JPH0347143Y2 - - Google Patents
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- JPH0347143Y2 JPH0347143Y2 JP1986069472U JP6947286U JPH0347143Y2 JP H0347143 Y2 JPH0347143 Y2 JP H0347143Y2 JP 1986069472 U JP1986069472 U JP 1986069472U JP 6947286 U JP6947286 U JP 6947286U JP H0347143 Y2 JPH0347143 Y2 JP H0347143Y2
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- partition
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- molded product
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- Expired
Links
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Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉
本考案は、窓用等いわゆる縦型ルームエアコン
に内蔵される部品の構成に関する。
に内蔵される部品の構成に関する。
〈従来技術及び背景〉
第4図は従来のルームエアコンの部品の分解斜
視図である。
視図である。
この第4図において、1は天板であつてこの天
板はプラスチツクの成型品等で構成されており、
室内・外側のクロスフローフアン(図示せず)を
回転駆動するモータ支えを兼用している。
板はプラスチツクの成型品等で構成されており、
室内・外側のクロスフローフアン(図示せず)を
回転駆動するモータ支えを兼用している。
2は、室内側と室外側とを区画するケーシング
であつて、水平方向の断面が略S字型に形成され
た発泡スチロール等の成型品である。
であつて、水平方向の断面が略S字型に形成され
た発泡スチロール等の成型品である。
3は、ケーシング2の下方に配置された露受け
皿であつて、この露受け皿3はプラスチツクの成
型品等で構成されている。
皿であつて、この露受け皿3はプラスチツクの成
型品等で構成されている。
4は同じくケーシング2下方に設けられる中仕
切板であつて、この中仕切板4はプラスチツクの
成型品で構成され、上方の、ケーシング2によつ
て室内・外側に区画形成された通風路と、下方
の、コンプレツサ等を収納する機械室とを区画形
成する。
切板であつて、この中仕切板4はプラスチツクの
成型品で構成され、上方の、ケーシング2によつ
て室内・外側に区画形成された通風路と、下方
の、コンプレツサ等を収納する機械室とを区画形
成する。
5は機械室内部において、コンプレツサの音が
室内に響くのを抑える遮蔽板であつて、例えば金
属板で構成されている。
室内に響くのを抑える遮蔽板であつて、例えば金
属板で構成されている。
6はいわゆる基板であつて、板金若しくはプラ
スチツク成型品で構成される。
スチツク成型品で構成される。
ところで従来のルームエアコンにおいては、こ
れら、天板1,ケーシング2,露受け皿3,中仕
切板4,遮蔽板5,基板6を、適宜積み重ねてビ
ス止め等により連結、固定していたが、組み立て
に手間どる上に、部品自体や組み立てにおける精
度不良等により振動音(びびり音)を発生する虞
れもある。
れら、天板1,ケーシング2,露受け皿3,中仕
切板4,遮蔽板5,基板6を、適宜積み重ねてビ
ス止め等により連結、固定していたが、組み立て
に手間どる上に、部品自体や組み立てにおける精
度不良等により振動音(びびり音)を発生する虞
れもある。
そこで考えられるのは第5図及び第6図に示す
如く、これらの部品1,2,3,4,5,6を一
体成型することである。
如く、これらの部品1,2,3,4,5,6を一
体成型することである。
第5図及び第6図について説明すると、第5図
は斜視図、第6図は第5図A−A断面図である。
は斜視図、第6図は第5図A−A断面図である。
この第5図及び第6図において、7は天板部、
8はケーシング部、9は中仕切部、10は遮蔽
部、11は底板部である。
8はケーシング部、9は中仕切部、10は遮蔽
部、11は底板部である。
これら7〜11は上述の部品1〜6を一体成型
により形成したものであつて、これによつて形成
された一体部品12は例えば発泡スチロールやプ
ラスチツク等樹脂の一体成型品で構成される。
により形成したものであつて、これによつて形成
された一体部品12は例えば発泡スチロールやプ
ラスチツク等樹脂の一体成型品で構成される。
しかし、この一体部品12は実際の成型特に量
産のための成型にはかなりの困難がある。
産のための成型にはかなりの困難がある。
即ち、a,b,c,d4箇所においていわゆる
アンダーカツト部分が生じ、成型後、成型物を取
りだすのがきわめて困難で特に量産化には不向き
である。
アンダーカツト部分が生じ、成型後、成型物を取
りだすのがきわめて困難で特に量産化には不向き
である。
〈目的〉
本考案は上記の点に鑑み、一体化しても型抜き
がきわめて容易に行える一体部の構造を提供する
ものである。
がきわめて容易に行える一体部の構造を提供する
ものである。
〈問題点を解決するための手段〉
アンダーカツトの生じる仕切部、底板部をくさ
び状のコアー金型側に開放する中空形状にし、中
