JPH0345250B2 - - Google Patents
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- JPH0345250B2 JPH0345250B2 JP61301307A JP30130786A JPH0345250B2 JP H0345250 B2 JPH0345250 B2 JP H0345250B2 JP 61301307 A JP61301307 A JP 61301307A JP 30130786 A JP30130786 A JP 30130786A JP H0345250 B2 JPH0345250 B2 JP H0345250B2
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- JP
- Japan
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- ball
- case
- inner case
- flat
- ball rolling
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Links
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- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 15
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
- F16C29/063—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body, e.g. a carriage or part thereof, provided between the legs of a U-shaped guide rail or track
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/04—Ball or roller bearings
- F16C29/06—Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2370/00—Apparatus relating to physics, e.g. instruments
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は、負荷の比較的小さい小型機械器具、
特に各種光学測定器、小型電子計算機およびフロ
ツピイデイスクの如き簡単なスライド部などに最
も適した軽量形リニアボールベアリングに関す
る。
特に各種光学測定器、小型電子計算機およびフロ
ツピイデイスクの如き簡単なスライド部などに最
も適した軽量形リニアボールベアリングに関す
る。
「従来の技術」
従来、薄肉鋼板をプレス成形の如き塑成加工に
て所定の形状に成形してなる軽量形無限直線運動
用玉軸受は公知である。(特開昭61−136018号公
報および実開昭60−167813号公報参照) 該軸受は第9図および第10図より明らかなよ
うに、薄肉鋼板をプレス成形にて一体成形したベ
ツド1とテーブル2にそれぞれ軌道溝1a,2a
が形成され、これらベツド1とテーブル2間に
は、方向転換路とリターン路5bが一体的に形成
された下蓋5に多数のボール3,3……を介して
上蓋4がリテーナ6と共に固着されたものが嵌合
されている。
て所定の形状に成形してなる軽量形無限直線運動
用玉軸受は公知である。(特開昭61−136018号公
報および実開昭60−167813号公報参照) 該軸受は第9図および第10図より明らかなよ
うに、薄肉鋼板をプレス成形にて一体成形したベ
ツド1とテーブル2にそれぞれ軌道溝1a,2a
が形成され、これらベツド1とテーブル2間に
は、方向転換路とリターン路5bが一体的に形成
された下蓋5に多数のボール3,3……を介して
上蓋4がリテーナ6と共に固着されたものが嵌合
されている。
ところが、該テーブル2と下蓋5間には上蓋4
が組込まれているから、該上蓋4の厚みに相当す
