JP3084032B2 - 浴槽用電気気泡発生装置 - Google Patents
浴槽用電気気泡発生装置Info
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- JP3084032B2 JP3084032B2 JP02026550A JP2655090A JP3084032B2 JP 3084032 B2 JP3084032 B2 JP 3084032B2 JP 02026550 A JP02026550 A JP 02026550A JP 2655090 A JP2655090 A JP 2655090A JP 3084032 B2 JP3084032 B2 JP 3084032B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は浴槽取付型の浴槽用電気気泡発生装置に関す
るものである。
るものである。
従来の技術 浴槽用電気気泡発生装置は、通常ポンプで温水を吸
入、加圧し、ベンチュリー部で空気を吸入混合して気泡
を含む温水として吐出させるように構成されており、そ
の設置方式によって可搬式と固定式に大別され、固定式
は浴室外設置型と浴槽取付型に区分される。
入、加圧し、ベンチュリー部で空気を吸入混合して気泡
を含む温水として吐出させるように構成されており、そ
の設置方式によって可搬式と固定式に大別され、固定式
は浴室外設置型と浴槽取付型に区分される。
浴槽取付型の浴槽用電気気泡発生装置は、浴槽の側壁
に取付けられるもので、一般に浴槽の側壁に温水を吸入
するための開口部と気泡を含んだ温水を吐出するための
開口部を穿設し、これらの開口部に装置を設置するよう
に構成されている。
に取付けられるもので、一般に浴槽の側壁に温水を吸入
するための開口部と気泡を含んだ温水を吐出するための
開口部を穿設し、これらの開口部に装置を設置するよう
に構成されている。
従来の浴槽取付型の浴槽用電気気泡発生装置において
は、第15図、第16図に示すように、浴槽51の各開口部に
温水吸入部52や温水吐出部53を構成する複数の部材から
成る筒口部54が装着され、温水吐出部53を構成する筒口
部54の内部にはベンチュリー部材55及びノズル部材56が
装着され、かつ各筒口部54にてベースプレート57が固定
支持されてこのベースプレート57にポンプ58が設置され
ている。そして、このポンプ58の吸入口と温水吸入部52
とが複数の配管部材から成る吸入配管59にて接続され、
ポンプ58の吐出口と温水吐出部53も複数の配管部材から
成る吐出配管60にて接続され、さらに温水吐出部53のベ
ンチュリ部材55の近傍に形成された枝管61に複数の配管
部材から成る吸入空気配管62が接続されている。また、
この装置は浴室の一定壁面内に設置されるため浴槽51か
らの突出寸法に制約があり、この制約寸法内で装置を構
成するため各配管59、60、62はポンプ58の周囲を迂回さ
せている。
は、第15図、第16図に示すように、浴槽51の各開口部に
温水吸入部52や温水吐出部53を構成する複数の部材から
成る筒口部54が装着され、温水吐出部53を構成する筒口
部54の内部にはベンチュリー部材55及びノズル部材56が
装着され、かつ各筒口部54にてベースプレート57が固定
支持されてこのベースプレート57にポンプ58が設置され
ている。そして、このポンプ58の吸入口と温水吸入部52
とが複数の配管部材から成る吸入配管59にて接続され、
ポンプ58の吐出口と温水吐出部53も複数の配管部材から
成る吐出配管60にて接続され、さらに温水吐出部53のベ
ンチュリ部材55の近傍に形成された枝管61に複数の配管
部材から成る吸入空気配管62が接続されている。また、
この装置は浴室の一定壁面内に設置されるため浴槽51か
らの突出寸法に制約があり、この制約寸法内で装置を構
成するため各配管59、60、62はポンプ58の周囲を迂回さ
せている。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記のような構成では、構成部品が大変多く
