JPH0347003Y2 - - Google Patents

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JPH0347003Y2
JPH0347003Y2 JP16762185U JP16762185U JPH0347003Y2 JP H0347003 Y2 JPH0347003 Y2 JP H0347003Y2 JP 16762185 U JP16762185 U JP 16762185U JP 16762185 U JP16762185 U JP 16762185U JP H0347003 Y2 JPH0347003 Y2 JP H0347003Y2
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JP
Japan
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drain
body floor
vehicle body
gasket
vehicle
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JP16762185U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、車体フロアに貯留するドレンを排
水する車両のドレン排水装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
車両の車体フロアに貯留するドレンを排水する
手段としては、従来、車体フロアに複数の排水口
を設け、ドレンを車体フロアの下部へ排水するよ
うにした構造のものや、第3図に示すように構成
したものがある。すなわち、車体フロアaの凹部
bに排水口cを設け、この排水口cに車体フロア
aの下方へ突出する金属パイプdを設け、この金
属パイプdの先端部にドレンチユーブeを接続し
た構造である。このように構成することによつて
車体フロアaに貯留するドレンは排水口cから金
属パイプdおよびドレンチユーブeを介して排水
部に排水することができるが、排水口cに金属パ
イプdを溶接しているために、この溶接部から錆
びが発生しやすく、溶接不良によつて水漏れが発
生する。車体フロアaに排水口cが開口している
ために、美観を損うとともに、ゴミなどの異物が
入つて詰ることがある。
〔考案の目的〕
この考案は、前記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、車両の美観を損う
ことなく、車体フロアに貯留するドレンを排水す
ることができ、また取付け作業性を向上すること
ができる車両のドレン排水装置を提供することに
ある。
〔考案の概要〕
この考案は、前記目的を達成するために、車体
フロアの上面に接合するパツキンにドレンパイプ
を一体に設けるとともに、このパツキンを介して
上面に排水口を有するガーニツシユを前記車体フ
ロアに固定し、さらに、前記車体フロアから車外
に突出するドレンパイプにドレンチユーブを車外
から装着できるよに構成したことにある。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図および第2図中、1は車体フロアであ
り、この凹部2には貫通孔3とこの貫通孔3を挟
んで両側に角孔からなる取付け孔4,4が穿設さ
れている。5は前記車体フロア1の上面に接合す
るゴム材料からなるパツキンで、この中央部には
前記貫通孔3を貫通して車体フロア1の下方へ突
出するドレンパイプ6が一体に設けられている。
さらに、このパツキン5の板面には前記取付け孔
4,4と対向する透孔7,7が穿設されている。
さらに、パツキン5の外周縁にはリツプ8が一体
に形成され、このパツキン5の上面にはガーニツ
シユ9が設けられている。このガーニツシユ9は
合成樹脂材料によつて一体に成形されていて、こ
の外周縁には前記リツプ8と係合するフランジ1
0が一体に設けられている。さらに、ガーニツシ
ユ9の上面には格子状に開口する小孔からなる排
水口11…が設けられ、前記パツキン5のドレン
パイプ6と連通するようになつている。さらに、
ガーニツシユ9には前記透孔7,7と対向してね
じ挿通孔12,12が穿設され、タツピングスク
リユ13,13が挿通されるようになつている。
そして、前記車体フロア1の取付け孔4,4に挿
入されるグロメツト14,14に螺挿されるよう
になつている。
したがつて、車体フロア1の取付け孔4,4に
グロメツト14,14を挿入したのち、ドレンパ
イプ6を貫通孔3に挿入してパツキン5を車体フ
ロア1の上面に接合する。つぎに、このパツキン
5の上面にガーニツシユ9を接合してフランジ1
0をリツプ8に係合する。この状態で、ガーニツ
シユ9のねじ挿通孔12,12にタツピングスク
リユ13,13を挿入し、これを透孔7,7を貫
通してグロメツト14,14に締付け固定する
と、グロメツト14,14は押し広げられ、取付
け孔4,4をシールするとともに、車体フロア1
に対して固定される。しかも、タツピングスクリ
ユ13,13の締付けによつてガーニツシユ9は
パツキン5に圧接してシールが確実となる。この
ように、パツキン5およびガーニツシユ9が車体
フロア1に対して固定されると、車体フロア1の
下面からドレンパイプ6が車外に突出した状態と
なり、このドレンパイプ6の先端部にジヨイント
パイプ15を接続し、このジヨイントパイプ15
の他端部にドレンチユーブ16の一端部を接続す
る。そして、ドレンパイプ6およびドレンチユー
ブ16の前記ジヨイントパイプ15との接続部を
クリツプ17,17によつて締付け固定すること
により、接続部をシールすることができる。この
とき、ドレンパイプ6に対するジヨイントパイプ
15およびドレンチユーブ16の接続を車外側で
作業でき、作業性を向上することができる。
また、ドレンチユーブ16は車体の任意の位置
に配管することによつて排水部の自由度がとれ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、車体
フロアの上面に接合するパツキンにドレンパイプ
を一体に設けるとともに、このパツキンを介して
上面に排水口を有するガーニツシユを前記車体フ
ロアに固定し、さらに、前記車体フロアから車外
に突出するドレンパイプにドレンチユーブを車外
から装着できるように構成したから、美観を損う
ことなく、排水効果を向上できるとともに、取付
け作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すドレン排水
装置の分解斜視図、第2図は同じく取付け状態の
断面図、第3図は従来のドレン排水装置の斜視図
である。 1……車体フロア、3……貫通孔、5……パツ
キン、6……ドレンパイプ、9……ガーニツシ
ユ、11……排水口、16……ドレンチユーブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貫通孔を有した車体フロアと、この車体フロア
    の上面に接合され前記貫通孔を貫通して車体フロ
    アの車外に突出するドレンパイプを有するパツキ
    ンと、このパツキンを介して前記車体フロアに装
    着され上面に前記ドレンパイプと連通する排水口
    を有したガーニツシユと、前記車体フロアの下部
    において前記ドレンパイプに接続されドレンを排
    水部に導くドレンチユーブとを具備したことを特
    徴とする車両のドレン排水装置。
JP16762185U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0347003Y2 (ja)

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JP16762185U JPH0347003Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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JP16762185U JPH0347003Y2 (ja) 1985-10-31 1985-10-31

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Publication Number Publication Date
JPS6276749U JPS6276749U (ja) 1987-05-16
JPH0347003Y2 true JPH0347003Y2 (ja) 1991-10-04

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ID=31099719

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