JPH0345194Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0345194Y2 JPH0345194Y2 JP1985156459U JP15645985U JPH0345194Y2 JP H0345194 Y2 JPH0345194 Y2 JP H0345194Y2 JP 1985156459 U JP1985156459 U JP 1985156459U JP 15645985 U JP15645985 U JP 15645985U JP H0345194 Y2 JPH0345194 Y2 JP H0345194Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow path
- workpiece
- valve
- contact rod
- air flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 15
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
Landscapes
- Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)
- Automatic Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はワークの存在を検知する装置に関する
ものであつて、例えばボールベアリングのボール
が所定の位置に存在するか否かを自動的に検知す
ることに利用できるものである。
ものであつて、例えばボールベアリングのボール
が所定の位置に存在するか否かを自動的に検知す
ることに利用できるものである。
(従来技術)
従来のボールベアリングのボール検知装置とし
ては第2図に示すものがある。11は組立中のボ
ールベアリングであつて、1は所定位置に存在す
るボールである。このボールベアリング11は別
の所定位置に存在すべきボール10を欠如してい
る。2a,2bは検知装置の絶縁基板12にそれ
ぞれ摺動自在に挿通された接触棒であつて、自重
により基板12の下面から突出している。接触棒
2a,2bは検知すべきボール1,10の位置に
対応して設けられており、その数は2個だけでな
く、ボールの個数に応じて決定される。接触棒2
a,2bはその下降時に電極リング3a,3bと
接触する頭部を備えており、それ自体は常時アー
スされている。電極リング3a,3bは端子13
a,13bに接続され、常時は高電位に保たれて
いるがそれがアースされるとアース電位に変る。
ては第2図に示すものがある。11は組立中のボ
ールベアリングであつて、1は所定位置に存在す
るボールである。このボールベアリング11は別
の所定位置に存在すべきボール10を欠如してい
る。2a,2bは検知装置の絶縁基板12にそれ
ぞれ摺動自在に挿通された接触棒であつて、自重
により基板12の下面から突出している。接触棒
2a,2bは検知すべきボール1,10の位置に
対応して設けられており、その数は2個だけでな
く、ボールの個数に応じて決定される。接触棒2
a,2bはその下降時に電極リング3a,3bと
接触する頭部を備えており、それ自体は常時アー
スされている。電極リング3a,3bは端子13
a,13bに接続され、常時は高電位に保たれて
いるがそれがアースされるとアース電位に変る。
ボールベアリング11に対して、絶縁基板12
を矢印aで示すように下降させると、接触棒2a
はボール1に当接し、その後は下降しないのでそ
の頭部は電極リング3aから離れる。一方、接触
棒2bは所定の位置に存在すべきボール10が欠
如しているため、下方に突出したままでありその
頭部は電極リング3bに接触したままである。そ
の結果、端子13aはアースから離れて高電位に
なりボール1が存在すると判定され、端子13b
はアース電位のままになりボール10が存在しな
いと判定される。(考案が解決しようとする問題
点) ところで、前記検知装置は電極リング3a,3
bと接触棒2a,2bとの接触が汚れ、異物の介
入等により不完全になりやすく、誤判定を生じ
る。すなわち、電極リング3bが汚れていると接
触棒2bが接触している(ボール10が存在して
いない)にもかかわらず、電極リング3bはアー
ス電位にならず、高電位のままとなるためボール
10が存在するものと判定することになる。
を矢印aで示すように下降させると、接触棒2a
はボール1に当接し、その後は下降しないのでそ
の頭部は電極リング3aから離れる。一方、接触
棒2bは所定の位置に存在すべきボール10が欠
如しているため、下方に突出したままでありその
頭部は電極リング3bに接触したままである。そ
の結果、端子13aはアースから離れて高電位に
なりボール1が存在すると判定され、端子13b
はアース電位のままになりボール10が存在しな
いと判定される。(考案が解決しようとする問題
点) ところで、前記検知装置は電極リング3a,3
bと接触棒2a,2bとの接触が汚れ、異物の介
入等により不完全になりやすく、誤判定を生じ
る。すなわち、電極リング3bが汚れていると接
触棒2bが接触している(ボール10が存在して
