JPH0347192A - 乳または乳製品由来のリン脂質画分を分画精製する方法 - Google Patents

乳または乳製品由来のリン脂質画分を分画精製する方法

Info

Publication number
JPH0347192A
JPH0347192A JP2103645A JP10364590A JPH0347192A JP H0347192 A JPH0347192 A JP H0347192A JP 2103645 A JP2103645 A JP 2103645A JP 10364590 A JP10364590 A JP 10364590A JP H0347192 A JPH0347192 A JP H0347192A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fraction
milk
spm
fractionating
purifying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2103645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2805522B2 (ja
Inventor
Mototake Murakami
元威 村上
Kenji Matsumoto
賢司 松本
Masami Kawanari
川成 真美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Snow Brand Milk Products Co Ltd filed Critical Snow Brand Milk Products Co Ltd
Publication of JPH0347192A publication Critical patent/JPH0347192A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2805522B2 publication Critical patent/JP2805522B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 主粟上皇肌■豆艷 本発明は、乳中に含有されるリン脂質、すなわち、ホス
ファチジルコリン(以下、PCという)、ホスファチジ
ルエタノールアミン(以下、PEという)、スフィンゴ
ミエリン(以下、SPMという)をそれぞれ効率よく高
純度に分画、精製する方法に関する。
従迷勿潜1L 天然にはグリ七ロリン脂質に属するPC,PEやスフィ
ンゴリン脂質に属するSPMなどのリン脂質が存在する
。代表的なリン脂質の原料としては、PCを多く含む卵
黄やPC,PE、、Pl  (ホスファチジルイノシト
ール)を比較的均等に含む大豆などがある。また、牛乳
もPC,PEを含み、かつ臓器に広く分布する以外は他
の原料には殆ど見られないSPMも比較的多量に含んで
いる特徴がある。
PCは天然に最も広く分布しているリン脂質であって、
界面活性作用があるので乳化剤として食品添加物など、
或いは医薬、その他の工業用原料として広く利用されて
いる。また、PESSPMなども生理活性を有すること
が知られている。特にSPMはP A F (Plat
elet Activating Factor)の血
小板凝集に対するアンタゴニストとして注目され始めて
いる[J、 Biol、 Chew、、 262.13
174(1987) ]。
従って、今後の医薬、或いは試薬としての利用が期待さ
れている。
以下に各原料のリン脂質の構成比を示す。
これらのリン脂質は、主に卵黄、大豆などから溶剤で抽
出し、これを分画精製していた。また、リン脂質の一部
は化学的に合成もされていた。
一方、乳中には、例えば牛乳中0.03%程度と比較的
多量のリン脂質を包含しており、このリン脂質中のPC
,PE、SPMのカラムクロマトグラフなどによる分画
定量に関する研究は以前から行われてきている。しかし
、乳中からこれらのリン脂質を産業的に利用する目的で
分画精製しようとする試みは未だなされていない。
[I(n゛シよ゛  るi 本発明は、このように乳中に比較的多量含まれているに
もかかわらず、未だ有効に利用されていなかったリン脂
質を各両分に効率よく高純度に分画精製し、乳化剤、或
いは医薬、試薬などとして利用しようとするものである
。また、特に、バター製造の際に副生されるバターミル
ク中やチーズ製造の際に副生されるホエー中、或いは脱
脂乳中に含有されているリン脂質に注目し、これを各成
分に分画し、有効に利用しようとするものである。
量   ”° るための 本発明は上記課題を解決するために鋭意研究を進めた結
果、最近、微量成分の分離のために開発された遠心液々
