JPH0347430Y2 - - Google Patents

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JPH0347430Y2
JPH0347430Y2 JP10026682U JP10026682U JPH0347430Y2 JP H0347430 Y2 JPH0347430 Y2 JP H0347430Y2 JP 10026682 U JP10026682 U JP 10026682U JP 10026682 U JP10026682 U JP 10026682U JP H0347430 Y2 JPH0347430 Y2 JP H0347430Y2
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JP
Japan
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bracket
end cover
fringe
stopper
rotating shaft
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JP10026682U
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JPS598257U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は軸封装置を備えた回転機に関するも
のである。
[従来の技術] 従来装置は、第3図、第4図に示すように、回
転軸2にフリンジヤ4を取り付けるとともにブラ
ケツトのボス部1bに機械加工による段付部を形
成し、端カバー5の位置決め用のストツパー1c
としており、この段付部に端カバー5を取り付け
ている。
間隙Bから浸水した雨水はフリンジヤにより飛
ばされて端カバーの下部に設けられた水抜き穴5
aから外へ排水される。
[考案が解決しようとする課題] 従来の構造ではブラケツトに段付加工をしなけ
ればならず、この加工の精度や軸方向の 寸法許
容差を大きくすると第3図に示す間隔Cおよび間
隔Dの寸法巾も大きくなり安定した防水性能の回
転機が得られないという問題があつた。
しかもブラケツトと端カバーとの位置関係の寸
法精度を得るため端カバーの先端も面取り加工等
が必要であり、回転軸の製造の作業性が悪く高価
となるという問題があつた。
この考案は安価で安定した防水性能をもつ軸封
装置を備えた回転機を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る回転機はブラケツトに嵌合する
端カバーの内側にブラケツトに当接するストツパ
ーを設けたものである。
[作用] 端カバーをストツパーで制限されるまでブラケ
ツトに圧入することによりブラケツトと端カバー
との位置関係が正確に位置決め可能となる。
[実施例] 第1図、第2図はこの考案の一実施例装置の要
部と端カバー形状を示したものである。図におい
て1はブラケツト、2は回転軸、3は軸受で、こ
の軸受3は上記回転軸2に圧入されると共にブラ
ケツト1に嵌入されて回転軸2を軸支する。4は
軸封のために設けられるゴムなど弾性材料ででき
た水切り用のフリンジヤで、ブラケツトの端面部
1aと内周部分で所定の間隙Aとした時、ブラケ
ツトの端面部1aと外周部分で所定の圧力で接触
するように傾斜がついており、回転軸2に固設さ
れる。間隙Aを所定寸法にするため端カバーの側
面5bとフリンジヤの端面4aとの間隔Cを治具
などを用い所定寸法にする方法がとられる。寸法
Aが大きすぎるとシールの効果がなくなるし、こ
の寸法Aが小さすぎるとフリンジヤ4をブラケツ
ト1に所定の圧力以上の接触圧力で押付けてしま
い接触摺動部が摩耗してしまう。5は端カバーで
ブラケツトの端面1aと端カバーの側面5bとの
間隔Dは、端カバー側面5bに設けた位置決め用
のストツパ5cの先端をブラケツトの端面1aに
当たるまで端カバー5を押し込むことにより所定
の値にすることができ、ブラケツトのボス部1b
に嵌合により固着される。また端カバー5はフリ
ンジヤ4の一端を覆い他の一端を径方向に所定の
間隔Bを介して貫通させている。5cは端カバー
5の下部に設けられた水抜穴である。
次にこの装置の動作について説明する。上記回
転機が屋外などで使用され、雨水などがブラケツ
ト1の表面を伝い流れてきたり直接当たつたりし
て軸貫通部付近に雨水が充満する。この雨水の一
部は間隙Bから浸水し、フリンジヤ4の表面に付
着する。回転軸2が停止している時はそのまま端
カバー5の下部に全て落下し、回転している時は
フリンジヤ4も回転するためその遠心力により端
カバー5の全周方向に水滴状又は霧状となり飛ば
される。端カバーの上部方向にはね飛ばされた雨
水の一部はブラケツトの端面1aを伝いフリンジ
ヤ4の外周面に到達するがブラケツトの端面1a
と接触しているのでフリンジヤ4より軸受側に浸
水することなく、フリンジヤ4の外周面を伝い端
カバー5の下部に落下し間隙Bから直接落下した
雨水も合わせて水抜穴5aから端カバー5の外へ
排水される。
この考案のブラケツト1は安価な鋼板プレス品
を使うというように段落部等特別な加工を必要と
せず、しかも端カバー5も安価なプレス品を使用
し、嵌合する先端部は挿入しやすい形状に曲げ、
かつストツパー5cは必要な寸法分だけ突起を設
けるだけであり作業性が良く精度の良いものが可
能である。
寸法精度については、寸法Aを端カバー5とは
別個に位置決めする手順を用いたとしても、端カ
バー5の寸法Dの精度を上げることにより所定の
寸法Cが得られるため、隙間Bからの不必要な侵
水を抑えることが可能であるし、このことは軸方
向の動き(エンドプレイ)がある回転機には特に
有効となる。
また、端カバーに設けるストツパー5cはフリ
ンジヤ4の近傍に設けることが望ましい。
以上の様にこの考案は端カバーの位置決めを端
カバーに設けたストツパーにより行なえるように
したので、ブラケツトと端カバーとの位置関係の
精度をよくすることができる。しかも組立及び加
工の作業性がよく安価で安定した防水性能をもつ
軸封装置を有する回転機を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの考案の実施例の要部を示
す部分断面側面図と端カバーの平面図、第3図、
第4図は従来例の要部を示す部分断面側面図と端
カバーの平面図である。 図において、同一符号は同一または相当部分を
示し1はブラケツト、1aはブラケツトの端面、
2は回転軸、4はフリンジヤ、5は端カバー、5
cはストツパーである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ブラケツト1と、回転軸2と、フリンジヤ4
    と、端カバー5とを有する回転機であつて、 回転軸2は、上記ブラケツト1の外部に突出さ
    れ、 フリンジヤ4は、弾性材からなり、1端部がブ
    ラケツトの端面1aに接するようにして回転軸2
    に取付けられ、 端カバー5は、内方にストツパー5cを有し、
    内端がフリンジヤ4と隙間Bを介し、かつ該フリ
    ンジヤを覆つてブラケツト1に取付けられ、スト
    ツパー5cの先端が該ブラケツトに当接されてい
    る、 回転機。
JP10026682U 1982-07-02 1982-07-02 回転機 Granted JPS598257U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10026682U JPS598257U (ja) 1982-07-02 1982-07-02 回転機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10026682U JPS598257U (ja) 1982-07-02 1982-07-02 回転機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS598257U JPS598257U (ja) 1984-01-19
JPH0347430Y2 true JPH0347430Y2 (ja) 1991-10-09

Family

ID=30237266

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10026682U Granted JPS598257U (ja) 1982-07-02 1982-07-02 回転機

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JP (1) JPS598257U (ja)

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JPS598257U (ja) 1984-01-19

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