いない)にもかかわらず、電極リング3bはアー
ス電位にならず、高電位のままとなるためボール
10が存在するものと判定することになる。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前記問題点を解決するために、前記接
触棒の動きを弁に伝え、該弁により加圧空気の流
路の開放口を閉鎖すると共に、その背圧を圧力セ
ンサにより検知する。(作 用) ワークの存在により接触棒が移動するとそれに
より弁が閉じられ、加圧空気の流路の開放口が遮
断されるので、該流路の背圧が上昇する。しか
し、ワークが存在しない場合は接触棒の移動はな
く弁は流路の開放口を閉鎖しないので、その背圧
は上昇しない。したがつて、この背圧を検知する
ことによりワークの存否を判別することができ
る。
触棒の動きを弁に伝え、該弁により加圧空気の流
路の開放口を閉鎖すると共に、その背圧を圧力セ
ンサにより検知する。(作 用) ワークの存在により接触棒が移動するとそれに
より弁が閉じられ、加圧空気の流路の開放口が遮
断されるので、該流路の背圧が上昇する。しか
し、ワークが存在しない場合は接触棒の移動はな
く弁は流路の開放口を閉鎖しないので、その背圧
は上昇しない。したがつて、この背圧を検知する
ことによりワークの存否を判別することができ
る。
(実施例)
第1図は本考案の実施例を示すものである。1
4a,14bは検出ヘツド15の下面から突出す
る接触棒であつて、その長手方向に摺動できるよ
うに支持されており、ボールベアリング11のボ
ール1,10に対応した位置及び数を有すること
は、前記従来のものと同様である。各接触棒14
a,14bの上方にはバルブ室16a,16bが
設けられており、その中にフロート弁6a,6b
が収められている。フロート弁6a,6bが収め
られている。フロート弁6a,6bはばね4a,
4bとフロートボール5a,5bを介して接触棒
14a,14bのよつて押上げられる。バルブ室
16a,16bの天井にはコンプレツサ9に流路
17で接続されたエアー流路7a,7bが開口し
ており、バルブ室16a,16bの側壁には大気
に連通する開放口8a,8bが設けられている。
流路17には圧力センサ18が接続されている。
4a,14bは検出ヘツド15の下面から突出す
る接触棒であつて、その長手方向に摺動できるよ
うに支持されており、ボールベアリング11のボ
ール1,10に対応した位置及び数を有すること
は、前記従来のものと同様である。各接触棒14
a,14bの上方にはバルブ室16a,16bが
設けられており、その中にフロート弁6a,6b
が収められている。フロート弁6a,6bが収め
られている。フロート弁6a,6bはばね4a,
4bとフロートボール5a,5bを介して接触棒
14a,14bのよつて押上げられる。バルブ室
16a,16bの天井にはコンプレツサ9に流路
17で接続されたエアー流路7a,7bが開口し
ており、バルブ室16a,16bの側壁には大気
に連通する開放口8a,8bが設けられている。
流路17には圧力センサ18が接続されている。
検出ヘツド15が矢印aで示すように下降する
と、接触棒14aはボール1に当接して下降を阻
止されるためフロート弁6aがバルブ室16a内
を上動してエアー流路7aを閉塞する。ばね4a
はこの行程の終期において圧縮され、フロート弁
6aを所定の圧力でバルブ室16aの天井に圧接
する。一方、接触棒14bはボール10が存在し
ていないため、押返えされることがなく下方へ突
出したままである。その結果、フロート弁6bは
開放口8bより下方にあり、エアー流路7bはバ
ルブ室16bを経由して開放口8bに接続された
ままになる。流路17に接続された圧力センサ1
8はエアー流路7a,7bのすべてがフロート弁
6a,6bにより閉塞されると、大気圧より高い
圧力を指示するが、エアー流路7bのようにその
うちの1つでも開放されていると、エアー流路7
a,7b及び7の圧力は大気圧になるため圧力セ
ンサ18は低い圧力を指示する。
と、接触棒14aはボール1に当接して下降を阻
止されるためフロート弁6aがバルブ室16a内
を上動してエアー流路7aを閉塞する。ばね4a
はこの行程の終期において圧縮され、フロート弁
6aを所定の圧力でバルブ室16aの天井に圧接
する。一方、接触棒14bはボール10が存在し
ていないため、押返えされることがなく下方へ突
出したままである。その結果、フロート弁6bは
開放口8bより下方にあり、エアー流路7bはバ
ルブ室16bを経由して開放口8bに接続された
ままになる。流路17に接続された圧力センサ1
8はエアー流路7a,7bのすべてがフロート弁
6a,6bにより閉塞されると、大気圧より高い
圧力を指示するが、エアー流路7bのようにその
うちの1つでも開放されていると、エアー流路7
a,7b及び7の圧力は大気圧になるため圧力セ
ンサ18は低い圧力を指示する。
したがつて、すべてのボール1,10が揃つて
いるときには、、圧力センサ18が高い圧力を指
示してそれを表示するが、ボールが1個でも欠如
していると圧力センサ18は低い圧力を指示して
それを表示する。
いるときには、、圧力センサ18が高い圧力を指
示してそれを表示するが、ボールが1個でも欠如
していると圧力センサ18は低い圧力を指示して
