JP2001352696A - 無停電電源装置 - Google Patents
無停電電源装置Info
- Publication number
- JP2001352696A JP2001352696A JP2000166974A JP2000166974A JP2001352696A JP 2001352696 A JP2001352696 A JP 2001352696A JP 2000166974 A JP2000166974 A JP 2000166974A JP 2000166974 A JP2000166974 A JP 2000166974A JP 2001352696 A JP2001352696 A JP 2001352696A
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- JP
- Japan
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- battery
- power supply
- uninterruptible power
- terminal
- power unit
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 バッテリー交換作業中において、無停電電源
装置の基本的機能である停電時のバックアップ動作が働
かない状況をなくした無停電電源装置を提供する。 【解決手段】 バッテリー交換用のバッテリー接続端子
１１ａ，１１ｂを有し、その接続端子１１ａ，１１ｂに
バッテリーが接続されたことを検出するために電圧検出
回路１３を設ける。交換バッテリー１０ａと並列にバッ
テリー１０ｂを接続することで、交換バッテリー１０ａ
を外しても、無停電電源装置としての基本機能である停
電時におけるバックアップ機能が損なわれることがな
い。
装置の基本的機能である停電時のバックアップ動作が働
かない状況をなくした無停電電源装置を提供する。 【解決手段】 バッテリー交換用のバッテリー接続端子
１１ａ，１１ｂを有し、その接続端子１１ａ，１１ｂに
バッテリーが接続されたことを検出するために電圧検出
回路１３を設ける。交換バッテリー１０ａと並列にバッ
テリー１０ｂを接続することで、交換バッテリー１０ａ
を外しても、無停電電源装置としての基本機能である停
電時におけるバックアップ機能が損なわれることがな
い。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリー交換時
においてもバックアップ機能を有することで信頼性を向
上した無停電電源装置に関する。
においてもバックアップ機能を有することで信頼性を向
上した無停電電源装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３を用いて無停電電源装置について説
明する。
明する。
【０００３】交流電源６は、整流器８によって直流に電
力変換され、さらにインバータ９によって再び交流電力
に変換されて負荷７に出力される。交流電源６が正常の
場合は上述の変換がなされるが、停電など交流電源６に
異常が発生したときは交流電源６から電力を得られない
ので、整流器８の出力段に接続されるバッテリー１０か
ら電力をとりインバータ９によって交流電力を負荷７に
連続して供給し続けることができる装置が無停電電源装
置である。
力変換され、さらにインバータ９によって再び交流電力
に変換されて負荷７に出力される。交流電源６が正常の
場合は上述の変換がなされるが、停電など交流電源６に
異常が発生したときは交流電源６から電力を得られない
ので、整流器８の出力段に接続されるバッテリー１０か
ら電力をとりインバータ９によって交流電力を負荷７に
連続して供給し続けることができる装置が無停電電源装
置である。
【０００４】この無停電電源装置のバッテリーに鉛バッ
テリーを使用している場合、無停電電源装置の寿命より
もバッテリーの寿命が短いために、バッテリーの寿命の
たびにバッテリー交換を行なう必要がある。バッテリー
の寿命に関しては、各装置メーカーによって異なるが、
周囲温度などの状況を加味し装置の制御回路内でバッテ
リー寿命演算を行ない、使用者に対してバッテリー交換
を要求するアラーム機能を持っている。このバッテリー
交換アラームが発生したとき、装置の動作を停止してバ
ッテリー交換ができる場合は問題ないが、使用者の状況
によっては装置を停止させることができない場合もあ
る。このような使用者の場合、無停電電源装置をバイパ
スさせるメンテナンスバイパス回路を予め設置してお
き、バッテリー交換の際には負荷７に交流電力を直接接
続し、無停電電源装置には電圧がかからない状態にして
バッテリー交換を行なう方式がある。
テリーを使用している場合、無停電電源装置の寿命より
もバッテリーの寿命が短いために、バッテリーの寿命の
たびにバッテリー交換を行なう必要がある。バッテリー
の寿命に関しては、各装置メーカーによって異なるが、
周囲温度などの状況を加味し装置の制御回路内でバッテ
リー寿命演算を行ない、使用者に対してバッテリー交換
を要求するアラーム機能を持っている。このバッテリー
交換アラームが発生したとき、装置の動作を停止してバ
