JPH0345701Y2 - - Google Patents

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JPH0345701Y2
JPH0345701Y2 JP14018387U JP14018387U JPH0345701Y2 JP H0345701 Y2 JPH0345701 Y2 JP H0345701Y2 JP 14018387 U JP14018387 U JP 14018387U JP 14018387 U JP14018387 U JP 14018387U JP H0345701 Y2 JPH0345701 Y2 JP H0345701Y2
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JP
Japan
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flask
pair
clamp
grip
dental
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JP14018387U
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JPS6443910U (ja
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、特に義歯のワツクス模型を石膏内に
埋没したフラスコを湯中に浸漬して、流蝋処理を
行う際にフラスコを湯中に出し入れする器具とし
て好適な歯科用フラスコ挟み金具に関する。
〈従来の技術〉 従来この種フラスコ挟みとして、例えば意匠登
録第407913号に見られる構造のものがある。これ
は、コ字形の挟み部にフラスコを水平に置いた状
態で挟みものである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記フラスコ挟みにあつては、フラスコを特定
の位置、即ちフラスコの広い一主面をコ字状挟み
部の底部に置き、その両側をコ字状挟み部の両端
で挟み構造であるから、フラスコを机上或いは加
熱釜中に垂直においた状態(フラスコ側面に立て
た状態)では、極めて挟みにくいという問題があ
る。
本考案は、かかる問題点を解決するためになさ
れたもので、フラスコを水平に置いた状態或いは
垂直に置いた状態でも、容易にこれを把むことが
できる歯科用フラスコ挟み金具を提供するもので
ある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、手で持つ把持部、該把持部に対し支
点を介して連結され、把持部の開閉操作に伴つて
同様に開閉動作するフラスコ挟み部を有する歯科
用フラスコ挟み金具であつて、上記フラスコ挟み
部は、先端に水平に一対形成されフラスコ下端面
が載置される板状支持部と、フラスコを垂直に置
いた状態で該フラスコの上部を押し上記支持部と
の間で上記フラスコを挟持する一対の垂直部と、
フラスコを水平に置いた状態で該フラスコの鍔部
を斜め下方へ押圧する力を加えて上記支持部との
間で上記フラスコを挟持する外方へ拡がつた一対
の屈曲部とからなるものである。
〈作用〉 フラスコ5を水平に置いた状態でこれを挟むと
きは、第2図に示すように、フラスコ5は、その
広い底面が、支持部4に載置され、側面鍔部7が
屈曲部8のB点に当たつた状態で支持される。フ
ラスコ5には、B点から斜め下方に押圧力が加わ
るから、フラスコ5は、支持部4との間で強く挟
持される。
フラスコ5を垂直に置いた状態でこれを挟むと
きは、第3図に示すように、フラスコ5は、その
側面が支持部4に載置され、フラスコ5の上部
が、垂直部6のA点に当たつた状態で支持され
る。フラスコ5には、A点から押圧力が加わり、
この部分においてフラスコ5を締め付け、フラス
コ5の挟持が確実になされる。
〈実施例〉 第1図ないし第3図において、1は、手に持た
れる把持部で、通常の挟みの如く開閉操作され
る。2は、把持部1の開閉操作に伴つて、同様に
開閉動作するフラスコ挟み部で、支点3を介して
把持部1に連結されている。フラスコ挟み部2
は、その先端に水平に一対形成されフラスコ下端
面が載置される板状支持部4,4と、フラスコ5
を垂直に置いた状態でフラスコ5の上部を押し、
支持部4,4との間でフラスコ5を挟持する一対
の垂直部6,6と、フラスコ5を水平に置いた状
態でフラスコ5の鍔部7を下方へ押圧する力を加
えて支持部4との間でフラスコ5を挟持する外方
へ略くの字状に広がつた一対の屈曲部8,8とか
らなる。垂直部6,6は、僅か下方が狭くなつて
おり、それ故、立てられたフラスコ5の上部は、
この垂直部6,6の下端(A点)に当接する。ま
た支持部4,4の先端は、薄刃状となる如く先細
に形成されており、これにより机上等に置かれた
フラスコの底面と机等表面の間にこの支持部4,
4をこじ入れる如くしてフラスコを持ち上げるこ
とが可能となる。
第2図に示す如く、上下フラスコ5A,5Bを
重ね合わせ水平に置いた状態で、これを把むとき
は、下フラスコ5Aの底面が支持部4に載置さ
