JPH03109624A - 電源制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、無停電電源装置を組み込んだコンピュータシ
ステムの電源制御装置の信頼性の向上に関する。

（従来の技術） 一般にコンピュータシステムでは、停電によるデータ破
壊の防止のため、無停電電源装置（Ｕｎｔｎｔｅｒｒｕ
ｐｔｌｂｌｅ　Ｐｏｗｅｒ　５ｕｐｐｌｙ　　）を介し
て受電するように構成されている。

この無停Ｎ電源装置とは、商用電源などの交流入力が停
電しても、ある一定時間は規定の交流出力を供給できる
装置である。

このような無停電電源装置を組み込んだコンピュータシ
ステムの構成例を第３図に示す。

図において、１は商用電源、２は無停電電源装置（、Ｕ
ＰＳ）である。通常の場合、この無停電電源装置２は、
サイリスクインバータ若しくはモータジェネレータをそ
れぞれ２台以上並列に接続して運転し、これに蓄電池を
付加し、更に予備発電機を設けている。３は無停電電源
装置２より受電するコンピュータである。

このようなシステムでは、ＵＰＳ２によるバックアップ
時間はコンピュータ３がシャットダウン処理に要する時
間より十分長くとっている。

すなわち、停電が発生すると、ＵＰＳ２は内部の蓄電池
およびサイリスクインバータ等で交流を生成し、コンピ
ュータ３に供給する。そして、停電発生と同時１５［…
■を発生して、コンピュータ３の５ＩＩＵＴ　ＤＯＷＮ
端子に印加する。コンピュータ３はこれを受けて、シャ
ットダウン処理を開始する。

（発明が解決しようとする課題） ところで、通常の場合、停電は短時間のものが多い。上
述したようなコンピュータシステムにおいては、 Ｔ−（ＵＰＳバックアップ時間）−（ＳＩＩＵＴ　ＤＯ
ＷＮ処理ｊ寺間）なる式で表せる時間Ｔ以内の停電であ
れば、シャットダウン処理は不要のはずである。

ところが、従来は、時間Ｔ以内の停電であっても、停電
を検知したらすぐにシャットダウン処理を実行するよう
に設定されていた。

これは、ＵＰＳのバッテリーの充電量、負荷容量、使用
温度などにより、ＵＰＳのバックアップ時間が変化する
ため、安全余裕をとっているためである。

このため、短時間の停電でもシャットダウンが必ず実行
され、コンピュータ３での処理が中断するなどの不具合
があった。

本発明は、この様な問題点に鑑みてなされたもので、無
停電電源装置を組み込んだコンピュータシステムにおい
て、短時間の停電ではシャットダウン処理を行う必要の
ない電源制御装置を実現することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 上記した課題を解決する本発明は、無停電電源装置を組
み込んだコンピュータの電源制御装置において、商用電
源若しくは内蔵するバッテリーから交流を出力する無停
電電源装置と、無停電電源装置内のバッテリーの電圧を
監視し、停電発生後に蓄電池の電圧がシャットダウン処
理に必要な最低電圧に低下したときシャットダウン開始
指示信号をコンピュータに与える制御回路とを備えたこ
とを特徴とする、ものである。

（作用） 本発明の電源制御装置において、無停電電源装置内のバ
ッテリーの電圧が監視されており、このバッテリー電圧
が所定の値より低下した時点で、シャットダウン処理が
実行される。

（実施例） 以下図面を用いて、本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例の構成を示す構成ブロック
図である。

図において、１は商用電源、２は商用電源１もしくは内
蔵のバッテリーを人力として規定の交流（ＡＣ）出力を
コンピュータに供給し続ける無停電電源装置（ＵＰＳ）
　、３はＵＰＳ２を介して受電し、５ＩＩＵＴ　ＤＯＷ
Ｎ信号が入力されるとシャットダウン処理を実行するコ
ンピュータ、４はＵＰＳ２のバッテリー電圧を監視する
と共にシャットダウン開始指示信号をコンピュータ３に
印加する制御回路である。尚、制御回路４は、基準電圧
ｖＲ，，。

