JPH0345982Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0345982Y2 JPH0345982Y2 JP1552786U JP1552786U JPH0345982Y2 JP H0345982 Y2 JPH0345982 Y2 JP H0345982Y2 JP 1552786 U JP1552786 U JP 1552786U JP 1552786 U JP1552786 U JP 1552786U JP H0345982 Y2 JPH0345982 Y2 JP H0345982Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weft
- reed
- reed blade
- fixing member
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 claims description 35
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 9
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 6
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 3
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 claims 1
- 210000003746 feather Anatomy 0.000 description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Looms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は、織機（エアジエツトルーム）の光
電式緯糸検出用フイーラーを使用するに当たり筬
羽に取り付ける固定装置に関する。
電式緯糸検出用フイーラーを使用するに当たり筬
羽に取り付ける固定装置に関する。
「従来の技術」
光電式緯糸フイーラーは、織機運転中における
緯入れの状態を受光素子の光電効果を利用して監
視しその異常を検知したとき、織機を停止させる
制御手段であつて、直接光受光型のものと、反射
光受光型のものとが実用化されている。ところで
反射光受型のものは、照明光源と受光素子とを単
一ユニツトに一体化して、設置スペースを小さく
でき、しかも光源の照準を比較的容易に設定でき
るという利点がある。このようなタイプの緯糸フ
イーラーとしては、本件出願人が特開昭55−
112342号、特開昭57−5947号として提案している
ものがあり、またそこにおいて、緯糸の検出を容
易にするために、飛走する緯糸の後背面に緯糸と
反対色のコントラスト強調部材を配置する考えと
して、同じく本件出願人の出願による実開昭56−
119486号がある。
緯入れの状態を受光素子の光電効果を利用して監
視しその異常を検知したとき、織機を停止させる
制御手段であつて、直接光受光型のものと、反射
光受光型のものとが実用化されている。ところで
反射光受型のものは、照明光源と受光素子とを単
一ユニツトに一体化して、設置スペースを小さく
でき、しかも光源の照準を比較的容易に設定でき
るという利点がある。このようなタイプの緯糸フ
イーラーとしては、本件出願人が特開昭55−
112342号、特開昭57−5947号として提案している
ものがあり、またそこにおいて、緯糸の検出を容
易にするために、飛走する緯糸の後背面に緯糸と
反対色のコントラスト強調部材を配置する考えと
して、同じく本件出願人の出願による実開昭56−
119486号がある。
「考案が解決しようとする問題点」
筬羽は一般に0.1mm〜1.0mm程度の厚みをもち、
極めて薄片であり、筬が揺動運動を行うスレー上
に取り付いているため筬羽に常に振動が発生す
る。この振動によつて光電式緯糸フイーラーから
照射され、筬羽によつて反射される反射光の光量
に変化が生じる。こゝで電気的に緯糸からの反射
光の光量の変化と筬羽振動による反射光の光量の
変化を区別して検出することは困難であり、この
筬羽振動による光量変化も緯糸による光量変化と
して検出される。したがつて緯入れミスで緯糸が
無い場合も筬羽振動による光量変化を緯糸有りと
するいわゆる見逃し現象が発生する。
極めて薄片であり、筬が揺動運動を行うスレー上
に取り付いているため筬羽に常に振動が発生す
る。この振動によつて光電式緯糸フイーラーから
照射され、筬羽によつて反射される反射光の光量
に変化が生じる。こゝで電気的に緯糸からの反射
光の光量の変化と筬羽振動による反射光の光量の
変化を区別して検出することは困難であり、この
筬羽振動による光量変化も緯糸による光量変化と
して検出される。したがつて緯入れミスで緯糸が
無い場合も筬羽振動による光量変化を緯糸有りと
するいわゆる見逃し現象が発生する。
さらに前記した筬羽が薄いことによる振動の増
幅が大きいため、織機回転数が高いことと相乗し
