JPH0346858Y2 - - Google Patents

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JPH0346858Y2
JPH0346858Y2 JP215286U JP215286U JPH0346858Y2 JP H0346858 Y2 JPH0346858 Y2 JP H0346858Y2 JP 215286 U JP215286 U JP 215286U JP 215286 U JP215286 U JP 215286U JP H0346858 Y2 JPH0346858 Y2 JP H0346858Y2
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color change
valve
change valve
compressed air
paint
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、塗料の色替えを行うための切替えを
圧縮空気で行うようにした色替弁(以下、カラー
チエンジバルブという)を用いた空気配管中の水
を排出するようにした、自動塗装装置に関するも
のである。
(従来の技術) 被塗装物がたとえば自動車の車体であるとした
場合、同色の塗装を何台か行つたのち、色彩の異
なる塗料に切替えて塗装を行うことがある。この
場合、カラーチエンジバルブを用いて色替えを行
うことになる。カラーチエンジバルブの切替え動
力源としては圧縮空気を使用するのが普通であ
る。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のようにカラーチエンジバルブの切替え動
力源として圧縮空気を使用する場合、その管路に
電磁弁を接続して圧縮空気の供給、遮断の制御を
行うことになる。この場合においてコスト的な観
点から、電磁弁は塗装ブースの外部におき、一
方、カラーチエンジバルブは塗装ブースの内部に
設置するのが普通である。このために圧縮空気を
導びく管路は5m〜20m程度というように長いも
のになる。
このように管路が長くなると、カラーチエンジ
バルブの切替駆動をする圧縮空気は、供給源から
電磁弁を介して管路(一般にはテフロンホースま
たはナイロンホース)に入り、カラーチエンジバ
ルブに至り、オフ時の圧縮空気の一部は電磁弁を
介して排気されることになる。このように作動す
るとき、圧縮空気の入出量が管路内の全容量に比
較して微量であるがために、管路内の空気は、大
部分が電磁弁とカラーチエンジバルブの間で圧縮
と膨張をくり返しながら行き来しているのみとな
る、このため、被塗装物を連続で、かつ、複数の
塗色の塗装を行う塗装ラインの自動塗装装置で
は、特に圧縮と膨張の回数が大きいため、カラー
チエンジバルブの作動用空気として露点−30℃以
下の空気を使用したとしても、カラーチエンジバ
ルブを作動する空気管路内のカラーチエンジバル
ブに近いところに水が溜るという現象を生じた。
このように管路内に水が溜ること自体が好まし
くない現象であるのは言うまでもないが、特に静
電塗装を行い、かつ、カラーチエンジバルブを高
圧域に設置している場合、カラーチエンジバルブ
作動用空気を流す管路(前述のように、一般には
テフロンホースまたはナイロンホース)により、
本来絶縁されるべきものであるが、水の発生によ
り、管路の絶縁性能が低下し、電圧リークが発生
し、高電圧印加不能となり、静電塗装ができなく
なるという問題が発生した。また、前述のよう
に、カラーチエンジバルブ作動用空気を流す管路
の長さが長いために、電磁弁のオン、オフ(即
ち、制御上のオン、オフ)と、カラーチエンジバ
ルブのオン、オフ(即ち、塗料のオン、オフ)と
の間の応答遅れが大きいという問題もあつた。
本考案は電磁弁とカラーチエンジバルブには手
を加えずに、圧縮空気の配管に新しい弁を加える
ことにより、上記従来技術の有する問題点を解決
を図つたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するための手段とし
て、圧縮空気の供給源と、該供給源からの圧縮空
気を受けて色の切替えを行う色替弁とを結ぶ空気
配管の途中に、1個の流入口と2個の流出口とを
有し、流入口に圧力が加わると流入口と流出口と
が接続して前記圧縮空気の供給源と色替弁とを連
通させ、流入口側に圧力がなくなると2個の流出
口が接続されて前記色替弁の配管を大気中に開放
する構造の排気弁を接続したものである。
(作用) このような構成とすれば、カラーチエンジバル
ブを作動させる圧縮空気を流す管路内の空気の入
れ替えが可能となり、また、カラーチエンジバル
ブの閉弁時の管路内の残圧抜きが瞬時に、大量
に、また自動的に行えることになる。
(実施例) 次に、本考案の一実施例を図について説明す
る。1は圧縮空気の供給源であり、常時一定圧力
の圧縮空気が供給されているものである。この供
給源1には電磁弁2を介して管路3が接続されて
おり、管路3には本考案に係る排気弁4を介して
管路5が接続されている。管路5の先端はカラー
チエンジバルブ6の切替空気供給口6aに接続さ
れている。電磁弁2はソレノイドへの通電制御に
より、モードA、Bを切替えるものである。
排気弁4は、たとえばクイツクイクゾーストバ
ルブであつて、1個の流入口4aと2個の流出口
4b,4cとを有し、流入口4aに圧力が加わる
と流入口4aと流出口4bとが接続して管路3,
5が連通し、流入口4a側に圧力がなくなると流
出口4bと流出口4cが接続されるものである。
流出口4cは管路7によつて大気に開放されてい
るので、流出口4bが流出口4cに接続されたと
きには、管路5の空気が瞬時に排出されることに
なる。
カラーチエンジバルブ6は、マニホールド8の
上部に取付けられている。マニホールド8には塗
料通路9が設けられており、管路10を介して、
自動塗装装置11の塗装ガン12における塗装供
