JPH0344393Y2 - - Google Patents

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JPH0344393Y2
JPH0344393Y2 JP1986044457U JP4445786U JPH0344393Y2 JP H0344393 Y2 JPH0344393 Y2 JP H0344393Y2 JP 1986044457 U JP1986044457 U JP 1986044457U JP 4445786 U JP4445786 U JP 4445786U JP H0344393 Y2 JPH0344393 Y2 JP H0344393Y2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B7/00Presses characterised by a particular arrangement of the pressing members
    • B30B7/02Presses characterised by a particular arrangement of the pressing members having several platens arranged one above the other

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は多段ホツトプレス等の多層プレス装
置に関し、特には、可動盤の下降と同時に各プレ
ス盤体が所定の位置に下降したことを確認するこ
とができるようにした多層プレス装置の下降完了
確認機構に係る。
(従来の技術) 従来公知の多層プレス装置として例えば実公昭
50−22374公報記載の多段ホツトプレスがある。
このプレス装置は、可動盤の上昇によつて複数の
熱板が機台内を順次押し上げられ当該熱板間に挿
入したプリント配線板等の被加工材を圧締してプ
レス加工するようにしたものである。この装置に
おいては、プレス加工前後には前記可動盤が下方
に降りた状態にあつて各プレス盤体は機台内の所
定位置に間隔をおいて保持されていてこの(開
口)状態で製品の搬出あるいは次の被加工物の搬
入等がなされる。
この開口状態を作出するためのプレス盤体の保
持に関しては、前記公報に記載され添付の図面第
6図に図示したように、機台60に段面62,6
3,64,65を有する段板61,61を設け、
各熱板72,73,74,75の四隅には長さの
異なる爪82,83,84,85を設けて、可動
盤70の下降に伴なつて各熱板に設けた爪が上か
ら順に対応する段面に係合して保持されるように
構成されている。そして、可動盤70が所定の位
置まで下降するとリミツトスイツチ90等によつ
てその下降完了が確認されるようになつている。
しかるに、上に述べた従来装置では、各熱板7
2,73,74,75と可動盤70はそれぞれ独
立しているために、可動盤70が所定位置に下降
しても各熱板がそれぞれの所定位置に保持されて
いるかを確認することは正確には不可能であつ
た。つまり、この従来装置では、例えばプレス加
工終了後に可動盤70が下降する際に何かの原因
でプレス盤体が途中で引掛かり図中符号73で示
されるプレス盤体のように所定の位置に保持され
ないことがある。しかしながら、可動盤70はプ
レス盤体とは独立しているので、これとは無関係
に下降を続け、下降完了のリミツトスイツチ90
を作動させる。そして、加工が自動化されている
場合にはこの可動盤の下降完了の信号により次工
程の操作が開始され製品の搬出ならびに次の被加
工材の搬入が行なわれるのであるが、もしこの場
合に途中で引掛つている熱板73があるときには
搬出入用治具や製品あるいは被加工材等がこれに
接触または衝突して不測の事態が発生するおそれ
がある。
(考案が解決しようとする課題) この考案は、従来装置が有する上述のような問
題点を解消するために提案されたものであつて、
特には可動盤の下降完了によつて各プレス盤体が
所定の位置にあることを完全に確認できるように
した多層プレス装置を提供することを目的とする
ものである。
また、この考案は、可動盤の昇降に際して各プ
レス盤体を連結する懸垂部材の開閉が確実になさ
れることができる機構を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) すなわち、この考案は、上の目的を達成するた
めに、可動盤の上昇によつて複数のプレス盤体が
機台内を順次上昇し前記プレス盤体間に挿入され
た被加工材を圧締してプレス加工するようにした
ものにおいて、前記各プレス盤体をリンクアーム
からなるリンク部材によつて開閉自在に各々連結
し、前記可動盤の下降時には前記プレス盤体のす
べてが機台内において吊下げ状態となるように保
持するとともに、当該吊下げ状態において前記リ
ンクアームの関節部に設けたストツパによつて該
