JPH0346247Y2 - - Google Patents
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- JPH0346247Y2 JPH0346247Y2 JP4464186U JP4464186U JPH0346247Y2 JP H0346247 Y2 JPH0346247 Y2 JP H0346247Y2 JP 4464186 U JP4464186 U JP 4464186U JP 4464186 U JP4464186 U JP 4464186U JP H0346247 Y2 JPH0346247 Y2 JP H0346247Y2
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- piston rod
- tube
- guide rail
- protector
- cylinder device
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Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、産業機械、土木建設機械等に使用さ
れる油圧、空圧用のシリンダ装置に関し、特にピ
ストンロツド突出部分の保護機能を備えたシリン
ダ装置に関する。
れる油圧、空圧用のシリンダ装置に関し、特にピ
ストンロツド突出部分の保護機能を備えたシリン
ダ装置に関する。
一般に、シリンダ装置はチユーブと、該チユー
ブ内に摺動可能に挿嵌されたピストンと、一端が
前記チユーブ外に突出し、他端が該ピストンに固
着されたピストンロツドとから構成され、作動流
体の給排によつてピストンロツドを伸縮させるよ
うになつている。
ブ内に摺動可能に挿嵌されたピストンと、一端が
前記チユーブ外に突出し、他端が該ピストンに固
着されたピストンロツドとから構成され、作動流
体の給排によつてピストンロツドを伸縮させるよ
うになつている。
ここでピストンロツドはロツドガイド、シール
部材等を介して流体密にチユーブ外に突出させる
ものであるため、該ピストンロツドの表面はクロ
ムメツキ等が施こされ、滑らかに仕上げられてい
る。この結果、ピストンロツドの突出部分に物体
が衝突したり、岩石、土砂等がふりかかると、該
ピストンロツドの表面を損傷するばかりでなく、
シール部材等も損傷し、シリンダ装置の寿命を縮
めてしまう。このため、産業機械、土木建設機械
に使用されるシリンダ装置は、ピストンロツドの
突出部分を保護するために、プロテクタを用いる
場合がある。
部材等を介して流体密にチユーブ外に突出させる
ものであるため、該ピストンロツドの表面はクロ
ムメツキ等が施こされ、滑らかに仕上げられてい
る。この結果、ピストンロツドの突出部分に物体
が衝突したり、岩石、土砂等がふりかかると、該
ピストンロツドの表面を損傷するばかりでなく、
シール部材等も損傷し、シリンダ装置の寿命を縮
めてしまう。このため、産業機械、土木建設機械
に使用されるシリンダ装置は、ピストンロツドの
突出部分を保護するために、プロテクタを用いる
場合がある。
そこで、従来技術によるこの種のシリンダ装置
の代表例として、油圧シヨベル用のブームシリン
ダを例に挙げ、第5図ないし第8図を参照しつつ
述べる。
の代表例として、油圧シヨベル用のブームシリン
ダを例に挙げ、第5図ないし第8図を参照しつつ
述べる。
まず、第5図において、1は油圧シヨベルを示
し、該油圧シヨベル1は下部走行体2と、該下部
走行体2に旋回可能に設けられた上部旋回体3
と、該上部旋回体3に設けられた作業装置4とか
らなり、該作業装置4はブーム5、アーム6、バ
ケツト7と、これらを作動するブームシリンダ
8、アームシリンダ9、バケツトシリンダ10等
から大略構成されている。
し、該油圧シヨベル1は下部走行体2と、該下部
走行体2に旋回可能に設けられた上部旋回体3
と、該上部旋回体3に設けられた作業装置4とか
らなり、該作業装置4はブーム5、アーム6、バ
ケツト7と、これらを作動するブームシリンダ
8、アームシリンダ9、バケツトシリンダ10等
から大略構成されている。
ここで、前記ブームシリンダ8は第6図ないし
第8図に示すように、ヘツドカバーとロツドカバ
ーを備えた有底筒状のチユーブ11と、該チユー
