JPH0344496B2 - - Google Patents

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JPH0344496B2
JPH0344496B2 JP15280883A JP15280883A JPH0344496B2 JP H0344496 B2 JPH0344496 B2 JP H0344496B2 JP 15280883 A JP15280883 A JP 15280883A JP 15280883 A JP15280883 A JP 15280883A JP H0344496 B2 JPH0344496 B2 JP H0344496B2
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JP
Japan
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circuit
input
overcurrent
power supply
signal
Prior art date
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JP15280883A
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English (en)
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JPS6046717A (ja
Inventor
Shigeru Hatano
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (a) 発明の技術分野 本発明は過電圧,過電流及び低電圧検出回路を
備えた電源ユニツトに於て、検出信号が発生した
場合、該過電圧,過電流及び低電圧検出回路から
のいずれの検出信号が第1原因であるか判別する
回路に関する。
(b) 技術の背景 近年、電子機器には集積回路が多く用いられ、
商用交流電源を変換して所定の低電圧大電流の直
流電力を供給する電源ユニツトが通常用いられ
る。該電源ユニツトには負荷や該ユニツトの保護
のため、該ユニツトが出力する異常電圧や電流を
検出する検出回路が設けてあり、該異常電圧や電
流の検出信号を表示したり、該検出信号から電源
ユニツトの入力電源を切断する処理等をサービス
プロセツサ等にて行う。本発明は該検出信号の判
別に係る。
(c) 従来技術と問題点 第1図に過電圧,過電流及び低電圧検出回路を
備えた従来技術による電源ユニツト、並びにその
周辺部の回路構成を系統図にて示す。
第1図に於て、1は電源ユニツト、2はサービ
スプロセツサ、3は負荷を示し、11は直流電源
発生部、12は過電圧検出回路(OVA回路と略
称する)、13は過電流検出回路(OCA回路と略
称する)、14は低電圧検出回路(UVA回路と略
称する)を示し、21は表示部、22はAC電源
制御部を示し、サービスプロセツサ2にて示す入
力Aは商用AC電源入力を示し、出力はAC電源
制御部出力のAC電源を示し、電源ユニツト1の
入力はサービスプロセツサ出力のが入力する
ことを示す。
電源ユニツト1の直流電源発生部はAC電源入
力を整流し、高周波スイツチング回路、スイツ
チングパルス駆動制御部、変圧器、整流平滑回路
より成るDC/DCコンバータにて、出力直流電力
は負荷3に供給される。
OVA回路12、OCA回路13、UVA回路1
4は直流電源発生部11の出力側に現われた過電
圧,過電流,異常低電圧を夫々検出する回路に
て、夫々の検出信号はサービスプロセツサに行き
該異状を表示部21に表示せしめると共に、必要
によつてはAC電源制御部に電源ユニツト1のAC
入力電源を切断せしめる等の処理を行わしめ
る。
然し乍ら、上述の従来技術による構成回路であ
ると、過電圧になると先ずOVA信号が送出され
るが、負荷が抵抗負荷のため電流も該過電圧に比
例して増加してOCA信号も送出され、更に過電
流になると電源の内部抵抗による垂下特性により
出力電圧が垂下しUVA信号が送出され、夫々の
異常信号は一旦送出されるとラツチされ、しかも
以上のプロセスは短時間に発生するため経過の監
視が困難にて、結果的にはすべての異常表示をオ
ペレータが目視した時には第1原因が何であるか
不明になつてしまうということがしばしば起こつ
ていた。
特に、サービスプロセツサにおいて異常信号の
検出が一定の周期で行われているので、その検出
時が故障発生の過渡期である場合にはサービスプ
ロセツサの検出周期毎に故障の状態が変化し、異
常信号の表示が変化することになり、オペレータ