ッテリー交換ができる場合は問題ないが、使用者の状況
によっては装置を停止させることができない場合もあ
る。このような使用者の場合、無停電電源装置をバイパ
スさせるメンテナンスバイパス回路を予め設置してお
き、バッテリー交換の際には負荷７に交流電力を直接接
続し、無停電電源装置には電圧がかからない状態にして
バッテリー交換を行なう方式がある。
【０００５】具体的には図４に示すように、ブレーカ
２、３をオフ、メンテナンスバイパスであるブレーカ４
をオンにすることで負荷７には電力を供給しつつ、無停
電電源装置１は電気的に交流電源と負荷から完全に切り
離すことができるので安全にバッテリー交換ができる。
２、３をオフ、メンテナンスバイパスであるブレーカ４
をオンにすることで負荷７には電力を供給しつつ、無停
電電源装置１は電気的に交流電源と負荷から完全に切り
離すことができるので安全にバッテリー交換ができる。
【０００６】また、最近の小型無停電電源装置には、メ
ンテナンスバイパスを用いず装置内のバイパス回路を用
いることにより、通電中であってもバッテリー交換が可
能な機能を搭載しているものもある。しかしどちらの方
法もバッテリーを切り離すもので、この切り離している
間に電源異常が発生したときには負荷への電力給電は停
止する。負荷装置がコンピュータの場合、この電力給電
停止は、内部データ消滅または機器破損など重大な問題
に発展する危険性がある。また、新しいバッテリーに交
換したことでバッテリー交換アラーム信号発生回路のバ
ッテリー寿命カウンタのリセットを通信もしくは手動で
行なう必要がある。
ンテナンスバイパスを用いず装置内のバイパス回路を用
いることにより、通電中であってもバッテリー交換が可
能な機能を搭載しているものもある。しかしどちらの方
法もバッテリーを切り離すもので、この切り離している
間に電源異常が発生したときには負荷への電力給電は停
止する。負荷装置がコンピュータの場合、この電力給電
停止は、内部データ消滅または機器破損など重大な問題
に発展する危険性がある。また、新しいバッテリーに交
換したことでバッテリー交換アラーム信号発生回路のバ
ッテリー寿命カウンタのリセットを通信もしくは手動で
行なう必要がある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】以上要するに、従来の
バッテリー交換方法では短時間であるとはいえその交換
作業中は無停電電源装置の基本的機能である停電時のバ
ックアップ動作が働かない状況におかれる。
バッテリー交換方法では短時間であるとはいえその交換
作業中は無停電電源装置の基本的機能である停電時のバ
ックアップ動作が働かない状況におかれる。
【０００８】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
で、従ってその目的は、バッテリー交換中であってもバ
ックアップ機能が保持できる無停電電源装置を提供する
ことにある。
で、従ってその目的は、バッテリー交換中であってもバ
ックアップ機能が保持できる無停電電源装置を提供する
ことにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の無停電電源装置
は、バッテリー交換用のバッテリー接続端子を有し、そ
の接続端子にバッテリーが接続されたことを検出するた
めに電圧検出回路を設けたところに特徴を有する。
は、バッテリー交換用のバッテリー接続端子を有し、そ
の接続端子にバッテリーが接続されたことを検出するた
めに電圧検出回路を設けたところに特徴を有する。
【００１０】このような構成によれば、交換バッテリー
と並列にバッテリーを接続することで、交換バッテリー
を外しても、無停電電源装置としての基本機能である停
電時におけるバックアップ機能が損なわれることがな
い。
と並列にバッテリーを接続することで、交換バッテリー
を外しても、無停電電源装置としての基本機能である停
電時におけるバックアップ機能が損なわれることがな
い。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図１を参
照して説明する。
照して説明する。
【００１２】図１において、６は交流電源、７は負荷、
８は整流器、９はインバータ、１０ａ及び１０ｂはバッ
テリー、１１ａ及び１１ｂはバッテリー接続端子、１２
はバッテリー１０ａ，１０ｂの充電器、１３はバッテリ
ー１０ｂの接続端子１１ｂの電圧検出器、１４は装置内
部に設けられた保守用のバッテリー寿命カウンタ、１５
は電圧検出器１３の電圧検出を有効または無効に選択す
るための電圧検出切換回路である。
８は整流器、９はインバータ、１０ａ及び１０ｂはバッ
テリー、１１ａ及び１１ｂはバッテリー接続端子、１２
はバッテリー１０ａ，１０ｂの充電器、１３はバッテリ
ー１０ｂの接続端子１１ｂの電圧検出器、１４は装置内
部に設けられた保守用のバッテリー寿命カウンタ、１５
は電圧検出器１３の電圧検出を有効または無効に選択す
るための電圧検出切換回路である。
【００１３】次に、本実施例の基本動作につき説明す
る。
る。
【００１４】交流電源６の異常時の電力源であるバッテ
リは図２に示すように、トレイ１６上に複数個のバッテ
リーを直列に接続し電力回路へ接続するためのコネクタ