ブ11内に摺動可能に挿嵌されたピストン12
(第8図参照)と、一端がロツドカバーを介して
チユーブ外に突出して突出部分13Aとなり(第
5図参照)、他端が該ピストン12に固着された
ピストンロツド13とから構成され、前記チユー
ブ11のヘツドカバー側はピン14を介して上部
旋回体3に連結され、ピストンロツド13の突出
端であるボス部13Bはピン15を介してブーム
5のブラケツト5A,5Aに連結されている(第
7図参照)。
第8図に示すように、ヘツドカバーとロツドカバ
ーを備えた有底筒状のチユーブ11と、該チユー
ブ11内に摺動可能に挿嵌されたピストン12
(第8図参照)と、一端がロツドカバーを介して
チユーブ外に突出して突出部分13Aとなり(第
5図参照)、他端が該ピストン12に固着された
ピストンロツド13とから構成され、前記チユー
ブ11のヘツドカバー側はピン14を介して上部
旋回体3に連結され、ピストンロツド13の突出
端であるボス部13Bはピン15を介してブーム
5のブラケツト5A,5Aに連結されている(第
7図参照)。
また、16,16はチユーブ11の外周に所定
寸法離間して取付けられた一対のバンド部材で、
該各バンド部材16はそれぞれ半円形のバンド1
6A,16Aをねじ17,17によつて締結する
ことにより固定されている。18,18はバンド
部材16を構成する一方のバンド16Aにそれぞ
れ固着されたブロツク、19は該各ブロツク18
の外面側に固着され、所定厚さの板状体からなる
ガイドレールで、該ガイドレール19はチユーブ
11の軸方向のほぼ全長にわたつて該チユーブ1
1と平行に延在している。
寸法離間して取付けられた一対のバンド部材で、
該各バンド部材16はそれぞれ半円形のバンド1
6A,16Aをねじ17,17によつて締結する
ことにより固定されている。18,18はバンド
部材16を構成する一方のバンド16Aにそれぞ
れ固着されたブロツク、19は該各ブロツク18
の外面側に固着され、所定厚さの板状体からなる
ガイドレールで、該ガイドレール19はチユーブ
11の軸方向のほぼ全長にわたつて該チユーブ1
1と平行に延在している。
さらに、20はピストンロツド13の突出部分
13Aを保護するプロテクタで、該プロテクタ2
0はピストンロツド13の最伸長状態においても
その突出部分13Aのほぼ全長を覆えるようにこ
れと平行に延在する薄板状体からなり、その幅方
向両端は全長にわたつて内側に折曲げられた湾曲
部20A,20Aが形成されている。そして、前
記プロテクタ20の一端側はピストンロツド13
のボス部13B外周に固着された取付けブロツク
21にボルト22を介して固着され、その他端側
は湾曲部20A,20Aがガイドレール19に嵌
合、案内されている。
13Aを保護するプロテクタで、該プロテクタ2
0はピストンロツド13の最伸長状態においても
その突出部分13Aのほぼ全長を覆えるようにこ
れと平行に延在する薄板状体からなり、その幅方
向両端は全長にわたつて内側に折曲げられた湾曲
部20A,20Aが形成されている。そして、前
記プロテクタ20の一端側はピストンロツド13
のボス部13B外周に固着された取付けブロツク
21にボルト22を介して固着され、その他端側
は湾曲部20A,20Aがガイドレール19に嵌
合、案内されている。
従来技術はこのように構成されるが、油圧シヨ
ベルとして作業装置4による土砂掘削作業を行な
うため、ブームシリンダ8、アームシリンダ9、
バケツトシリンダ10をそれぞれ伸縮動作し、バ
ケツト7を操作する。この際、ブームシリンダ8
にはプロテクタ20が設けられ、該プロテクタ2
0はガイドレール19に嵌合、案内されてピスト
ンロツド13と一体的に伸縮するから、該ピスト
ンロツド13の突出部分13Aはプロテクタ20
によつて保護され、当該突出部分13Aにバケツ
ト7からこぼれた岩石、土砂等がふりかかるのを
防止しうる。
ベルとして作業装置4による土砂掘削作業を行な
うため、ブームシリンダ8、アームシリンダ9、
バケツトシリンダ10をそれぞれ伸縮動作し、バ
ケツト7を操作する。この際、ブームシリンダ8
にはプロテクタ20が設けられ、該プロテクタ2
0はガイドレール19に嵌合、案内されてピスト
ンロツド13と一体的に伸縮するから、該ピスト
ンロツド13の突出部分13Aはプロテクタ20
