JPH0347807Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0347807Y2
JPH0347807Y2 JP1986004463U JP446386U JPH0347807Y2 JP H0347807 Y2 JPH0347807 Y2 JP H0347807Y2 JP 1986004463 U JP1986004463 U JP 1986004463U JP 446386 U JP446386 U JP 446386U JP H0347807 Y2 JPH0347807 Y2 JP H0347807Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
head
workpiece
holder
link mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986004463U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62117045U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986004463U priority Critical patent/JPH0347807Y2/ja
Publication of JPS62117045U publication Critical patent/JPS62117045U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0347807Y2 publication Critical patent/JPH0347807Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はワーク着脱装置に関する。
(従来の技術) 揺動可能なアームに対し進退可能に設けられた
ヘツドにワークを保持するホルダを設けたワーク
着脱装置が知られ、従来は加工機に対する装着用
と取出用の2本のアームを備えていた。
(考案が解決しようとする問題点) 従来では、取出用アームを往復揺動させてワー
クを取出した後、装着用アームを往復揺動させて
ワークを装着するため、ワーク着脱に要する時間
はアームの2往復分となつていた。
また2本のアームを必要とすることから構造が
複雑となり、設置スペースも大きなものとなつて
いた。
(問題点を解決するための手段) 斯かる問題点を解決すべく本考案は、揺動可能
なアーム11に対し進退可能に設けられたヘツド
37にワークWを保持するホルダ41を設けたワ
ーク着脱装置において、ヘツド37を任意の角度
に回転させる回転装置31を設けるとともに、ヘ
ツド37には回転中心に対し180°の位相差をもつ
た一対のホルダ41,41を設けた。
そして本考案は、アーム回転軸7を支持する機
台1には、アーム回転軸7と伝動装置51を介し
同期して揺動する平行リンク機構61と、この平
行リンク機構61と機台1間に架設されたエアシ
リンダ73及びピストンロツド75から構成され
るモーメントバランス装置を設けたことを特徴と
する。
(作用) 加工機に対するワーク着脱に際しては、先ず投
入シユート上の加工用ワークWを一方のホルダ4
1で保持してヘツド37を後退させ、アーム11
を揺動させながらヘツド37を前進させつつ回転
装置31によりヘツド37を180°回転させて他方
のホルダ41で加工済ワークWを保持した後取出
す。ヘツド37を後退させて加工済ワークWを取
出す。そして再びヘツド37を前進させながら
180°回転させて前記一方のホルダ41に保持した
加工用ワークWを加工機に装着する。
このようにアーム11を原位置に戻すことなく
ヘツド37を加工機側に臨ませたまま一対のホル
ダ41,41にてワーク着脱が行えるので、着脱
に要する時間の短縮化が図れる。
また1本のアーム11を備えるだけで良いた
め、構造の簡単化と併せ省スペース化にも寄与す
る。
そしてアーム11の揺動時において、平行リン
ク機構61の同期した揺動とともに、エアシリン
ダ73及びピストンロツド75の伸縮挙動によつ
て、アーム11のモーメントに対抗するモーメン
トが得られ、モーメントバランスが自動調整され
る。
(実施例) 以下に添付図面を基に実施例を詳述する。
第1図はワーク着脱装置の要部縦断側面図、第
2図はその正面図で、ポスト状に起設された機台
1上部の水平なる円筒部2の一端にはサーボモー
タ5が設置され、他端には一体に左側方へ延出す
る垂直なるプレート3が形成され、このプレート
3の下縁には前方へ突出する水平方向のレール4
が固設される。そして円筒部2のプレート3側内
には軸受ホルダ6が嵌合固設され、前記サーボモ
ータ5の出力軸に連結されるアーム回転軸7は軸
受ホルダ6内にベアリング8,8を介して軸承さ
れ、回転軸7の突出端にはアーム11が固設され
る。
アーム11は縦長形状の後壁12から両側壁1
