JPH0344442Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0344442Y2 JPH0344442Y2 JP1983201415U JP20141583U JPH0344442Y2 JP H0344442 Y2 JPH0344442 Y2 JP H0344442Y2 JP 1983201415 U JP1983201415 U JP 1983201415U JP 20141583 U JP20141583 U JP 20141583U JP H0344442 Y2 JPH0344442 Y2 JP H0344442Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- conveyor
- upper limit
- positioning
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Machine Tool Positioning Apparatuses (AREA)
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
考案の技術分野
本考案は搬送装置により搬送されるパレツトの
位置決めを行なう位置決め装置に関するものであ
る。
位置決めを行なう位置決め装置に関するものであ
る。
従来技術と問題点
自動組立等を行なう場合、一般に、第１図に示
すようにコンベア３により搬送されるワーク１が
載置されたパレツト２を、位置決め装置（図示せ
ず）を用いて加工装置４に対して位置決めし、こ
の後加工装置４を用いてワーク１を加工するよう
にしている。尚、同図に於いて、５はコンベア３
を支持する搬送装置フレームである。
すようにコンベア３により搬送されるワーク１が
載置されたパレツト２を、位置決め装置（図示せ
ず）を用いて加工装置４に対して位置決めし、こ
の後加工装置４を用いてワーク１を加工するよう
にしている。尚、同図に於いて、５はコンベア３
を支持する搬送装置フレームである。
第１図に示すような組立装置に於いて使用され
る位置決め装置は従来より種々のものが提案され
ている。
る位置決め装置は従来より種々のものが提案され
ている。
第２図Ａ，Ｂは第１図に示す組立装置に於いて
従来使用されていた位置決め装置の上面図及び側
面図である。同図Ａ，Ｂに於いて６はパレツト２
の側面に設けられたＶ型溝、７は搬送装置フレー
ム５に固定されたベース、８はピン、９はベース
７に固定されピン８を矢印イ方向に移動させるシ
リンダ、１０は図示を省略した摺動手段により矢
印ロ方向に摺動する摺動部である。
従来使用されていた位置決め装置の上面図及び側
面図である。同図Ａ，Ｂに於いて６はパレツト２
の側面に設けられたＶ型溝、７は搬送装置フレー
ム５に固定されたベース、８はピン、９はベース
７に固定されピン８を矢印イ方向に移動させるシ
リンダ、１０は図示を省略した摺動手段により矢
印ロ方向に摺動する摺動部である。
同図Ａ，Ｂに示した位置決め装置によりパレツ
ト２に位置決めを行なう場合は、シリンダ９によ
りピン８を上昇させてパレツ２を停止させ、次い
で摺動部１０とパレツト２に設けられたＶ型溝６
とを嵌合させる。これにより、パレツト２は所定
位置に位置決めされるが、パレツト２がコンベア
３上にある為、コンベア３の振動がパレツト２を
介してパレツト２上のワーク（図示せず）に伝達
されることとなり、精密な加工、測定等を行なう
ことができない欠点があつた。
ト２に位置決めを行なう場合は、シリンダ９によ
りピン８を上昇させてパレツ２を停止させ、次い
で摺動部１０とパレツト２に設けられたＶ型溝６
とを嵌合させる。これにより、パレツト２は所定
位置に位置決めされるが、パレツト２がコンベア
３上にある為、コンベア３の振動がパレツト２を
介してパレツト２上のワーク（図示せず）に伝達
されることとなり、精密な加工、測定等を行なう
ことができない欠点があつた。
第３図Ａ，Ｂは他の従来装置の上面図及び側面
図である。同図Ａ，Ｂに於いて、１１はパレツト
２の下面に取付けられたＶ型片、１２はピン、１
３はピン１２を矢印イ方向に移動させるベース７
に固定されたシリンダ、１４はストツパ、１５は
ストツパ１４を回転させる駆動部である。尚、同
図Ａ，Ｂに於いて第２図Ａ，Ｂと同一符号は同一
部分を表している。
図である。同図Ａ，Ｂに於いて、１１はパレツト
２の下面に取付けられたＶ型片、１２はピン、１
３はピン１２を矢印イ方向に移動させるベース７
に固定されたシリンダ、１４はストツパ、１５は
ストツパ１４を回転させる駆動部である。尚、同
図Ａ，Ｂに於いて第２図Ａ，Ｂと同一符号は同一