る分だけ高くなり、第10図に示すようにテーブ
ル2の底面と負荷ボールの中心線(高さH)が高
くなり、該テーブル2に横方向の荷重を受けた場
合のモーメントが大きく作用し、該テーブル2の
剛性不足が避けられない。
が組込まれているから、該上蓋4の厚みに相当す
る分だけ高くなり、第10図に示すようにテーブ
ル2の底面と負荷ボールの中心線(高さH)が高
くなり、該テーブル2に横方向の荷重を受けた場
合のモーメントが大きく作用し、該テーブル2の
剛性不足が避けられない。
また、ベツド内に組込まれるものにはリテーナ
および上蓋など必要とするため、部品数が必然的
に多くなり、作業工程が増加し、コスト高にな
る。
および上蓋など必要とするため、部品数が必然的
に多くなり、作業工程が増加し、コスト高にな
る。
「発明が解決しようとする問題点」
上記せる如きの諸欠陥を解消すべく、上蓋並び
にリテーナを省略することにより部品数を少なく
し、かつ、テーブルの底面と負荷ボールの中心線
(高さH)を最小限に抑えることにより、該テー
ブルに作用する横方向の荷重に対しても十分な剛
性を有し、かつ、長期的使用にも十分耐え、騒音
発生を極力抑えることができる軽量形リニアボー
ルベアリングをいかに廉く製作し、これを提供す
ることができるかゞ本発明の技術的課題である。
にリテーナを省略することにより部品数を少なく
し、かつ、テーブルの底面と負荷ボールの中心線
(高さH)を最小限に抑えることにより、該テー
ブルに作用する横方向の荷重に対しても十分な剛
性を有し、かつ、長期的使用にも十分耐え、騒音
発生を極力抑えることができる軽量形リニアボー
ルベアリングをいかに廉く製作し、これを提供す
ることができるかゞ本発明の技術的課題である。
「問題点を解決するための手段」
上記技術的課題を達成するための本発明の構成
は、薄板鋼板から断面略コ字状にアウターケース
が形成され、該アウターケースのフランジ内面に
はボール転走溝が相対向して形成され、該アウタ
ーケースのフランジに形成されたボール転走溝に
対応するボール転走溝が断面略コ字状に形成され
たインナーケースの上下フランジの外面に形成さ
れ、さらに該インナーケースの上下フランジの内
面間に嵌合されるボールケースからなる軽量形リ
ニアボールベアリングにおいて、 (1) 前記インナーケースの両側に平坦な取付部を
残して切込みが形成されると共に上下フランジ
間に平坦面が形成され、該平坦面並び方向転換
部を転動する無負荷ボールの軌跡と該インナー
ケースのボール転走溝を転動する負荷ボールの
軌跡が同一平面内にあり、そして前記平坦面を
挾んで前後に取付部が形成されていること。
は、薄板鋼板から断面略コ字状にアウターケース
が形成され、該アウターケースのフランジ内面に
はボール転走溝が相対向して形成され、該アウタ
ーケースのフランジに形成されたボール転走溝に
対応するボール転走溝が断面略コ字状に形成され
たインナーケースの上下フランジの外面に形成さ
れ、さらに該インナーケースの上下フランジの内
面間に嵌合されるボールケースからなる軽量形リ
ニアボールベアリングにおいて、 (1) 前記インナーケースの両側に平坦な取付部を
残して切込みが形成されると共に上下フランジ
間に平坦面が形成され、該平坦面並び方向転換
部を転動する無負荷ボールの軌跡と該インナー
ケースのボール転走溝を転動する負荷ボールの
軌跡が同一平面内にあり、そして前記平坦面を
挾んで前後に取付部が形成されていること。
(2) 前記インナーケースのフランジ間に嵌合する
ボールケースには該インナーケースの上下フラ
ンジの下面と上面に嵌合する隔壁の下側並びに
上側には無負荷ボール循環溝と、該隔壁の両サ
イドに連続してボール方向転換溝が形成され、
かつこれら溝によつて形成される平坦面が同一
平面内にプラスチツク材を用いて一体的に形成
されていること。
ボールケースには該インナーケースの上下フラ
ンジの下面と上面に嵌合する隔壁の下側並びに
上側には無負荷ボール循環溝と、該隔壁の両サ
イドに連続してボール方向転換溝が形成され、
かつこれら溝によつて形成される平坦面が同一
平面内にプラスチツク材を用いて一体的に形成
されていること。
(3) 該ボールケースの隔壁および平坦部にインナ