の判断を誤らせる原因となつていた。
(b) 発明の目的 以上の問題点に鑑み、本発明は過電圧,過電流
及び低電圧の異常信号の連鎖的な送出を招かない
ように、相互に関連性を持たせる回路を夫々の異
常信号の出力回路に設け、第1原因のみの異常信
号を電源ユニツトから送出せしめることを目的と
する。
(e) 発明の構成 本発明は、電源故障が次のパターンに類型化で
きることに着目してなされたものである。
即ち、 (1) 負荷回路の一部のオープンまたはAC電圧の
上昇→過電圧の発生→負荷回路素子の短絡→過
電流の発生→電圧の低下。
(2) 負荷回路素子の短絡→過電流の発生→電圧の
低下。
(3) AC電圧の低下または直流電源内部の障害→
電圧の低下。
となり、過電圧・過電流・低電圧の順序となる。
本発明は、過電圧、過電流及び低電圧検出回路
を備え、障害が過電圧、過電流、低電圧の順序で
発生する電源ユニツトに於て、過電流検出回路の
検出信号出力回路に2入力論理積回路を直列に接
続し、低電圧検出回路の検出信号出力回路に3入
力論理積回路を直列に接続し、該2入力論理積回
路の一方の入力端に過電流検出信号を入力し、他
方の入力端に過電圧出力信号の否定信号を入力
し、該3入力論理積回路の1の入力端に低電圧検
出信号を入力し2の入力端に過電圧検出信号の否
定信号を入力し3の入力端に過電流検出信号の否
定信号を入力することを特徴とする電源故障判別
回路により、過電圧の連鎖で過電流が誘起されて
過電流信号が送出されることを防ぎ、また過電圧
或いは過電流の発生に連鎖して低電圧信号を出力
しないようにするものであつて、本発明により上
述の目的は達成される。
(f) 発明の実施例 第2図に過電圧、過電流及び低電圧検出回路を
備えた本発明による電源ユニツト並びにその周辺
部の回路構成を系統図にて示す。
第2図に於て第1図と同一符号は同一対象物を
示し、10は本発明による電源故障判別回路19
を含む電源ユニツトである。電源故障判別回路1
9に於て、15はOCA出力回路に設けられた2
入力AND回路、16はUVA出力回路に設けられ
た3入力AND回路、17はOVA出力回路と2入
力AND回路15の一方の入力間に設けられた
NOT回路その1であり、2入力AND回路15の
他方の入力にはOCA出力信号が入力し、18は
OCA出力回路と3入力AND回路の1の入力の間
に設けられたNOT回路その2であり、3入力
AND回路16の2の入力にはNOT回路17の出
力が接続し、3入力AND回路16の3の入力に
はUVA出力信号が入力する。
OVA回路12、OCA回路13及びUVA回路
14の夫々の出力信号は異常が生じた場合2進値
1(以下“1”と略称する)を出力し、正常な場
合2進値0(以下“0”と略称する)を出力する
ものとし以下電源故障判別回路19の動作を説明
する。
正常であつた電源ユニツト10に過電圧が発生
したとすると、OVA回路の出力信号は“0”か
ら“1”に変化して該“1”の信号はサービスプ
ロセツサ2に送出される。それと同時にNOT回
路17の出力は“1”から“0”に変化するので
2入力AND回路15及び3入力AND回路16の
入力の1つに“0”が与えられ、その結果、該電
圧の影響でOCA回路13やUVA回路14に異常
信号“1”が送出されてもAND回路15及び1
6には“1”が出力されない。すなわち、過電圧
が発生しても連鎖的にOCA回路13、UVA回路
14より異常信号がサービスプロセツサ2へ送出
されてしまうことを防止できる。
正常であつた電源ユニツト10に過電流が発生
したとすると、OVA出力信号は何の影響もない
ので出力信号は“0”であり、したがつてNOT
回路17の出力側は“1”の状態である。したが
つて、OCA出力信号が“0”から“1”になる
と2入力AND回路15は“1”を出力して該出
力はサービスプロセツサ2に送出される。これと
同時にNOT回路18により3入力AND回路16
の1の入力は“1”から“0”に変化し、該過電
流の影響でUVA出力信号が“0”から“1”に
なつたとしても3入力AND回路16により阻止
されて“1”は出力しない。すなわち過電流が発
生しても連鎖的にUVA回路14より異常信号が
サービスプロセツサ2へ送出されてしまうことは
防止できる。
正常であつた電源ユニツト10に異常低電圧が
発生したとすると、OVA出力信号及びOCA出力
信号は“0”のまつであるので3入力AND回路
16の2入力はNOT回路17及びNOT回路18
により“1”が与えられ、UVA出力信号の“1”
は3入力AND回路には“1”が現われ、これが
サービスプロセツサ2に入力する。
以上の如く、本発明により、電源ユニツト10
に電源故障判別回路19を付加することにより、
