JPH06342019A - 過電圧検出時の異常処理回路 - Google Patents

過電圧検出時の異常処理回路

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JPH06342019A
JPH06342019A JP13225593A JP13225593A JPH06342019A JP H06342019 A JPH06342019 A JP H06342019A JP 13225593 A JP13225593 A JP 13225593A JP 13225593 A JP13225593 A JP 13225593A JP H06342019 A JPH06342019 A JP H06342019A
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JP
Japan
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overvoltage
voltage
undervoltage
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JP13225593A
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English (en)
Inventor
Akira Matsumoto
暁 松本
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Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
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Priority to JP13225593A priority Critical patent/JPH06342019A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】過電圧で装置が遮断された場合に不足電圧によ
る異常が表示されないようにすることにある。 【構成】過電圧検出器11の検出信号である第1SRフ
リップフロップ23の端子Q1 が出力する信号OVF
反転した信号、即ち第1SRフリップフロップ23の端
子Q1*が出力する信号OVF*と、不足電圧検出器12が
検出する信号UV1 との論理積を否定論理積素子30で
演算した結果を不足電圧検出信号にして第2SRフリッ
プフロップ24へ入力させているので、装置が過電圧で
トリップした際に不足電圧検出器12が不足電圧を検出
してしまうのを阻止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、過電圧検出時又は不
足電圧検出時に入出力線路を遮断する構成の装置で過電
圧を検出した際の異常処理を行う回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は一般的な電源装置の概略を示した
回路図であって、交流を一定電圧の直流に変換する電源
装置の場合を示している。即ちこの電源装置は、交流電
源2が出力する所望電圧の交流を変圧器4で絶縁・変圧
したのち主ダイオード5で整流し、直流リアクトル7と
平滑コンデンサ8とで平滑して負荷9へ一定電圧の直流
電力を供給する。ここで平滑コンデンサ8の端子電圧を
検出して交流電源2の出力電圧を制御することにより負
荷9への直流電圧を一定に維持するのであるが、この電
圧制御部分は本発明とは無関係であるから、この部分の
図示と説明とは省略する。
【0003】電源装置の出力電圧が大きく変動すると負
荷9に不都合を生じる恐れがある。そこで電源装置の出
力電圧を過電圧検出器11で監視し、この出力電圧が予
め定めておいた過電圧設定値よりも高くなると、制御回
路13へ入力する過電圧検出器11の出力信号OV1
論理Lから論理Hに切り換わり、この制御回路13は遮
断スイッチ14へ遮断指令を発すると同時に、当該電源
装置が過電圧でトリップしたことを表示装置15に表示
させる。又この電源装置の出力電圧は不足電圧検出器1
2でも監視していて、出力電圧が予め定めておいた不足
電圧設定値よりも低くなると、制御回路13へ入力する
不足電圧検出器12の出力信号UV1 が論理Lから論理
Hに切り換わり、制御回路13は遮断スイッチ14へ遮
断指令を発すると同時に、この電源装置が不足電圧でト
リップしたことを表示装置15に表示させる。
【0004】図3は図2に図示の制御回路13の構成を
示した回路図であって、2つの反転素子と2つのSRフ
リップフロップとシーケンス回路とで構成している。即
ち電源装置の出力電圧が正常ならば過電圧検出器11の
出力信号OV1 は論理Lであり、従って反転素子21を
介して第1SRフリップフロップ23の端子S1*へは論
理H信号が入力している。この第1SRフリップフロッ
プ23はL能動型であるから(注:*なる記号はL能動
を表すものとする)、端子S1*へ論理H信号が入力して
いるときの端子Q1 の出力信号OVF は論理Lである。
