JPH0347888Y2 - - Google Patents

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JPH0347888Y2
JPH0347888Y2 JP15660884U JP15660884U JPH0347888Y2 JP H0347888 Y2 JPH0347888 Y2 JP H0347888Y2 JP 15660884 U JP15660884 U JP 15660884U JP 15660884 U JP15660884 U JP 15660884U JP H0347888 Y2 JPH0347888 Y2 JP H0347888Y2
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deflection electrode
deflection
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はインクミストで汚れた偏向電極を容易
に清掃できるようにした帯電量制御形インクジエ
ツトプリンタに関するものである。
第3図及び第4図は帯電量制御形インクジエツ
トプリンタの要部を示すものである。加圧インク
が供給されるノズル2は図示しない電歪素子によ
り振動されてインク粒子1を所定周波数で噴射す
る。該粒子1は帯電電極3によつて印字情報に対
応して例えば正の所定量の電荷をもつように帯電
され、更に一対の偏向電極4,5によつて偏向さ
れ用紙Pに到達して印字する。印字に使用されな
い粒子1は帯電されずに直進してガター6を介し
て回収される。前記ノズル2〜ガター6を搭載
し、これら及びヘツドカバー8と共に印字ヘツド
9を構成するキヤリア7は用紙Pの幅に沿つて延
びた一対の案内軸10に案内されて往復動する。
前記インク粒子1が用紙Pに衝突した際に発生
するインクミストの一部は用紙Pに対向したミス
トキヤツチ11に衝突付着して吸収されたり、ダ
クト14を介してフアン13に吸引されて除去さ
れるが、残りは例えば負の高電圧が印加される上
部偏向電極5の用紙P側の面に付着する。すなわ
ち、インク粒子1と同極性の電荷を有するインク
ミストは、偏向電極5に吸引され、ミストキヤツ
チ11に設けられたインク粒子通過用孔12を介
して偏向電極5に付着する。偏向電極5がインク
で汚れてくると、偏向電極4,5間がインクを介
して短絡し印字不能となる問題があつた。
この問題を回避するため、偏向電極5を多孔質
材料で形成してインクミストを吸引したり、ミス
トキヤツチ11と用紙Pとの間にインクミストを
用紙P側に押し戻すような電界をかけて偏向電極
5がインクミストで汚れるのを防止するものが提
案されているが完全ではなく、印字を続けていく
と偏向電極5はインクミストで汚れ、上記した問
題を起こす。
このため前記偏向電極5を定期的に清掃するこ
とが考えられるが、該偏向電極5を清掃するには
ヘツドカバー8を取り外す必要がある。該ヘツド
カバー8を取り外した状態で清掃すると、この清
掃中にプリンタ内に漂つていたゴミが印字ヘツド
9内に混入してノズル2や帯電電極3等に付着
し、清掃後の印字時にこの付着したゴミに、イン
ク粒子1が衝突して印字不良を起こすという不都
合があつた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、ヘツドカバーを取り外すことなく偏向電極
を清掃できるようにし、以つて信頼性を向上した
インクジエツトプリンタを提供することである。
本考案は、偏向電極を、ヘツドカバーの外側か
ら着脱できるようにすれば、偏向電極の清掃や交
換時にヘツドカバーを着脱する必要が無くなるこ
とに着目し、偏向電極の清掃や交換時に印字ヘツ
ド内にゴミが混入しないように、偏向電極及びヘ
ツドカバー等の構造や位置関係を工夫したもので
ある。以下実施例を示す第1図を参照して本考案
を説明する。
キヤリア7上に搭載された高圧トランス20
は、導電材からなる突起21及び接触板22を介
して前記上部偏向電極5に接続している。絶縁材
からなるヘツドカバー8の上面には、上方に突出
した支点24を中心として回動できる開閉部材2
3が一体に成形されており、開閉部材23の一端
は係止部26で開口25を塞ぐ構造となつてい
る。開閉部材23が係止部26でヘツドカバー8
にはめ込まれた状態の時、前記偏向電極5は、ヘ
ツドカバー8に一体成形され下方に延びた支持部
27と前記開閉部材23に固定された弾性体から
なる押付部材28とではさまれて固定される。ま
た開閉部材23が開口25を閉じた状態の時、該
開閉部材23に一体成形され下方に延びた押圧体
29が接触板22をスプリング31に抗して下方
に押圧し、該接触板22と突起21との接触を確
実なものとしている。該接触板22は軸30を介
して偏向電極5に回動可能に取り付けられてい
る。
前記偏向電極5の清掃及び交換は、非印字時の
印字ヘツド9が停止した状態で、図示しないプリ
ンタカバーを開いて行われる。該プリンタカバー