リンクアームの開脚角度を規制して前記リンク部
材が内側もしくは外側方向への所定の屈曲形状を
もつて開脚保持されるようにしたことを特徴とす
る多層プレス装置に係る。
(作用) この考案においては、可動盤が上昇するとそれ
とともに各プレス盤体を連結しているリンクアー
ムからなる開閉自在なリンク部材が屈曲し各プレ
ス盤体は順次上昇してその間に挿入された被加工
材が圧締されプレス加工される。加工完了後型開
き時に、可動盤が下降すると前記リンク部材は最
上段のプレス盤体から順次開かれいき、最終的に
は当該リンク部材により各プレス盤体は機台内に
おいて吊下げ状態に保持される。そして、すべて
のプレス盤体が正しい吊下げ状態に保持されてい
るときには前記プレス盤体の最下段のものはあら
かじめ定められた所定の高さ位置に保持される。
これに対して、もし何らかの原因でプレス盤体が
途中で引掛つていれば、最下段のプレス盤体は所
定位置に保持されない。このように、各プレス盤
体をリンク部材によつて吊下げ状態に保持するこ
とによつて、各プレス盤体が所定の位置にあるこ
とを確認することができる。
さらに、懸垂部材である開閉自在なリンク部材
は、吊下げ状態においてリンクアームの関節部に
設けたストツパによつて該リンクアームの開脚角
度が規制されて、内側もしくは外側方向への所定
の屈曲形状をもつて開脚保持されるので、次の型
締時に当該リンク部材が閉じる方向が定まり各リ
ンク部材がばらばらの方向に屈曲することが防止
される。
(実施例) 以下添付の図面に従つて、この考案装置を説明
すると、添付の図面第1図は可動盤が機台内を下
降してプレス盤体が吊下位置に保持された状態を
示す正面図、第2図は可動盤が上昇しつつある状
態の正面図、第3図は第2図の要部の一部拡大
図、第4図はストツパの他の例を示す一部拡大
図、第5図は可動盤の上昇時にリンク部材が反対
方向に屈曲した例を示す他の装置の正面図であ
る。
図示した多層プレス装置はプリント配線板用の
ホツトプレス装置であつて、前述しまた添付図面
に図示したように、可動盤25の上昇によつて複
数の熱板よりなるプレス盤体21,22,23,
24が機台10内を順次上昇し前記プレス盤体間
に挿入されたプリント配線板Mを圧締してプレス
加工するようにしたものである。
図示のように機台10はベース11と横フレー
ム12,12および上フレーム13を有し、ベー
ス11には可動盤25を昇降するための油圧装置
26が設けられている。符号27は油圧ラムであ
る。
被加工材であるプリント配線板Mを載置する公
知の熱板よりなるプレス盤体21,22,23,
24は、その四隅において開閉自在なリンク部材
30によつて各々連鎖状に連結されていて、可動
盤25が下降した位置では第1図のように前記プ
レス盤体21,22,23,24のすべてが機台
10内において吊下げ状態となるように保持され
る。
この考案装置では、特に、当該吊下げ状態にお
いて前記リンク部材30が内側もしくは外側方向
への所定の屈曲形状をもつて開脚保持されるよう
に構成される。前記したように次の型締時におけ
るリンク部材30の閉じ方向を一定にするためで
ある。
リンク部材30を所定方向への屈曲形状をもつ
て開脚保持するには、第3図の拡大図に示したよ
うなリンクアーム31,31の関節部32に当該
アームの開脚を規制するストツパ35を設けるこ
とによつて容易に実現される。また第4図のよう
にストツパ35に代えて調節ボルト36を進退自
在に設ければリンク部材30の開脚角度は適宜調
節することができる。符号33はピンである。
なお、実施例ではリンク部材30の上端は上フ
レーム13に一体に形成された固定盤20に固定
されている。また、最下段のプレス盤体24は可
動盤25と一体に固着されている。
さらに、本装置には前記プレス盤体の最下段2
4の吊下位置を確認する位置確認部材を設けるこ
とが好ましくすすめられる。この位置確認部材と
しては、通常リミツトスイツチ40が一般的に用
いられ、可動盤25に設けられたアーム41によ
つて作動せられる。
次に、本装置の作動を説明すると、まず第1図
の実線のように可動盤25が所定高さ位置まで下
降すると、換言すれば、可動盤25と一体に固着
された最下段のプレス盤体24が所定の吊下位置
に保持されると、アーム41が機台10の横フレ
ーム12の所定位置に設置されたリミツトスイツ
チ40をたたいて下降完了の確認信号を発する。
これは、前にも述べたように各プレス盤体21,
22,23,24が正しい吊下げ位置に保持され
ている場合である。
これに対して、第1図の鎖線で示したように、
いずれかのプレス盤体が何らかの原因で途中で引
掛つて正しい吊下げ位置に保持されない場合に
は、リンク部材30は所定開脚状態となるまで伸
びきることができないので完全な吊下げ状態とな
らず、最下段のプレス盤体24は所定の吊下げ位
置に達することができない。従つて、可動盤25
に設けたアーム41もリミツトスイツチ40を作
