JPH0346980Y2 - - Google Patents

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JPH0346980Y2
JPH0346980Y2 JP14198887U JP14198887U JPH0346980Y2 JP H0346980 Y2 JPH0346980 Y2 JP H0346980Y2 JP 14198887 U JP14198887 U JP 14198887U JP 14198887 U JP14198887 U JP 14198887U JP H0346980 Y2 JPH0346980 Y2 JP H0346980Y2
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vehicle
rear spoiler
lamps
slider
limit switch
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JP14198887U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車の後端部に走行特性を改善する
目的で設けられるリヤスポイラに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来のリヤスポイラ21は例えば第6図に示す
ように車両10の後端部であるトランクリツド1
1に取付けられ、専らに高速走行時の車両の浮き
上がりを防止するダウンフオース発生用として空
力特性のみを考慮して設計されるものである。ま
た、この車両10の後端部には尾灯、制動灯、後
退灯が組合されたリヤコンビネーシヨンランプ1
2が設けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記リヤコンビネーシヨンラン
プ12の特に後退灯は比較的に車両10の車両巾
方向内側寄りに設けられることが多く、この理由
により車両10の側方を照射する配光とすること
が困難であり、例えば狭い場所で後退を行うとき
には車両10自体の車巾確認が困難となるにも拘
らず、この問題を解決するためのサイドランプの
取付に適切な位置が得られにくいと云う問題点を
生ずるものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は前記した従来の問題点を解決するため
の具体的手段として、車両の後端部に設けられる
リヤスポイラにおいて、前記リヤスポイラの少な
くとも一方の側端部には、車両巾方向に摺動自在
とし、且つ車両の側面下方を照射するサイドラン
プを内蔵したことを特徴とするサイドランプ付リ
ヤスポイラを提供することで、前記サイドランプ
に適切な取付け位置を提供し問題点を解決するも
のである。
〔実施例〕
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
尚、理解を容易とするために従来例と同じ部分
には同じ符号を付して説明し、重複する部分では
一部その説明を省略する。
第1図に符号1で示すものは本考案によるリヤ
スポイラであり、このリヤスポイラ1は従来例の
ものと同様に車両10の後端部であるトランクリ
ツド11に取付けられるものであるが、同時に側
端部には車両巾方向に摺動自在としたスライダ部
2と、このスライダ部2の先端に配設されたサイ
ドランプ3とが設けられている。ここで第1図で
は前記リヤスポイラ1の一方の端部のみを示した
が、前記スライダ部2及びサイドランプ3は他の
一方の端部に設けても良く、更には両方の端部に
設けても良いものである。
前記リヤスポイラ1、スライダ部2及びサイド
ランプ3を更に詳細に示すものが第2図、第3
図、第4図であり、先ず第2図に示すように樹脂
部材などで中空に形成されたリヤスポイラ1の内
部には上部ガイドレール1aと下部ガイドレール
1bとが設けられ、この上下のガイドレール1
a,1bに車両巾方向の収納位置と使用位置とを
摺動自在となるように例えば断面を略“工”字状
としたスライダ部2が嵌合されている。前記スラ
イダ2には第3図に示すように例えばラツク歯車
2aが設けられ、前記リヤスポイラ1側に設けら
れたモータ4により回転するピニオン歯車5と噛
合い摺動し、収納側リミツトスイツチ6により収
納位置に停止し、使用側リミツトスイツチ7によ
り使用位置に停止する。前記スライダ部2の先端
部にはレンズ3aと電球3bとで照明光を基本的
には下方に照射するサイドランプ3が取付けられ
ている。図中に符号Aで示すのは前記サイドラン
プ3が前記した収納位置にあるときの状態を示す
もので、このときに前記サイドランプ3のハウジ