分配クロマトグラフ(CentrifugalPart
ition Chros+atograph)  (以
下、CPCという)を乳、乳製品、特にバターミルク粉
やホエー蛋白濃縮物、或いは脱脂粉乳に適用し、その際
に適当な溶媒を選択することによって効率よ<PClP
E、SPMを分画することが出来るという知見に基づい
て成されたものである。
従来から使用していた溶媒系では、PE画分とPC及び
SPM混合画分の分離は良好であったが、PCとSPM
は、その極性が近い為、同時に溶出され、分離すること
は困難であった。しかし、中間の極性を示すエーテルを
適当量添加するこケによってPCの溶出を速め、SPM
の溶出を遅延させることによってPCとSPMを良好に
分離することに成功したものである。
遠心液々分配クロマトグラフは、例えば特開昭59−6
2312号公報に記載されているように、二層に分離さ
れる二層分離液を溶媒として使用し、そのうち一方を固
定相として遠心力により保持しつつ、他方を移動相とし
て連続的に固定相内を通過させて移動相内に注入された
試料を分画精製する方法である。
本発明においては、このような試料(原料)として乳、
乳製品、特にバターミルク粉、ホエー蛋白濃縮物、或い
は脱脂粉乳を使用する。バターミルク粉、ホエー蛋白濃
縮物、或いは脱脂粉乳などはエーテル抽出を行い、エー
テル不溶分の糖脂質、糖蛋白質を分別し、エーテル可溶
分のみを使用する。エーテル可溶分には中性脂質、リン
脂質が含有されており、この前処理を行うことにより、
CPCに対する負荷を軽減し、処理時間を短縮すること
が出来る。
混合溶媒は、りン脂質の分画精製をすることが出来、安
価で食品工業などに異和感のないものから選定される。
このような観点から、飽和炭化水素、アルコール、水よ
りなる混合溶媒或いは、飽和炭化水素、エーテル、アル
コール、水よりなる混合溶媒が用いられる。飽和炭化水
素では、ペンタン、ヘキサン、ヘプタンなどが望ましく
、エーテルとしては、ジエチルエーテルが望ましく、ア
ルコールとしては、メタノール、エタノールが望ましい
。特にPEI次画分とPCSSPM混合画分との分画及
びPE2次画分への精製には、ヘキサン:エタノール:
水混合溶媒が、PCとSPMとの分画及びPC2次画分
への精製にはヘキサン:ジエチルエーテル:メタノール
:水混合溶媒が、SPM2PC2次画分製には、ヘキサ
ン:メタノール:水混合溶媒が使用されることが望まし
い。
そして、前述したように、PC及びSPM混合画分から
PC画分とSPM画分とに分画する場合、あるいはPC
1次画分をさらに精製する場合には、ジエチルエーテル
を加えることが望ましい。
またCPC処理は、下層液を固定相、−上層液を移動相
として用いる上昇法、上層液を固定相、下層液を移動相
として用いる下降法のどちらかの分離方法を選択して行
われる。更に、溶出は目的物を移動相に分配させる正溶
出、もしくは固定相に分配させる反転溶出のどちらか選
択して行われる。
本発明の乳または乳製品由来リン脂質の分画、精製方法
の概略を好適条件を挙げて図で示すと第1図のようにな
る。
まず、工程(1)において乳または乳製品由来脂質成分
としてバターミルク粉またはホエー蛋白濃縮物、脱脂粉
乳などの乳製品をクロロホルム:メタノール:水の比率
が4:8:3の溶媒で抽出した抽出物が用いられる。工
程(2)においてこの溶媒抽出物を濃縮する。工程(3
)においてこの濃縮物を1120倍量のエーテルで抽出
し、中性脂質及びリン脂質を含むエーテル可溶分を採取
する。そして、工程(4)においてアセトン抽出を行い
中性脂質を含むアセトン可溶分とリン脂質を含むアセト
ン不溶分とに分画し、このリン脂質を含むアセトン不溶
分を本発明における出発物質とする。
なお、本発明の出発物質を得るまでの工程(1)〜(4
)はその工程の全てを実施する必要はなく、必要に応じ
てこれらの工程を適宜選択して実施したり、あるいは他
のリン脂質採取手段を用いて実施することができる。
このようにして得られた乳または乳製品由来のリン脂質
画分を、工程(5)において、凛々分配クロマトグラフ
(CPC)で飽和炭化水素、アルコール及び水の混合溶
媒、好適にはヘキサン、エタノール及び水の混合溶媒を
用いて上昇法でPE1次画分とPC及びSPM混合画分
とに分画する。上記混合液溶媒の組成は、ヘキサン;エ
タノール;水=100:90〜100:0〜lOが好ま
しい。
得られたPE1次画分を、工程(6)において工程(5
)と同様の溶媒を用いCPC処理を正溶出で行って高純
度のPE2次画分を得る。
一方、PC及びSPM混合画分を、工程(7)において
CPC処理してPC1次画分とSPM1PC2次画分す
る。この際使用する溶媒は、ヘキサン、ジエチルエーテ