給口12aに接続されている。塗装ガン12には
霧化用空気を導入する空気供給口12bも設けら
れており、この空気供給口12bには、管路13
を介して空気の供給源14が接続されている。
マニホールド8の中央部には塗料通路9に連通
する弁座15が設けられており、この弁座15
に、ロツド16と一体の弁体(球弁)17が着座
するようになつている。ロツド16はその上端に
おいて、ケーシング18に嵌合したピストン19
に結合しており、ピストン19はスプリング20
によつて図における下方、すなわち弁体17が弁
座15に着座する方向に押圧されている。カラー
チエンジバルブ6には塗料供給口6bが設けられ
ており、途中にバルブ21を接続した管路22に
よつて図示しない塗料供給源に接続されている。
前述した切替空気供給口6aは空気通路6cによ
つてピストン19の下室6dに連通させてあり、
一方、塗料供給口6bは塗料通路6eにより弁座
15の上部に連通させてある。
このように構成されたこの装置は、次のように
作動する。まず、バルブ21を開いて、図示しな
い塗料供給源からカラーチエンジバルブ6の塗料
供給口6bに塗料が入るようにする。次に電磁弁
2を切替えて図示するモードAからモードBにす
る。これにより、圧縮空気の供給源1からの圧縮
空気は管路3を通つて排気弁4の流入口4aに供
給される。この圧力で流入口4aと流出口4bが
接続するので、管路3内の圧縮空気は管路5に入
り、カラーチエンジバルブ6の切替空気供給口6
aに与えられる。この圧縮空気は空気通路6cか
らピストン19の下室6dに与えられ、ピストン
19をスプリング20の押圧力に抗して押し上げ
る。
ピストン19が押し上げられれば、ロツド16
とともに弁体17が上昇し、弁座15から離間す
るので、すでに塗料供給口6bにきている塗料が
塗料通路6eを通つて弁座15と弁体17の間か
らマニホールド8の塗料通路9内に入り、管路1
0を通つて塗装ガン12に入る。このとき塗装ガ
ン12に、供給源14から空気を供給すれば塗料
は霧化して図示しない被塗装物の塗装を行うこと
になる。塗装が終了したら電磁弁2をモードAに
復帰させる。すると前述のように排気弁4が自動
的に切替つて管路5内の残留空気を大気中に排出
する。これによつてピストン19の下室6dはス
プリング20に打勝つ圧力がなくなるから、ピス
トン19は降下し、弁体17が弁座15に着座し
て塗料を遮断する。
以上説明した実施例において、排気弁4とカラ
ーチエンジバルブ6との間の距離は10〜50cm程度
にすることが望ましい。なお、カラーチエンジバ
ルブ6の出口側に接続される機器は、実施例で示
したもののほか、空気霧化静電塗装装置や回転霧
化静電塗装装置であつてもよいことは言うまでも
ない。
(考案の効果) 本考案は以上説明したように、圧縮空気の供給
源と、該供給源からの圧縮空気を受けて色の切替
えを行う色替弁とを結ぶ空気配管の途中に、1個
の流入口と2個の流出口とを有し、流入口に圧力
が加わると流入口と流出口とが接続して前記圧縮
空気の供給源と色替弁とを連通させ、流入口側に
圧力がなくなると2個の流出口が接続されて前記
色替弁の配管を大気中に開放する構造の排気弁を
接続した構成としたものであるから、カラーチエ
ンジバルブの作動制御を行う空気配管内の空気の
入替えを瞬時に大量に、しかも自動的に行うこと
が可能になり、またカラーチエンジバルブ閉弁時
の管路内の残圧抜きができることになる。これに
よつて次のような効果が得られる。
カラーチエンジバルブ閉弁時の応答性が向上
する。
特に複数の塗色を連続塗装する自動塗装装置
では、カラーチエンジバルブ制御用管路内の水
の発生がなくなつた。
特に静電自動塗装装置では、上記の水の発
生対策により、電圧リーク防止が可能となつ
た。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例の系統図である。 1……圧縮空気の供給源、2……電磁弁、3,
5……管路、4……排気弁、4a……流入口、4
b,4c……流出口、6……カラーチエンジバル
ブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮空気の供給源と、該供給源からの圧縮空気
    を受けて色の切替えを行う色替弁とを結ぶ空気配
    管の途中に、1個の流入口と2個の流出口とを有
    し、流入口に圧力が加わると流入口と流出口とが
    接続して前記圧縮空気の供給源と色替弁とを連通
    させ、流入口側に圧力がなくなると2個の流出口
    が接続されて前記色替弁の配管を大気中に開放す
    る構造の排気弁を接続したことを特徴とする自動
    塗装装置。
JP215286U 1986-01-11 1986-01-11 Expired JPH0346858Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP215286U JPH0346858Y2 (ja) 1986-01-11 1986-01-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP215286U JPH0346858Y2 (ja) 1986-01-11 1986-01-11

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Publication Number Publication Date
JPS62114673U JPS62114673U (ja) 1987-07-21
JPH0346858Y2 true JPH0346858Y2 (ja) 1991-10-03

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ID=30780721

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