を開くと図示しないカバーオープンスイツチによ
り前記高圧トランス20への入力が遮断され、高
圧トランスは出力を発生しなくなる。また前記開
閉部材23をとつて36により上方に持ち上げて
開くと、前記押圧体29の押圧力が無くなり、接
触板22がスプリング31により押し上げられて
突起21との接続が自動的に遮断されるので、き
わめて安全である。
偏向電極5の上部には絶縁性でインクを吸い込
まない材料で作つたとつて35が設けられてお
り、偏向電極5の清掃や交換の際、インクを吸い
込んで汚れた偏向電極5を直接触れることなしに
作業を行えるので手をインクで汚すことはない。
また偏向電極5の交換時、ヘツドカバー8をキヤ
リア7から外すことなく最小限の開口で作業がで
きるので印字ヘツド9内にゴミが混入することが
少なくなる。前記開閉部材23をアクリル樹脂等
の透明な部材で形成し、偏向電極5の上面に白い
インク吸い取り紙からなるインジケータ37を貼
り付けておけば、多孔質材からなる偏向電極5が
インクを吸収して汚れてくるとインジケータ37
が黒くなつてくるので、ヘツドカバー8の外から
偏向電極5の清掃または交換時期が容易に分か
る。
上記実施例においては、偏向電極5をヘツドカ
バー8に着脱できるようにしたが、キヤリア7に
着脱できる構造としてもよい。またインクミスト
はその一部が下部偏向電極4にも付着するし、該
下部偏向電極4はインクのタレなどで汚れること
もあるので、下部偏向電極4をヘツドカバー8や
キヤリア7に着脱可能としてもよい。
第2図は本考案の他の実施例を示すもので、ヘ
ツドカバー8の両側に開口25を設け、板状の絶
縁性材料からなるホルダ33には偏向電極5が固
定してあり、前記ホルダ33は開口25に連通し
かつヘツドカバー8に一体で設けられる支持部材
27上に摺動可能に支持されている。前記開口2
5はホルダ33により塞がれており、ゴミが印字
ヘツド9内に入ることはない。偏向電極5を清掃
または交換する場合、一方の開口25から別なホ
ルダ33を挿入して他方の開口25からホルダ3
3を押し出して行う。この構造においても上記実
施例と同じ効果を奏することができる。
以上のように本考案は、ヘツドカバーに偏向電
極を着脱できる開口を設け、この開口を開閉でき
る開閉部材を設けたので、偏向電極の清掃や交換
の際、印字ヘツド内へのゴミの混入を防止でき、
信頼性の高いインクジエツトプリンタを提供でき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々本考案のインクジエツ
トプリンタの実施例を示す断面図、第3図は従来
のインクジエツトプリンタの一例を示す断面図、
第4図は第3図のA−A線断面図である。図にお
いて、2はノズル、3は帯電電極、4,5は偏向
電極、7はキヤリア、8はヘツドカバー、9は印
字ヘツド、23は開閉部材、25は開口、33は
ホルダである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 帯電電極によりノズルから噴射されるインク
    粒子を印字情報に応じて帯電させ、一対の偏向
    電極により粒子の帯電量に応じて偏向させ、前
    記ノズル、帯電電極、偏向電極及びこれらを搭
    載するキヤリア等から構成される印字ヘツドを
    ヘツドカバーにより覆うようにしたインクジエ
    ツトプリンタであつて、 前記ヘツドカバーの一部に前記偏向電極を着
    脱するための開口を設け、該開口を開閉する開
    閉部材を設けたことを特徴とするインクジエツ
    トプリンタ。 2 前記偏向電極を絶縁材からなるホルダに固定
    し、該ホルダが前記開閉部材を兼ねるようにし
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のインクジエツトプリンタ。 3 前記開閉部材を透明な部材で形成したことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項また
    は第2項記載のインクジエツトプリンタ。
JP15660884U 1984-10-16 1984-10-16 Expired JPH0347888Y2 (ja)

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JP15660884U JPH0347888Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

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Publication Number Publication Date
JPS6171438U JPS6171438U (ja) 1986-05-15
JPH0347888Y2 true JPH0347888Y2 (ja) 1991-10-14

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