ル、メタノール及び水の混合溶媒を使用し、上昇法で行
う、上記混合溶媒の組成は、ヘキサン;ジエチルエーテ
ルし;メタノ−JL/ :水工40〜85715〜60
 : 30〜50:0〜20が望ましい。
このようにして分画されたSPM1次画分を、工程(8
)においてヘキサン、エタノール及び水の混合溶媒を用
いてCPC処理する。CPC処理は、反転溶出によって
行う。
上記混合溶媒の組成は、ヘキサン:エタノール:水=2
00 : 90−100 : O〜lOが望ましい、こ
のようにすると高純度のSPM2次画分を得ることがで
きる。
一方、分画されたPCIC両次を、工程(9)において
工程(7)と同様の溶媒を用い、CPC処理を正溶出で
行って高純度のPC2次画分を得る。
なお、図中の重量表示はアセトン不溶分6.5gを出発
成分として各画分の収量を表したものである。
1星■ 以下に実施例を示して本発明及びその効果を具体的に説
明する。
実施例1 ここでは、第1図に基づいて本発明の工程をさらに具体
的に説明する。
バターミルク粉400gをクロロホルム:メタノール:
水の比率を4:8:3に調整した溶媒5000aeで脂
質の抽出を行い、濃縮乾固して得た約25gをアセトン
500dで抽出〔工程(4))L、得られたアセトン不
溶分の中から6.5gを出発原料とした。この出発原料
をヘキサン:エタノール:水−100;90:10の比
率にし、その下層を固定相とし、移動相を上層とした溶
媒系を用いCPCに供給した〔工程(5))、この時の
運転条件は流速Rc = 17ad!/sin、流I 
Q −5000−であった、この操作により、正溶出で
PEI次画分(純度88%)及びPC−3PM混合画分
をそれぞれ1.28S1.1gずつ得た。このPE1次
画分をさらに同様の溶媒系を用いCPCで正溶出させ純
度98%、0.8gのPE2次画分を得た〔工程(6)
)。
また、PC−SPM混合両分をヘキサン:ジエ“チルエ
ーテル:メタノール;水−100:100:80:20
の比率にし、その下層を固定相とし、上層を移動相とし
た溶媒系を用いCPCに供給した〔工程a)〕。
この時の運転条件は流速Rc=17sd!/+win、
流量Q−5000dであった。この操作により、正溶出
でPC1次画分(純度83%、収量0.6g) 、反転
溶出でSPM1次画分(純度87%、収量0.5g)を
得た。それぞれ得られた1次画分を濃縮した後、PCに
ついては工程(7)と同様の溶媒系で(工程(9))、
またはSPMについてはヘキサン:メタノール、:水−
200:90: 10の比率にし、その下層を固定相と
し、上層を移動相とした溶媒系で再分離〔工程(8)〕
を行い、PC2次画分(純度96%、収量0.4g)及
びSPM2次画分(純度96%、収量0.4g)を得た
実施例2 10%(W/N)濃度のホエー蛋白濃縮物水溶液550
dをアクチナーゼで処理して蛋白質加水分解物水溶液を
調製し、これを6J)’Cに加熱して4時間保持するこ
とによって酵素活性を失活させた後、10倍に濃縮した
濃縮液をクロロホルム:メタノール:水の比率を4:8
:3に調整した溶媒で抽出を行い、抽出液を濾過した。
そして、この抽出濾液をDEAEセファデックスカラム
(CM、COO型)にかけ、0.5MCHsCOONa
/メタノール液を流下させて未吸着画分を得、減圧濃縮
して乾固物4.5gを得た。この乾固物を10〜20倍
量のエーテル中で数時間撹拌し、固形分を濾別して脂質
成分を抽出した。この抽出液を0〜5°Cで一昼夜静置
し、再度、濾過して析出される固形分を除去し、抽出液
をWA1ilシて、濃縮液の20倍量のアセトン中に撹
拌しながら滴下した後、3000G、 15分間、遠心
分離を行って固形分を乾固し、2.7gを出発原料とし
た。この出発原料をヘキサン;エタノール:水=100
:90:10の比率にし、その下層を固定相とし、移動
相を上層とした混合溶媒系を用いCPCに供給した。
この時の運転条件は流速Rc=31111!/■in、
流量Q=600dであった。この操作により、正溶出P
E1次画分(純度91%)及びPC−3PM混合両分を
それぞれ485■、465mg得た。このPE1次画分
を、さらに同様の溶媒系を用いCPCで正溶出させ、純
度98%、385■のPE2次画分を得た。
また、PC−3PM混合画分をヘキサン:ジエチルエー
テル:メタノール:水= 100:100:80:20
の比率にし、その下層を固定相とし、上層を移動相とし
た混合溶媒系を用いCPCに供給した。この時の運転条
件は流速Rc=3Jd、/win、流ffi Q = 
1000dであった。この操作により、正溶出でPEI
次画分 (純度93%、収量265■)、反転溶出でS
PM1次画分(純度87%、収量160IIIg)を得
た。
それぞれ得られた1次画分を濃縮した後、PCについて