によつて保護され、当該突出部分13Aにバケツ
ト7からこぼれた岩石、土砂等がふりかかるのを
防止しうる。
然るに、前述したシリンダ装置においては次の
ような問題点があつた。
ような問題点があつた。
第1に、プロテクタ20の上端はボルト22、
取付けブロツク21を介してピストンロツド13
先端のボス部13Bに固着され、下端はガイドレ
ール19に遊嵌状態で嵌合し、実質的に片持支持
されているにしかすぎない。この結果、プロテク
タ20がガイドレール19に沿つて上下動すると
きのひきずり音、上部旋回体3内のエンジン回転
による車体の振動、バケツト7による掘削時の振
動等によるプロテクタ20とガイドレール19と
の間にビビリ音等が発生し、騒音の原因となると
いう問題点がある。
取付けブロツク21を介してピストンロツド13
先端のボス部13Bに固着され、下端はガイドレ
ール19に遊嵌状態で嵌合し、実質的に片持支持
されているにしかすぎない。この結果、プロテク
タ20がガイドレール19に沿つて上下動すると
きのひきずり音、上部旋回体3内のエンジン回転
による車体の振動、バケツト7による掘削時の振
動等によるプロテクタ20とガイドレール19と
の間にビビリ音等が発生し、騒音の原因となると
いう問題点がある。
第2に、バンド部材16はチユーブ11の形状
に合致したバンド16A,16Aによつて構成さ
れているため、ガイドレール19を取付けるため
のブロツク18が必要となり、しかもこのブロツ
ク18は一側を曲面に形成し、一方のバンド16
Aに固着するものであるため、部品点数が多く、
加工が面倒であるという問題点がある。
に合致したバンド16A,16Aによつて構成さ
れているため、ガイドレール19を取付けるため
のブロツク18が必要となり、しかもこのブロツ
ク18は一側を曲面に形成し、一方のバンド16
Aに固着するものであるため、部品点数が多く、
加工が面倒であるという問題点がある。
第3に、プロテクタ20はガイドレール19を
覆うように長手方向の両端を湾曲状に曲げ加工す
る必要があり、加工工数が増加するという問題点
がある。
覆うように長手方向の両端を湾曲状に曲げ加工す
る必要があり、加工工数が増加するという問題点
がある。
本考案は前述した従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、ピストンロツド伸縮時のひきずり
音、振動によるビビリ音等の発生を防止し、かつ
部品点数と加工工数を減少しうるようにしたシリ
ンダ装置を提供することにある。
れたもので、ピストンロツド伸縮時のひきずり
音、振動によるビビリ音等の発生を防止し、かつ
部品点数と加工工数を減少しうるようにしたシリ
ンダ装置を提供することにある。
上記問題点を解決するため、本考案が採用する
構成の特徴は、チユーブの外周に取付けられたバ
ンド部材と、該バンド部材に取付けられ、前記チ
ユーブの軸方向のほぼ全長にわたつて延在するガ
イドレールと、ピストンロツドの突出部分を保護
するため、該ピストンロツドの突出部分のほぼ全
長にわたつて延在し、一端が該ピストンロツドの
突出端に固着されたプロテクタと、該プロテクタ
の他端に設けられ、前記ガイドレールが摺動可能
に嵌合されたガイドシユーとからなる。
構成の特徴は、チユーブの外周に取付けられたバ
ンド部材と、該バンド部材に取付けられ、前記チ
ユーブの軸方向のほぼ全長にわたつて延在するガ
イドレールと、ピストンロツドの突出部分を保護
するため、該ピストンロツドの突出部分のほぼ全
長にわたつて延在し、一端が該ピストンロツドの
突出端に固着されたプロテクタと、該プロテクタ
の他端に設けられ、前記ガイドレールが摺動可能
に嵌合されたガイドシユーとからなる。
以下、本考案の実施例を第1図ないし第4図を
参照しつつ具体的に述べる。なお、油圧シヨベル
本体、ブームシリンダについては従来技術と変わ
るところがないから、これらについては同一構成
要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
参照しつつ具体的に述べる。なお、油圧シヨベル
本体、ブームシリンダについては従来技術と変わ
るところがないから、これらについては同一構成
要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