即ち過電圧検出はしていない。ここで設定値以上の過電
圧が発生すると過電圧検出器11の出力信号OV1 は論
理Hとなり、反転素子21を介して第1SRフリップフ
ロップ23の端子S1*へは論理L信号が入力するから、
この第1SRフリップフロップ23の端子Q1 が出力す
る信号OVF は論理Lから論理Hへ切り換わる。即ちシ
ーケンス回路25を経て遮断スイッチ14へ遮断指令が
与えられることになる。
【0005】同様に出力電圧が正常のとき不足電圧検出
器12の出力信号UVF は論理Lであり、反転素子22
を経てL能動型の第2SRフリップフロップ24の端子
2*へは論理H信号が入力し、端子Q2 の出力信号UV
F は論理L、即ち不足電圧は検出していない。しかし出
力電圧が不足電圧設定値以下に低下するとその出力信号
UV1 は論理Hとなるので、第2SRフリップフロップ
24の端子S2*へは論理L信号が入力し、端子Q2 の出
力信号UVF は論理Hへ切り換わる。その結果、シーケ
ンス回路25を経て遮断スイッチ14へ遮断指令が与え
られることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電源装置の出力電圧が
過電圧設定値以上に上昇したことを過電圧検出器11が
検出し、制御回路13を介して遮断スイッチ14を遮断
させると同時に、表示装置15は過電圧による異常発生
を表示する。ところが遮断スイッチ14の遮断により電
源装置の出力電圧は零に向かって低下していくので、こ
の電圧低下の過程で不足電圧検出器12が不足電圧を検
出し、制御回路13を介して表示装置15に不足電圧に
より異常が発生したことを表示してしまう。
【0007】図4は図3に図示の制御回路の各部の動作
を表したタイムチャートであって、図4は電源装置出
力電圧の変化、図4は過電圧検出器11の出力信号O
1の変化、図4は第1SRフリップフロップ23の
出力信号OVF の変化、図4は不足電圧検出器12の
出力信号UV1 の変化、図4は第2SRフリップフロ
ップ24の出力信号UVF の変化、をそれぞれが表して
いる。この図4で明らかなように、過電圧トリップによ
り電源装置の出力電圧が低下する過程で、不足電圧を検
出してしまっている。
【0008】即ち過電圧により電源装置がトリップした
場合に、第1SRフリップフロップ23の出力信号OV
F が論理Hになるのは勿論であるが、第2SRフリップ
フロップ24の出力信号UVF も論理Hになるので、当
該電源装置のトリップが過電圧によるものか、それとも
不足電圧によるものかが直ちには判別できないので、故
障原因の特定に時間がかかり、従って故障が復旧するま
では負荷9が停電が続いてしまう不具合を生じる。
【0009】そこでこの発明の目的は、過電圧で装置が
遮断された場合に不足電圧による異常が表示されないよ
うにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明の過電圧検出時の異常処理回路は、装置の
入力電圧又は出力電圧が過電圧設定値を越えたことを検
出すれば、当該装置への入力線路又は出力線路を遮断す
る指令を出力する過電圧検出手段と、前記装置の入力電
圧又は出力電圧が不足電圧設定値を下回ったことを検出
すれば、この装置への入力線路又は出力線路を遮断する
指令を出力する不足電圧検出手段とを備えている異常処
理回路において、前記装置の入力電圧又は出力電圧が過
電圧設定値を越えたことを前記過電圧検出手段が検出す
れば、前記不足電圧検出手段の出力を阻止する出力阻止
手段を備えるものとする。
【0011】
【作用】この発明は、装置の入力電圧又は出力電圧が過
電圧設定値を越えたことを検出すれば、過電圧検出手段
からの指令でこの装置をトリップさせると共に、この指
令で不足電圧検出手段が信号を出力するのを阻止してし
まう。具体的には過電圧検出手段の出力信号を反転させ
た信号と不足電圧検出手段の出力信号との論理積を演算
した結果を不足電圧検出信号にすることで、過電圧検出
信号が出力していれば不足電圧検出信号が出力するのを
阻止する。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例を表した回路図であ
る。この図1の実施例回路において、過電圧検出器11
の出力信号OV1 は電圧正常時は論理Lであるが、設定
値以上の過電圧を検出するとその出力信号OV1 は論理
Hとなり、反転素子21を介してL能動型の第1SRフ
リップフロップ23の端子S1*へは論理L信号が入力
し、その結果端子Q1 の出力信号OVF は論理Lから論
理Hに切り換わる。この論理H信号でシーケンス回路2
5は遮断スイッチ14へ遮断指令を発すると同時に表示
装置15に過電圧トリップを表示させる。本発明では第
1SRフリップフロップ23の端子Q1*から出力信号O
F*を取り出し、この出力信号OVF*を不足電圧検出器
12の出力信号UV1 と共に否定論理積素子30へ入力
させ、この否定論理積素子30の出力を第2SRフリッ
プフロップ24の端子S2*へ入力させる構成にしてい
る。
【0013】このような回路構成にすることにより、電