ーケースの平坦面を密着結合してなるボールガ
イドにボールを介して前記アウターケース内に
組込むことにより無限循環通路が形成されるこ
と。
ーケースの平坦面を密着結合してなるボールガ
イドにボールを介して前記アウターケース内に
組込むことにより無限循環通路が形成されるこ
と。
以上(1).(2)および(3)の条件を備えてなることを
特徴とする軽量形リニアボールベアリングを提供
することにある。
特徴とする軽量形リニアボールベアリングを提供
することにある。
「作用」
ボールケースをポリアセタール樹脂の如きプラ
スチツク材料を用いて、無負荷ボール循環溝並び
にボール方向転換溝が一体的に形成され、また該
ボールケースと結合するインナーケース(別名テ
ーブルともいう。)は薄板鋼板に予め切込みを形
成し、しかるのち、プレスにてフランジが上下に
形成され、そして該フランジにより前記ボールケ
ースを抱持できる形に組立てられているので、該
フランジはボールケースの補強を兼ねると同時に
ボールケースの端面がインナーケースの内面に直
接接触する形となるため、該インナーケースの平
坦面並びに方向転換部を転動する無負荷ボールの
軌跡と該インナーケースのボール転走溝を転動す
る負荷ボールの軌跡が同一平面内に形成されるた
め、高精度案内が可能になり、かつ、その厚みが
小さくなる。
スチツク材料を用いて、無負荷ボール循環溝並び
にボール方向転換溝が一体的に形成され、また該
ボールケースと結合するインナーケース(別名テ
ーブルともいう。)は薄板鋼板に予め切込みを形
成し、しかるのち、プレスにてフランジが上下に
形成され、そして該フランジにより前記ボールケ
ースを抱持できる形に組立てられているので、該
フランジはボールケースの補強を兼ねると同時に
ボールケースの端面がインナーケースの内面に直
接接触する形となるため、該インナーケースの平
坦面並びに方向転換部を転動する無負荷ボールの
軌跡と該インナーケースのボール転走溝を転動す
る負荷ボールの軌跡が同一平面内に形成されるた
め、高精度案内が可能になり、かつ、その厚みが
小さくなる。
また、両者が結合されてなるボールガイドがボ
ールを介してアウターケース(別名ベツドともい
う。)内に組込まれるので、インナーケース内の
無負荷ボールの騒音発生は殆どなく、かつ無負荷
帯域から負荷帯域に変換するさいは一方がプラス
チツクであるから騒音発生は極力抑えられる。
ールを介してアウターケース(別名ベツドともい
う。)内に組込まれるので、インナーケース内の
無負荷ボールの騒音発生は殆どなく、かつ無負荷
帯域から負荷帯域に変換するさいは一方がプラス
チツクであるから騒音発生は極力抑えられる。
「実施例」
以下図に基ずいて本発明の一実施例を説明す
る。第1図は本発明リニアボールベアリングの全
体図、第2図は第1図A−A線縦断側面図、第3
図はアウターケースの平面図、第4図は第3図B
−B線縦断側面図、第5図はインナーケースの平
面図、第6図は第5図C−C線縦断側面図、第7
図はボールケースの平面図、第8図は第7図D−
D線縦断側面図を示す。
る。第1図は本発明リニアボールベアリングの全
体図、第2図は第1図A−A線縦断側面図、第3
図はアウターケースの平面図、第4図は第3図B
−B線縦断側面図、第5図はインナーケースの平
面図、第6図は第5図C−C線縦断側面図、第7
図はボールケースの平面図、第8図は第7図D−
D線縦断側面図を示す。
100はアウターケースで、該アウターケース
は薄鋼板の平坦面に平行なるボール転走溝10
1,101をプレスにて成形し、ついで、プレス
にて断面略コ字状に折り曲げることによつて上下
にフランジ102,102が形成される。
は薄鋼板の平坦面に平行なるボール転走溝10
1,101をプレスにて成形し、ついで、プレス
にて断面略コ字状に折り曲げることによつて上下
にフランジ102,102が形成される。
103は背面に形成された取付孔である。
前記ボー転走溝101,101はプレスにて成
形されているのみであるから、該ボール転走溝1
01,101は研削砥石により仕上げる。
形されているのみであるから、該ボール転走溝1
01,101は研削砥石により仕上げる。
200は薄鋼板のインナーケースで、該インナ