てその見逃し傾向は多くなる。
幅が大きいため、織機回転数が高いことと相乗し
てその見逃し傾向は多くなる。
「問題点を解決するための手段」
フイーラーによつて緯糸の飛走すべき緯糸飛走
路を照明し、照明下にあるその飛走路の緯糸の有
無によつて変化する反射光の光量の変化に、受光
素子を応動させて検知信号を得る光電式緯糸フイ
ーラーを有し、その緯糸飛走路を筬に持つ織機に
おいて、筬羽の振動の影響を受けぬような緯糸飛
走路を形成するため、薄片状で、緯糸フイーラー
からの照射光下にある面を適宜覆う幅で、筬羽の
形状に応じた構成の筬羽振動防止固定部材を有
し、この筬羽振動防止固定部材を押さえ部材で筬
羽に着脱自在に密着させるようにしたことを特徴
とする緯糸検出フイーラー用筬羽振動防止固定装
置の構成とする。
路を照明し、照明下にあるその飛走路の緯糸の有
無によつて変化する反射光の光量の変化に、受光
素子を応動させて検知信号を得る光電式緯糸フイ
ーラーを有し、その緯糸飛走路を筬に持つ織機に
おいて、筬羽の振動の影響を受けぬような緯糸飛
走路を形成するため、薄片状で、緯糸フイーラー
からの照射光下にある面を適宜覆う幅で、筬羽の
形状に応じた構成の筬羽振動防止固定部材を有
し、この筬羽振動防止固定部材を押さえ部材で筬
羽に着脱自在に密着させるようにしたことを特徴
とする緯糸検出フイーラー用筬羽振動防止固定装
置の構成とする。
「作用」
これにより、前記した光電式緯糸フイーラーに
より緯糸の検出上、必然的に発生する見逃し現象
を防止することができる。
より緯糸の検出上、必然的に発生する見逃し現象
を防止することができる。
「実施例」
第１図示は緯糸飛走路２を、多数並列した筬羽
１の凹部２′［第２図示］によつて形成されてい
るエアジエツトルームである。この第２図示の凹
部２′の断面寸法（ａ×ｂ）は５〜６mm×７〜10
mmと極めて小さい。
１の凹部２′［第２図示］によつて形成されてい
るエアジエツトルームである。この第２図示の凹
部２′の断面寸法（ａ×ｂ）は５〜６mm×７〜10
mmと極めて小さい。
なお第１図において、他にＡは筬、Ｂはスレ
ー、３は緯糸フイーラー、３ａは投光素子、３ｂ
は受光素子、Ｘは経糸、Ｙは緯糸、Ｗは織布を示
す。
ー、３は緯糸フイーラー、３ａは投光素子、３ｂ
は受光素子、Ｘは経糸、Ｙは緯糸、Ｗは織布を示
す。
なお緯糸フイーラー３は筬Ａを取り付けるスレ
ーＢの前面に取り付けられ、織布Ｗの幅に合わせ
自由に移動することができ、何ら筬Ａに対し制約
を与えぬようになつている。
ーＢの前面に取り付けられ、織布Ｗの幅に合わせ
自由に移動することができ、何ら筬Ａに対し制約
を与えぬようになつている。
第３図ａ、第３図ｂに示すものは、この考案の
筬羽１の固定部材４で、照射される面とその側面
にのみ収まる固定部材４の構成とし、筬Ａやスレ
ーＢの前面から押さえ部材となる弾性体またはそ
の他のホルダーｈ，h′を設け、筬羽１に密着させ
るものである。
筬羽１の固定部材４で、照射される面とその側面
にのみ収まる固定部材４の構成とし、筬Ａやスレ
ーＢの前面から押さえ部材となる弾性体またはそ
の他のホルダーｈ，h′を設け、筬羽１に密着させ
るものである。
「考案の効果」
前記した実開昭56−119486号の考案では、薄片
状の固定部材を折り曲げフツクを使用して筬羽に
固定するものであるから、織布Ｗの幅に合わせて
移動した緯糸フイーラー３とともに、その設置位
置を変更する際、変更の都度、フツクの部分を曲
げなければならず、変更回数が多くなるとフツク
が折れてしまうことがある。
状の固定部材を折り曲げフツクを使用して筬羽に
固定するものであるから、織布Ｗの幅に合わせて
移動した緯糸フイーラー３とともに、その設置位
置を変更する際、変更の都度、フツクの部分を曲
げなければならず、変更回数が多くなるとフツク
が折れてしまうことがある。
これに対してこの考案の固定部材４は、そのよ
うなフツクの部分は使用しないので、設置位置を
何度変更しても、この固定部材４が破断される恐
れがない。
うなフツクの部分は使用しないので、設置位置を
何度変更しても、この固定部材４が破断される恐
れがない。
第１図は、この考案の固定部材を用いる織機の
概略斜視図、第２図は第１図における筬羽の部分
拡大図、第３図ａはこの考案の固定部材の実施例
の取り付け状態を示す側面図、第３図ｂは第３図
ａの正面図である。 Ａ……筬、Ｂ……スレー、１……筬羽、２……
緯糸飛走路、３……緯糸フイーラー、４……固定
部材、ｈ，h′……ホルダー。
概略斜視図、第２図は第１図における筬羽の部分
拡大図、第３図ａはこの考案の固定部材の実施例
の取り付け状態を示す側面図、第３図ｂは第３図
ａの正面図である。 Ａ……筬、Ｂ……スレー、１……筬羽、２……
緯糸飛走路、３……緯糸フイーラー、４……固定
部材、ｈ，h′……ホルダー。
Claims (1)
- フイーラーによつて緯糸の飛走すべき緯糸飛走
路を照明し、照明下にあるその飛走路の緯糸の有
無によつて変化する反射光の光量の変化に、受光
素子を応動させて検知信号を得る光電式緯糸フイ
