JPH034592B2 - - Google Patents

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JPH034592B2
JPH034592B2 JP59079999A JP7999984A JPH034592B2 JP H034592 B2 JPH034592 B2 JP H034592B2 JP 59079999 A JP59079999 A JP 59079999A JP 7999984 A JP7999984 A JP 7999984A JP H034592 B2 JPH034592 B2 JP H034592B2
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JP
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oligourethane
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aqueous solvent
composition
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Helmut W Kucera
Samy K Saad
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Reichhold Chemicals Inc
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
背景技術 本発明はイソシアナートの重付加生成物の水性
分散液または溶液の調製と使用、およびそのよう
な生成物から形成した接着剤フイルムに関する。
さらに詳しくは、本発明は水に自己分散性または
可溶性で、かつ水溶性の、または分散性のエポキ
シ樹脂と合せるとき反応して高分子量の、または
架橋した組成物を形成する、親水性基を含有する
アミン末端ポリウレタンオリゴマーに関する。 イソシアナートの重付加生成物の水性分散液ま
たは溶液はこの技術分野においては公知である
(例えば、ウエンゼル(Wenzel)等に付与された
アメリカ特許第4,240,942号を参照されたい)。
平均分子量が約15,000以下で、固形分含量100g
当り約0〜120ミリ当量の組み込みイオン性基か、
またはオリゴウレタンの総重量に基づいて約0〜
25重量%の組み込みエチレンオキサイド単位を含
有し、そして更に一級または二級のアミン性アミ
ノ末端基、または少なくとも1個の−‐ N H基を含
有するセミカルバジド末端基を含有している組成
物も知られている。更に、そのようなオリゴウレ
タンは水性層中で少なくとも二官能性で、かつア
ミノ末端基またはセミカルバジド末端基との付加
反応または縮合反応を受けてオリゴウレタンの鎖
伸張を行う鎖伸張剤と反応させることができるこ
とも知られている。 更にまた、ポリウレタン、特に溶剤ベースのポ
リウレタンが接着剤組成物として使用し得るだろ
うことも知られている。 しかしながら、従来法においては、従来記述さ
れるごときオリゴウレタンの水性分散液または溶
液をいかにして使用すれば高品質の接着剤フイル
ムまたは接着剤層を形成することができるかは知
られていなかつた。これは従来法に記述されるよ
うに水性系でのプレ反応が接着剤の品質を損うと
は認められていなかつたから正しいことであつ
た。更に、このような接着剤層またはフイルム自
体は従来知られていなかつた。 水分散性または水溶性のオリゴウレタンからそ
のような層またはフイルムを形成することは、コ
ストがかゝり、しばしば火災の危険があり、かつ
汚染問題を生み出す溶剤系を避けるために極めて
望ましいことである。 発明の簡単な記述 本発明によれば、オリゴウレタン組成物から成
る第一成分をその第一成分と反応することができ
る第二成分と混合することから成る、約90℃以下
の温度において粘着性のウレタン接着剤層の形成
方法が提供される。第一成分は、平均分子量が約
15,000以下で、かつ得られる組成物を水性溶媒
に分散できるようにするアニオン性基、特にカル
ボキシ基、カチオン性基、特にN−アルキル−ジ
アルカノールアミン残基、エチレンオキサイド残
基およびそれらの混合物から選ばれる化学的に結
合した十分な親水性基を含有しているポリウレタ
ン組成物から成る。本明細書中で用いられている