ーケースはアウターケース100のフランジ10
2に形成されたボール転走溝101,101に対
応すべく、該薄鋼板の所要箇所に平行なるボール
転走溝201,201をプレスにて成形し、つい
で両側に平坦な取付部203,203を残して切
込み202を形成し、該切込み202の内側を断
面略逆コ字状に折り曲げることによつて中央部の
平坦面207を挟んでその両側にフランジ204
を形成し、これによりインナーケース200を成
形し、しかるのち該インナーケース200のフラ
ンジ204の外面に形成されたボール転走溝20
1を研削砥石により仕上げる。
ーケースはアウターケース100のフランジ10
2に形成されたボール転走溝101,101に対
応すべく、該薄鋼板の所要箇所に平行なるボール
転走溝201,201をプレスにて成形し、つい
で両側に平坦な取付部203,203を残して切
込み202を形成し、該切込み202の内側を断
面略逆コ字状に折り曲げることによつて中央部の
平坦面207を挟んでその両側にフランジ204
を形成し、これによりインナーケース200を成
形し、しかるのち該インナーケース200のフラ
ンジ204の外面に形成されたボール転走溝20
1を研削砥石により仕上げる。
これにより、前記インナーケース200の平坦
面207並びにボール転換部を転動する無負荷ボ
ールの軌跡と該インナーケース200のボール転
走溝201を転動する負荷ボールの軌跡が同一平
面内に形成される。
面207並びにボール転換部を転動する無負荷ボ
ールの軌跡と該インナーケース200のボール転
走溝201を転動する負荷ボールの軌跡が同一平
面内に形成される。
205はボールケース300を取付けるための
貫通孔で、該貫通孔205には皿もみ2051さ
れている。
貫通孔で、該貫通孔205には皿もみ2051さ
れている。
206は前記インナーケース200の平坦な取
付部203に形成された取付孔である。
付部203に形成された取付孔である。
300はポリアセタール樹脂の如き耐熱性、耐
摩耗性、潤滑性などにとむプラスチツク材料を用
い射出成形機などで一体成形されたボールケース
で、該ボールケース300は前記インナーケース
200の上・下フランジ204,204の下面2
041と上面2042に嵌合すべく直角に突出せ
る水平部分3011と曲線部分3012からなる
隔壁301,301が形成されており、該隔壁3
01の下面並びに上側にはボール7の径より稍大
きい曲面を有する無負荷ボール循環溝302並び
に該隔壁301の両サイドには前記無負荷ボール
循環溝302に連続してボール方向転換溝303
が形成されている。
摩耗性、潤滑性などにとむプラスチツク材料を用
い射出成形機などで一体成形されたボールケース
で、該ボールケース300は前記インナーケース
200の上・下フランジ204,204の下面2
041と上面2042に嵌合すべく直角に突出せ
る水平部分3011と曲線部分3012からなる
隔壁301,301が形成されており、該隔壁3
01の下面並びに上側にはボール7の径より稍大
きい曲面を有する無負荷ボール循環溝302並び
に該隔壁301の両サイドには前記無負荷ボール
循環溝302に連続してボール方向転換溝303
が形成されている。
なお、該ボール方向転換溝303の先端にはボ
ールすくい上げ用舌片3031がそれぞれ形成さ
れる。
ールすくい上げ用舌片3031がそれぞれ形成さ
れる。
304は前記無負荷ボール循環溝302に連続
して形成されているボール方向転換溝303が形
成される取付用平坦部で、該平坦部304,30
4の上下端面に断面略三角形状の傾斜面3041
が形成されている。
して形成されているボール方向転換溝303が形
成される取付用平坦部で、該平坦部304,30
4の上下端面に断面略三角形状の傾斜面3041
が形成されている。
305は平坦部304に形成された取付け凹部
である。
である。
306は前記無負荷ボール循環溝302,30
2間に形成される中央隔壁307の位置決め用係
止ピンで、該ピン306はインナーケース200
側の貫通孔205に挿入されると共に溶解カシメ
の如きの適宜手段にて固定されている。
2間に形成される中央隔壁307の位置決め用係
止ピンで、該ピン306はインナーケース200