ーラーを有し、その緯糸飛走路を筬に持つ織機に
おいて、筬羽の振動の影響を受けぬような緯糸飛
走路を形成するため、薄片状で、緯糸フイーラー
からの照射光下にある綿を適宜覆う幅で、筬羽の
形状に応じた構成の筬羽振動防止固定部材を有
し、この筬羽振動防止固定部材を押さえ部材で筬
羽に着脱自在に密着させるようにしたことを特徴
とする緯糸検出フイーラー用筬羽振動防止固定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1552786U JPH0345982Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1552786U JPH0345982Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62129085U JPS62129085U (ja) | 1987-08-15 |
| JPH0345982Y2 true JPH0345982Y2 (ja) | 1991-09-27 |
Family
ID=30806542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1552786U Expired JPH0345982Y2 (ja) | 1986-02-05 | 1986-02-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0345982Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100519604B1 (ko) * | 2003-03-26 | 2005-10-10 | 주식회사 금강시스템 | 에어제트 직기의 바디살 떨림방지장치 |
-
1986
- 1986-02-05 JP JP1552786U patent/JPH0345982Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62129085U (ja) | 1987-08-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0345982Y2 (ja) | ||
| KR970707336A (ko) | 순환 베틀의 실 모니터용 장치(Weft thread monitoring system in a circular loom) | |
| JP2915147B2 (ja) | 光電センサ装置および緯糸測定貯留装置 | |
| JPH0247343A (ja) | 空気式織機 | |
| JPS6335741B2 (ja) | ||
| JP6372229B2 (ja) | ジェットルームにおける緯糸検出装置 | |
| JP2501576Y2 (ja) | 織機における緯糸検出フィ―ラ用反射板の筬羽への取付構造 | |
| EP1252381A1 (en) | Warp-guard device for weaving machines, warping machines and knitting machines | |
| JPH0571046A (ja) | 流体噴射式織機における緯糸検知装置 | |
| US4805671A (en) | Device for the control of the weft yarn in the looms operated by compressed air | |
| US5063973A (en) | Reed dent with optical weft detecting device | |
| GB2061332A (en) | Thread-monitoring apparatus for textile machines | |
| JPH0318537Y2 (ja) | ||
| CN109974834A (zh) | 喷气式织机的筘振动量检测方法 | |
| DE59800353D1 (de) | Verfahren zur Funktionsüberwachung eines Schussfadenwächters in Luftdüsenwebmaschinen | |
| JPS6141351A (ja) | 空気噴射式織機の緯糸端部処理装置 | |
| JPH02234959A (ja) | 緯糸検知装置 | |
| GB1558424A (en) | Weft yarn sensor | |
| JPS62206065A (ja) | ウオ−タジエツトル−ムの緯糸検知装置 | |
| JP3032651B2 (ja) | 水噴射式織機の緯糸検知装置 | |
| JPS5919749Y2 (ja) | 経糸切断停止装置 | |
| JPS61252343A (ja) | ジエツトル−ムにおける緯糸検出方法 | |
| JPH0355885U (ja) | ||
| JP2603591Y2 (ja) | 耳崩れ検出装置 | |
| JPH0374684U (ja) |