が取り付けられたモジュールで構成され、電力変換回路
とは簡単に接続される。また接続後は充電器１２によっ
て常時充電される。電圧検出器１３はバッテリー接続端
子１１ｂに印加される電圧を検出する回路であり、電圧
を検出した場合交換のためのバッテリー１０ｂが接続さ
れたと判断し、充電器１２を停止させるとともに無停電
電源装置の制御回路にあるバッテリー寿命カウンタ１４
をリセットさせる。 実際にバッテリー１０ａを交換す
る場合について述べる。
リは図２に示すように、トレイ１６上に複数個のバッテ
リーを直列に接続し電力回路へ接続するためのコネクタ
が取り付けられたモジュールで構成され、電力変換回路
とは簡単に接続される。また接続後は充電器１２によっ
て常時充電される。電圧検出器１３はバッテリー接続端
子１１ｂに印加される電圧を検出する回路であり、電圧
を検出した場合交換のためのバッテリー１０ｂが接続さ
れたと判断し、充電器１２を停止させるとともに無停電
電源装置の制御回路にあるバッテリー寿命カウンタ１４
をリセットさせる。 実際にバッテリー１０ａを交換す
る場合について述べる。
【００１５】まず交換バックアップ用のバッテリー１０
ｂを接続端子１１ｂに接続する。バッテリー１０ｂが接
続されることにより接続端子１１ｂにバッテリー１０ｂ
の電圧が印加され、電圧検出器１３が動作し充電器１２
を停止させる。よって充電器１２からの充電電流が停止
しているので寿命となったバッテリー１０ａを接続端子
１１ａから安全に取り外すことができる。またバッテリ
ー１０ａを取り外した状態であってもバッテリー１０ｂ
が電力変換器に接続されているので、停電が発生しても
バッテリー１０ｂのエネルギーで交流電力は継続でき
る。次に、図２に示した形状の新しいバッテリーモジュ
ールを接続端子１１ａに接続し、交換バックアップ用の
バッテリー１０ｂを取り外す。バッテリー１０ｂを取り
外すことで接続端子１１ｂにかかっていた電圧はなくな
るので充電器１２は動作を開始しバッテリー１０ａを充
電しバッテリー交換完了となる。
ｂを接続端子１１ｂに接続する。バッテリー１０ｂが接
続されることにより接続端子１１ｂにバッテリー１０ｂ
の電圧が印加され、電圧検出器１３が動作し充電器１２
を停止させる。よって充電器１２からの充電電流が停止
しているので寿命となったバッテリー１０ａを接続端子
１１ａから安全に取り外すことができる。またバッテリ
ー１０ａを取り外した状態であってもバッテリー１０ｂ
が電力変換器に接続されているので、停電が発生しても
バッテリー１０ｂのエネルギーで交流電力は継続でき
る。次に、図２に示した形状の新しいバッテリーモジュ
ールを接続端子１１ａに接続し、交換バックアップ用の
バッテリー１０ｂを取り外す。バッテリー１０ｂを取り
外すことで接続端子１１ｂにかかっていた電圧はなくな
るので充電器１２は動作を開始しバッテリー１０ａを充
電しバッテリー交換完了となる。
【００１６】またバッテリー１０ｂを接続したとき、電
圧検出器１３は充電器１２を停止するとともに制御回路
内のバッテリー寿命カウンタ１４をリセットさせるた
め、次回のバッテリー交換のための寿命カウンタが自動
的にセットされる。
圧検出器１３は充電器１２を停止するとともに制御回路
内のバッテリー寿命カウンタ１４をリセットさせるた
め、次回のバッテリー交換のための寿命カウンタが自動
的にセットされる。
【００１７】さらに、電圧検出切換回路１５によりバッ
テリー接続端子１１ｂの電圧検出を無効にすることで、
バッテリー接続端子ａ，１１ｂの両方にバッテリーモジ
ュールを接続しバッテリー容量を増やすことで、停電時
のバッテリーによるバックアップ時間を延長することに
も利用できる。
テリー接続端子１１ｂの電圧検出を無効にすることで、
バッテリー接続端子ａ，１１ｂの両方にバッテリーモジ
ュールを接続しバッテリー容量を増やすことで、停電時
のバッテリーによるバックアップ時間を延長することに
も利用できる。
【００１８】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、本
発明によれば、バッテリー交換時停電が発生してもバッ
クアップが可能となり、負荷への電力供給を継続するこ
とができるので信頼性の高いシステムを供給することが
できる。
発明によれば、バッテリー交換時停電が発生してもバッ
クアップが可能となり、負荷への電力供給を継続するこ
とができるので信頼性の高いシステムを供給することが
できる。
【図１】 本発明の実施例を示す回路構成図
【図２】 バッテリーモジュールを示す外観図
【図３】 従来例を示す図１相当図
【図４】 従来回路を用いた場合のシステムブロック図
１…無停電電源装置、２、３、４…ブレーカ、６…交流
電源、７…負荷、８…整流器、９…インバータ、１０
（１０ａ、１０ｂ）…バッテリー、１１（１１ａ、１１
ｂ）…バッテリー接続端子、１２…充電器、１３…電圧
検出器、１４…バッテリー寿命カウンタ、１５…電圧検
出切換回路
電源、７…負荷、８…整流器、９…インバータ、１０
（１０ａ、１０ｂ）…バッテリー、１１（１１ａ、１１
ｂ）…バッテリー接続端子、１２…充電器、１３…電圧
検出器、１４…バッテリー寿命カウンタ、１５…電圧検
出切換回路
Claims (6)
- 【請求項１】 停電発生時にバッテリーの電力を用いて