部分を表している。
同図Ａ，Ｂに示した位置決め装置により位置決
めを行なう場合は、先ずピン１２をシリンダ１３
により上昇させ、ピン１２とＶ型片１１に設けら
れたＶ型溝とを嵌合させてパレツト２を停止さ
せ、次いで回転手段１５によりストツパ１４を回
転させてストツパ１４とＶ型片１１に設けられて
いるＶ型溝とを嵌合させる。これにより、パレツ
ト２は所定位置に位置決めされるが、第２図Ａ，
Ｂに示した従来装置と同様に、パレツト２がコン
ベア３上にある為、コンベア３の振動がパレツト
２上のワーク（図示せず）に伝達されることとな
り、精密な加工、測定等を行なうことができい欠
点があつた。更に加工の為、上方向から荷重が加
わると、それがコンベアに伝わる為、コンベアに
負担がかかり、搬送以外の余分な動力が必要にな
る欠点もあつた。
めを行なう場合は、先ずピン１２をシリンダ１３
により上昇させ、ピン１２とＶ型片１１に設けら
れたＶ型溝とを嵌合させてパレツト２を停止さ
せ、次いで回転手段１５によりストツパ１４を回
転させてストツパ１４とＶ型片１１に設けられて
いるＶ型溝とを嵌合させる。これにより、パレツ
ト２は所定位置に位置決めされるが、第２図Ａ，
Ｂに示した従来装置と同様に、パレツト２がコン
ベア３上にある為、コンベア３の振動がパレツト
２上のワーク（図示せず）に伝達されることとな
り、精密な加工、測定等を行なうことができい欠
点があつた。更に加工の為、上方向から荷重が加
わると、それがコンベアに伝わる為、コンベアに
負担がかかり、搬送以外の余分な動力が必要にな
る欠点もあつた。
このような欠点を改善する為に、第４図Ａ，Ｂ
に示す位置決め装置も提案されている。同図Ａ，
Ｂに於いて１６，１７はパレツト２の裏面に設け
られた凹部、１８，１９は位置決めピン、２０は
位置決めピン１８，１９を矢印イ方向に移動させ
るベース７に固定されたシリンダである。尚、同
図Ａ，Ｂに於いて第２図Ａ，Ｂと同一符号は同一
部分を表している。
に示す位置決め装置も提案されている。同図Ａ，
Ｂに於いて１６，１７はパレツト２の裏面に設け
られた凹部、１８，１９は位置決めピン、２０は
位置決めピン１８，１９を矢印イ方向に移動させ
るベース７に固定されたシリンダである。尚、同
図Ａ，Ｂに於いて第２図Ａ，Ｂと同一符号は同一
部分を表している。
同図Ａ，Ｂに示した位置決め装置によりパレツ
ト２の位置決めを行なう場合は、先ずピン８をシ
リンダ９により上昇させてパレツト２を停止さ
せ、次いでシリンダ９により上昇させてパレツト
２を停止させ、次いでシリンダ２０により位置決
めピン１８，１９を所定量上昇させる。これによ
り、位置決めピン１８，１９とパレツト２の裏面
に設けられた凹部１６，１７とが嵌合した状態で
パレツト３が上昇する。このように、第４図Ａ，
Ｂに示した位置決め装置は、パレツト２を所定量
上昇させるものであるから、コンベア３の振動が
ワーク（図示せず）に伝達されることはないが、
高さ方向の位置決め精度を十分なものとすること
が難しい欠点があつた。
ト２の位置決めを行なう場合は、先ずピン８をシ
リンダ９により上昇させてパレツト２を停止さ
せ、次いでシリンダ９により上昇させてパレツト
２を停止させ、次いでシリンダ２０により位置決
めピン１８，１９を所定量上昇させる。これによ
り、位置決めピン１８，１９とパレツト２の裏面
に設けられた凹部１６，１７とが嵌合した状態で
パレツト３が上昇する。このように、第４図Ａ，
Ｂに示した位置決め装置は、パレツト２を所定量
上昇させるものであるから、コンベア３の振動が
ワーク（図示せず）に伝達されることはないが、
高さ方向の位置決め精度を十分なものとすること
が難しい欠点があつた。
考案の目的
本考案は前述の如き欠点を改善したものであ
り、その目的はコンベアの振動がワークに伝達さ
れないようにすると共に、高さ方向の位置決め精
度を高いものとすることにある。以下実施例につ
いて詳細に説明する。
り、その目的はコンベアの振動がワークに伝達さ
れないようにすると共に、高さ方向の位置決め精
度を高いものとすることにある。以下実施例につ
いて詳細に説明する。
考案の実施例
第５図Ａ〜Ｃはそれぞれ本考案の実施例の上面
図、側面図及びａ−a′の断面図であり、パレツト
２１を位置決めした状態を示したものである。同
図Ａ〜Ｃに於いて２１はパレツト、２２，２３は
搬送装置フレーム、２４，２５はコンベア、２６
は搬送装置フレーム２２，２３に固定されたベー
ス、２７はピン、２８はベース２６に固定されピ
ン２７を上下方向に移動させるシリンダ、２９，
３０はパレツト２１の裏面に設けられた凹部、３
１，３２は位置決めピン、３３は位置決めピン３
１，３２を上下方向に移動させるシリンダ、３