“分散性”とは溶液、コロイドまたはエマルジヨ
ンの形で安定に分散できることを意味するものと
する。“溶媒”はその溶液、コロイドまたはエマ
ルジヨンの揮発性液体部分を意味する。水性溶媒
は少なくとも40重量%の水を含む溶媒である。
“揮発性”とは使用温度で速やかに揮発する傾向
を意味するものとする。揮発性溶媒、例えば水は
通常20℃において15mmHg以上、100℃において
760mmHg以上の蒸気圧を有する。 ポリウレタン組成物の分子は、好ましくは末端
基である少なくとも1個の−‐ N H基を有する複数
のアミノ基またはセミカルバジド基を含む。 第二成分は水性溶媒に分散し得る有機化合物、
特に多官能エポキシドから成り、その有機化合物
の分子は水性溶媒中で第一の組成物と混合された
後に前記アミノ基またはセミカルバジド基と選択
的に反応することができる複数のエポキシ基を含
有し、そのような混合後に溶媒を速やかに除去す
ると混合物は初めに約90℃以下の温度で粘着性の
比較的低分子量の組成物を形成する。これら第一
および第二成分は更に、低分子量の粘着性組成物
の形成に続いて付加的に反応して更に高分子量
の、または架橋した組成物を形成する。この方法
は更に有意の付加反応に先き立つて前記混合物の
層を支持体に適用すること、およびその層から溶
媒を速やかに除去して約90℃以下の温度において
粘着性の接着剤層を形成することを包含する。 本発明は更に、前記方法に従つて形成した接着
剤層で接着することができる2つの異なる表面の
少なくとも一方の表面にその粘着性接着剤層を形
成し、続いて両表面を合わせ、その層を前記のよ
うにより高分子量のポリウレタン組成物にキユア
リング、すなわち硬化させることによつて2つの
異なる表面を接着る方法を含む。本発明はまた、
オリゴウレタン組成物から成る第一成分と前記の
ように第一成分と反応することができる第二成分
との不完全に反応した混合物から成る、完全硬化
前は約90℃以下の温度において粘着性であるウレ
タン接着剤を包含する。また更に、本発明は、前
記のごとき第一成分を収容する第一の容器と前記
のごとき第二成分を収容する第二の容器とから成
る二成分接着剤系を包含する。二成分系を形成す
るために、これら容器を互いに結合してもよい。 発明の詳細な記述 前記のように、本発明による方法の1つは、オ
リゴウレタン組成物から成る第一成分をその第一
成分と反応することができる第二成分と混合する
ことによつて約90℃以下の温度において粘着性の
ウレタン接着剤層を形成する方法である。混合は
水性溶媒中で行われる。本明細書中で用いられて
いる“粘着性”という用語は接着されるべき表面
に圧力の適用で粘着する傾向のことを意味する。
粘着性の測定方法および接着強度の測定方法は
ASTM標準試験法、例えば試験法D2979、D3121
およびD897に示されている。本発明の目的には、
“粘着性”という用語はキユアリング前の、明ら
かに2つの表面を引き離すのにある力を必要とす
る接着強度を包含する。未硬化、すなわち未キユ
アリングの接着剤層は約90℃以下の温度で粘着性
でなければならず、そして環境温度、すなわち20
〜40℃において粘着性であるのが好ましい。 本明細書中で用いられている“ポリウレタンま
たはウレタン”は当業者が理解するごとく、通常
はポリイソシアナートとポリエステルポリオール
またはポリエーテルポリオールのプレポリマーと
の反応生成物であるポリウレタンまたはウレタン
重合体を意味するものとする。本発明のポリウレ
タン組成物はオリゴウレタン組成物、すなわち平
均分子量が約15000以下の低分子量ポリウレタン
組成物である。オリゴウレタンはアニオン性基、
カチオン性基、エチレンオキサイド残基およびそ
れらの混合物から選ばれる化学的に結合した十分
な親水性基を含有し、そのため組成物は水分散性
になつている。オリゴウレタンは約1000〜10000
の平均分子量を有するのが好ましく、そしてオリ
ゴウレタンの総重量に基いて固形分含量1000g当
り約0乃至約120ミリ当量(通常は約0〜約25重
量%)、好ましくは約0.5〜50ミリ当量(通常は1
〜18重量%)の組み込みカチオン性もしくはアニ
オン性基、またはエチレンオキサイド単位、ある
いはそれらの混合物を含有しているのが更に好ま
しい。 出発オリゴウレタンの製造において、その分子
量は出発物質の性質および量的割合を適当に選択
することによつて公知の方法で容易に調整するこ