はPC−3PM混合画分の分離と同様の溶媒系で、また
SPMについてはヘキサン:ジエチルエーテル:メタノ
ール:水−80:120:80:20の比率にし、その
下層を固定相とし、上層を移動相とした混合溶媒系で再
分離を行い、PC2次両分(純度99%、収量230■
)及びSPM2次画分(純度99%、収量140mg)
を得た。
実施例3 脱脂粉乳1kgをクロロホルム:メタノール:水の比率
を4:8:3に調整した溶媒5000dで脂質の抽出を
行い、濃縮乾固して得た約10gをアセトン200m1
で抽出し、得られたアセトン不溶分の中から1.9gを
出発原料とした。この出発原料をヘキサン:エタノール
:水=100:90:10の比率にし、その下層を固定
相とし、移動相を上層とした混合溶媒系を用いCPCに
供給した。
コノ時の運転条件は流速Rc=15IIi/sin、流
ff1Q−4500dであった。この操作により、正溶
出でPE1次画分(純度91%)及びPC−3PM混合
画分をそれぞれ0.45g%0.39g得た。このPE
I次画分を、さらに同様の溶媒系を用いCPCで正溶出
させ純度99%、0.38gのPE2次画分を得た。
また、PC−SPM混合画分をヘキサン:ジエチルエー
テル:メタノール:水・100:100:80:20の
比率にし、その下層を固定相とし上層を移動相とした混
合溶媒系を用いCPCに供給した。この時の運転条件は
流速Rc−14d/win、流fftQ=4000mで
あった。この操作により、正溶出でPC1次画分(純度
79%、収量0.21g)、反転溶出でSPM1次画分
(純度80%、収10.18g)を得た。それぞれ得ら
れた1次画分を濃縮した後、PCについてはPC−3P
M混合画分の分離と同様の溶媒系で、またSPMについ
てはヘキサン:メタノール:水=200:90:10の
比率にし、その下層を固定相とし上層を移動相とした混
合溶媒系で再分離を行い、PC2次画分(純度97%、
収量0.18g)及びSPM2次画分(純度98%、収
量0.15g)を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明における乳または乳製品由来のリン脂
質画分を分画精製する方法の概略を示す図である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)乳または乳製品由来のリン脂質画分を、飽和炭化
    水素、アルコール及び水の混合液を或いは、飽和炭化水
    素、エーテル、アルコール及び水の混合液を溶媒として
    用いて遠心液々分配クロマトグラフにかけてホスファチ
    ジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、スフィ
    ンゴミエリンに分画し、これを精製することよりなる乳
    または乳製品由来のリン脂質画分を分画精製する方法。
  2. (2)乳製品がバターミルク粉である請求項(1)に記
    載の乳または乳製品由来のリン脂質画分を分画精製する
    方法。
  3. (3)乳製品がホエー蛋白濃縮物である請求項(1)に
    記載の乳または乳製品由来のリン脂質画分を分画精製す
    る方法。
  4. (4)乳製品が脱脂粉乳である請求項(1)に記載の乳
    または乳製品由来のリン脂質画分を分画精製する方法。
  5. (5)乳または乳製品由来のリン脂質画分を、ヘキサン
    、エタノール及び水の混合液を溶媒として用いて遠心液
    々分配クロマトグラフにかけてホスファチジルコリン、
    スフィンゴミエリン混合画分とホスファチジルエタノー
    ルアミン画分とに分画し、該混合画分をヘキサン、ジエ
    チルエーテル、メタノール及び水の混合液を溶媒として
    用いて遠心液々分配クロマトグラフにかけてホスファチ
    ジルコリンとスフィンゴミエリンとに分画し、これらの
    各画分を精製することよりなる乳または乳製品由来のリ
    ン脂質画分を分画精製する方法。
JP10364590A 1989-04-25 1990-04-19 乳または乳製品由来のリン脂質画分を分画精製する方法 Expired - Lifetime JP2805522B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10334989 1989-04-25
JP1-103349 1989-04-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0347192A true JPH0347192A (ja) 1991-02-28
JP2805522B2 JP2805522B2 (ja) 1998-09-30