なり、部品コストが高くなるとともに、その接合、組立
にも多大の労力を要し、また接合時に長さや角度等に誤
差を生じ易いために多くの治具が必要となり、さらに接
合箇所が多いために接合不良により温水の洩れが発生す
る危険性もあるなど、種々の問題があった。
なり、部品コストが高くなるとともに、その接合、組立
にも多大の労力を要し、また接合時に長さや角度等に誤
差を生じ易いために多くの治具が必要となり、さらに接
合箇所が多いために接合不良により温水の洩れが発生す
る危険性もあるなど、種々の問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、部品点数を大幅に
削減して安価で組立が容易でかつ洩れ等に対する信頼性
の高い浴槽用電気気泡発生装置を提供することを目的と
する。
削減して安価で組立が容易でかつ洩れ等に対する信頼性
の高い浴槽用電気気泡発生装置を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するため、浴槽の外面に取
付けられ、ポンプで温水を吸入して加圧し、ベンチュリ
ー部で空気を吸入混合して気泡を含む温水として吐出さ
せる浴槽用電気気泡発生装置において、温水吐出部と温
水吸入部を有する基体部と、基体部に取付けられたポン
プユニットとを備え、ポンプユニットは、羽根車が配置
されるポンプ室と吐出通路を基体部との間で形成する凹
部を形成されたポンプケーシングを有しており、かつ前
記基体部を、浴槽側に突出するとともに内周にベンチュ
リー部を形成された吐出円筒と吸入口とを形成された基
板と、浴槽側に突出する吸入円筒とこの吸入円筒と基板
の吸入口を連通する吸入通路を基板との間で形成する凹
溝を形成された吸入ケーシングにて構成したことを特徴
とする。
付けられ、ポンプで温水を吸入して加圧し、ベンチュリ
ー部で空気を吸入混合して気泡を含む温水として吐出さ
せる浴槽用電気気泡発生装置において、温水吐出部と温
水吸入部を有する基体部と、基体部に取付けられたポン
プユニットとを備え、ポンプユニットは、羽根車が配置
されるポンプ室と吐出通路を基体部との間で形成する凹
部を形成されたポンプケーシングを有しており、かつ前
記基体部を、浴槽側に突出するとともに内周にベンチュ
リー部を形成された吐出円筒と吸入口とを形成された基
板と、浴槽側に突出する吸入円筒とこの吸入円筒と基板
の吸入口を連通する吸入通路を基板との間で形成する凹
溝を形成された吸入ケーシングにて構成したことを特徴
とする。
更に、好適にはポンプユニットが各吐出部毎に設けら
れる。
れる。
作 用 本発明の上記構成によれば、構成要素が主として基体
部とポンプユニットから成っているので、基体部にポン
プユニットを取付けるだけで組立てることができ、かつ
その状態でポンプケーシングと基体部にてポンプ室及び
吐出通路が形成されるので、吸入配管も吐出配管も不要
となり、部品点数及び組立工数が大幅に削減されてコス
ト低下を図ることができるとともに、接合箇所が少なく
なるため、洩れ等に対する信頼性も高く、さらに別に配
管を要しないのでコンパクトに構成でき、一定の制約寸
法内に納めることができる。
部とポンプユニットから成っているので、基体部にポン
プユニットを取付けるだけで組立てることができ、かつ
その状態でポンプケーシングと基体部にてポンプ室及び
吐出通路が形成されるので、吸入配管も吐出配管も不要
となり、部品点数及び組立工数が大幅に削減されてコス
ト低下を図ることができるとともに、接合箇所が少なく
なるため、洩れ等に対する信頼性も高く、さらに別に配
管を要しないのでコンパクトに構成でき、一定の制約寸
法内に納めることができる。
又、基体部を吐出円筒と吸入口を形成した基板と、吸
入円筒と吸入通路を形成する凹溝を形成した吸入ケーシ
ングにて構成することにより、それぞれの成形が容易と
なるとともに組立も簡単であり、低コストで製造でき
る。