とができる。出発物質のタイプと製造方法につい
てはアメリカ特許第4240942号明細書中で議論さ
れている。このような出発物質として多数の多官
能性イソシアナートがあり、例えばテトラメチレ
ンジイソシアナート、ヘキサメチレンジイソシア
ナート、ドデカメチレンジイソシアナート、1,
4−ジイソシアナート−シクロヘキサン、1−イ
ソシアナート−3,3,5−トリメチル−イソシ
アナートメチルシクロヘキサン、イソホロンジイ
ソシアナート、4,4′−ジイソシアナート−ジシ
クロヘキシルメタン、4,4′−ジイソシアナート
ジシクロヘキシルプロパン−(2,2)、1,4−
ジイソシアナートベンゼン、2,4−ジイソシア
ナートトルエン、2,6−ジイソシアナートトル
エン、4,4′−ジイソシアナート−ジフエニルメ
タン、4,4′−ジイソシアナートジフエニルプロ
パン−(2,2)、p−キシリレン−ジイソシアナ
ート、a、a、a′、a′−テトラメチル−mまたは
−p−キシリレン−ジイソシアナートおよびそれ
らの混合物ある。本質的には、少なくとも2個の
イソシアナート反応性基を有する任意の有機化合
物、特に分子量が約60〜10000、好ましくは約500
〜6000、最も好ましくは約500〜4000の有機化合
物が使用することができる。更に、本発明によれ
ば、より高次の官能性を持つイソシアナート、例
えば三官能性および四官能性イソシアナートも使
用することができる。 多官能性イソシアナートを反応させるポリオー
ルは、好ましくはヒドロキシポリエステル、ヒド
ロキシポリエーテル、ヒドロキシポリチオエーテ
ル、ヒドロキシポリアセタール、ヒドロキシポリ
カルボネート、ヒドロキシポリエステルアミド、
またはこのような化合物の混合物である。このよ
うな適当なポリオールの詳細な議論はアメリカ特
許第4240942号明細書にある。通常、最も好まし
いポリオール(ヒドロキシル化合物)はヒドロキ
シポリエステルおよびヒドロキシポリエーテルで
ある。低分子量の炭素鎖ポリオール、例えばエタ
ンジオール、1,2−プロパンジオール、1,3
−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、
1,3−ブタンジオール、ペンタンジオール類、
ヘキサンジオール類、トリメチロールプロパン、
ヘキサントリオール類、グリセロールおよびペン
タエリスリトールもポリヒドロキシ成分の全部ま
たは一部として用いることができる。ヘキサメチ
レンジアミンまたは1−アミノ−3,3,5−ト
リメチル−5−アミノシクロヘキサンのようなジ
アミンもまた使用することができる。 本発明による方法で使用することができるポリ
イソシアナートおよびヒドロキシ化合物について
の更に詳しい議論は、例えばハイポリマーズ
(High Polymers)、Vol.“ポリウレタンズ,
ケミストリー・アンド・テクノロジー(Polyur
−ethanes,Chemistry and Technology)”、(サ
ウンダーズ〔Saunders〕およびフリツシユ
〔Frisch〕著)、インターサイエンス・パブリツシ
ヤーズ(Interscience Publishers)、ニユー・ヨ
ーク(New York)、ロンドン(London)、ボリ
ユウム、1962年およびボリユウム、1964年に
見い出すことができる。 本発明により用いられるオリゴウレタンは組成
物を水分散性にするためにアニオン性基、カチオ
ン性基およびエチレンオキサイド残基、ならびに
それらの混合物から選ばれる化学的に結合した十
分な親水性基を含有している。オリゴウレタン
(低分子量ポリウレタン組成物)はまた複数のア
ミノ基またはセミカルバジド基を含有し、これら
の基は好ましくはターミナル基またはエンド基で
あり、少なくとも1個の−NH基を有する。この
ように親水性に改質されたオリゴウレタンプレポ
リマーは当業者に周知の方法で製造される。この
ような方法は、例えば西独特許公開第1495745号、
同第1495847号、同等2446440号および同第
2340512号公報、アメリカ特許第3479310号および
同第3756992号明細書、およびイギリス特許第
1158088号および同第1076688号明細書に記載され
ている。このプレポリマーは初めは水に暴露する
と遊離アミンを放出するオキサゾリジン環で終つ
ている。 オリゴウレタンはカチオン性の親水性基だけを
含有していてもよいし、カチオン性親水性基と共
に他の親水性基を含んでいてもよいし、あるいは