側の貫通孔205に挿入されると共に溶解カシメ
の如きの適宜手段にて固定されている。
該中央隔壁307、上・下隔壁301および取
付用平坦部304は同一水平面である。
付用平坦部304は同一水平面である。
「発明の効果」
本発明の軽量形リニアボールベアリングのボー
ルケースにはボール方向転換溝および無負荷ボー
ル循環溝が連続的に形成され、これら溝とインナ
ーケースの中央部の平坦面およびボール方向転換
部とが共働して無負荷ボール用循環路が形成され
ているので、負荷ボールは乱れることなくスムー
ズに転がり、音はきわめて静かにして、円滑な直
線運動が得られる。
ルケースにはボール方向転換溝および無負荷ボー
ル循環溝が連続的に形成され、これら溝とインナ
ーケースの中央部の平坦面およびボール方向転換
部とが共働して無負荷ボール用循環路が形成され
ているので、負荷ボールは乱れることなくスムー
ズに転がり、音はきわめて静かにして、円滑な直
線運動が得られる。
特に、ボールケースの上・下隔壁および中央隔
壁および平坦部にインナーケースの平坦面および
両側取付部が密着した形で固着されるため、無負
荷ボールと負荷ボールとを結ぶ中心線とインナー
ケースの底壁までの高さ(幅)dと小さくするこ
とができ、これによつてインナーケースすなわち
テーブルに作用する負荷、モーメント、圧縮荷重
および横方向の荷重に対しても十分な剛性を有
し、かつレール変形を最小に抑えることができ
る。(第2図参照) さらに、負荷ボールを支承するアウターとイン
ナーケースおよび該ベアリングを機械器具などに
ボルトを介して組込んだ場合でも、上述の如く無
負荷ボールと負荷ボールとを結ぶ中心線とインナ
ーケースの底壁までの高さdが小さく形成されて
いるので、従来のものにくらべて、その変形量を
最小限に抑えることができ、ボールがスムーズに
転動することができると共にこれらケースの材料
には十分な強度と弾力性にとむ鋼板を用い、無負
荷ボールを案内するボールケースにはプラスチツ
クをもつて一体成形したものから構成されている
ので、全体を薄形にすることができ、かつ、リニ
アボールベアリング内に組込まれるボールケース
はプラスチツク材料をもつて一体成形されている
ので、無負荷ボール循環溝内をボールがスムーズ
に通過し、音の発生を極力低く抑えることができ
る。
壁および平坦部にインナーケースの平坦面および
両側取付部が密着した形で固着されるため、無負
荷ボールと負荷ボールとを結ぶ中心線とインナー
ケースの底壁までの高さ(幅)dと小さくするこ
とができ、これによつてインナーケースすなわち
テーブルに作用する負荷、モーメント、圧縮荷重
および横方向の荷重に対しても十分な剛性を有
し、かつレール変形を最小に抑えることができ
る。(第2図参照) さらに、負荷ボールを支承するアウターとイン
ナーケースおよび該ベアリングを機械器具などに
ボルトを介して組込んだ場合でも、上述の如く無
負荷ボールと負荷ボールとを結ぶ中心線とインナ
ーケースの底壁までの高さdが小さく形成されて
いるので、従来のものにくらべて、その変形量を
最小限に抑えることができ、ボールがスムーズに
転動することができると共にこれらケースの材料
には十分な強度と弾力性にとむ鋼板を用い、無負
荷ボールを案内するボールケースにはプラスチツ
クをもつて一体成形したものから構成されている
ので、全体を薄形にすることができ、かつ、リニ
アボールベアリング内に組込まれるボールケース
はプラスチツク材料をもつて一体成形されている
ので、無負荷ボール循環溝内をボールがスムーズ
に通過し、音の発生を極力低く抑えることができ
る。
また、ボールケースの方向転換溝の先端には舌
片(リツプともいう。)を一体に形成することに
より、従来例の如き段差が解消され、負荷ボール
は該舌片により負荷域から負荷域へとスムーズに
すくい上げられ音が静かであり、そして部品点数
を最小限にすることにより、リニアボールベアリ
ングの全体の重量を最低限に抑え、しかも安定し
た運動が得られる。
片(リツプともいう。)を一体に形成することに
より、従来例の如き段差が解消され、負荷ボール
は該舌片により負荷域から負荷域へとスムーズに
すくい上げられ音が静かであり、そして部品点数