3,13と上壁14及び下壁15を形成し、上壁
14と下壁15の中央部間にはスクリユーロツド
16がそれぞれベアリング17,18を介して軸
承され、上壁14の前部に垂設したサーボモータ
21の出力軸とスクリユーロツド16の上端には
ベルトプーリ機構22が架設される。更にスクリ
ユーロツド16の左右には第5図のように一つの
リフトロツド23,23が配設され、リフトロツ
ド23,23上端間に固設されたジヨイント部材
24はスクリユーロツド16に螺合しており、両
リフトロツド23,23はアーム下壁15を貫通
して下方に突出している。この両リフトロツド2
3,23下端間にはギヤボツクス25が固設さ
れ、またアーム11の開放面はカバー26にて閉
じられている。
ギヤボツクス25には回転装置31が組込まれ
る。即ちギヤボツクス25の後部上にはサーボモ
ータ32が設置され、サーボモータ32の出力軸
にベベルギヤ33,34にて噛合する水平なるヘ
ツド回転軸35はベアリング36,36を介して
ギヤボツクス25内に軸承され、ギヤボツクス2
5から前方への回転軸35の突出端にはワークヘ
ツド37が固設される。
ワークヘツド37にはその回転中心Cに対し
180°の位相差をもつた一対のワークホルダ41,
42が備えられる。即ちワークヘツド37は横長
形状で、第6図のようにその回転中心Cに対し右
上半部と左下半部にそれぞれエアシリンダ38,
38を水平に内蔵し、また回転中心Cに対し右下
半部と左上半部にそれぞれワークホルダ41,4
1を組込む。ワークホルダ41は左右一対のチヤ
ツクアーム42,42から成り、両チヤツクアー
ム42,42はヘツド37に枢着軸43,43に
て枢支され、且つそれぞれのセクタギヤ44,4
4が噛合し、両者間に架設したリターンスプリン
グ45にて常時は拡開方向に付勢されている。そ
して一方のアーム42の基部にはレバー部46が
形成され、エアシリンダ38のピストンロツド3
9はこのレバー部46に当接しており、シリンダ
38内にエアが供給されると、ピストンロツド3
9が前進してレバー部46を押圧し、両アーム4
2,42はリターンスプリング45に抗し、且つ
セクタギヤ44,44により同期してチヤツキン
グ作動を行う。
更に前記アーム回転軸7と機台1に固設したプ
レート3とにはチエンスプロケツト機構51が架
設される。即ちアーム回転軸7上に駆動スプロケ
ツト52を固設するとともに、プレート3の左側
には第8図のように支軸53を水平に中間部で固
設し、この支軸53の前端上に従動スプロケツト
54をベアリング55,55を介して支承し、両
スプロケツト52,54にチエン56を掛装す
る。
そして従動スプロケツト54とプレート3とに
は平行リンク機構61が架設される。即ち支軸5
3上には前後一対のリンク62,62をそれぞれ
ベアリング63,63を介して支承する一方、プ
レート3の中間部にも支軸53と平行で、且つ同
高位なる支軸64を第7図のように中間部で固設
し、この支軸64上にも前後一対のリンク65,
65をそれぞれベアリング66,66を介して支
承する。また従動スプロケツト54とこれの内側
に臨むリンク62とを第8図のようにボルト6
7、ナツト68にて一体に連結し、左右でそれぞ
れ対をなすリンク62,65間には水平にシリン
ダベツド71をそれぞれベアリング72…を介し
て枢着連結する。
このシリンダベツド71の中央にはエアシリン
ダ73を垂設する。このエアシリンダ73内には
ピストン74が摺動自在に嵌装され、このピスト
ン74と一体のピストンロツド75はベツド71
上に突出し、このピストンロツド75上端には第
7図のようにL型ブラケツト76が固定される。
このL型ブラケツト76の垂直面には前記レール
4の上下に係合する一対のローラ77,77が枢
支されている。
以上において、機台1上のサーボモータ5はア
ーム11を第3図に示すように所定角度の範囲内
を往復揺動させ、アーム11上のサーボモータ2
1はワークヘツド37をアーム11から所定両の
範囲内で往復進退させ、またギヤボツクス25上
のサーボモータ32はワークヘツド37を180°毎
に回転させるものである。またワークヘツド37
内のエアシリンダ38,38内には不図示のエア
供給源からエアが給排され、前記サーボモータ
5,21,32及びエア供給源の各作動は制御装
置により行われる。
次に以上のワーク着脱装置の機能を説明する。
ここで、実施例では第1図に示すように内燃機関
のクランク軸をワークWとした。
先ず原位置は第1図及び第2図のようにアーム
11及び平行リンク機構61が垂直状態にあり、
ワークヘツド37の一方のワークホルダ41は下
方に、また他方のワークホルダ41は上方に臨ん
だ状態にある。そして下向きのホルダ41の下方
には不図示のワーク投入シユートが配設され、更
にワーク着脱装置の右側方には不図示の加工機が
配設されている。
而して作業開始時は、サーボモータ21の作動
によりアーム11から下方にワークヘツド37が