交流電力を継続出力する無停電電源装置において、バッ
テリーと電力制御回路の接続を着脱可能な端子で行なう
ことを特徴とする無停電電源装置。 - 【請求項２】 複数個のバッテリーモジュールを用いる
ことを特徴とする請求項１記載の無停電電源装置。 - 【請求項３】 バッテリーと電力制御回路を接続する端
子とは別に電力制御回路と接続できるバッテリー接続サ
ブ端子を有することを特徴とする請求項１記載の無停電
電源装置。 - 【請求項４】 サブ端子に電圧検出回路を設け、電圧検
出を確認した時にバッテリー充電を停止することを特徴
とする請求項３記載の無停電電源装置。 - 【請求項５】 サブ端子の電圧検出を確認した時に内部
バッテリー充電カウンタをクリアすることを特徴とする
請求項４記載の無停電電源装置。 - 【請求項６】 電圧検出回路機能を無効にするスイッチ
を設け、通常はバッテリー増設端子としても使用可能と
したことを特徴とする請求項４または請求項５記載の無
停電電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000166974A JP2001352696A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 無停電電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000166974A JP2001352696A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 無停電電源装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001352696A true JP2001352696A (ja) | 2001-12-21 |
Family
ID=18670203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000166974A Pending JP2001352696A (ja) | 2000-06-05 | 2000-06-05 | 無停電電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001352696A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008017632A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | 無停電電源装置 |
| JP2009177891A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Furukawa Electric Co Ltd:The | バッテリーの接続監視装置 |
| US7812480B2 (en) * | 2008-03-19 | 2010-10-12 | Honeywell International Inc. | Apparatus and method for on-line power source replacement in wireless transmitters and other devices |
| JP2014007930A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-16 | Mitsui Zosen Machinery & Service Inc | 非常用発電装置 |
-
2000
- 2000-06-05 JP JP2000166974A patent/JP2001352696A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008017632A (ja) * | 2006-07-06 | 2008-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | 無停電電源装置 |
| JP4591416B2 (ja) * | 2006-07-06 | 2010-12-01 | 三菱電機株式会社 | 無停電電源装置 |
| JP2009177891A (ja) * | 2008-01-22 | 2009-08-06 | Furukawa Electric Co Ltd:The | バッテリーの接続監視装置 |
| US7812480B2 (en) * | 2008-03-19 | 2010-10-12 | Honeywell International Inc. | Apparatus and method for on-line power source replacement in wireless transmitters and other devices |
| JP2014007930A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-16 | Mitsui Zosen Machinery & Service Inc | 非常用発電装置 |
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