入円筒と吸入通路を形成する凹溝を形成した吸入ケーシ
ングにて構成することにより、それぞれの成形が容易と
なるとともに組立も簡単であり、低コストで製造でき
る。
さらに、ポンプユニットを吐出部毎に設けると小容量
のポンプユニットを用いることができるため、ポンプ及
びその駆動モータを小型化でき、装置全体を一層コンパ
クトに構成でき、偏平型モータを用いれば更に薄くコン
パクトに構成できる。
のポンプユニットを用いることができるため、ポンプ及
びその駆動モータを小型化でき、装置全体を一層コンパ
クトに構成でき、偏平型モータを用いれば更に薄くコン
パクトに構成できる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第14図を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第13図及び第14図において、１は浴槽で、その一側壁
の外面に電気気泡発生装置２が装着されている。この電
気気泡発生装置２に浴槽１内の温水を吸入する温水吸入
部３と、気泡を含む温水を浴槽１内に吐出する左右一対
の温水吐出部４が設けられ、それぞれ浴槽１の側壁に形
成された開口部を貫通して装着されている。
の外面に電気気泡発生装置２が装着されている。この電
気気泡発生装置２に浴槽１内の温水を吸入する温水吸入
部３と、気泡を含む温水を浴槽１内に吐出する左右一対
の温水吐出部４が設けられ、それぞれ浴槽１の側壁に形
成された開口部を貫通して装着されている。
電気気泡発生装置２は、第１図及び第２図に示すよう
に、温水吸入部３と温水吐出部４を設けられた基体部５
と各温水吐出部４に対応して基体部５に取付けられた一
対のポンプユニット６にて構成されている。基体部５は
基板７とこの基板７に取付けられた吸入ケーシング８に
て構成されている。又、ポンプユニット６は、第３図及
び第４図に示すように、ポンプケーシング９と、羽根車
10と、偏平型のモータ11と、空気導入パイプ12にて構成
されている。なお、基板７と吸入ケーシング８とポンプ
ケーシング９等は合成樹脂製射出成形品にて構成されて
いる。
に、温水吸入部３と温水吐出部４を設けられた基体部５
と各温水吐出部４に対応して基体部５に取付けられた一
対のポンプユニット６にて構成されている。基体部５は
基板７とこの基板７に取付けられた吸入ケーシング８に
て構成されている。又、ポンプユニット６は、第３図及
び第４図に示すように、ポンプケーシング９と、羽根車
10と、偏平型のモータ11と、空気導入パイプ12にて構成
されている。なお、基板７と吸入ケーシング８とポンプ
ケーシング９等は合成樹脂製射出成形品にて構成されて
いる。
基板７には、第７図、第８図に示すように、温水吐出
部４に対応して一対の吐出円筒13が浴槽１側に突出する
ように突設され、その内周面には締結ねじ14が形成さ
れ、さらに吐出円筒13の基端部内周にはコーン状のベン
チュリー部15が形成されている。又、吐出円筒13の先端
面にはシール用の微小突条16が突設されている。又、こ
の基板７には、各ポンプユニット６の吸入部に対応して
一対の吸入口17が形成されている。さらに、この基板７
に吸入ケーシングやポンプケーシングを取付けるための
取付ねじ穴18が形成されている。
部４に対応して一対の吐出円筒13が浴槽１側に突出する
ように突設され、その内周面には締結ねじ14が形成さ
れ、さらに吐出円筒13の基端部内周にはコーン状のベン
チュリー部15が形成されている。又、吐出円筒13の先端
面にはシール用の微小突条16が突設されている。又、こ
の基板７には、各ポンプユニット６の吸入部に対応して
一対の吸入口17が形成されている。さらに、この基板７
に吸入ケーシングやポンプケーシングを取付けるための
取付ねじ穴18が形成されている。
吸入ケーシング８には、第９図、第10図に示すよう
に、中央部に浴槽１側に突出するように吸入円筒19が突
設され、この吸入円筒19と基板７の吸入口17を連通する
吸入通路20を基板７との間で形成するようにこの吸入円