前進し、下向きのワークホルダ41にて加工用ワ
ークWを保持した後、ヘツド41を上方へ後退さ
せ、次にサーボモータ32を作動させてヘツド3
7を180°回転し、再びヘツド37を前進させて他
方のホルダ41にも加工用ワークWを保持した
後、同様にヘツド37を後退させる。そして同時
にサーボモータ5の作動により加工機側に向かつ
て第3図のようにアーム11を揺動させながらヘ
ツド37を前進させ、後から保持したホルダ41
から加工機にワークWを装着し、ヘツド37を後
退させ、アーム11をそのまま待機させておく。
加工が終わると、ヘツド37を前進させて加工
済ワークWを前記装着したのと同じホルダ41の
保持し、ヘツド37の後退により加工済ワークW
を加工機から取出し、サーボモータ32を作動さ
せてヘツド37を180°回転させ、再びヘツド37
を前進させて他方のホルダ41で保持した加工用
ワークWを加工機に装着する。
然る後、ヘツド37を後退させてアーム11を
原位置に復帰させた後、ヘツド37を前進させて
投入シユート上の加工用ワークWを前記第2回目
に装着したのと同じホルダ41に保持し、再びヘ
ツド37を後退させながら180°回転させ、ヘツド
37を前進させて他方のホルダ41で保持した加
工済ワークWを投入シユート上に払い出す。そし
て再びヘツド37を後退させると同時にアーム1
1を加工機側に揺動させ、ヘツド37を前進させ
て前記払い出したのと同じホルダ41で加工済ワ
ークWを保持して取出した後、ヘツド37を180°
回転させながら前進させて他方のホルダ41に保
持した加工用ワークWを加工機に装着する。以降
は同じ手順を繰り返す。
斯かるワーク着脱装置において、アーム11の
揺動時は、その回転軸7上の駆動スプロケツト5
2に同期してプレート3側の従動スプロケツト5
4がチエン56を介して回転し、平行リンク機構
61も同期して水平方向に揺動する。この平行リ
ンク機構61の水平揺動の際、機台1側のプレー
ト3下縁に固設された水平なるレール4に上下の
ローラ77,77を介してピストンロツド75が
係合しているため、ピストン74に対しエアシリ
ンダ73が上下動する。
従つてアーム11が加工機側へ揺動する場合、
平行リンク機構61も同方向へ揺動して第3図の
ようにアーム回転軸7のほぼ下方まで前進し、同
時にレール4に係合して右側に移動するピストン
ロツド75に対しエアシリンダ73が上昇し、ピ
ストン74上方のエアシリンダ73内にエアが入
り、平行リンク機構61を持ち上げるので、アー
ム11のモーメントに対抗するモーメントを発生
する。
アーム11が原位置に復帰する場合は、平行リ
ンク機構61もレール4の左側に移動し、ピスト
ン74に対しエアシリンダ73が下降して、ピス
トン74上方のエアが排出される。
このようにアーム11の揺動に伴うモーメント
のバランスはエアシリンダ73により自動調整さ
れる。
ところで、ワークWとしては実施例の如きクラ
ンク軸に限らず任意のものを採用し得、また加工
工程に限らず組立工程においても本着脱装置が適
用されること勿論である。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、アームを原位置
に戻すことなくヘツドを加工機側に臨ませたまま
ワーク着脱を行うため、着脱に要する時間の短縮
化を達成できるとともに、1本のアームを備える
だけで足りるため、構造の簡単化と省スペース化
をも併せて達成できる。
更に本考案によれば、アーム回転軸を支持する
機台に、アーム回転軸と伝動装置を介し同期して
揺動する平行リンク機構と、この平行リンク機構
と機台間に架設されたエアシリンダ及びピストン
ロツドから構成されるモーメントバランス装置を
設けたため、アームの揺動時において、平行リン
ク機構の同期した揺動とともに、エアシリンダ及
びピストンロツドの伸縮挙動によつて、アームの
モーメントに対抗するモーメントを得ることがで
き、大掛かりなバランスウエイト装置を用いるこ
となく、コンパクト化を図りながらモーメントバ
ランスを自動調整することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はワーク着脱装置の要部縦断側面図、第
2図は同要部正面図、第3図は作動状態を示す要
部正面図、第4図乃至第6図は第1図−線、
V−V線及び−線の各断面図、第7図と第8
図は第3図−線及び−線の各断面図であ
る。 尚、図面中、1は機台、3はプレート、4はレ
ール、7はアーム回転軸、11はアーム、16は
スクリユーロツド、21はサーボモータ、22は
ベルトプーリ機構、23はリフトロツド、25は
ギヤボツクス、31は回転装置、32はサーボモ
ータ、35はヘツド回転軸、37はワークヘツ
ド、41はワークホルダ、51はチエンスプロケ
ツト機構、61は平行リンク機構、73はエアシ
リンダ、75はピストンロツド、77はローラ、
