JPH0346008Y2 - - Google Patents

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JPH0346008Y2
JPH0346008Y2 JP17031486U JP17031486U JPH0346008Y2 JP H0346008 Y2 JPH0346008 Y2 JP H0346008Y2 JP 17031486 U JP17031486 U JP 17031486U JP 17031486 U JP17031486 U JP 17031486U JP H0346008 Y2 JPH0346008 Y2 JP H0346008Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は斜張橋における斜吊材の端部緊張定着
装置に係るものである。
(従来の技術) 本出願人は襄に特公昭58−45522号公報におい
て、既設の桁コンクリート部より同部に隣接する
区分に張出して設置された移動支保工の先端を本
構造用の斜吊材によつて支持し、次いで前記区分
の桁コンクリートを打設して同打設コンクリート
の硬化後、前記斜吊材の支持点を前記支保工より
前記区分の桁コンクリート部に切替えて同部に隣
る次位の区分に前記支保工を移動させ、以下前記
同様の操作を反覆する橋梁の架設方法を提案し
た。
(考案が解決しようとする問題点) この場合、各区分毎に斜吊材の吊り角度が変化
するため、斜吊材の端部緊張固定部はこの吊り角
度の変化に対応できるように構成されなければな
らない。
また各区分毎に斜吊材先端部の橋軸方向の支持
位置も変化するため、前記緊張固定部はこの支持
位置の変化にも対応できるように構成されねばな
らない。
而してこのような要請に即応した斜吊材の端部
緊張定着装置は未だに実現されていない。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために提
案された斜張橋における斜吊材の端部緊張定着装
置に係り、斜吊材緊張用プルロツドの挿貫孔を有
する支圧部材を、移動支保工材の幅方向に平行な
水平軸まわりに回動自在に装架してなる支圧部材
の支持ブロツクを、前記支保工材の下面にその長
手方向に移動自在に配設するとともに、同支持ブ
ロツクを前記支保工材の下面に固定された反力支
持ブロツクにPC鋼材を介して連結したことによ
つて、前記の問題点を解決するものである。
(作用) 本考案は前記したように構成されているので、
前記支保工による桁コンクリートの打設区分が移
行するのに伴つて、前記支圧材支持ブロツクを前
記支保工材の下面長手方向に沿つて所要位置まで
移動せしめるとともに、同支保工材の下面に固定
された反力支持ブロツクにPC鋼材を介して固定
し、前記支持ブロツクに回転自在に装着された支
圧部材を所定角度に回転させ、同支圧部材に設け
た挿貫孔に、斜吊材に連結されたプルロツドを挿
貫して緊張し、前記支圧部材に定着するものであ
る。
従つて桁コンクリート打設時には、前記支圧部
材、同部材に対する定着部材を介して前記プルロ
ツドより斜吊材に張力が伝達されるとともに、コ
ンクリート打設時に生起する水平力に対しては、
PC鋼材を介して前記反力支持ブロツクによつて
抵抗する。
(考案の効果) このように本考案に係る斜吊材の端部緊張定着
装置においては、支保工材に装架された支圧部材
の支持ブロツクに、プルロツドの挿貫孔を有する
支圧部材を支保工材の幅方向に平行な水平軸まわ
りに回動自在に装架することによつて、桁コンク
リート打設区分毎における斜吊材の角度変化に対
応でき、また前記支圧部材の支持ブロツクを支保
工材の長手方向に移動自在に装架することによつ
て、前記各区分毎における斜吊材先端部の橋軸方
向の支持位置の変化に対応することができる。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
第3図に示すように、コンクリート斜張橋の主
塔Aより張設した多数の斜吊材Bの配置間隔lを
区分打設される桁コンクリートの一区分として、
順次先に完成した区分に継接して桁コンクリート
Cを構築するようになつている。
Dは既設の桁コンクリートC部より、同部に隣
接する区分に張出して設置された移動支保工材
で、前記斜吊材Bによつて先端を支持し、同支保
工材D上に前記隣接区分の桁コンクリートを打設
してその硬化後、前記斜吊材Bの支持点を前記支
保工材Dから前記隣接区分の桁コンクリート部に
切替え、同区分に隣る次位の区分に支保工材Dを
移動させ、以下前記同様の操作を反覆して橋梁を
架設する。
前記支保工材Dの下部フランジの先端下面には
反力支持ブロツク1が溶接等によつて剛強に固定
されている。
2は支圧部材の支持ブロツクで、支保工材Dの
下部フランジに長手方向に亘つて摺動自在なよう
に懸吊部材3を介して懸吊されている。(第4図
参照) 4は中央に斜吊材Bに連結され、同斜吊材Bを
緊張するプルロツドEの挿貫孔4aを有する支圧
