JPH0345726Y2 - - Google Patents

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JPH0345726Y2
JPH0345726Y2 JP1989081358U JP8135889U JPH0345726Y2 JP H0345726 Y2 JPH0345726 Y2 JP H0345726Y2 JP 1989081358 U JP1989081358 U JP 1989081358U JP 8135889 U JP8135889 U JP 8135889U JP H0345726 Y2 JPH0345726 Y2 JP H0345726Y2
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casing
discharge port
casing lid
lid
intermediate plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、浴槽の湯水中に気泡水流を発生さ
せる気泡水流発生器用の小型ポンプに関する。
〔従来の技術〕
浴槽の湯水中に浮かべ、水中ポンプで吸引した
湯水をノズルから気泡水流として噴出する気泡浴
用の気泡水流発生器は、狭い浴槽内で使用すると
共に、入浴中、人体の足の間等の邪魔にならない
スペースで作動させることができるよう、できる
だけ存在スペースの小さい方が好ましく、このた
め、気泡水流の発生には小型水中ポンプが使用さ
れている。
第6図は気泡水流発生器に使用している従来の
小型水中ポンプを示しており、モータ1の回転軸
2に対して外嵌状となるブラケツト3をモータ1
の下端面に固定し、回転軸2とブラケツト3の間
に水封機構4を設けると共に、回転軸2の先端に
インペラ5を取付け、このインペラ5を収納する
ケーシング6が前記ブラケツト3の下面にパツキ
ング7を介して固定されている。
上記ケーシング3は上面が開口する円形に形成
され、下面の中央に吸入口8が設けられていると
共に、第7図のように、外周に吐出口9が突設さ
れている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、従来のポンプは、インペラ5の回転
によつて発生したうず巻水流をケーシング6の外
周から吐出口によつて噴出させる必要があるた
め、ケーシング6の中心から吐出口9の軸心まで
の距離Wと、吐出口9の長さLを必ず確保しなけ
ればならず、平面的な形状、特に前後方向の寸法
が大型化するという問題がある。
また、吐出口9はケーシング6の外周から突出
しているため、吐出口配置の設計の自由度がな
く、しかも吐出口9と吸入口8の高さの距離Hも
短かく、このため吐出湯水がすぐに吸入口8に吸
引され、浴槽内への気泡噴出効率が悪いという問
題がある。
この考案の課題は、上記のような問題点を解決
するため、前後方向の寸法を小さくできると共
に、吐出口の自由設計が可能となり、浴槽内への
気泡噴出効率が高い気泡水流発生器用小型ポンプ
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記のような課題を解決するため、この考案
は、モータの下向き回転軸に取付けたインペラを
収納するケーシングの下部中央に吸入口を設け、
このケーシングの上面開口を水密状に閉鎖し中央
を回転軸が貫通する中間板と前記モータとの間に
ケーシングと別体に形成された内部中空のケーシ
ング蓋を設け、前記ケーシング内の外周部とケー
シング蓋の内部を中間板に設けた通孔で連通さ
せ、ケーシング蓋の外周に吐出口を一体に設けた
構成を採用したものである。
〔作用〕
モータによるインペラの回転により、ケーシン
グの下部吸入口より吸入された湯水はうず巻流と
なつて外周部の通孔からケーシング蓋内に流入
し、このケーシング蓋内で整流圧力水となつて吐
出口から噴出することになり、吐出口はケーシン
グ蓋の外周のどの位置にでも設けることができ
る。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面の第1図乃
至第5図に基づいて説明する。
第1図と第2図に示すように、モータ11の回
転軸12に対して外嵌するケーシング蓋13をモ
ータ11の下端面に固定し、ケーシング蓋13の
下部に中間板14を介してケーシング15を取付
け、回転軸12のケーシング15内に位置する部
分にインペラ16が固定されている。
上記ケーシング15は、上面が開口し、外周の
一部に膨出部17が設けられた平面円形状とな
り、下部中央に吸入口18が設けられ、中間板1
4の下面にパツキング19を介して固定されてい
る。
中間板14とケーシング蓋13は、前記ケーシ
ング15と等しい平面形状となり、ケーシング蓋
13は下面の開口が中間板14で閉鎖され、ケー
