JP3011319U - 鍋蓋置き - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】小さい鍋蓋でも大きい鍋蓋でも一つの鍋蓋置き
で簡単に置くことを目的とした鍋蓋置き。 【構成】上部凹形状部固定板２と下部凹形状部固定板３
により固定された、下方に行くにしたがい狭くなるよう
に向き合った二つの凹形状部１１´より構成される。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、鍋蓋を下方に狭い向かい合った二つの凹形状部の間に、立て た状態で置く鍋蓋置きに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

鍋蓋を表面と裏面より、細い棒状の金属をＭ字形にしたもので、はさむよ うにして立てた状態で置く鍋蓋置きがあった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の鍋蓋置きでは、それを使える鍋蓋の大きさがおよそ決められ、より 大きいまたはより小さい鍋蓋になると使用できなくなった。 本考案は、小さい鍋蓋でも大きい鍋蓋でも一つの鍋蓋置きで置くことを目 的としたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

いまこれを、図面について説明すれば、 （イ） 凹形状部二つ（１１´）を、下方に行くにしたがい狭くなるように 向き合わせる。 （ロ）二つの向き合った凹形状部（１１´）の上部と下部にそれぞれ上部凹 形状部固定板（２）、下部凹形状部固定板（３）を接着し、二つの凹 形状部を固定する。

【０００５】

【作用】

二つの向かい合った凹形状部（１１´）の間に、鍋蓋の両端が凹形状部に 納まるように上方より差し込む。これにより鍋蓋を立てた状態で置くことが できる。

【０００６】

【考案の効果】

凹形状部二つ（１１´）を、下方に行くにしたがい狭くなるように向き合 わせることによって、鍋蓋を簡単に立てた状態で置けるだけでなく、小さい 鍋蓋でも大きい鍋蓋でもこの鍋蓋置き一つで置くことができる。調理場面に おいて、その過程で鍋蓋を一時的に鍋より取ることがあるが、熱くなった鍋 蓋は置きづらく、しかも料理によって鍋の蓋の大きさは違ってくる。この考 案はこうした場面で特に効果的である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の斜視図である。

【図２】 本考案の使用中の斜視図である。

【符合の説明】

１１´は凹形状部、２は上部凹形状部固定板、３は下部
凹形状部固定板、４は鍋蓋。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ） 凹形状部二つ（１１´）を、下方
   に行くにしたがい狭くなるように向き合わせる。 （ロ）二つの向き合った凹形状部（１１´）の上部と下
   部にそれぞれ上部凹形状部固定板（２）、下部凹形状部
   固定板（３）を接着し、二つの凹形状部を固定する。 以上のごとく構成された鍋蓋置き。