JPH0345796Y2 - - Google Patents

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JPH0345796Y2
JPH0345796Y2 JP19853185U JP19853185U JPH0345796Y2 JP H0345796 Y2 JPH0345796 Y2 JP H0345796Y2 JP 19853185 U JP19853185 U JP 19853185U JP 19853185 U JP19853185 U JP 19853185U JP H0345796 Y2 JPH0345796 Y2 JP H0345796Y2
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JP
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blow
molded product
nut
spring
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JP19853185U
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JPS62106016U (ja
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は例えば自動車等の車体内に配設され
る送風ダクト等のブロー成形品に別部品を取付け
るブロー成形品への別部品取付け構造に関する。
〔従来の技術〕 一般に、自動車等の車両の車体内に配設される
送風ダクト等のブロー成形品に別部品等が格別に
取付けられていなかつた。そのため、例えば送風
ダクト等のブロー成形品の周囲に配置される別部
品は例えば適宜の取付けブラケツト等を介して車
体側に取付けられていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
例えば送風ダクト等のブロー成形品の周囲に配
置される別部品が例えば適宜の取付けブラケツト
等を介して車体側に取付けられていたので、送風
ダクト等のブロー成形品の周囲に比較的広い別部
品の取付けスペースが必要になる問題があつた。
また、送風ダクト等のブロー成形品に別部品の
取付け孔を形成し、別部品をこの取付け孔にねじ
止めすることにより、別部品を車体側に取付ける
取付けブラケツト等を省略して送風ダクト等のブ
ロー成形品の周囲の別部品の取付けスペースを縮
小することも考えられるが、この場合には別部品
を合成樹脂製のブロー成形品の壁板のみによつて
支持させることになるので、強度的に問題があ
り、実用化は難しいのが実情であつた。
この考案は上記問題点に着目してなされたもの
で、別部品を取付ける取付けブラケツト等を省略
してブロー成形品の周囲の別部品の取付けスペー
スを縮小することができるとともに、別部品の支
持強度も充分に確保することができ、信頼性の向
上を図ることができるブロー成形品への別部品取
付け構造を提供することを目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、この考案は略袋状に形成され、側壁
面に外方向に向けて突設させた突設部が形成され
るとともに、この突設部における内底面近傍の周
壁部に外方向に向けて膨出させた膨出部が一体に
ブロー成形された合成樹脂製のブロー成形品本体
を設け、かつ板材が略U字状に屈曲形成されて一
対の挟持片が形成され、これらの挟持片にナツト
部が形成された板ばね状のスプリングナツトを設
け、前記ブロー成形品本体の突設部における周壁
部に膨出させた膨出部の切断によつて形成された
開口部内に前記スプリングナツトの一方の挟持片
が挿入されることにより前記スプリングナツトの
一対の挟持片によつて前記ブロー成形品本体の突
設部における内底面を挟持する状態で別部品の取
付け部を形成し、この取付け部の挟持片に形成さ
れたナツト部に別部品をねじ止めするようにした
ことを特徴とするものである。
〔作用〕
ブロー成形品本体の突設部における周壁部に膨
出させた膨出部の切断によつて形成された開口部
内に一方の挟持片が挿入されたスプリングナツト
の一対の挟持片によつてブロー成形品本体の突設
部における内底面を挟持する状態で別部品の取付
け部を形成し、この取付け部の挟持片に形成され
たナツト部に別部品をねじ止めさせてこの別部品
をブロー成形品本体の壁板とスプリングナツトの
一対の挟持片によつて支持させることにより、別
部品の支持強度の向上を図るようにしたものであ
る。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を図面に参照して説
明する。第1図は自動車等の車両の車体内に配設
される送風ダクト等のブロー成形品1に例えばデ
フロスターノズル等の別部品2を取付けるブロー
成形品1への別部品2の取付け構造全体の概略構
成を示すものである。このブロー成形品1の本体
3は合成樹脂材料のブロー成形によつて略袋状に
形成されている。さらに、このブロー成形品本体
3の側壁面には外方向に向けて突設させた突設部
4が形成されている。また、このブロー成形品本
体3のブロー成形時には第2図に示すように突設
部4における内底面5近傍の周壁部6に外方向に
向けて膨出させた膨出部7が一体成形されてい
る。この場合、ブロー成形品本体3をブロー成形
する成形型は第3図に示すように上型8aと下型
8bとからなる一対の割り型によつて形成されて
おり、例えばブロー成形品本体3の突設部4を形
成する下型8b側の突設部形成部9にはブロー成
形品本体3の膨出部7と対応する形状の凹陥部1
0が形成されている。そして、ブロー成形品本体
3のブロー成形時には上型8aと下型8bとによ
つて形成される成形型の内部に例えば熱可塑性プ
ラスチツク等の合成樹脂材料を加熱溶融させた状
態で導入したのち、成形型の内部に空気を吹込ん
で合成樹脂材料を上型8aと下型8bとによつて
形成される成形型の内面形状に沿つて膨張させる
ようになつており、このブロー成形品本体3のブ
ロー成形時に突設部4および膨出部7がそれぞれ
一体に形成されるようになつている。
一方、ブロー成形品本体3の突設部4における
周壁部6に膨出させた膨出部7は第4図に示すよ
うに切断されるようになつており、膨出部7の切