然るに、31,31は本実施例のバンド部材
で、該各バンド部材31はチユーブ11の外周に
所定寸法離間して取付けられている。そして、該
各バンド部材31は半円形となつた一のバンド3
1Aと、山型状となつた他のバンド31Bとから
なり、該他のバンド31Bには後述のガイドレー
ル33を取付ける平坦面31Cが部分的に形成さ
れ、ねじ32,32によつてチユーブ11に締結
されている。
で、該各バンド部材31はチユーブ11の外周に
所定寸法離間して取付けられている。そして、該
各バンド部材31は半円形となつた一のバンド3
1Aと、山型状となつた他のバンド31Bとから
なり、該他のバンド31Bには後述のガイドレー
ル33を取付ける平坦面31Cが部分的に形成さ
れ、ねじ32,32によつてチユーブ11に締結
されている。
33は各バンド部材31を構成する他のバンド
31Bの平坦面31Cに固着されたガイドレール
で、該ガイドレール33は従来技術のものと同様
にチユーブ11の軸方向のほぼ全長にわたつて該
チユーブ11と平行に延在する所定厚さの板状体
からなつている。
31Bの平坦面31Cに固着されたガイドレール
で、該ガイドレール33は従来技術のものと同様
にチユーブ11の軸方向のほぼ全長にわたつて該
チユーブ11と平行に延在する所定厚さの板状体
からなつている。
34はピストンロツド13の突出部分13Aを
保護するプロテクタで、該プロテクタ34は従来
技術のものと同様にピストンロツド13の最伸長
状態においても、その突出部分13Aのほぼ全長
を覆えるようにこれと平行に延在しているが、従
来技術のものと比較し、所定厚さを有する長板状
となつている点で異なる。そして、前記プロテク
タ34の一端側はピストンロツド13のボス部1
3B外周に固着された取付けブロツク35にボル
ト36を介して固着されている。なお、本実施例
の取付けブロツク35は従来技術の取付けブロツ
ク21に比較し、ブロツク18の厚さ分だけ小型
に形成されている。
保護するプロテクタで、該プロテクタ34は従来
技術のものと同様にピストンロツド13の最伸長
状態においても、その突出部分13Aのほぼ全長
を覆えるようにこれと平行に延在しているが、従
来技術のものと比較し、所定厚さを有する長板状
となつている点で異なる。そして、前記プロテク
タ34の一端側はピストンロツド13のボス部1
3B外周に固着された取付けブロツク35にボル
ト36を介して固着されている。なお、本実施例
の取付けブロツク35は従来技術の取付けブロツ
ク21に比較し、ブロツク18の厚さ分だけ小型
に形成されている。
さらに、37,37は横断面が「コ」字状とな
つたガイドシユーを示し、該各ガイドシユー37
は例えばポリウレタンラバー等の耐摩耗性部材に
よつて構成されている。そして、前記各ガイドシ
ユー37は「コ」字状の嵌合溝37Aを対向さ
せ、かつ該各嵌合溝37Aにガイドレール33を
摺動可能に嵌合させた状態で、プロテクタ34の
他端側にボルト38,38を介してそれぞれ固着
されている。
つたガイドシユーを示し、該各ガイドシユー37
は例えばポリウレタンラバー等の耐摩耗性部材に
よつて構成されている。そして、前記各ガイドシ
ユー37は「コ」字状の嵌合溝37Aを対向さ
せ、かつ該各嵌合溝37Aにガイドレール33を
摺動可能に嵌合させた状態で、プロテクタ34の
他端側にボルト38,38を介してそれぞれ固着
されている。
本実施例はこのように構成されるが、油圧シヨ
ベルとしての作動は従来技術と変わるところがな
い。
ベルとしての作動は従来技術と変わるところがな
い。
しかし、本実施例においては、プロテクタ34
の一端側はボルト36を介してピストンロツド1
3のボス部13Bに固着し、その他端側にはガイ
ドレール33が摺動可能に嵌合するガイドシユー
37を設け、該ガイドレール33によつて確実に
支持する構成となつているから、エンジンの回転
による車体振動、バケツト7による掘削時の振動
等によるビビリ音の発生を防止しうる。また、ガ
イドシユー37とガイドレール33を摺動可能状
態で嵌合させ、かつ該ガイドシユー37として耐
摩耗性の樹脂材を使用することにより、ピストン
ロツド13の伸縮時にもひきずり音の発生を防止
することができる。
の一端側はボルト36を介してピストンロツド1
3のボス部13Bに固着し、その他端側にはガイ