筒19から両側に凹溝21が延出されている。この吸入円筒
19の内周面には締結ねじ22が形成され、先端面にはシー
ル用の微小突条23が形成されている。この吸入ケーシン
グ８の基板７との接合面には、吸入円筒19と凹溝21の周
囲を取り囲むようにＯリング溝24が形成され、その外側
に適当間隔置きに取付用のねじ穴25が形成されている。
に、中央部に浴槽１側に突出するように吸入円筒19が突
設され、この吸入円筒19と基板７の吸入口17を連通する
吸入通路20を基板７との間で形成するようにこの吸入円
筒19から両側に凹溝21が延出されている。この吸入円筒
19の内周面には締結ねじ22が形成され、先端面にはシー
ル用の微小突条23が形成されている。この吸入ケーシン
グ８の基板７との接合面には、吸入円筒19と凹溝21の周
囲を取り囲むようにＯリング溝24が形成され、その外側
に適当間隔置きに取付用のねじ穴25が形成されている。
ポンプケーシング９には、第11図、第12図に示すよう
に、羽根車10が配置されるうずまき状のポンプ室26を基
板７との間で形成する凹入部27と、加圧された温水を吐
出する吐出通路28を基板との間で形成する凹溝29が形成
されている。このポンプケーシング９の基板７との接合
面には、凹入部27と凹溝29の周囲を取り囲むようにＯリ
ング溝30が形成され、その外側に適当間隔おきに取付用
のねじ穴31が形成されている。凹入部27の底壁には、そ
の軸心と同一軸心状態で嵌合穴32が形成されるとともに
その周囲にねじ穴33が形成されている。この嵌合穴32に
は、第４図に示すように、軸封装置34を装着したハウジ
ング35が嵌合され、ねじ穴33にねじ込んだ取付ねじ36に
て固定されている。又、第３図、第４図に示すように凹
入部27の周壁の外面から放射状にモータ取付リブ37が突
設され、その端面にモータ取付用のねじ穴38が形成され
ている。凹溝29の先端部には、基板７のベンチュリー部
15に対応して空気導入パイプ12の取付穴39が形成されて
いる。
に、羽根車10が配置されるうずまき状のポンプ室26を基
板７との間で形成する凹入部27と、加圧された温水を吐
出する吐出通路28を基板との間で形成する凹溝29が形成
されている。このポンプケーシング９の基板７との接合
面には、凹入部27と凹溝29の周囲を取り囲むようにＯリ
ング溝30が形成され、その外側に適当間隔おきに取付用
のねじ穴31が形成されている。凹入部27の底壁には、そ
の軸心と同一軸心状態で嵌合穴32が形成されるとともに
その周囲にねじ穴33が形成されている。この嵌合穴32に
は、第４図に示すように、軸封装置34を装着したハウジ
ング35が嵌合され、ねじ穴33にねじ込んだ取付ねじ36に
て固定されている。又、第３図、第４図に示すように凹
入部27の周壁の外面から放射状にモータ取付リブ37が突
設され、その端面にモータ取付用のねじ穴38が形成され
ている。凹溝29の先端部には、基板７のベンチュリー部
15に対応して空気導入パイプ12の取付穴39が形成されて
いる。
そして、吸入ケーシングのＯリング溝24に、第４図に
示すようにＯリング40を装着して基板７の浴槽１側の接
合面に重ね合わせ、締結ねじ41にて一体接合することに
よって基体部５が形成されている。
示すようにＯリング40を装着して基板７の浴槽１側の接
合面に重ね合わせ、締結ねじ41にて一体接合することに
よって基体部５が形成されている。
又、ポンプケーシング９の嵌合穴32にハウジング35を
挿入して取付ねじ36にて締結固定した後、モータ11を取
付ねじ42にて締結固定し、次に凹入部27内からハウジン
グ35に軸封装置34を装着し、その後羽根車10をモータ軸
にねじ込み固定し、さらに取付穴39に凹溝29の内側から
空気導入パイプ12を挿通して外面側からナット43にて締
結固定することによってポンプユニット６が形成され
る。そして、ポンプケーシング９のＯリング溝30にＯリ
ング44を装着し、基板の浴槽１とは反対側の接合面に重