を生成するための抵抗Ｒおよび可変抵抗ＶＲ，ＵＰＳ２
内蔵のバッテリー電圧とｖＲＥＰとを比較するコンパレ
ータ、コンパレータの出力ＡＬＭとＵＰＳ２からのＡＣ
ＰＡＩＬを反転した信号との論理積をとる論理回路とで
構成されている。尚、基準電圧Ｖ□２は、コンピュータ
３がシャットダウン処理を実行できる最低のバッテリー
電圧であり、コンピュータ３の消費電力や使用温度等も
考慮して予め設定しておく。

このように構成した無停電電源装置の動作は以下の通り
である。

尚、第２図は本実施例装置の動作状態に於けるタイムチ
ャートであり、第１図及び第２図を参照して説明する。

通常の（停電していない）状態では、ＵＰＳ２のＡＣＩ
Ｎに接続された商用電源１からの電力がＡＣＯＵＴから
コンピュータ３に供給されている。このとき、ｍはＨレ
ベル、ＢＡＴＴもＶＲ，−１以上を保っている。従って
、ＡＬＭもＬレベルであり、制御回路４の論理回路の出
力（ＳＩＩＩＪＴ　ＤＯＷＮ）もＬレベルである。

ここで、停電が発生すると（停電１）　、ＵＰＳ２内の
バッテリーから生成された交流の電力がＡＣＯＵＴから
コンピュータ３に供給される。このとき、ＡＣｌ’Ａ比
は停電発生を示すＬレベルになり、ＢＡＴＴ端子の電圧
は徐々に低下する。この停電１は短時間であるため、Ｂ
ＡＴＴにあられれる電圧はＶゎ、以下にはならない。従
って、ＡＬＭもＬレベルのままであり、制御回路４の論
理回路の出力（ＳＩＩＵＴ　ＤＯＷＮ　）もＬレベルの
まま変化しない。このため、コンピュータ３は通常の動
作を続ける。

次に、ある程度の時間の停電（停電２）が発生すると、
ＵＰＳ２内のバッテリーから生成された交流の電力がＡ
ＣＯＵＴからコンピュータ３に供給される。このとき、
］「■■は停電発生を示すＬレベルになり、ＢＡＴＴ端
子の電圧は徐々に低下する。この停電２はある程度長い
時間であるため、ＢＡＴＴの電圧はＶ　ＩｔＥＦ以下に
なる。従って、ＢＡＴＴの電圧がＶ　ＲＲＦ以下になっ
た時点でＡＬＭかＨレベルになり、制御回路４の論理回
路の出力（ＳＩＩＵＴ　ＤＯＷＮ　）がＨレベルになる
。このため、コンピュータ３はシャットダウン処理を実
行する。

この後も停電が続くと、ＵＰＳ２内のバッテリーが消耗
し、ＵＰＳ２がダウン（ＡＣ出力が停止）する。このと
きには、コンピュータ３のシャットダウン処理は完了し
ているので、データ破壊が生じることはない。

以上説明したように、ＵＰＳ２内のバッテリーの電圧を
制御回路４で監視しているために、バッテリーによるバ
ックアップ可能時間からシャットダウン処理時間を差し
引いた時間以内の停電であれば、シャットダウン処理を
行わずに済むようになる。従って、システムの稼動効率
が向上する。

（発明の効果） 以上詳細に説明したように、本発明では、ＵＰＳ内のバ
ッテリーの電圧を制御回路で監視しつつシャットダウン
開始指示信号を生成するように構成した。このため、短
時間の停電ではシャットダウン処理を行う必要のない電
源制御装置が実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成を示す構成ブロック図
、 第２図は本発明の一実施例の動作状態のタイムチャート
、 第３図は従来例の構成を示す構成図である。 １・・・商用電源　　　　２・・・無停電電源装置３・
・・コンピュータシステム ４・・・制御回路

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 無停電電源装置（２）を組み込んだコンピュータ（３）
   の電源制御装置において、 商用電源（１）若しくは内蔵するバッテリーから交流を
   出力する無停電電源装置（２）と、無停電電源装置（２
   ）内のバッテリーの電圧を監視し、停電発生後に蓄電池
   の電圧がシャットダウン処理に必要な最低電圧に低下し
   たときシャットダウン開始指示信号をコンピュータ（３
   ）に与える制御回路（４）とを備えたことを特徴とする
   電源制御装置。