を最小限にすることにより、リニアボールベアリ
ングの全体の重量を最低限に抑え、しかも安定し
た運動が得られる。
第1図は本発明リニアボールベアリングの全体
図、第2図は第1図A−A線縦断側面図、第3図
はアウターケースの平面図、第4図は第3図B−
B線縦断側面図、第5図はインナーケースの平面
図、第6図は第5図C−C線縦断側面図、第7図
はボールケースの平面図、第8図は第7図D−D
線縦断側面図、第9図および第10図は公知例を
示す断面図、第11図は第5図の上面図である。 符号の説明 100:アウターケース、10
1,201:ボール転走溝、102,204:フ
ランジ、200:インナーケース、203:取付
部、207:平坦面、300:ボールケース、3
01:隔壁、302:無負荷ボール循環溝。
図、第2図は第1図A−A線縦断側面図、第3図
はアウターケースの平面図、第4図は第3図B−
B線縦断側面図、第5図はインナーケースの平面
図、第6図は第5図C−C線縦断側面図、第7図
はボールケースの平面図、第8図は第7図D−D
線縦断側面図、第9図および第10図は公知例を
示す断面図、第11図は第5図の上面図である。 符号の説明 100:アウターケース、10
1,201:ボール転走溝、102,204:フ
ランジ、200:インナーケース、203:取付
部、207:平坦面、300:ボールケース、3
01:隔壁、302:無負荷ボール循環溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 薄板鋼板から断面略コ字状にアウターケース
が形成され、該アウターケースのフランジ内面に
はボール転走溝が相対向して形成され、該アウタ
ーケースのフランジに形成されたボール転走溝に
対応するボール転走溝が断面略コ字状に形成され
たインナーケースの上下フランジの外面に形成さ
れ、さらに該インナーケースの上下フランジの内
面間に嵌合されるボールケースからなる軽量形リ
ニアボールベアリングにおいて、 (1) 前記インナーケースの両側に平坦な取付部を
残して切込みが形成されると共に上下フランジ
間に平坦面が形成され、該平坦面並び方向転換
部を転動する無負荷ボールの軌跡と該インナー
ケースのボール転走溝を転動する負荷ボールの
軌跡が同一平面内にあり、そして前記平坦面を
挟んで前後に取付部が形成されていること。 (2) 前記インナーケースのフランジ間に嵌合する
ボールケースには該インナーケースの上下フラ
ンジの下面と上面に嵌合する隔壁の下側並びに
上側には無負荷ボール循環溝と、該隔壁の両サ
イドに連続してボール方向転換溝が形成され、
かつこれら溝によつて形成される平坦面が同一
平面内にプラスチツク材を用いて一体的に形成
されていること。 (3) 該ボールケースの隔壁および平坦部にインナ
ーケースの平坦面を密着結合してなるボールガ
イドにボールを介して前記アウターケース内に
組込むことにより無限循環通路が形成されるこ
と。 以上(1)、(2)および(3)の条件を備えてなることを
特徴とする軽量形リニアボールベアリング。
Priority Applications (7)
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JP61301307A JPS63158318A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 軽量形リニアボ−ルベアリング |
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US07/133,536 US4778284A (en) | 1986-12-19 | 1987-12-16 | Light-weight type linear ball bearing |
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JP61301307A JPS63158318A (ja) | 1986-12-19 | 1986-12-19 | 軽量形リニアボ−ルベアリング |
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