部材で、同部材の両側より突設された軸4bが、
前記支持ブロツク2に設けた上下面に開口する空
間部における対向面に回動自在に嵌装され、従つ
て前記支圧部材4は支保工材Dの幅方向に平行な
水平軸まわりに回転自在なように、前記支持ブロ
ツク2に装架されている。
更に前記反力支持ブロツク1と支圧部材の支持
ブロツク2とは、全長に亘つて外周面にねじが設
けられたPC鋼棒5が挿貫され、ナツト6及び支
圧部材7によつて前記各部材1,2が連結され
る。
図中FはプルロツドEと斜吊材B接続部で、プ
ルロツドEは斜吊材Bの端部定着具Gの雌ねじ孔
に螺着されている。図中Hは前記定着具Gの空窩
に充填された斜吊材定着用の亜鉛粉末、エポキシ
樹脂、鋼球よりなる充填材である。(第5図参照) 図示の実施例は前記したように構成されている
ので、桁コンクリートの打設区分が移行するのに
伴つて、支圧部材支持ブロツク2を前記懸吊部材
3を介して支保工材Dの長手方向に沿つて所要位
置まで移動させ、同位置において支保工材Dの下
部フランジ3に固定するとともに、PC鋼棒5を
ナツト6で緊締して、反力支持部材1に支圧部材
支持ブロツク2を固定する。
更に同支持ブロツク2に回動自在に支持された
支圧部材4を所定角度に回動せしめるとともに、
同支圧部材4に設けられた挿貫孔4aに斜吊材B
に連結されたプルロツドEを挿貫し、同プルロツ
ドEをセンタホールジヤツキ8で支圧部材4に反
力をとりながら緊張し、同部材4に定着するもの
である。
図中9はジヤツキチエア、10はナツト、8a
はジヤツキシリンダである。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、桁コンクリート打設時には、前記支圧部材
4及びナツト10を介して、プルロツドEより斜
吊材に張力が伝達されるとともに、コンクリート
打設時に生起する水平力に対しては、PC鋼棒5
を介して前記反力支持ブロツク1によつて抵抗す
るものである。
またプルロツド挿貫孔4aを有する支圧部材4
が支圧部材支持ブロツク2に軸4bを介して回動
自在に装着されるとともに、同ブロツク2が支保
工材Dの長手方向に移動自在に装架されることに
よつて、桁コンクリート打設区分毎における斜吊
材Bの角度変化、及び斜吊材Bの先端部の橋軸方
向の支持位置の変化に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る斜吊材の端部緊張定着装
置の一実施例を示す縦断側面図、第2図はその底
面図、第3図は斜張橋の施工状態を示す側面図、
第4図は支圧部材の支持部材の取付状態を示す縦
断面図、第5図は斜吊材とプルロツドとの接続部
を示す縦断面図である。 B……斜吊材、D……支保工材、E……プルロ
ツド、1……反力支持ブロツク、2……支圧部材
の支持ブロツク、4……支圧部材、4a……プル
ロツドの挿貫孔、5……PC鋼棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 斜吊材緊張用プルロツドの挿貫孔を有する支圧
    部材を、移動支保工材の幅方向に平行な水平軸ま
    わりに回動自在に装架してなる支圧部材の支持ブ
    ロツクを、前記支保工材の下面にその長手方向に
    移動自在に配設するとともに、同支持ブロツクを
    前記支保工材の下面に固定された反力支持ブロツ
    クにPC鋼材を介して連結してなることを特徴と
    する斜張橋における斜吊材の端部緊張定着装置。
JP17031486U 1986-11-07 1986-11-07 Expired JPH0346008Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17031486U JPH0346008Y2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17031486U JPH0346008Y2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6376010U JPS6376010U (ja) 1988-05-20
JPH0346008Y2 true JPH0346008Y2 (ja) 1991-09-27

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ID=31104931

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JP17031486U Expired JPH0346008Y2 (ja) 1986-11-07 1986-11-07

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JPS6376010U (ja) 1988-05-20

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