動させることができず、結局このプレス装置にお
ける下降完了の確認信号は出されることがない。
なお、この場合において、最下段のプレス盤体
24と可動盤25とは一体に固着されているの
で、ある程度の軽い引掛りは当該可動盤25の下
降力(つまり油圧装置の引下げ力)によつて強制
的に引下げてしまうようにすることは可能であ
る。しかしながら、あまりに強い引下げ力は今度
はリンク部材30ないしは装置自体を破壊するお
それがあるので、可動盤の油圧回路に公知の圧力
制御弁等を配設して一定以上の負荷が加わつた際
にはその駆動を停止する安全機構を設けることが
好ましく薦められる。
次に、第2図は可動盤25の上昇時におけるも
のであるが、同図のように、前記吊下げ状態にお
いて前記リンク部材30が所定方向への屈曲形状
をもつて開脚保持されているものであるから、可
動盤25の上昇に際しては各プレス盤を連結して
いるリンク部材30の閉じ方向はすべて所定方向
となる。従つて、第5図に図示した例のようにリ
ンク部材30Aの一部39が反転して屈曲方向が
ばらばらになるということが防止される。
(効果) 以上図示し説明したように、この考案装置によ
れば、各プレス盤体をリンクアームからなる開閉
自在なリンク部材によつて各々連結し、可動盤の
下降時には前記プレス盤体のすべてが機台内にお
いて吊下げ状態となるように保持するという極め
て単純な構成とするだけで、可動盤の下降時に各
プレス盤体が所定の位置にあることを確実に確認
することができる。
さらに、この考案によれば、吊下げ状態におい
てリンクアームの関節部に設けたストツパによつ
て該リンクアームの開脚角度を規制して前記リン
ク部材が内側もしくは外側方向への所定の屈曲形
状をもつて開脚保持されるようにしたものである
から、型締時の可動盤の上昇に際しては各プレス
盤を連結しているリンク部材の閉じ方向がすべて
所定方向となり、リンク部材の開閉が確実になさ
れることができるとともに、そうでない場合に生
ずる不測のトラブルを未然に防ぐことができる。
このように考案は、この種装置の自動化、無人
化ないしは安全化に大きく寄与する機構を提供す
ることができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は可動盤が機台内を下降してプレス盤体
が吊下位置に保持された状態を示す正面図、第2
図は可動盤が上昇しつつある状態の正面図、第3
図は第2図の要部の一部拡大図、第4図はストツ
パの他の例を示す一部拡大図、第5図は可動盤の
上昇時にリンク部材が反対方向に屈曲した例を示
す他の装置の正面図、第6図は従来装置の一例を
示す正面図である。 10……機台、21,22,23,24……プ
レス盤体、25……可動盤、30……リンク部
材、31……リンクアーム、32……関節部、3
5……ストツパ、36……調節ボルト、40……
リミツトスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 可動盤の上昇によつて複数のプレス盤体が機台
    内を順次上昇し前記プレス盤体間に挿入された被
    加工材を圧締してプレス加工するようにしたもの
    において、 前記各プレス盤体をリンクアームからなるリン
    ク部材によつて開閉自在に各々連結し、前記可動
    盤の下降時には前記プレス盤体のすべてが機台内
    において吊下げ状態となるように保持するととも
    に、当該吊下げ状態において前記リンクアームの
    関節部に設けたストツパによつて該リンクアーム
    の開脚角度を規制して前記リンク部材が内側もし
    くは外側方向への所定の屈曲形状をもつて開脚保
    持されるようにしたことを特徴とする多層プレス
    装置。
JP1986044457U 1986-03-26 1986-03-26 Expired JPH0344393Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986044457U JPH0344393Y2 (ja) 1986-03-26 1986-03-26

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JPS62174797U JPS62174797U (ja) 1987-11-06
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6327820B2 (ja) * 2013-09-20 2018-05-23 株式会社東芝 捲回電極プレス装置

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JPS6316594U (ja) * 1986-03-20 1988-02-03

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