空形状部分の上壁側を、コアー金型とキヤビテイ
金型との食い切りにより開口を形成するものであ
る。
び状のコアー金型側に開放する中空形状にし、中
空形状部分の上壁側を、コアー金型とキヤビテイ
金型との食い切りにより開口を形成するものであ
る。
食い切りとは、コアー金型とキヤビテイ金型とが
直接接触することで樹脂の注入を阻止するもの
で、この阻止により上記中空部分の開口を形成す
るものである。
直接接触することで樹脂の注入を阻止するもの
で、この阻止により上記中空部分の開口を形成す
るものである。
〈作用〉
食い切りにより形成される開口により中空部分
は、下方壁だけの皿状に形成されることになり、
アンダーカツトを解消できる。
は、下方壁だけの皿状に形成されることになり、
アンダーカツトを解消できる。
又、中空部分はくさび状であるからコアー金
型、キヤビテイ金型の型抜きに当つてアンダーカ
ツト部分を生じない。
型、キヤビテイ金型の型抜きに当つてアンダーカ
ツト部分を生じない。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を図面に従つて説明する。
第1図は本考案実施例の斜視図、第2図は第1
図のB−B断面図である。
図のB−B断面図である。
この第1図において、12は天板部、13はケ
ーシング部、14は仕切部、15は遮蔽部、16
は底板部である。
ーシング部、14は仕切部、15は遮蔽部、16
は底板部である。
上記天板部12はフアンモータ支持部を兼用し
ており、凹部12a,12bが設けられている。
ており、凹部12a,12bが設けられている。
上記ケーシング部13は水平方向に切断した断
面が略S字型に形成され、通風路を室内側(図中
手前側)と室外側(図中向う側)とに区画形成し
ている。
面が略S字型に形成され、通風路を室内側(図中
手前側)と室外側(図中向う側)とに区画形成し
ている。
上記中仕切部14は、室外側(後述のコアー金
型側)に開放するくさび状に形成された中空体状
を成すものであつて、この中空体状を成す仕切部
14の上部側(上壁側)には開口17が形成され
ている。この開口17は後述の金型の食い切りに
よつて形成されるもので、室内側、室外側双方に
形成されている。尚(室外側における仕切部14
の開口については図示していない。) 上記遮蔽部15は立設した略L字形の板体状を
成している。
型側)に開放するくさび状に形成された中空体状
を成すものであつて、この中空体状を成す仕切部
14の上部側(上壁側)には開口17が形成され
ている。この開口17は後述の金型の食い切りに
よつて形成されるもので、室内側、室外側双方に
形成されている。尚(室外側における仕切部14
の開口については図示していない。) 上記遮蔽部15は立設した略L字形の板体状を
成している。
上記底板部16は、中仕切部14と同様に、室
外側(後述のコアー金型側)に開放するくさび状
の中空体状を成し、この中空体状を成す底板部1
6の上部側(上壁側)には開口18が形成されて
いる。
外側(後述のコアー金型側)に開放するくさび状
の中空体状を成し、この中空体状を成す底板部1
6の上部側(上壁側)には開口18が形成されて
いる。
次に上記一体成形部品の成型方法について説明
する。
する。
第3図は説明図であつて、Aは上記一体成型部
品、19はコアー金型、20はキヤビテイ金型、
21はスライドコアー金型である。
品、19はコアー金型、20はキヤビテイ金型、
21はスライドコアー金型である。
上記成型部品Aはコアー金型19,キヤビテイ
金型20,スライドコアー金型21を接合するこ
とによつて形成される内部空間に溶融上樹脂を注
入することによつて形成される。
金型20,スライドコアー金型21を接合するこ
とによつて形成される内部空間に溶融上樹脂を注
入することによつて形成される。
上記キヤビテイ金型20は、室内側つまりキヤ
ビテイ側の成型品Aに対応する形状に形成された
凹部が内部側に設けられ、一方上記コアー金型1
9は室外側つまりコアー側の成型品Aに対応する
形状に突部が形成され、両者を接合することで両
者間に、成型品Aに対応する形状の隙間が形成さ
れる。
ビテイ側の成型品Aに対応する形状に形成された
凹部が内部側に設けられ、一方上記コアー金型1
9は室外側つまりコアー側の成型品Aに対応する
形状に突部が形成され、両者を接合することで両
者間に、成型品Aに対応する形状の隙間が形成さ
れる。
この場合、キヤビテイ金型20の上記仕切部1
4上壁に対応する部分22が成型品Aの厚さ分だ
け突出して形成され、その結果コアー19,キヤ
ビテイ20両者を接合することで、上記仕切壁1
4の上壁に対応する部分22で、両者が直接接触
し、注入樹脂の流入を阻止する。その結果、上記
部分22が開口となつて形成されることになり、
上記開口17,18が形成されるものである。
4上壁に対応する部分22が成型品Aの厚さ分だ
け突出して形成され、その結果コアー19,キヤ
ビテイ20両者を接合することで、上記仕切壁1
4の上壁に対応する部分22で、両者が直接接触
し、注入樹脂の流入を阻止する。その結果、上記
部分22が開口となつて形成されることになり、
上記開口17,18が形成されるものである。
この開口17,18の形成により中空状の仕切
部14及び底板部16は、周縁部分に上方に突出
した立ち上がり辺を有する皿状に形成されること
になる。更にこの皿状の仕切部14及び底板部1
6は、室外側(コアー金型側)に向つて下降する
如く傾斜する皿状に形成されることになる。
部14及び底板部16は、周縁部分に上方に突出
した立ち上がり辺を有する皿状に形成されること