ドレール33が摺動可能に嵌合するガイドシユー
37を設け、該ガイドレール33によつて確実に
支持する構成となつているから、エンジンの回転
による車体振動、バケツト7による掘削時の振動
等によるビビリ音の発生を防止しうる。また、ガ
イドシユー37とガイドレール33を摺動可能状
態で嵌合させ、かつ該ガイドシユー37として耐
摩耗性の樹脂材を使用することにより、ピストン
ロツド13の伸縮時にもひきずり音の発生を防止
することができる。
一方、バンド部材31を構成する他方のバンド
31Bに平坦面31Cを形成し、該平坦面31C
にガイドレール33を直接取付ける構成とするこ
とにより、従来技術によるブロツク18を省略す
ることができ、部品点数を減少することができ
る。
31Bに平坦面31Cを形成し、該平坦面31C
にガイドレール33を直接取付ける構成とするこ
とにより、従来技術によるブロツク18を省略す
ることができ、部品点数を減少することができ
る。
さらに、プロテクタ34にガイドシユー37を
設けることにより、プロテクタ34を単純な板材
にすることができ、長尺なプロテクタ34の加工
性を高めることができる。
設けることにより、プロテクタ34を単純な板材
にすることができ、長尺なプロテクタ34の加工
性を高めることができる。
なお、実施例ではシリンダ装置としてブームシ
リンダ8を例示したが、アームシリンダ9、バケ
ツトシリンダ10であつてもよい。一方、実施例
は本考案が適用される対象物として油圧シヨベル
を例示したが、他の土木建設機械、または一般の
産業機械であつてもよい。
リンダ8を例示したが、アームシリンダ9、バケ
ツトシリンダ10であつてもよい。一方、実施例
は本考案が適用される対象物として油圧シヨベル
を例示したが、他の土木建設機械、または一般の
産業機械であつてもよい。
また、バンド部材31として半円形のバンド3
1Aと山形状のバンド31Bとから構成するもの
として述べたが、ヒンジ結合させてなるバンド部
材でもよく、1本の円環状バンドを用いてもよ
く、要は一部分が平坦面となつているバンド部材
であればよい。
1Aと山形状のバンド31Bとから構成するもの
として述べたが、ヒンジ結合させてなるバンド部
材でもよく、1本の円環状バンドを用いてもよ
く、要は一部分が平坦面となつているバンド部材
であればよい。
さらに、ガイドシユー37は断面「コ」字状の
2部材からなるものとして述べたが、「〓」状を
した1部材によつて構成してもよく、またその材
質はポリウレタンラバーに限ることなく、四フツ
化樹脂等の自己潤滑性ある部材、さらには金属部
材であつてもよい。
2部材からなるものとして述べたが、「〓」状を
した1部材によつて構成してもよく、またその材
質はポリウレタンラバーに限ることなく、四フツ
化樹脂等の自己潤滑性ある部材、さらには金属部
材であつてもよい。
本考案に係るシリンダ装置は以上詳細に述べた
如くであつて、プロテクタの他端側にガイドシユ
ーを設けてガイドレールに嵌合させる構成とした
から、ひきずり音、ビビリ音等をなくして低騒音
なシリンダ装置とすることができ、またガイドレ
ールをバンド部材に直接設ける構成としたから部
品点数を減少することができ、さらにガイドシユ
ーを用いることによりプロテクタの形状を簡略化
でき、加工が容易となる等の効果を奏する。
如くであつて、プロテクタの他端側にガイドシユ
ーを設けてガイドレールに嵌合させる構成とした
から、ひきずり音、ビビリ音等をなくして低騒音
なシリンダ装置とすることができ、またガイドレ
ールをバンド部材に直接設ける構成としたから部
品点数を減少することができ、さらにガイドシユ
ーを用いることによりプロテクタの形状を簡略化
でき、加工が容易となる等の効果を奏する。
第1図ないし第4図は本考案の実施例に係り、
第1図は本考案のシリンダ装置が適用される油圧
シヨベルの全体構成図、第2図は第1図中の−
矢示方向断面図、第3図は第1図中の−矢
示方向断面図、第4図は第1図中の−矢示方
向断面図、第5図ないし第8図は従来技術に係
り、第5図は従来技術のシリンダ装置が適用され
る油圧シヨベルの全体構成図、第6図は第5図中
の−矢示方向断面図、第7図は第5図中の
−矢示方向断面図、第8図は第5図中の−
矢示方向断面図である。 1……油圧シヨベル、4……作業装置、8……