Family

ID=14351662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10364590A Expired - Lifetime JP2805522B2 (ja) 1989-04-25 1990-04-19 乳または乳製品由来のリン脂質画分を分画精製する方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2805522B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2692781A1 (fr) * 1992-06-24 1993-12-31 Sederma Sa Nouvelles compositions cosmétiques contenant des sphingomyélines et autres lipides complexes.
AU675116B2 (en) * 1993-02-11 1997-01-23 Svenska Mejeriernas Riksforening Ekonomi Ab Method for extracting sphingomyelin from phospholipid con taining fat concentrate
WO2007040113A1 (ja) 2005-09-30 2007-04-12 Snow Brand Milk Products Co., Ltd. 乳由来複合脂質高含有粉末
WO2006114790A3 (en) * 2005-04-28 2007-05-31 Enzymotec Ltd Polar lipid mixtures, their preparation and uses
WO2007116981A1 (ja) 2006-04-07 2007-10-18 Snow Brand Milk Products Co., Ltd. 脂肪蓄積抑制剤
EP1880612A1 (fr) * 2006-07-17 2008-01-23 Corman S.A. Ingrédient laitier enrichi en lipides polaires et applications de celui-ci
WO2008016108A1 (fr) 2006-08-04 2008-02-07 Snow Brand Milk Products Co., Ltd. Agent de prévention d'une infection
EP2163160A1 (en) 2008-09-05 2010-03-17 Meggle Japan Co., Ltd. Composition richly containing polar lipid and method of manufacturing the same
EP2168438A1 (en) 2008-09-05 2010-03-31 Meggle Japan Co., Ltd. Composition richly containing polar lipid and method of manufacturing the same
US7919131B2 (en) 2003-01-31 2011-04-05 Fonterra Co-Operative Group Limited Extraction of compounds from dairy products
WO2011096414A1 (ja) 2010-02-03 2011-08-11 花王株式会社 ミトコンドリア機能向上剤
WO2013058229A1 (ja) 2011-10-17 2013-04-25 花王株式会社 筋量増加剤
CN114644650A (zh) * 2020-12-21 2022-06-21 广州白云山汉方现代药业有限公司 一种从蛋黄粉中提取高纯度鞘磷脂的方法
CN114989212A (zh) * 2022-05-27 2022-09-02 广州白云山汉方现代药业有限公司 一种天然鞘磷脂的制备方法