源装置の出力電圧が正常のときに第1SRフリップフロ
ップ23の端子Q1*が出力している出力信号OVF*(こ
の出力信号OVF*は端子Q1 が出力する出力信号OVF
とは反転の状態)は論理Hであるから、不足電圧の発生
により不足電圧検出器12の出力信号OVF が論理Hに
なると、否定論理積素子30の出力信号が論理Lに切り
換わって、第2SRフリップフロップ24の端子Q2
出力する出力信号UVF は論理Hとなる。即ち不足電圧
が検出される。しかし過電圧検出器11が過電圧を検出
すると、第1SRフリップフロップ23の端子Q1*が出
力する信号OVF*は論理Lに切り換わるので、否定論理
積素子30への不足電圧検出器12の出力信号UV1
論理Hであっても、或いは論理Lであっても、第2SR
フリップフロップ24の端子S2*へは論理L信号が入力
する。即ち過電圧が検出されると不足電圧を検出するこ
とはしない。
【0014】
【発明の効果】従来は、過電圧検出手段と不足電圧検出
手段とを備えている装置で、過電圧検出により装置がト
リップすると電圧が低下して不足電圧状態も検出してし
まうために、装置のトリップ原因が過電圧か不足電圧か
が簡単に判別できなかったので、装置の停電時間が長く
なる不都合があった。しかし本発明によれば、過電圧で
トリップした場合はこの過電圧検出信号で不足電圧検出
手段の出力信号を阻止する回路構成にしているので、装
置のトリップ原因を簡単に判別できるて装置の停電時間
を短縮できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を表した回路図
【図2】一般的な電源装置の概略を示した回路図
【図3】図2に図示の制御回路13の構成を示した回路
【図4】図3に図示の制御回路の各部の動作を表したタ
イムチャート
【符号の説明】
2 交流電源 4 変圧器 5 主ダイオード 9 負荷 11 過電圧検出器 12 不足電圧検出器 13 制御回路 14 遮断スイッチ 15 表示装置 21,22 反転素子 23 第1SRフリップフロップ 24 第2SRフリップフロップ 25 シーケンス回路 30 否定論理積素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02M 7/06 H 9180−5H A 9180−5H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置の入力電圧又は出力電圧が過電圧設定
    値を越えたことを検出すれば、当該装置への入力線路又
    は出力線路を遮断する指令を出力する過電圧検出手段
    と、前記装置の入力電圧又は出力電圧が不足電圧設定値
    を下回ったことを検出すれば、この装置への入力線路又
    は出力線路を遮断する指令を出力する不足電圧検出手段
    とを備えている異常処理回路において、 前記装置の入力電圧又は出力電圧が過電圧設定値を越え
    たことを前記過電圧検出手段が検出すれば、前記不足電
    圧検出手段の出力を阻止する出力阻止手段を備えること
    を特徴とする過電圧検出時の異常処理回路。
  2. 【請求項2】装置の入力電圧又は出力電圧が過電圧設定
    値を越えたことを検出すれば、当該装置への入力線路又
    は出力線路を遮断する指令を出力する過電圧検出手段
    と、前記装置の入力電圧又は出力電圧が不足電圧設定値
    を下回ったことを検出すれば、この装置への入力線路又
    は出力線路を遮断する指令を出力する不足電圧検出手段
    とを備えている異常処理回路において、 前記過電圧検出手段の検出信号を入力して前記装置の入
    力線路又は出力線路への遮断指令信号を出力する第1フ
    リップフロップと、この第1フリップフロップが出力す
    る前記遮断指令信号とは反転した信号と前記不足電圧検
    出手段の検出信号との論理積を演算する論理積素子と、
    この論理積素子の演算結果を入力して前記装置の入力線
    路又は出力線路への遮断指令信号を出力する第2フリッ
    プフロップとを備えていることを特徴とする過電圧検出
    時の異常処理回路。
JP13225593A 1993-06-03 1993-06-03 過電圧検出時の異常処理回路 Pending JPH06342019A (ja)

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ID=15077004

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105301490A (zh) * 2015-11-11 2016-02-03 广东省电子技术研究所 具有故障检测功能的霍尔开关信号采集电路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105301490A (zh) * 2015-11-11 2016-02-03 广东省电子技术研究所 具有故障检测功能的霍尔开关信号采集电路

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