JPH034386Y2 - - Google Patents

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JPH034386Y2
JPH034386Y2 JP11191984U JP11191984U JPH034386Y2 JP H034386 Y2 JPH034386 Y2 JP H034386Y2 JP 11191984 U JP11191984 U JP 11191984U JP 11191984 U JP11191984 U JP 11191984U JP H034386 Y2 JPH034386 Y2 JP H034386Y2
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JP11191984U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、塗工機における塗料の計量の装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
近年、塗布装置によつてフイルム等の表面に塗
布された塗料を一定の塗布厚さになるように掻き
落して調整する計量装置が種々実施されている。
第3図はその一例を示すもので、第4図に示す
如く、バー1の外周に数十ミクロンの細いワイヤ
2を隙間なく巻いてなるメイヤバー3を、ゴム、
軟質プラスチツク等の可焼性材料でできた断面半
円形状のホルダー4の頂部長手方向に、前記メイ
ヤバー3の上から約1/3程度が露出するように回
転可能に埋め込み、且つ該メイヤバー3を図示し
ないモーター等の駆動装置に連結している。ま
た、前記ホルダー4の内部には、前記メイヤバー
3を支持する支持溝5と連通するパージ溝6,7
を上記支持溝5と平行に前後に設け、該パージ溝
6,7の夫々に一端から他端に向けてパージ液を
流すことによりメイヤバー3に付着したゴミを除
去するようにしている。8はフイルム、9は塗布
剤層、10はホルダー4のエツジ部を示す。
この方式によれば、メイヤバー3がホルダー4
に約1/3埋設しているために、流れ落ちる過剰の
塗布材9′中にゴミが混入していても、ゴミが支
持溝5内に入ることを比較的防止でき、またゴミ
が支持溝5内に侵入してもホルダー4が弾力性を
もつているためにメイヤバー3のワイヤ2を傷つ
けるようなことを比較的防止できる効果がある。
しかし上記方式においても、パージ液を単にパ
ージ溝6,7の一端から他端に向けて流している
のみであるため、支持溝5内面に噛み込まれたゴ
ミやワイヤ2の溝に入つたゴミを積極的に除去す
ることができず、そのためにやはりワイヤを傷つ
けたり、フイルムの塗布面にストリークを生じさ
せるといつた問題を生じる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は、パージ液をホルダー内に強制的に押
込んで、メイヤバー外周と支持溝との間に周方向
のパージ液の流れを形成させることによりクリー
ニング効果を高めようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、メイヤバーを所要の深さの支持溝を
介して支持するようにしたホルダーの内部に該ホ
ルダーの長手方向に沿つて前記支持溝に対して別
個に連通するパージ液供給溝とパージ液排出溝を
形成してメイヤバーの外周に強制的なパージ液の
流れを形成するようにした塗工機の計量装置に係
るものである。
〔実施例〕
以下図面に基づいて本考案の一実施例を説明す
る。
第1,2図は前記第1図の装置に適用した本考
案の一例を示すもので、図中3は前記したように
バー1の外周にワイヤ2を巻いたメイヤバー、4
はホルダー、5は支持溝、8はフイルム、9は塗
布剤層、10はエツジ部、16はメイヤバー3駆
動用モータである。
上記において、前記ホルダー4の内部に、前記
メイヤバー3を支持する支持溝5と連通するパー
ジ液排出溝11,12を上記支持溝5と平行に前
後に形成し、且つ上記パージ液排出溝11,12
相互間において支持溝5に連通するパージ液供給
溝13を設ける。更に、ホルダー4には、前記パ
ージ液排出溝11,12の夫々の両端部位置に開
口した液排出口14を形成すると共に、前記パー
ジ液供給溝13の両端部位置に開口した液供給口
を15を設けている。
上記構成において、液供給口15からパージ液
(例えば水)を所要の圧力でパージ液供給溝13
に供給する。すると、メイヤバー3の外周面には
第4図に示すようにワイヤ2による小さな隙間が
存在するために、第2図中点線で示すようにパー
ジ液がこの隙間を通つてパージ液排出溝11,1
2側に流れることになり、この間に前記隙間に付
着しているゴミ及びメイヤバー3と支持溝5間に
噛み込まれたゴミをパージ液排出溝11,12側
に押し流し、液排出口14から排出させることが
できる。これにより、クリーニング効果を高め
て、メイヤバー3を傷つけたりフイルム8の塗布
面にストリークを生じさせるような問題を防止す
ることができる。
尚、本考案は上記実施例にのみ限定されるもの
ではなく、パージ液排出溝及びパージ液供給溝に
開口する液排出口及び液供給口の位置及び数は任
意に選定し得ること、その他本考案の要旨を逸脱
しない範囲内において種々変更を加え得ること、
等は勿論である。
〔考案の効果〕
上記したように、本考案の塗工機の計量装置に
よれば、ホルダー内部にパージ液供給溝とパージ
液排出溝を設けたことにより、メイヤバーの外周
に周方向に沿うパージ液の流れを強制的の形成さ
せてクリーニング効果を高めることができ、よつ
てメイヤバーを傷つけたりフイルム等の塗布面に
ストリークを生じさせるといつた問題を解決でき
る優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す説明用側面
図、第2図は第1図の−方向拡大矢視図、第
3図は従来装置の一例を示す切断面図、第4図は
メイヤバーの詳細を示す説明図である。 1はバー、2…ワイヤ、3はメイヤバー、4は
ホルダー、5は支持溝、8はフイルム、9は塗布
剤層、11,12はパージ液排出溝、13はパー
ジ液供給溝、14は液排出口、15は液供給口を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メイヤバーを所要の深さの支持溝を介して支持
    するようにしたホルダーの内部に、該ホルダーの
    長手方向に沿つて前記支持溝に対して別個に連通
    するパージ液供給溝とパージ液排出溝を形成した
    ことを特徴とする塗工機の計量装置。
JP11191984U 1984-07-24 1984-07-24 塗工機の計量装置 Granted JPS6129876U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11191984U JPS6129876U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 塗工機の計量装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11191984U JPS6129876U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 塗工機の計量装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6129876U JPS6129876U (ja) 1986-02-22
JPH034386Y2 true JPH034386Y2 (ja) 1991-02-05

Family

ID=30670990

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11191984U Granted JPS6129876U (ja) 1984-07-24 1984-07-24 塗工機の計量装置

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JPS6129876U (ja) 1986-02-22

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