カチオン性基以外の親水性基だけを含んでいても
よい。大多数の親水性基がカチオン性であるのが
好ましい。 適当なカチオン性基の例は四級化されていても
よいN−アルキル−ジアルカノールアミン残基で
ある。特に適当なアニオン性基の例はカルボキシ
基である。一般に、オリゴウレタンは酸価0乃至
約35および活性水素のアミン価5乃至70を有す
る。 一般に、イオン性基はオリゴウレタンの製造の
際にイオン性または潜在的にイオン性の基(公知
の方法でイオン性基に転化できる基)を含有する
か、またはポリエチレンオキサイド単位を含有す
る反応試剤を用いることによつてオリゴウレタン
に含められる。このような反応試剤は一般に多官
能性イソシアナート、ポリアミンまたはオリゴウ
レタンの製造における使用のために前記したイソ
シアナート、ポリオールまたはアミンに一部置換
されているポリヒドロキシ化合物である。イオン
性単位、潜在的にイオン性の単位またはポリエチ
レンオキサイド単位を含有する反応試剤の例はN
−アルキル−ジアルカノールアミン、例えばN−
メチル−ジエタノールアミン、N−エチル−ジエ
タノールアミン、N−プロピル−ジプロパノール
アミン;およびジアミノ酸又はカルボン酸および
それらの酸塩、例えばジメチロールプロピレン酸
およびその塩である。 本発明によれば、オリゴウレタン組成物は水性
溶媒中に存在していてもよい水分散性の有機化合
物から成る第二成分と混合される。有機化合物の
分子はオリゴウレタンのアミノ基またはセミカル
バジド基と選択的に反応し得る複数の基(エポキ
シ基)を含有している。このような反応は第二成
分をオリゴウレタン含有第一成分と水性溶媒中で
混合した後起こる。初め、この反応は混合後に溶
媒を除去すると約90℃以下の温度において粘着性
の比較的低分子量の組成物を形成する。 混合は通常水性溶媒である溶媒中で行われる。
溶媒は有機化合物を元々含有している水性溶媒か
ら成つていることもできるし、オリゴウレタンを
含有する水性溶媒から成ることもできるし、前記
混合物に添加される追加の水性溶媒から成ること
もできる。水性溶媒は溶液の形成を助けるために
共溶媒またはカツプリング溶媒を含有していても
よい。このような共溶媒は、例えばセロソルブ、
例えばモノメチル乃至モノブチルグリコールエー
テルおよびメチルセロソルブアセテート;カルビ
トール、例えばモノメチル乃至モノブチルジエチ
レングリコールエーテルおよびカルビトールアセ
テート;アルコール、例えばメチル、エチル、イ
ソプロピルアルコール、ジアセトンおよびヘキサ
ントリオール;グリコール、例えばエチレン、プ
ロピレン、ヘキシレン、ジエチレン、トリエチレ
ンおよびジプロピレングリコール;ある種のエス
テル、例えば酢酸メチル、酢酸エチル、乳酸エチ
ル、ジエチルホスフエート、メトキシトリグリコ
ールアセテートおよびエチレンカルボネート;あ
る種のエーテル、例えばジオキサン、3−メトキ
シブタノール、1,2,6−エトキシトリグリコ
ールおよびテトラヒドロピラン2−メタノール;
ある種のメルカプタン、例えばメルカプト−エタ
ノールおよびチオグリコール;ポリエトキシレー
ト化化合物、例えば置換フエノールおよびある種
のロジン;ホルムアミド、例えばジメチルホルム
アミドおよびケトン、例えばアセトンおよびメチ
ルエチルケトンである。こような共溶媒は、存在
するとき、通常溶媒を除去する前の最終混合物中
の水に対して0〜30重量%の量で存在する。通
常、このような共溶媒は全混合物に対して約8重
量%以下の量で、そして通常溶媒中の水に対して
約10重量%以下の量で存在する。 所望によつて溶媒は0〜10重量%の表面活性剤
を含有していてもよい。このような表面活性剤は
一般的には必要とされず、また硬化した接着剤の
水感受性を上げる傾向があるから、通常は用いら
れない。 水性溶媒は通常接着剤層の適用、形成に先き立
つて仕上げ製品に対して約60重量%乃至約85重量
%から成る。 一般に、アミノ基またはセミカルバジド基と選
択的に反応し得る複数の基(エポキシ基)を含有
する有機化合物、この化合物はまた本明細書では
鎖伸張剤とも称されるが、はオリゴウレタンのア
ミノ基またはセミカルバジド基との付加反応また
は縮合反応を受ける多官能性エポキシド、好まし
くは二官能性エポキシドである。適当な多官能性
エポキシドには従つてビス−エポキシド、例えば
ビスフエノールAと2モルのエピクロロヒドリン