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2692781A1 (fr) * 1992-06-24 1993-12-31 Sederma Sa Nouvelles compositions cosmétiques contenant des sphingomyélines et autres lipides complexes.
AU675116B2 (en) * 1993-02-11 1997-01-23 Svenska Mejeriernas Riksforening Ekonomi Ab Method for extracting sphingomyelin from phospholipid con taining fat concentrate
US7919131B2 (en) 2003-01-31 2011-04-05 Fonterra Co-Operative Group Limited Extraction of compounds from dairy products
WO2006114790A3 (en) * 2005-04-28 2007-05-31 Enzymotec Ltd Polar lipid mixtures, their preparation and uses
US9814252B2 (en) 2005-04-28 2017-11-14 Enzymotec Ltd. Polar lipid mixtures, their preparation and uses
EP2382872A1 (en) * 2005-04-28 2011-11-02 Enzymotec Ltd. Polar lipid mixtures, their preparation and uses
WO2007040113A1 (ja) 2005-09-30 2007-04-12 Snow Brand Milk Products Co., Ltd. 乳由来複合脂質高含有粉末
EP2452567A1 (en) 2005-09-30 2012-05-16 Snow Brand Milk Products Co., Ltd. Powder being rich in milk-origin complex lipids
WO2007116981A1 (ja) 2006-04-07 2007-10-18 Snow Brand Milk Products Co., Ltd. 脂肪蓄積抑制剤
EP1880612A1 (fr) * 2006-07-17 2008-01-23 Corman S.A. Ingrédient laitier enrichi en lipides polaires et applications de celui-ci
US9700061B2 (en) 2006-07-17 2017-07-11 S.A. Corman Milk ingredient enriched in polar lipids and uses thereof
WO2008009636A1 (fr) * 2006-07-17 2008-01-24 S.A. Corman Ingredient laitier enrichi en lipides polaires et applications de celui-ci
AU2007276203C1 (en) * 2006-07-17 2014-07-03 S.A. Corman Milk ingredient enriched in polar lipids and uses thereof
AU2007276203B2 (en) * 2006-07-17 2012-12-13 S.A. Corman Milk ingredient enriched in polar lipids and uses thereof
JP2009543568A (ja) * 2006-07-17 2009-12-10 エス・アー・コルマン 極性脂質強化乳成分およびその適用
WO2008016108A1 (fr) 2006-08-04 2008-02-07 Snow Brand Milk Products Co., Ltd. Agent de prévention d'une infection
EP2335705A1 (en) 2006-08-04 2011-06-22 Snow Brand Milk Products Co., Ltd. Use of sphingomyelin for the treatment of influenza
EP2168438A1 (en) 2008-09-05 2010-03-31 Meggle Japan Co., Ltd. Composition richly containing polar lipid and method of manufacturing the same
EP2163160A1 (en) 2008-09-05 2010-03-17 Meggle Japan Co., Ltd. Composition richly containing polar lipid and method of manufacturing the same
WO2011096414A1 (ja) 2010-02-03 2011-08-11 花王株式会社 ミトコンドリア機能向上剤
WO2013058229A1 (ja) 2011-10-17 2013-04-25 花王株式会社 筋量増加剤
CN114644650A (zh) * 2020-12-21 2022-06-21 广州白云山汉方现代药业有限公司 一种从蛋黄粉中提取高纯度鞘磷脂的方法
CN114989212A (zh) * 2022-05-27 2022-09-02 广州白云山汉方现代药业有限公司 一种天然鞘磷脂的制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2805522B2 (ja) 1998-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0347192A (ja) 乳または乳製品由来のリン脂質画分を分画精製する方法
US4749522A (en) Supercritical fluid extraction of animal derived materials
US5063077A (en) Process for the removal of cholesterol and cholesterol esters from egg yolk
JPH02215351A (ja) オキアミリン脂質の分取方法
EP0085005B1 (fr) Procédé de séparation d'immunoglobulines à partir du colostrum
AU677230B2 (en) A process for producing beta-casein enriched products
WO2007123424A1 (en) Process for separating lipid materials
US5703255A (en) Process for obtaining highly purified phosphatidylcholine
AU675116B2 (en) Method for extracting sphingomyelin from phospholipid con taining fat concentrate
JP2987682B2 (ja) 酸性リン脂質の濃縮法
Rhodes et al. 695. On the composition of the phospholipids of cows' milk
EP0365868B1 (fr) Procédé de séparation des glycolipides d'un mélange lipidique et utilisation des fractions obtenues
Smith et al. Isolation of milk phospholipids and determination of their polyunsaturated fatty acids
Hugunin et al. Distribution of organochlorine pesticides among some milk components
EP0196917B1 (en) Botulinus toxin neutralizer
US11419344B2 (en) Buttermilk
Wan et al. Utilization of dairy beta stream to produce phospholipids products by salt precipitation and solvent fractionation
JPH01131189A (ja) ドコサヘキサエン酸含有リン脂質の製造法
JP2001072693A (ja) 精製卵黄レシチンの製造法
CN114778734B (zh) 一种极性脂质的定量测定方法及应用
JPS62263192A (ja) 卵黄レシチンの製造方法
Sastry et al. Blood gangliosides in infantile amaurotic idiocy
SU1289440A1 (ru) Способ получени фосфолипидов
JP2793317B2 (ja) ホスファチジルコリン或いはホスファチジルエタノールアミンの分離方法
SU1193157A1 (ru) Способ выделени и очистки липидов тканей

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080724

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080724

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090724

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090724

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100724

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100724

Year of fee payment: 12