シング15の膨出部17と対応する位置に膨出部
20が設けられ、ケーシング15とケーシング蓋
13は膨出部17と20の部分で中間板14に設
けた通孔21により連通状になつている。
前記ケーシング蓋13の筒状内周部と回転軸1
2の間に水封機構22が設けられていると共に、
ケーシング蓋13の外周に吐出口23が突設され
ている。
上記ポンプは、モータ11によるインペラ16
の回転で下部吸入口18から湯水を吸引し、ケー
シング15内でうず巻流となつた湯水は中間板1
4の通孔21を通つてケーシング蓋13内に流入
し、このケーシング蓋13内で整流された状態で
吐出口23から吐出することになる。
このように、インペラ16の回転によつて吸引
した湯水をケーシング蓋13内で整流した後吐出
するため、ケーシング蓋13の外周に対してどの
位置でも吐出口23を設けることができ、第2図
は回転軸12の軸線を通る径方向の中心線上に吐
出口23を設けた例を示している。
上記のように、吐出口23はケーシング蓋13
の外周に対して任意の位置及び方向に向けて設け
ることができ、吐出口23の突出量を最少限に設
定することができると共に、吐出口23と吸入口
18間の高さ間隔Hを従来に比べて3倍以上に設
定することができ、吐出圧力水が直接吸入口18
に吸引されるというようなことがない。
第3図は上記ポンプを気泡水流発生器に組込み
使用した状態を示しており、ケース31内にポン
プを収納し、吸入口18をケース31の下部に設
けた吸引口32と連通させると共に、吐出口23
をケース31の前面に設けたエゼクターノズル3
3に臨ませ、吐出口23から噴出する圧力水にエ
ゼクターノズル33で空気を混入し、気泡水流を
発生するようになつている。
また、第4図と第5図は、ケーシング蓋13の
両側に吐出口23,23を設けた場合の構造と使
用例を示している。
第4図と第5図のように、ケーシング蓋13の
両側に突出部24と24を内部と連通するように
設け、この突出部24,24の前面側に吐出口2
3,23を突設し、ケース31の前面で両側の位
置に吐出口23,23が臨むエゼクターノズル3
3,33を設け、ケース31の両側から同時に気
泡水流を噴出させるようになつている。
〔効果〕
以上のように、この考案によると、吐出口の位
置や数を自由に設定でき、全体の奥行き寸法を小
さくすることができるようになり、気泡水流発生
器の小型化が可能になる。
また、圧力水をケーシング蓋内で整流して吐出
することができるので、圧力水の吐出騒音を低減
することができる。
更に、吸入口と吐出口の間の距離を大きくと
れ、吐出水がすぐに吸入口に吸引されるというよ
うなことがなく、気泡水流の発生効率が良くな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る小型ポンプの要部切欠
正面図、第2図は同上の底面図、第3図は同上を
気泡水流発生器に組込み使用した状態を示す一部
切欠正面図、第4図は小型ポンプの他の例を示す
使用状態の縦断正面図、第5図は第4図の矢印
−に沿う横断平面図、第6図は従来の小型ポン
プを示す一部切欠正面図、第7図は同上の底面図
である。 11……モータ、12……回転軸、13……ケ
ーシング蓋、14……中間板、15……ケーシン
グ、16……インペラ、18……吸入口、21…
…通孔、23……吐出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータの下向き回転軸に取付けたインペラを収
    納するケーシングの下部中央に吸入口を設け、こ
    のケーシングの上面開口を水密状に閉鎖し中央を
    回転軸が貫通する中間板と前記モータとの間にケ
    ーシングと別体に形成された内部中空のケーシン
    グ蓋を設け、前記ケーシング内の外周部とケーシ
    ング蓋の内部を中間板に設けた通孔で連通させ、
    ケーシング蓋の外周に吐出口を一体に設けた気泡
    水流発生器用小型ポンプ。
JP1989081358U 1989-07-10 1989-07-10 Expired JPH0345726Y2 (ja)

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JP1989081358U JPH0345726Y2 (ja) 1989-07-10 1989-07-10

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Publication Number Publication Date
JPH0321334U JPH0321334U (ja) 1991-03-04
JPH0345726Y2 true JPH0345726Y2 (ja) 1991-09-26

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