との反応生成物または約3000までの分子量を有す
るより高分子量のビス−エポキシドがある。 第一成分を第二成分と混合した後、その混合物
の層を両成分が50%以上の程度まで反応すること
ができる前に支持体に適用する。この適用は好ま
しくは反応が20%まで行われる前に行われる。 適用後、両成分が50%以上の程度まで反応する
前に、好ましくは20%以上の程度まで反応する前
に水性溶媒を層から除去して粘着性の接着剤層を
形成する。このような除去は十分速やかに行わ
れ、すなわち急速除去が行われ、約90℃以下の温
度で粘着性の接着剤層を形成する。水の除去は環
境条件で行うこともできるし、あるいは昇温下で
行うこともできる。 特に注目されるべき点は、両成分が50%以上、
好ましくは20%以上の程度まで反応する前にその
ような混合物を適用し、そして反応がそのような
程度まで行われる以前に水性溶媒を除去すると、
約90℃以下の温度で粘着性の接着剤層がもたらさ
れることであつて、このようなことは従来法にお
いては可能でなかつた。また、反応に先き立つ混
合物の速やかな適用が優れた接着をもたらすこと
は従来認められていなかつた。一般に、水性溶媒
は第一成分が第二成分と混合された時間から約1
週間以内、好ましくは約8時間以内に除去され、
そして通常は除去が開始された時間から、または
混合物の層が支持体に適用された時間から約1時
間以内、好ましくは30分以内に除去される。高分
子量生成物の形成前のこの適用と溶剤の除去に
は、分散液に三官能性成分を使用することがで
き、使用前に分散液をゲル化させることなしに良
好な強力と化学的抵抗性を有する架橋した接着剤
をもたらすという更に予期せざる効果がある。 本発明は更に前記の方法に従つて形成した接着
剤層によつて接着させることができる2つの異な
る表面を接着する方法を包含する。この2つの異
なる表面を接着する方法は、接着剤層を両表面の
少なくとも一方の表面に適用し、続いて両表面を
必要によつては加圧下および加熱下で合わせ、そ
してその層を高分子量のポリウレタン組成物にキ
ユアリングさせる、すなわち硬化させることから
成る。層が最初適用されるとき、その生成物は層
の適用前および水性溶媒の除去前50%以下のプレ
キユアーにおいては通常約30000以下、すなわち
相対的に低分子量の低分子量生成物であつて、好
ましくはその分子量は水性溶媒の除去前、約20%
以下の混合物のプレキユアーにおいて約20000以
下である。キユアリング後の分子量は通常50000
以上、すなわち相対的に高分子量である。 更に、本発明は前記の第一および第二成分の不
完全に反応した混合物から成るウレタン接着剤を
包含し、また前記第一成分を収容する第一の容器
と前記第二成分を収容する第二の容器から成り、
第一成分が第二成分と混合されるとき、そのよう
な混合後に水性溶媒を急速に除去すると約90℃以
下の温度で粘着性である相対的に低分子量の水性
溶媒中組成物を初めに形成し、続いてより高分子
量の組成物を形成するような二成分接着剤系を包
含する。これら容器は任意のサイズであることが
でき、そして一緒にパツケージ化されるときはそ
の重量は通常数オンスから189.5以上までであ
る。 次の実施例は本発明を説明するためのものであ
つて、本発明を限定するものではない。 実施例1 ポリエステルベースのオリゴウレタン 撹拌器、温度計および窒素導入管を備えたフラ
スコに66.5部のジメチロールプロピオン酸、66.5
部の乾燥メチルエチルケトン、993.3部のヒドロ
キシル官能性ネオペンチルグリコールヘキサンジ
オールアジペート(分子量2036)および105.8部
のヒドロキシル官能性ネオペンチルグリコールヘ
キサンジオールアジペート(分子量528)を加え
た。次いで、不活性ふんい気中で撹拌しながら、
この混合物を85℃で1時間加熱して溶液にした。
室温まで冷却後、334.5部のトルエンジイソシア
ナートを一度に全部加えた。温度を次に85℃まで
上げ、NCO含量が3.8%(理論量の96%)に達す
るまでその温度に4時間保持した。この時点でプ
レポリマーは不揮発性含量95.6%、25℃にけおけ
る粘度2860ポイズおよび酸価18.9を示した。 25℃の上記プレポリマー1520部に112.7部のメ
チルエチルケトオキシムをおだやかに加熱しなが
ら加えた。約30分後、この混合物は60℃であつ
た。次いで、この混合物に449部の水中117.8部の
アミノエチルジエタノールアミンを加え、続いて
