接合力及びシール性が不十分となるのを防止する。
リング、位置決め突部及び位置決め部材に衝合させた後
、衝合を保持するように各パイプに押圧力を付与するこ
とによって、管継手とパイプとのかしめが完了するまで
の間になんらかの外力が加わっても、パイプと管継手と
の間の相対変位を防止することができ、管継手とパイプ
との接合力及びシール性が不十分となるのを防止する。
第1図は第1発明の管継手の模式断面図、第2図は第1
発明の管継手の変形態様を示す模式断面図、第3図は第
3発明の管継手の模式断面図、第4図は第2発明の管継
手の模式断面図、第5図は第1発明の管継手の変形態様
を示す模式断面図、第6図は従来の管継手の模式断面図
である。 1・・・内筒部 1C・・・位置決め突部1
d・・・位置決め凹部 2・・・外筒部3・・・樹脂
被膜 4・・・位置決めリング4a・・・位置
決め突部 4b・・・位置決めリング(位置決め部材
)
発明の管継手の変形態様を示す模式断面図、第3図は第
3発明の管継手の模式断面図、第4図は第2発明の管継
手の模式断面図、第5図は第1発明の管継手の変形態様
を示す模式断面図、第6図は従来の管継手の模式断面図
である。 1・・・内筒部 1C・・・位置決め突部1
d・・・位置決め凹部 2・・・外筒部3・・・樹脂
被膜 4・・・位置決めリング4a・・・位置
決め突部 4b・・・位置決めリング(位置決め部材
)
Claims (5)
- (1)両端開口で管状に形成された金属製の内筒部と、 該内筒部の外周面に嵌着され形状記憶効果による形状回
復により該内筒部をかしめる形状記憶合金製の外筒部と
、 前記内筒部に嵌入され前記内筒部の内周面の所定位置に
保持された位置決めリングと、 前記内筒部の内周面を被覆する樹脂被膜と、を具備する
ことを特徴とする管継手。 - (2)前記位置決めリングは、径方向への弾性をもち該
弾性により前記内筒部の内周面の所定位置に係止された
弾性部材からなる特許請求の範囲第1項記載の管継手。 - (3)前記樹脂被膜は、前記内筒部の内周面とともに前
記位置決めリングも被覆するものである特許請求の範囲
第1項記載の管継手。 - (4)両端間口で管状に形成された金属製の内筒部と、
該内筒部の外周面に嵌着され形状記憶効果による形状回
復により該内筒部をかしめる形状記憶合金製の外筒部と
、前記内筒部の内周面に被着された樹脂被膜とをもつ管
継手において、 前記内筒部の内周面の所定位置に位置決め突部が突設さ
れていることを特徴とする管継手。 - (5)両端間口で管状に形成されているとともに位置決
め凹部が内周面上の所定位置に穿設された金属製の内筒
部と、 該内筒部に嵌着され形状記憶効果による形状回復により
該内筒部をかしめる形状記憶合金製の外筒部と、 前記内筒部の内周面に被着された樹脂被膜と、前記位置
決め凹部に嵌入、保持される位置決め部材と、 を具備することを特徴とする管継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18318189A JPH0348091A (ja) | 1989-07-15 | 1989-07-15 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18318189A JPH0348091A (ja) | 1989-07-15 | 1989-07-15 | 管継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0348091A true JPH0348091A (ja) | 1991-03-01 |
Family
ID=16131189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18318189A Pending JPH0348091A (ja) | 1989-07-15 | 1989-07-15 | 管継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0348091A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013063715A1 (zh) * | 2011-10-31 | 2013-05-10 | Li Suming | 一种热收缩金属管路连接装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60143287A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-29 | 松下電器産業株式会社 | 管の接続方法 |
JPS616486A (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-13 | 東北金属工業株式会社 | 形状記憶合金を用いた管の接続方法 |
-
1989
- 1989-07-15 JP JP18318189A patent/JPH0348091A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60143287A (ja) * | 1983-12-29 | 1985-07-29 | 松下電器産業株式会社 | 管の接続方法 |
JPS616486A (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-13 | 東北金属工業株式会社 | 形状記憶合金を用いた管の接続方法 |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
WO2013063715A1 (zh) * | 2011-10-31 | 2013-05-10 | Li Suming | 一种热收缩金属管路连接装置 |
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