第1原因のみの異常信号を出力できる。
これにより、複数の異常表示が行われることは
なく、また故障発生の過渡期である場合にサービ
スプロセツサの検出周期毎に異常信号の表示数が
変化することもない。
(g) 発明の効果 本発明により、過電圧,過電流及び低電圧検出
回路を備えた電源ユニツトに於て、過電圧が発生
しても過電流及び低電圧検出信号が電源ユニツト
からサービスプロセツサ等に送出されることがな
く、また過電流が発生しても低電圧検出回路の異
常信号を電源ユニツトより出力するような連鎖動
作をせず、第1原因のみが電源ユニツトから出力
するため、異常状態の追求が容易になり故障の判
別が明確にでき処理の時間短縮に大きな効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図に過電圧,過電流及び低電圧検出回路を
備えた従来技術による電源ユニツト並びにその周
辺部の回路構成を系統図にて示し、第2図に過電
圧,過電流及び低電圧検出回路を備えた本発明に
よる電源ユニツトの実施例をその周辺部と共に系
統図にて示す。 全図を通じ同一符号は同一対象物を示し、1は
電源ユニツト、2はサービスプロセツサ、3は負
荷を示し、11は直流電源発生部、12は過電圧
検出回路(OVA回路)、13は過電流検出回路
(OCA回路)、14は低電圧検出回路(UVA回
路)を示し、19は本発明実施例の電源故障判別
回路、15は2入力論理積回路(2入力AND回
路)、16は3入力論理積回路(3入力AND回
路)、17及び18は論理否定回路(NOT回路)
その1及びその2を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 過電圧、過電流及び低電圧検出回路を備え、
    障害が過電圧、過電流、低電圧の順序で発生する
    電源ユニツトに於て、過電流検出回路の検出信号
    出力回路に2入力論理積回路を直列に接続し、低
    電圧検出回路の検出信号出力回路に3入力論理積
    回路を直列に接続し、該2入力論理積回路の一方
    の入力端に過電流検出信号を入力し、他方の入力
    端に過電圧出力信号の否定信号を入力し、該3入
    力論理積回路の1の入力端に低電圧検出信号を入
    力し2の入力端に過電圧検出信号の否定信号を入
    力し3の入力端に過電流検出信号の否定信号を入
    力することを特徴とする電源故障判別回路。
JP15280883A 1983-08-22 1983-08-22 電源故障判別回路 Granted JPS6046717A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15280883A JPS6046717A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 電源故障判別回路

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JP15280883A JPS6046717A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 電源故障判別回路

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Publication Number Publication Date
JPS6046717A JPS6046717A (ja) 1985-03-13
JPH0344496B2 true JPH0344496B2 (ja) 1991-07-08

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JP15280883A Granted JPS6046717A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 電源故障判別回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6251925U (ja) * 1985-09-17 1987-03-31
JPH0326237U (ja) * 1989-07-20 1991-03-18
JP3197985B2 (ja) * 1993-06-02 2001-08-13 株式会社リコー ヒータ制御装置

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JPS6046717A (ja) 1985-03-13

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