断によつて形成された開口部11内に第5図に示
すように板ばね状のスプリングナツト12の一方
の挟持片13aが挿入されるようになつている。
このスプリングナツト12には板材が略U字状に
屈曲形成されて一対の挟持片13a,13bが形
成されている。さらに、これらの挟持片13a,
13bの板面にはナツト部14がそれぞれ形成さ
れている。そして、ブロー成形品本体3の突設部
4における周壁部6に膨出させた膨出部7の切断
によつて形成された開口部11内にスプリングナ
ツト12の一方の挟持片13aが挿入されること
により、第6図に示すようにスプリングナツト1
2の一対の挟持片13a,13bによつてブロー
成形品本体3の突設部4における内底面5を挟持
する状態で別部品2の取付け部15が形成されて
おり、この取付け部15の挟持片13a,13b
に形成されたナツト部14に別部品2がねじ16
によつてねじ止めされるようになつている。
そこで、上記構成のものにあつてはブロー成形
品本体3の膨出部7の切断によつて形成された開
口部11内に一方の挟持片13aが挿入されたス
プリングナツト12の一対の挟持片13a,13
bによつてブロー成形品本体3の突設部4におけ
る内底面を挟持する状態で別部品の取付け部15
を形成し、この取付け部15の挟持片13a,1
3bに形成されたナツト部14に別部品2をねじ
止めさせてこの別部品2をブロー成形品本体3の
壁板とスプリングナツト12の一対の挟持片13
a,13bによつて支持させたので、例えば送風
ダクト等のブロー成形品1の周囲に配置される別
部品2の取付けブラケツト等を省略することがで
き、ブロー成形品1の周囲の別部品2の取付けス
ペースを縮小することができる。さらに、ブロー
成形品本体3の壁板とスプリングナツト12の一
対の挟持片13a,13bによつて別部品2を支
持させたので、別部品2を合成樹脂製のブロー成
形品1の壁板のみによつて支持させる場合に比べ
て別部品2の支持強度を充分に確保することがで
き、信頼性の向上を図ることができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施できることは勿論である。
〔考案の効果〕
この考案によれば略袋状に形成され、側壁面に
外方向に向けて突設させた突設部が形成されると
ともに、この突設部における内底面近傍の周壁部
に外方向に向けて膨出させた膨出部が一体にブロ
ー成形された合成樹脂製のブロー成形品本体を設
け、かつ板材が略U字状に屈曲形成されて一対の
挟持片が形成され、これらの挟持片にナツト部が
形成された板ばね状のスプリングナツトを設け、
前記ブロー成形品本体の突設部における周壁部に
膨出させた膨出部の切断によつて形成された開口
部内に前記スプリングナツトの一方の挟持片が挿
入されることにより前記スプリングナツトの一対
の挟持片によつて前記ブロー成形品本体の突設部
における内底面を挟持する状態で別部品の取付け
部を形成し、この取付け部の挟持片に形成された
ナツト部に別部品をねじ止めするようにしたの
で、別部品を取付ける取付けブラケツト等を省略
してブロー成形品の周囲の別部品の取付けスペー
スを縮小することができるとともに、別部品の支
持強度も充分に確保することができ、信頼性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図はブロー成形品への別部品の取付け構造全体の
概略構成を示す斜視図、第2図はブロー成形品本
体の突設部を示す斜視図、第3図はブロー成形品
本体のブロー成形状態を示す縦断面図、第4図は
ブロー成形品本体の膨出部の切断状態を示す縦断
面図、第5図はブロー成形品本体の膨出部の切断
によつて形成された開口部を示す斜視図、第6図
はブロー成形品本体の膨出部の切断によつて形成
された開口部内にスプリングナツトの一方の挟持
片を挿入して形成された別部品の取付け部を示す
縦断面図である。 2……別部品、3……ブロー成形品本体、4…
…突設部、5……内底面、6……周壁部、7……
膨出部、11……開口部、12……スプリングナ
ツト、13a,13b……挟持片、14……ナツ
ト部、15……取付け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略袋状に形成され、側壁面に外方向に向けて突
    設させた突設部が形成されるとともに、この突設
    部における内底面近傍の周壁部に外方向に向けて
    膨出させた膨出部が一体にブロー成形された合成
    樹脂製のブロー成形品本体と、板材が略U字状に
    屈曲形成されて一対の挟持片が形成され、これら
    の挟持片にナツト部が形成された板ばね状のスプ
    リングナツトと、前記ブロー成形品本体の突設部
    における周壁部に膨出させた膨出部の切断によつ
    て形成された開口部内に前記スプリングナツトの
    一方の挟持片が挿入されることにより前記スプリ
    ングナツトの一対の挟持片によつて前記ブロー成
    形品本体の突設部における内底面を挟持する状態
    で形成された別部品の取付け部とを具備し、この
    取付け部の挟持片に形成されたナツト部に別部品
    をねじ止めするようにしたことを特徴とするブロ
    ー成形品への別部品取付け構造。
JP19853185U 1985-12-24 1985-12-24 Expired JPH0345796Y2 (ja)

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JP19853185U JPH0345796Y2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24

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JPS62106016U JPS62106016U (ja) 1987-07-07
JPH0345796Y2 true JPH0345796Y2 (ja) 1991-09-27

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JPS62106016U (ja) 1987-07-07

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