それを表示する。
(効果)
ワークに向かつて進退する検出ヘツドと、検出
ヘツドに出没自在に支持され、所定位置に存在す
るワークにより押返される接触棒と、検出ヘツド
内部に設けられた空間に於いて、検出ヘツド上方
に向かつて形成される加圧空気の流路と、接触棒
の後退により加圧空気の流路を閉鎖するためのフ
ロート弁とフロートボールとばね部材から構成さ
れる弁と、検出ヘツド側壁に設けられ大気に連通
する開放口と、加圧空気の流路の圧力を検出する
圧力センサを備えているので、弁開閉動作が確実
であり、又加圧空気の流路が検出ヘツドの内部上
方に形成されており、検出ヘツドの構成が簡単と
なり全体を小型化することができる。
ヘツドに出没自在に支持され、所定位置に存在す
るワークにより押返される接触棒と、検出ヘツド
内部に設けられた空間に於いて、検出ヘツド上方
に向かつて形成される加圧空気の流路と、接触棒
の後退により加圧空気の流路を閉鎖するためのフ
ロート弁とフロートボールとばね部材から構成さ
れる弁と、検出ヘツド側壁に設けられ大気に連通
する開放口と、加圧空気の流路の圧力を検出する
圧力センサを備えているので、弁開閉動作が確実
であり、又加圧空気の流路が検出ヘツドの内部上
方に形成されており、検出ヘツドの構成が簡単と
なり全体を小型化することができる。
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図
は従来例の正面図である。 1,10……ボール、6a,6b……フロート
弁、7a,7b……エアー流路、8a,8b……
開放口、9……コンプレツサ、11……ベアリン
グ、14a,14b……接触棒、15……検出ヘ
ツド、16a,16b……バルブ室、17……流
路、18……圧力センサ。
は従来例の正面図である。 1,10……ボール、6a,6b……フロート
弁、7a,7b……エアー流路、8a,8b……
開放口、9……コンプレツサ、11……ベアリン
グ、14a,14b……接触棒、15……検出ヘ
ツド、16a,16b……バルブ室、17……流
路、18……圧力センサ。
Claims (1)
- ワークに向かつて進退する検出ヘツドと、検出
ヘツドに出没自在に支持され、所定位置に存在す
るワークにより押返される接触棒と、検出ヘツド
内部に設けられた空間に於いて、検出ヘツド上方
に向かつて形成される加圧空気の流路と、接触棒
の後退により加圧空気の流路を閉鎖するためのフ
ロート弁とフロートボールとばね部材から構成さ
れる弁と、検出ヘツド側壁に設けられ大気に連通
する開放口と、加圧空気の流路の圧力を検出する
圧力センサを備えたワーク検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985156459U JPH0345194Y2 (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985156459U JPH0345194Y2 (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6265578U JPS6265578U (ja) | 1987-04-23 |
JPH0345194Y2 true JPH0345194Y2 (ja) | 1991-09-24 |
Family
ID=31078094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985156459U Expired JPH0345194Y2 (ja) | 1985-10-15 | 1985-10-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0345194Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6041881B2 (ja) * | 1979-12-17 | 1985-09-19 | 松下電器産業株式会社 | 帯域通過「ろ」波器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5896282U (ja) * | 1981-12-23 | 1983-06-30 | 旭精機工業株式会社 | 検出装置 |
JPS6041881U (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-25 | 愛知機械工業株式会社 | 気圧式物体検知機 |
-
1985
- 1985-10-15 JP JP1985156459U patent/JPH0345194Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6041881B2 (ja) * | 1979-12-17 | 1985-09-19 | 松下電器産業株式会社 | 帯域通過「ろ」波器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6265578U (ja) | 1987-04-23 |
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