直ちに更に1800部の水を加えた。得られたエマル
ジヨンを70℃まで加熱し、70℃で3時間保持し
た。この時間の終点で、得られたオリゴウレタン
生成物は不揮発性含量36.47%、25℃における粘
度63.2ポイズ、アミン価16.0およびPH9.49を示し
た。更に、このオリゴウレタンは乳白色の外観を
有していた。水で33.96%まで希釈すると、オリ
ゴウレタンは25℃における粘度0.1ポイズ、アミ
ン価15.2およびPH9.62を示した。 次に、上記オリゴウレタン生成物100部に分子
量約400のジグリシジルエーテルビスフエノール
Aエポキシ樹脂13部を分散させ、続いて接着剤の
適用に適当な粘度になるまで水で希釈した。希釈
生成物は粘度10cp、固形分含量25%を有し、引
火点はなく、ポツトライフは24時間以上(20%反
応率に達する時間)であつた。 希釈した生成物を次にポツトライフの経過前に
75ゲージのポリエチレンテレフタレートのポリエ
ステルフイルムに#6メーヤーロツドアプリケー
ターを用いて十分に塗布した。被覆重量は典形的
には908g/連であつた。ヒートガンを用いて接
着剤を乾燥した(65〜82℃で約30秒)。第二のフ
イルム(低密度ポリエチレン、コロナ放電処理、
デイーアフイールド〔Deerfield〕915.14)を第
一のフイルムに積層し、次いでニツプ温度約70℃
および積層圧約5.6Kg/cm2のラミネーターに通し
た。 結合強度を積層後および積層後いろいろな時間間
隔で、30.5cm/分の速度においてインストロンの
剥離モードで測定した。結果を第1表に示す。 第 1 表 時 間 結合強度(g/2.54cm) 初 期 295 2時間後、RT* 450 24時間、RT 630FT** 24時間、71.1℃ 590FT 1週間、RT FT** これらのデータは、接着剤が良好な初期結合強
度を有し、これは室温で急速に増大し、破壊され
易い結合を与えることを示している。 この構造物を71.1℃で24時間エージングして十
分に結合強度を発現させ、次いで沸とう水中に20
分間浸漬した。トンネルきず又は離層は認められ
なかつた。これらは“ボイルインバツグ”式食品
パウチに効果があると考えられる性能規格であ
る。 基本的な結合発現プロフイルを他の一般的なフ
イルムのいろいろな組み合せについて測定した。
結果を第2表に示す。
【表】 実施例2 ポリエーテルベースのオリゴウレタン 撹拌器、温度計および窒素導入管を備えたフラ
スコに分子量2000の、エチレンオキサイドでキヤ
ツプされたポリプロピレングリコール(オリン・
コーポレーシヨン〔Olin Corporation〕のポリ
G55−56で典型的に代表される)496.7部、ポリ
プロピレングリコール(分子量2000)496.7部、
ポリプロピレングリコール(分子量425)105.8部
およびジメチロールプロピオン酸66.5部を入れ
た。次に、不活性ふんい気中で撹拌しながら、混
合物を80℃で1時間加熱して溶液にし、室温まで
冷却し、そして334.5部のトルエンジイソシアナ
ートと合せた。温度を次に85℃に上げ、そして
NCO含量が4.1%に達するまでその温度に保持し
た。その時点でそのオリゴウレタンプレポリマー
をわずかに冷却し、そして375部のメチルエチル
ケトンを加えた。この時間の終点でプレポリマー
の溶液は固形分含量80.3%、25℃における粘度
5.5ストーク、酸価14.83およびNCO含量3.12%を
示した。全部で1600部の上記プレポリマーを、
123.8部のアミノエチルジエタノールアミンを
2878部の水に溶解した溶液に強撹拌下で3時間25
分間にわたつて徐々に添加した。得られたオリゴ
ウレタン生成物は固形分含量30.42%、25℃にお
ける粘度63.9ストーク、PH9.52およびアミン価
13.22を示した。この生成物は澄明なコロイドで
あつた。 最終の接着剤を作るために、上記ポリエーテル
ベースのオリゴウレタン100部に使用直前に分子
量約400のジグリシジルエーテルビスフエノール
Aエポキシ樹脂13部を加えた。これらの成分を15
分間混合してエポキシ樹脂を分散させ、その生成
物を水で適用粘度になるまで希釈した。 生成物は固形分含量約25%、粘度約25cp、ミ
ルク様コロイドの外観、引火点約29℃およびポツ
トライプ24時間以上を有していた。 この希釈された生成物を次に実施例1に記載の
75ゲージのポリエチレンテレフタレートポリエス