４，３５はベース２６に固定された上限ストツパ
である。
図、側面図及びａ−a′の断面図であり、パレツト
２１を位置決めした状態を示したものである。同
図Ａ〜Ｃに於いて２１はパレツト、２２，２３は
搬送装置フレーム、２４，２５はコンベア、２６
は搬送装置フレーム２２，２３に固定されたベー
ス、２７はピン、２８はベース２６に固定されピ
ン２７を上下方向に移動させるシリンダ、２９，
３０はパレツト２１の裏面に設けられた凹部、３
１，３２は位置決めピン、３３は位置決めピン３
１，３２を上下方向に移動させるシリンダ、３
４，３５はベース２６に固定された上限ストツパ
である。
本実施例の位置決め装置によりパレツト２１を
位置決めする場合は、先ずシリンダ２８によりピ
ン２７を上昇させ、コンベア２４，２５により搬
送されてくるパレツト２１を停止させる。次いで
位置決めピン３１，３２をシリンダ３３により上
昇させる。これにより、パレツト２１の裏面に設
けられた凹部２９，３０と位置決めピン３１，３
２とが嵌合し、パレツト２１はその上面が上限ス
トツパ３４，３５に接するまで上昇する。
位置決めする場合は、先ずシリンダ２８によりピ
ン２７を上昇させ、コンベア２４，２５により搬
送されてくるパレツト２１を停止させる。次いで
位置決めピン３１，３２をシリンダ３３により上
昇させる。これにより、パレツト２１の裏面に設
けられた凹部２９，３０と位置決めピン３１，３
２とが嵌合し、パレツト２１はその上面が上限ス
トツパ３４，３５に接するまで上昇する。
このように、本実施例は上限ストツパ３４，３
５を設け、パレツト２１を上昇させて位置決めを
行なう際、パレツト２１の高さ方向の位置を制限
したものであるから、高さ方向の位置決め精度を
高いものとすることができ、またコンベア２４，
２５の振動がワークに伝達されることはない。
５を設け、パレツト２１を上昇させて位置決めを
行なう際、パレツト２１の高さ方向の位置を制限
したものであるから、高さ方向の位置決め精度を
高いものとすることができ、またコンベア２４，
２５の振動がワークに伝達されることはない。
更にもし上限ストツパ３４，３５を搬送装置フ
レーム２２，２３に固定したとするとパレツト２
１の位置決め時、上限ストツパ３４，３５に加わ
る押圧力にたえうるだけの剛性を上限ストツパ３
４，３５及び搬送装置フレーム２２，２３に持た
せる必要があるため、コストアツプとなるが本実
施例によれば上限ストツパ３４，３５をベース２
６に直接固定しているため、前記剛性は上限スト
ツパ３４，３５のみに持たせればよくコストダウ
ンになる。
レーム２２，２３に固定したとするとパレツト２
１の位置決め時、上限ストツパ３４，３５に加わ
る押圧力にたえうるだけの剛性を上限ストツパ３
４，３５及び搬送装置フレーム２２，２３に持た
せる必要があるため、コストアツプとなるが本実
施例によれば上限ストツパ３４，３５をベース２
６に直接固定しているため、前記剛性は上限スト
ツパ３４，３５のみに持たせればよくコストダウ
ンになる。
考案の効果
以上説明しましたように、本考案はコンベアに
より搬送されるパレツトを所定位置に於いて停止
させる停止手段（実施例に於いてはピン２７、シ
リンダ２８からなる）と、停止手段で停止された
パレツトを該パレツトに設けられた凹部と嵌合し
て上昇させる。上昇手段（実施例においては位置
決めピン３１，３２、シリンダ３３からなる）
と、ベースに固定され、前記上昇手段で上昇され
るパレツトの高さ方向の位置を制限する上限スト
ツパとを備え、該上限ストツパは前記ベース上に
前記コンベアを支持する搬送装置フレーム及びコ
ンベアと分離して固定されるとともに前記上昇手
段からの押圧力にたえうる剛性を有してなるもの
であるから、パレツトの高さ方向の位置決めを高
いものとすることができる利点があると共に、パ
レツトに載置されているワークにコンベアの振動
が伝達されない利点もある。更に、上昇力による
力がフレームやコンベアに伝わらない為、剛性は
上限ストツパだけに持たせればよくコストダウン
につながるとともに、フレームに全く応力や歪を
与えないので、隣接する工程に影響を与えず、強
固に位置決めできる利点がある。
より搬送されるパレツトを所定位置に於いて停止
させる停止手段（実施例に於いてはピン２７、シ
リンダ２８からなる）と、停止手段で停止された
パレツトを該パレツトに設けられた凹部と嵌合し
て上昇させる。上昇手段（実施例においては位置
決めピン３１，３２、シリンダ３３からなる）
と、ベースに固定され、前記上昇手段で上昇され
るパレツトの高さ方向の位置を制限する上限スト
ツパとを備え、該上限ストツパは前記ベース上に
前記コンベアを支持する搬送装置フレーム及びコ