れ、下フラスコ5Aの鍔部7が、屈曲部8のB点
に当たる。屈曲部8の折れ曲がりは、下フラスコ
5Aの鍔部7が、折れ曲がり部により下方に押圧
される如く構成されており、それ故、この斜め下
方の押圧力により下フラスコ5Aは、支持板4と
の間に強く挟持される。
また第3図に示す如く、重ね合わされたフラス
コ5を垂直に立てた状態で、これを把むときは、
フラスコ5の側面が支持部4に載置され、上部が
垂直部6の下端A点に当たる。垂直部6は、下方
が狭くなるよう僅か傾斜しており、そのためフラ
スコ5の上部は、この垂直部6の2箇所のB点と
支持板4との間で支持される。このように立てた
状態で置かれるフラスコとしては、ハノウ
(HANAU)(HANAU ENGINEERING CO.
INC.製)タイプのフラスコがあり、これは、下
方に設けられた2本のピン9,9にて位置決ささ
れ、重ね合わされる構造のものである。かかる構
造のものでは、フラスコ5を立てておくと、ピン
9,9の位置する側と反対の側が開くおそれがあ
るが、上記垂直部6,6で押圧挟持することによ
り強く締め付けた状態でこれを保持できるのであ
る。かかるハノウタイプのフラスコでは支持部
4,4は、ピン9,9間の側面凹所10に差し込
まれ、その支持は安定化する。
〈考案の効果〉 本考案によれば、フラスコを載置する水平の板
状支持部と、フラスコを水平に置いた状態でこれ
を挟持する屈曲部と、フラスコを立てた状態でこ
れを挟持する垂直部とを設けたものであるから、
フラスコを水平に置いた状態でも或いは立てた状
態でも、容易にこれを挟持することができる。そ
れ故、フラスコを加熱釜へ出し入れする際、これ
を立てて置いたり、水平に置いたり自由に行うこ
とができ、フラスコの数、加熱釜の大きさを考慮
した自由な配置操作が可能となる。また異なつた
形状、或いは異なつた固定構造(ピンを2個有す
るもの、或いは3個有するもの等)を有するフラ
スコの挟持が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案一実施例に係る歯科用フラス
コ挟み金具の斜視図、第2図は、フラスコを水平
に置いた状態で挟持した場合の側面図、第3図
は、フラスコを立てて置いた状態で挟持した場合
の側面図である。 1……把持部、2……フラスコ挟み部、3……
支点、4……支持部、5……フラスコ、6……垂
直部、8……屈曲部、9……ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 手で持つ把持部、該把持部に対し支点を介し
    て連結され、把持部の開閉操作に伴つて同様に
    開閉動作するフラスコ挟み部を有する歯科用フ
    ラスコ挟み金具であつて、上記フラスコ挟み部
    は、先端に水平に一対形成されフラスコ下端面
    が載置される板状支持部と、フラスコを垂直に
    置いた状態で該フラスコの上部を押し上記支持
    部との間で上記フラスコを挟持する一対の垂直
    部と、フラスコを水平に置いた状態で該フラス
    コの鍔部を斜め下方へ押圧する力を加えて上記
    支持部との間で上記フラスコを挟持する外方へ
    拡がつた一対の屈曲部とからなることを特徴と
    する歯科用フラスコ挟み金具 (2) 上記支持部の先端は、先細に形成されてなる
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の歯科用フラスコ挟み金具
JP14018387U 1987-09-14 1987-09-14 Expired JPH0345701Y2 (ja)

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JP14018387U JPH0345701Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

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JP14018387U JPH0345701Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14

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JPS6443910U JPS6443910U (ja) 1989-03-16
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0555393U (ja) * 1991-12-12 1993-07-23 船井電機株式会社 チューナ、ifアンプ及びrfコンバータ回路一体型vtr装置

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Publication number Publication date
JPS6443910U (ja) 1989-03-16

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