テルフイルムに塗布し、これに第二のポリエチレ
ンフイルムを積層し、そして実施例1に記載のよ
うにテストした。結果を第3表に示す。 第 3 表 時間 結合強度(g/2.54cm) 初期 290−320 2時間、RT 800FT* 24時間、RT 770FT* 1週間、RT FT 24時間、71.1℃ FT 十分な結合強度を発現させるために71.1℃で24
時間オーブン経時処理したこの構造物を次に沸と
う水中に20分間浸漬した。離層またはトンネルき
ずは生じなかつた。これは“ボイルインバツグ”
の工業規格を満足すると考えられる。 この基本的な結合プロフイルは他のフイルムの
組み合せについても得られた。結果を第4表に示
す。
【表】 この性能は既存の溶剤ベースの接着技術と一致
する。 * 実施例1のフイルムのタイプについての記載
を参照。OPPはハーキユレス社(Hercules)
製の配向ポリプロピレン。 FTはフイルムの引裂き、または達成し得る
最大結合強度。 結合強度値は30.5cm/分の剥離速度における
g/2.54cmで測定。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (i) オリゴウレタンから成る第一成分であつ
    て、該オリゴウレタンは15000以下の平均分子
    量を有し、かつ得られる組成物を水性溶媒中に
    分散可能にするためにカルボキシ基、N−アル
    キル−ジアルカノールアミン残基、エチレンオ
    キサイド残基およびそれらの混合物から選ばれ
    る化学的に結合した十分な親水性基を含有する
    ポリウレタン組成物から成り、そのポリウレタ
    ン組成物の分子は少なくとも1個の−‐ N H基を
    有する複数のアミノ基またはセミカルバジド基
    を含む該ポリウレタン組成物から成る該第一成
    分;及び (ii) 水性溶媒に分散可能な、多官能性エポキシド
    類から選ばれる有機化合物であつて、その分子
    が該第一成分のアミノ基またはセミカルバジド
    基と選択的に反応し得る複数のエポキシ基を含
    有する該有機化合物から成る、前記第一成分と
    反応することができる第二成分; から成る二成分接着剤系であつて、該接着剤系は
    その第一成分と第二成分とを水性溶媒中で混合し
    た後該水性溶媒を除去すると90℃以下の温度にお
    いて粘着性の相対的に低分子量の組成物を初めに
    形成し、続いてより高分子量の組成物を形成する
    前記二成分接着剤系。 2 第一成分及び第二成分がそれぞれ第一の容器
    及び第二の容器に収容されている前記特許請求の
    範囲第1項記載の二成分接着剤系。 3 第一および第二容器が一緒にパツケージ化さ
    れている前記特許請求の範囲第2項記載の二成分
    接着剤系。 4 オリゴウレタンが親水性基してN−アルキル
    −ジアルカノールアミン残基を含み、かつ−‐ N H
    基が末端−‐ N H基である前記特許請求の範囲第3
    項記載の二成分接着剤系。 5 オリゴウレタンがN−アルキル−ジアルカノ
    ールアミン残基およびカルボキシ基の両親水性基
    を含む前記特許請求の範囲第4項記載の二成分接
    着剤系。 6 第二の組成物における多官能性エポキシドが
    ビス−エポキシドである前記特許請求の範囲第4
    項記載の二成分接着剤系。 7 オリゴウレタンがポリエステルベースのポリ
    ウレタンである前記特許請求の範囲第4項記載の
    二成分接着剤系。 8 オリゴウレタンがポリエーテルベースのポリ
    ウレタンである前記特許請求の範囲第4項記載の
    二成分接着剤系。 9 オリゴウレタンが重合体連鎖の酸価0乃至35
    および活性水素のアミン価5乃至70を有する前記
    特許請求の範囲第4項記載の二成分接着剤系。 10 (i)オリゴウレタンから成る第一成分であつ
    て、該オリゴウレタンは15000以下の平均分子量
    を有し、かつ得られる組成物を水性溶媒中に分散
    可能にするためにカルボキシ基、N−アルキル−
    ジアルカノールアミン残基、エチレンオキサイド
    残基およびそれらの混合物から選ばれる化学的に
    結合した十分な親水性基を含有するポリウレタン
    組成物から成り、そのポリウレタン組成物の分子
    は少なくとも1個の−‐ N H基を有する複数のアミ