ング3Cは前記リヤスポイラ1の外形形状の一部
を成すように形成され、一体化されてこのリヤス
ポイラ1の外観、性能を損なうこと無く収納さ
れ、消灯されている。同じく図中に符号Bで示す
のは使用位置にある状態を示すもので、このとき
には前記サイドランプ3は車体10の外側に張出
すと共に点灯され、車両の後端側側方を照射して
例えば車両側部後方の道路堰石の確認などを容易
とする。以上に説明した構造を車両の上面から観
視した状態で示すものが第4図であり、特に高速
で走行し風圧の影響を受けやすいときには収納位
置Aとすることで前記サイドランプ3はリヤスポ
イラ1と一体化されその影響を無くすることが明
確である。
第5図に示すものは本考案のリヤスポイラ1を
駆動するのに適する回路の一例であり、図示は前
記サイドランプ3が消灯し収納位置Aとなる状態
で示してある。このときに例えばシフトレバーに
連動された双極双投のスイツチSWがON側に投
入されると一方の極sw1は正極に接続され、
他の一方の極sw2は負極に使用側リミツトス
イツチ7のNC接点を介して接続されるのでモー
タ4は起動し前記スライダ部2を使用位置Bに向
けて摺動させ、このとき同時に収納側リミツトス
イツチ6を接点NC側に転ずる。前記スライダ部
2は使用位置Bに達するとこのスライダ部2は使
用側リミツトスイツチ7をNO接点側に転じさせ
モータ4は停止し、サイドランプ3の電球3bを
点灯させる。
車両の後退が終了し前記スイツチSWがOFF側
に転じられると一方の極sw1は前記収納側リミ
ツトスイツチ6のNC接点を介して負極に接続
され、他の一方の極sw2は正極に接続されるの
でモータ4は逆転し前記スライダ部2を収納位置
Aに向けて摺動させ、同時に使用側リミツトスイ
ツチ7をNC接点に転じさせて電球3bを消灯す
る。前記スライダ部2が収納位置に達すると収納
側リミツトスイツチ6はNO接点側に転じてモー
タ4を停止させ初期の状態に戻る。この様にして
前記サイドランプ3はシフトレバーを後退位置に
することで自動的に使用位置で点灯するものとな
るが、例えば市場の要望によつては前記スイツチ
SWを手動のものとすること、或いは手動と自動
の双方を併設することも当然に可能である。
〔考案の効果〕
以上に説明したように本考案によりリヤスポイ
ラに車両の側面下方を照射するサイドランプを使
用時には車両巾方向に摺動して所定位置となるよ
うに設けたことで、本来のリヤスポイラの機能を
損なうこと無くこの種のサイドランプとして理想
的な位置に取付けることを可能とし、車両の後退
時における周囲の状況判断を一層に確実なものと
し安全性の向上に卓越した効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサイドランプ付リヤスポ
イラの一実施例を示す斜視図、第2図は同じ実施
例の断面図、第3図は第2図の−線に沿う断
面図、第4図は同じく平面図、第5図は駆動回路
の例を示す回路図、第6図は従来例を示す斜視図
である。 1……リヤスポイラ、2……スライダ部、2a
……ラツク歯車、3……サイドランプ、3a……
レンズ、3b……電球、3c……ハウジング、4
……モータ、5……ピニオン歯車、6……収納側
リミツトスイツチ、7……使用側リミツトスイツ
チ、10……車両、11……トランクリツド、
SW……スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車両の後端部に設けられるリヤスポイラにお
    いて、前記リヤスポイラの少なくとも一方の側
    端部には、車両巾方向に摺動自在とし、且つ車
    両の側面下方を照射するサイドランプを内蔵し
    たことを特徴とするサイドランプ付リヤスポイ
    ラ。 (2) 前記サイドランプは前記車両に設けられた後
    退灯と連動して摺動及び点滅が成されることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲(1)項記載の
    サイドランプ付リヤスポイラ。
JP14198887U 1987-09-17 1987-09-17 Expired JPH0346980Y2 (ja)

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JP14198887U JPH0346980Y2 (ja) 1987-09-17 1987-09-17

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JPS6445552U JPS6445552U (ja) 1989-03-20
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