ね合わせ、取付ねじ45にて一体接合することによって基
体部５とポンプユニット６の組立体が形成される。
挿入して取付ねじ36にて締結固定した後、モータ11を取
付ねじ42にて締結固定し、次に凹入部27内からハウジン
グ35に軸封装置34を装着し、その後羽根車10をモータ軸
にねじ込み固定し、さらに取付穴39に凹溝29の内側から
空気導入パイプ12を挿通して外面側からナット43にて締
結固定することによってポンプユニット６が形成され
る。そして、ポンプケーシング９のＯリング溝30にＯリ
ング44を装着し、基板の浴槽１とは反対側の接合面に重
ね合わせ、取付ねじ45にて一体接合することによって基
体部５とポンプユニット６の組立体が形成される。
次にこの組立体を浴槽１に取付けて電気気泡発生装置
２を組立てるには、第５図、第６図に示すように、基体
部５の吐出円筒13と吸入円筒19を浴槽１にそれぞれ対応
させて形成した開口部1aに対向位置させるとともに、各
開口部1aにパッキン46を嵌着し、浴槽１の内側から締結
筒体47を吸入円筒19及び吐出円筒13の内周の締結ねじ2
2、14にねじ込んで締結固定する。さらに、温水吸入部
３の締結筒体47にカバー48を装着し、温水吐出部４の締
結筒体47内にノズル49を配置してカバー50を装着する。
以上で電気気泡発生装置２の組立及び浴槽１への取付け
が完了する。
２を組立てるには、第５図、第６図に示すように、基体
部５の吐出円筒13と吸入円筒19を浴槽１にそれぞれ対応
させて形成した開口部1aに対向位置させるとともに、各
開口部1aにパッキン46を嵌着し、浴槽１の内側から締結
筒体47を吸入円筒19及び吐出円筒13の内周の締結ねじ2
2、14にねじ込んで締結固定する。さらに、温水吸入部
３の締結筒体47にカバー48を装着し、温水吐出部４の締
結筒体47内にノズル49を配置してカバー50を装着する。
以上で電気気泡発生装置２の組立及び浴槽１への取付け
が完了する。
以上の構成の電気気泡発生装置２において、モータ11
を駆動すると、羽根車10が回転し、浴槽１内の温水は温
水吸入部３より吸入され、吸入通路20を通って基板７に
形成されたポンプ室26の吸入口17に吸入され、羽根車10
にて加圧されて吐出通路28を経て温水吐出部４に導かれ
る。温水吐出部４では、温水がベンチュリー部15を通過
する際に空気が吸入混合され、ノズル49から気泡を含む
温水として吐出される。そして、吐出された温水噴流が
浴槽１内の人体に対して水圧によるマッサージ効果を発
揮するとともに、気泡が浴槽１内で破裂する際に超音波
が発生して健康増進に効果を発揮する。
を駆動すると、羽根車10が回転し、浴槽１内の温水は温
水吸入部３より吸入され、吸入通路20を通って基板７に
形成されたポンプ室26の吸入口17に吸入され、羽根車10
にて加圧されて吐出通路28を経て温水吐出部４に導かれ
る。温水吐出部４では、温水がベンチュリー部15を通過
する際に空気が吸入混合され、ノズル49から気泡を含む
温水として吐出される。そして、吐出された温水噴流が
浴槽１内の人体に対して水圧によるマッサージ効果を発
揮するとともに、気泡が浴槽１内で破裂する際に超音波
が発生して健康増進に効果を発揮する。
上記実施例では基板７、吸入ケーシング８、ポンプケ
ーシング９を合成樹脂製射出成形品にて構成したが、そ
れらの全て又は一部をステンレススチール、アルミニウ
ム合金等の金属板のプレス加工品やアルミダイキャスト
品等で構成してもよい。
ーシング９を合成樹脂製射出成形品にて構成したが、そ
れらの全て又は一部をステンレススチール、アルミニウ
ム合金等の金属板のプレス加工品やアルミダイキャスト
品等で構成してもよい。
又、上記実施例では温水吸入部３が１つで温水吐出部
４及びポンプユニット６が２つの例を示したが、温水吸
入部３と温水吐出部４及びポンプユニット６を共に１つ
にしてもよい。さらに、ポンプユニット６を１つにし、
吐出通路28を分岐させて複数の温水吐出部４に向けて温
水を吐出するようにすることもできる。