    ノ基またはセミカルバジド基を含む該ポリウレタ
    ン組成物から成る該第一成分と、(ii)水性溶媒に分
    散可能な、分子が前記アミノ基またはセミカルバ
    ジド基と選択的に反応し得る複数のエポキシ基を
    含有している多官能性エポキシド類から選ばれる
    有機化合物から成る、前記第一成分と反応するこ
    とができる第二成分との不完全に反応した混合物
    から成ることを特徴とする90℃以下の温度におい
    て粘着性であるウレタン接着剤。 11 オリゴウレタンが親水性基としてN−アル
    キル−ジアルカノールアミン残基を含み、かつ−
    ‐ N H基が末端−‐ N H基である前記特許請求の範囲
    第10項記載のウレタン接着剤。 12 オリゴウレタンがN−アルキル−ジアルカ
    ノールアミン残基およびカルボキシ基の両親水性
    基を含む前記特許請求の範囲第10項記載のウレ
    タン接着剤。 13 第二の組成物における多官能性エポキシド
    がビス−エポキシドである前記特許請求の範囲第
    10項記載のウレタン接着剤。 14 オリゴウレタンがポリエステルベースのポ
    リウレタンである前記特許請求の範囲第13項記
    載のウレタン接着剤。 15 オリゴウレタンがポリエーテルベースのポ
    リウレタンである前記特許請求の範囲第13項記
    載のウレタン接着剤。 16 オリゴウレタンが酸価0乃至35および活性
    水素のアミン価5乃至70を有する前記特許請求の
    範囲第13項記載のウレタン接着剤。 17 次の工程 a (i)オリゴウレタンから成る第一成分であつ
    て、該オリゴウレタンは15000以下の平均分子
    量を有し、かつ得られる組成物を水性溶媒中に
    分散可能にするためにカルボキシ基、N−アル
    キル−ジアルカノールアミン残基、エチレンオ
    キサイド残基およびそれらの混合物から選ばれ
    る化学的に結合した十分な親水性基を含有する
    ポリウレタン組成物から成り、そのポリウレタ
    ン組成物の分子は少なくとも1個の−‐ N H基を
    有する複数のアミノ基またはセミカルバジド基
    を含む該ポリウレタン組成物から成る該第一成
    分を、(ii)水性溶媒に分散可能な、多官能性エポ
    キシド類から選ばれる有機化合物であつて、そ
    の分子が該第一成分のアミノ基またはセミカル
    バジド基と選択的に反応し得る複数のエポキシ
    基を含有する該有機化合物から成る、前記第一
    成分と反応することができる第二成分と混合
    し、ここで得られる混合物はその第一成分と第
    二成分とを水性溶媒中で混合した後該水性溶媒
    を除去すると90℃以下の温度において粘着性の
    相対的に低分子量の組成物を初めに形成し、続
    いてより高分子量の組成物を形成するものであ
    り; b 前記混合物の層を支持体に適用し;そして c 前記層から水性溶媒を、第一成分を第二成分
    と混合した時間から1週間以内で、かつ除去開
    始時間から60分以内に除去して90℃以下の温度
    で粘着性の接着剤層を形成する; ことを特徴とする90℃以下の温度において粘着性
    のポリウレタン接着剤層を形成する方法。 18 オリゴウレタンが親水性基としてN−アル
    キル−ジアルカノールアミン残基を含み、かつ−
    ‐ N H基が末端−‐ N H基である前記特許請求の範囲
    17項記載の方法。 19 オリゴウレタンがN−アルキル−ジアルカ
    ノール残基およびカルボキシ基の両親水性基を含
    む前記特許請求の範囲第18項記載の方法。 20 第二の組成物における多官能性エポキシド
    がビス−エポキシドである前記特許請求の範囲第
    18項記載の方法。 21 オリゴウレタンがポリエステルベースのポ
    リウレタンである前記特許請求の範囲第18項記
    載の方法。 22 オリゴウレタンがポリエーテルベースのポ
    リウレタンである前記特許請求の範囲第18項記
    載の方法。 23 オリゴウレタンが酸価0乃至35および活性
    水素のアミン価5乃至70を有する前記特許請求の
    範囲第17項記載の方法。
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