ンベアと分離して固定されるとともに前記上昇手
段からの押圧力にたえうる剛性を有してなるもの
であるから、パレツトの高さ方向の位置決めを高
いものとすることができる利点があると共に、パ
レツトに載置されているワークにコンベアの振動
が伝達されない利点もある。更に、上昇力による
力がフレームやコンベアに伝わらない為、剛性は
上限ストツパだけに持たせればよくコストダウン
につながるとともに、フレームに全く応力や歪を
与えないので、隣接する工程に影響を与えず、強
固に位置決めできる利点がある。
第１図は自動組立装置の一例の構成図、第２図
Ａ，Ｂ〜第４図Ａ，Ｂはそれぞれ異なる従来装置
の上面図及び側面図、第５図Ａ〜Ｃはそれぞれ本
考案の実施例の上面図、側面図及び断面図であ
る。 ２１はパレツト、２２，２３は搬送装置フレー
ム、２４，２５はコンベア、２６はベース、２７
はピン、２８はシリンダ、２９，３０はパレツト
２１の裏面に設けられた凹部、３１，３２は位置
決めピン、３３はシリンダ、３４，３５は上限ス
トツパである。
Ａ，Ｂ〜第４図Ａ，Ｂはそれぞれ異なる従来装置
の上面図及び側面図、第５図Ａ〜Ｃはそれぞれ本
考案の実施例の上面図、側面図及び断面図であ
る。 ２１はパレツト、２２，２３は搬送装置フレー
ム、２４，２５はコンベア、２６はベース、２７
はピン、２８はシリンダ、２９，３０はパレツト
２１の裏面に設けられた凹部、３１，３２は位置
決めピン、３３はシリンダ、３４，３５は上限ス
トツパである。
Claims (1)
- ワークが載置されるパレツトを搬送するコンベ
アと、該コンベアを支持する搬送装置フレーム
と、該搬送装置フレームを載置するベースと、前
記コンベアにより搬送されるパレツトを所定位置
に於いて停止させる停止手段と、該停止手段で停
止された前記パレツトを該パレツトに設けられた
凹部と嵌合して上昇させる上昇手段と、該上昇手
段により上昇される前記パレツトの高さ方向の位
置を制限する上限ストツパとを備え、該上限スト
ツパ前記ベース上に前記搬送装置フレーム及びコ
ンベアと分離して固定されるとともに前記上昇手
段からの押圧力にたえうる剛性を有してなること
を特徴とする位置決め装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20141583U JPS60109745U (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20141583U JPS60109745U (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 位置決め装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60109745U JPS60109745U (ja) | 1985-07-25 |
| JPH0344442Y2 true JPH0344442Y2 (ja) | 1991-09-18 |
Family
ID=30763184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20141583U Granted JPS60109745U (ja) | 1983-12-24 | 1983-12-24 | 位置決め装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60109745U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5753851B2 (ja) * | 1977-02-01 | 1982-11-15 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6343011Y2 (ja) * | 1980-09-12 | 1988-11-10 | ||
| JPH018279Y2 (ja) * | 1981-03-20 | 1989-03-06 |
-
1983
- 1983-12-24 JP JP20141583U patent/JPS60109745U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5753851B2 (ja) * | 1977-02-01 | 1982-11-15 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60109745U (ja) | 1985-07-25 |
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