４及びポンプユニット６が２つの例を示したが、温水吸
入部３と温水吐出部４及びポンプユニット６を共に１つ
にしてもよい。さらに、ポンプユニット６を１つにし、
吐出通路28を分岐させて複数の温水吐出部４に向けて温
水を吐出するようにすることもできる。
又、上記実施例では、基体部５を基板７と吸入ケーシ
ング８にて構成したが、単一の成形品にて構成すること
もでき、又空気導入パイプ12をポンプケーシング９と一
体形成してもよい。
ング８にて構成したが、単一の成形品にて構成すること
もでき、又空気導入パイプ12をポンプケーシング９と一
体形成してもよい。
発明の効果 本発明によれば、構成要素が主として基体部とポンプ
ユニットから成っているので、基体部にポンプユニット
を取付けるだけで組立てることができ、かつその状態で
ポンプケーシングと基体部にてポンプ室及び吐出通路が
形成されるので、それらの厚さを薄くできかつ吸入配管
も吐出配管も不要となり、部品点数及び組立工数が大幅
に削減されてコスト低下を図ることができるとともに、
接合箇所が少なくなるため、洩れ等に対する信頼性も高
く、さらに配管が不要でかつポンプの厚さが薄くコンパ
クトに構成されるため、装置を一定の制約寸法内に容易
に納めることができるという効果を発揮する。
ユニットから成っているので、基体部にポンプユニット
を取付けるだけで組立てることができ、かつその状態で
ポンプケーシングと基体部にてポンプ室及び吐出通路が
形成されるので、それらの厚さを薄くできかつ吸入配管
も吐出配管も不要となり、部品点数及び組立工数が大幅
に削減されてコスト低下を図ることができるとともに、
接合箇所が少なくなるため、洩れ等に対する信頼性も高
く、さらに配管が不要でかつポンプの厚さが薄くコンパ
クトに構成されるため、装置を一定の制約寸法内に容易
に納めることができるという効果を発揮する。
又、基体部を吐出円筒と吸入口を形成した基板と、吸
入円筒と吸入通路を形成する凹溝を形成した吸入ケーシ
ングにて構成することにより、それぞれの成形が容易と
なるとともに組立も簡単であり、低コストで製造でき
る。
入円筒と吸入通路を形成する凹溝を形成した吸入ケーシ
ングにて構成することにより、それぞれの成形が容易と
なるとともに組立も簡単であり、低コストで製造でき
る。
さらに、ポンプユニットを吐出部毎に設けると小容量
のポンプユニットを用いることができるため、ポンプ及
びその駆動モータを小型化でき、装置全体を一層コンパ
クトに構成でき、偏平型モータを用いれば更に薄くコン
パクトに構成することができる。
のポンプユニットを用いることができるため、ポンプ及
びその駆動モータを小型化でき、装置全体を一層コンパ
クトに構成でき、偏平型モータを用いれば更に薄くコン
パクトに構成することができる。
第１図〜第14図は本発明の一実施例を示し、第１図は正
面図、第２図は側面図、第３図は第２図のＡ−Ａ断面
図、第４図は第１図のＢ−Ｂ断面図、第５図は温水吸入
部の断面図、第６図は温水吐出部の断面図、第７図は基
板の背面図、第８図は第６図のＣ−Ｃ断面図、第９図は
吸入ケーシングの正面図、第10図は第９図のＤ−Ｄ断面
図、第11図はポンプケーシングの背面図、第12図は第11
図のＥ−Ｅ断面図、第13図は浴槽への取付状態の側面
図、第14図は第13図のＦ−Ｆ矢視図、第15図は従来例の
正面図、第16図は同部分断面側面図である。 １……浴槽 ２……電気気泡発生装置 ３……温水吸入部 ４……温水吐出部 ５……基体部 ６……ポンプユニット ７……基板 ８……吸入ケーシング ９……ポンプケーシング 10……羽根車 13……吐出円筒 15……ベンチュリー部 17……吸入口 19……吸入円筒 20……吸入通路 21……凹溝 26……ポンプ室 27……凹入部 28……吐出通路 29……凹溝。
面図、第２図は側面図、第３図は第２図のＡ−Ａ断面
図、第４図は第１図のＢ−Ｂ断面図、第５図は温水吸入
部の断面図、第６図は温水吐出部の断面図、第７図は基
板の背面図、第８図は第６図のＣ−Ｃ断面図、第９図は