Wはワークである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 揺動可能なアームに対し進退可能に設けられた
    ヘツドにワークを保持するホルダを設けたワーク
    着脱装置において、 ヘツドを任意の角度に回転させる回転装置を設
    け、ヘツドには回転中心に対し180°の位相差をも
    つた一対のホルダを設けるとともに、 アーム回転軸を支持する機台には、アーム回転
    軸と伝動装置を介し同期して揺動する平行リンク
    機構と、この平行リンク機構と機台間に架設され
    たエアシリンダ及びピストンロツドから構成され
    るモーメントバランス装置を設けたことを特徴と
    するワーク着脱装置。
JP1986004463U 1986-01-16 1986-01-16 Expired JPH0347807Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986004463U JPH0347807Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986004463U JPH0347807Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62117045U JPS62117045U (ja) 1987-07-25
JPH0347807Y2 true JPH0347807Y2 (ja) 1991-10-11

Family

ID=30785148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986004463U Expired JPH0347807Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0347807Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4628345B2 (ja) * 2006-12-12 2011-02-09 ナブテスコ株式会社 産業用ロボットの関節構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5964249A (ja) * 1982-10-01 1984-04-12 Toyoda Mach Works Ltd 工作物搬入搬出装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966591U (ja) * 1982-10-28 1984-05-04 株式会社近藤製作所 オ−トロ−ダ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5964249A (ja) * 1982-10-01 1984-04-12 Toyoda Mach Works Ltd 工作物搬入搬出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62117045U (ja) 1987-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970006993B1 (ko) 유리판의 절단장치
CN109015194B (zh) 一种治具组件可翻转的自动抛光机及抛光方法
JPH10128608A (ja) バルブ孔の加工装置
US4397174A (en) Cam actuated loader for forming machine
JPH0347807Y2 (ja)
JPH035396Y2 (ja)
CN110732900A (zh) 一种铣削自动装夹平台
CN213259335U (zh) 一种工件翻转台
JPH10315035A (ja) 板材の剪断機
JP2529100B2 (ja) クランクシヤフトミラ−
CN110900703A (zh) 一种打孔设备
KR200379614Y1 (ko) 틸팅기능을 가지는 트랜스퍼장치
CN220170871U (zh) 一种金属表面缺陷检测装置用工件翻转结构
JP2517149Y2 (ja) プレス機械におけるトランスファー装置
CN220698593U (zh) 一种金属冶炼压延品焊接装置
CN221603796U (zh) 一种汽车瓦盖加工用定位机构
CN218987017U (zh) 一种铜粉柱摇摆排列机构
JP2516437Y2 (ja) 基板バックアップ装置
CN219987897U (zh) 一种精致家具雕刻机旋转夹具组件
CN220516765U (zh) 一种机械配件加工用翻转机构
JPH0332409B2 (ja)
CN217530783U (zh) 一种零配件加工用固定工装
JPH05301334A (ja) 平圧式印刷機および印刷機ライン
CN219703270U (zh) 一种衬套翻铆机
CN220179637U (zh) 一种陶瓷瓦加工坯体修边装置