になる。更にこの皿状の仕切部14及び底板部1
6は、室外側(コアー金型側)に向つて下降する
如く傾斜する皿状に形成されることになる。
尚、天板部12はスライドコアー金型21を上
方側へ抜くことによつて形成されることになる。
方側へ抜くことによつて形成されることになる。
以上のように、上記成型品Aは仕切部14及び
底板部16において、周縁に立ち上がり状の辺を
有するにもかかわらず、アンダーカツト部分は生
じることがなく、一方向の抜きだけで成型品Aを
形成することができる。
底板部16において、周縁に立ち上がり状の辺を
有するにもかかわらず、アンダーカツト部分は生
じることがなく、一方向の抜きだけで成型品Aを
形成することができる。
ここで第1図及び第2図に戻つて、上記開口1
7,18は室内側の仕切部14,底板部16に形
成されているものであるが、この仕切部14及び
底板部16が室外側に向つて下降する傾斜に形成
されているので、、ドレン水を第1,2図図示の
ドレン水受皿22に回収するのに好都合である。
即ち、この成型品Aの室内側の仕切部14上方に
熱交換器(図示せず)が収納され、又仕切部14
の下方底板部16の上方に冷凍サイクル部品(配
管等)が収納されてルームエアコンが構成される
ことになるが、冷房時熱交換器や配管等の部品で
ドレン水を発生することになる。
7,18は室内側の仕切部14,底板部16に形
成されているものであるが、この仕切部14及び
底板部16が室外側に向つて下降する傾斜に形成
されているので、、ドレン水を第1,2図図示の
ドレン水受皿22に回収するのに好都合である。
即ち、この成型品Aの室内側の仕切部14上方に
熱交換器(図示せず)が収納され、又仕切部14
の下方底板部16の上方に冷凍サイクル部品(配
管等)が収納されてルームエアコンが構成される
ことになるが、冷房時熱交換器や配管等の部品で
ドレン水を発生することになる。
この熱交換器や配管で生じたドレン水は順次流
下若しくは滴下することになるが、当該ドレン水
は仕切部14,底板部16に至つた後傾斜に沿っ
て室外側へ流れ、室外側では仕切部14からのド
レン水が遮蔽部15外方(室外側)面を流下し、
底板部16からのドレン水と合流してドレン受け
皿22に回収されることになる。
下若しくは滴下することになるが、当該ドレン水
は仕切部14,底板部16に至つた後傾斜に沿っ
て室外側へ流れ、室外側では仕切部14からのド
レン水が遮蔽部15外方(室外側)面を流下し、
底板部16からのドレン水と合流してドレン受け
皿22に回収されることになる。
このように、アンダーカツトをなくすための仕
切部14及び底板部16の傾斜は、ドレン回収に
当つて有効に作用する。
切部14及び底板部16の傾斜は、ドレン回収に
当つて有効に作用する。
〈効果〉
以上本考案によれば、アンダーカツトなしに成
型品を一体成型でき、量産に適する部品を提供で
きる。
型品を一体成型でき、量産に適する部品を提供で
きる。
第1図は本考案実施例の斜視図、第2図は同断
面図、第3図は同例の成型説明図、第4図は従来
の部品の分解斜視図、第5図は従来の部品の斜視
図、第6図は同断面図。 12……天板部、13……ケーシング部、14
……仕切部、15……遮蔽部、16……底板部、
17,18……開口、19……コアー金型、20
……キヤビテイ金型。
面図、第3図は同例の成型説明図、第4図は従来
の部品の分解斜視図、第5図は従来の部品の斜視
図、第6図は同断面図。 12……天板部、13……ケーシング部、14
……仕切部、15……遮蔽部、16……底板部、
17,18……開口、19……コアー金型、20
……キヤビテイ金型。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 縦型ルームエアコンに内蔵される樹脂製の一体
成型品において、 天板、室内外側を区画するケーシング、通風路
と機械室とを区画する仕切板、底板を一体成型す
ると共に、上記仕切板及び底板をコアー金型側に
開放するくさび状の中空体に形成し、 当該中空体状の仕切板及び底板の上部側壁に、
コアー金型とキヤビテイ金型との食い切りによる
開口を設けたことを特徴とする縦型ルームエアコ
ンの部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986069472U JPH0347143Y2 (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986069472U JPH0347143Y2 (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62181815U JPS62181815U (ja) | 1987-11-18 |
JPH0347143Y2 true JPH0347143Y2 (ja) | 1991-10-07 |
Family
ID=30910235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986069472U Expired JPH0347143Y2 (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0347143Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-05-08 JP JP1986069472U patent/JPH0347143Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62181815U (ja) | 1987-11-18 |