吸入ケーシングの正面図、第10図は第９図のＤ−Ｄ断面
図、第11図はポンプケーシングの背面図、第12図は第11
図のＥ−Ｅ断面図、第13図は浴槽への取付状態の側面
図、第14図は第13図のＦ−Ｆ矢視図、第15図は従来例の
正面図、第16図は同部分断面側面図である。 １……浴槽 ２……電気気泡発生装置 ３……温水吸入部 ４……温水吐出部 ５……基体部 ６……ポンプユニット ７……基板 ８……吸入ケーシング ９……ポンプケーシング 10……羽根車 13……吐出円筒 15……ベンチュリー部 17……吸入口 19……吸入円筒 20……吸入通路 21……凹溝 26……ポンプ室 27……凹入部 28……吐出通路 29……凹溝。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A61H 23/00 A47K 3/10
Claims (2)
- 【請求項１】浴槽の外面に取付けられ、ポンプで温水を
吸入して加圧し、ベンチュリー部で空気を吸入混合して
気泡を含む温水として吐出させる浴槽用電気気泡発生装
置において、温水吐出部と温水吸入部を有する基体部
と、基体部に取付けられたポンプユニットとを備え、ポ
ンプユニットは、羽根車が配置されるポンプ室と吐出通
路を基体部との間で形成する凹部を形成されたポンプケ
ーシングを有しており、かつ前記基体部を、浴槽側に突
出するとともに内周にベンチュリー部を形成された吐出
円筒と吸入口とを形成された基板と、浴槽側に突出する
吸入円筒とこの吸入円筒と基板の吸入口を連通する吸入
通路を基板との間で形成する凹溝を形成された吸入ケー
シングにて構成したことを特徴とする浴槽用電気気泡発
生装置。 - 【請求項２】ポンプユニットを各温水吐出部毎に配置し
たことを特徴とする請求項１記載の浴槽用電気気泡発生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02026550A JP3084032B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 浴槽用電気気泡発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02026550A JP3084032B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 浴槽用電気気泡発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03231672A JPH03231672A (ja) | 1991-10-15 |
| JP3084032B2 true JP3084032B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=12196629
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02026550A Expired - Fee Related JP3084032B2 (ja) | 1990-02-05 | 1990-02-05 | 浴槽用電気気泡発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3084032B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-05 JP JP02026550A patent/JP3084032B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03231672A (ja) | 1991-10-15 |
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| JPH0274595U (ja) |
Legal Events
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