ブームシリンダ、11……チユーブ、12……ピ
ストン、13……ピストンロツド、13A……突
出部分、13B……ボス部、31……バンド部
材、31A,31B……バンド、31C……平坦
面、33……ガイドレール、34……プロテク
タ、37……ガイドシユー。
第1図は本考案のシリンダ装置が適用される油圧
シヨベルの全体構成図、第2図は第1図中の−
矢示方向断面図、第3図は第1図中の−矢
示方向断面図、第4図は第1図中の−矢示方
向断面図、第5図ないし第8図は従来技術に係
り、第5図は従来技術のシリンダ装置が適用され
る油圧シヨベルの全体構成図、第6図は第5図中
の−矢示方向断面図、第7図は第5図中の
−矢示方向断面図、第8図は第5図中の−
矢示方向断面図である。 1……油圧シヨベル、4……作業装置、8……
ブームシリンダ、11……チユーブ、12……ピ
ストン、13……ピストンロツド、13A……突
出部分、13B……ボス部、31……バンド部
材、31A,31B……バンド、31C……平坦
面、33……ガイドレール、34……プロテク
タ、37……ガイドシユー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 チユーブと、該チユーブ内に摺動可能に挿嵌さ
れたピストンと、一端が前記チユーブ外に突出
し、他端が該ピストンに固着されたピストンロツ
ドとからなるシリンダ装置において、前記チユー
ブの外周に取付けられたバンド部材と、該バンド
部材に取付けられ、前記チユーブの軸方向のほぼ
全長にわたつて延在するガイドレールと、前記ピ
ストンロツドの突出部分を保護するため、該ピス
トンロツドの突出部分のほぼ全長にわたつて延在
し、一端が該ピストンロツドの突出端に固着され
たプロテクタと、該プロテクタの他端に設けら
れ、前記ガイドレールが摺動可能に嵌合されたガ
イドシユーとから構成したことを特徴とするシリ
ンダ装置。 (2) 前記バンド部材は一部分が平坦面となり、前
記ガイドレールは該平坦面に固着してなる実用
新案登録請求の範囲(1)項記載のシリンダ装置。 (3) 前記ガイドシユーは耐摩耗性樹脂材で形成し
てなる実用新案登録請求の範囲(1)項記載のシリ
ンダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4464186U JPH0346247Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4464186U JPH0346247Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62156602U JPS62156602U (ja) | 1987-10-05 |
JPH0346247Y2 true JPH0346247Y2 (ja) | 1991-09-30 |
Family
ID=30862645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4464186U Expired JPH0346247Y2 (ja) | 1986-03-26 | 1986-03-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0346247Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0437977Y2 (ja) * | 1986-12-09 | 1992-09-07 | ||
JP2509189Y2 (ja) * | 1990-02-13 | 1996-08-28 | 株式会社小松製作所 | 建設機械の作業機シリンダカバ― |
KR100723579B1 (ko) | 2004-05-04 | 2007-05-31 | 볼보 컨스트럭션 이키프먼트 홀딩 스웨덴 에이비 | 이음을 방지하는 실린더 보호 장치 |
-
1986
- 1986-03-26 JP JP4464186U patent/JPH0346247Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62156602U (ja) | 1987-10-05 |
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