JPH0343823Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0343823Y2 JPH0343823Y2 JP1936385U JP1936385U JPH0343823Y2 JP H0343823 Y2 JPH0343823 Y2 JP H0343823Y2 JP 1936385 U JP1936385 U JP 1936385U JP 1936385 U JP1936385 U JP 1936385U JP H0343823 Y2 JPH0343823 Y2 JP H0343823Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- bracket
- motor
- fitting
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 241000287127 Passeridae Species 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、カー、カセツトテープレコーダ等に
用いられる直流小型モータに関するものである。
用いられる直流小型モータに関するものである。
従来の技術
近年、市場において、モータ特性及びコスト面
での要望が厳しくなつており、電気雑音特性も例
外ではない。
での要望が厳しくなつており、電気雑音特性も例
外ではない。
以下、図面を参照しながら、上述した従来の直
流小型モータの電気雑音低減構造の一例について
説明する。
流小型モータの電気雑音低減構造の一例について
説明する。
第3図は従来の直流小型モータのフレームとブ
ラケツトの取付状態を示すもので、10は筒状の
フレーム、11はフレーム10の開口部を覆うブ
ラケツトで、フレーム10との間には隙間12が
存在している。
ラケツトの取付状態を示すもので、10は筒状の
フレーム、11はフレーム10の開口部を覆うブ
ラケツトで、フレーム10との間には隙間12が
存在している。
以上のように構成された直流小型モータのフレ
ーム10とブラケツト11の嵌合について、以下
その状態について説明する。
ーム10とブラケツト11の嵌合について、以下
その状態について説明する。
フレーム10とブラケツト11の嵌合は圧入方
式のため、フレーム10とブラケツト11は1点
以上接触している。しかし、必らずフレーム10
とブラケツト12の間には隙間12が生じる。
式のため、フレーム10とブラケツト11は1点
以上接触している。しかし、必らずフレーム10
とブラケツト12の間には隙間12が生じる。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら上記のような構成では、隙間12
が生じるため、モータから発生する輻射ノイズ
が、隙間12を通り外部に漏れる分が多くなり、
モータの電気雑音特性を悪化させる。また、この
ためフレーム10の外側に取付けるシールド・コ
アの巻き数を多くしたり、ブラケツト11の外側
にシールド板を取付けなければならなく、同時に
モータの構成以外に部品を必要とし、かつ取付け
が必要であるので、コスト面と生産性面の両者と
も悪くなるという問題点を有していた。
が生じるため、モータから発生する輻射ノイズ
が、隙間12を通り外部に漏れる分が多くなり、
モータの電気雑音特性を悪化させる。また、この
ためフレーム10の外側に取付けるシールド・コ
アの巻き数を多くしたり、ブラケツト11の外側
にシールド板を取付けなければならなく、同時に
モータの構成以外に部品を必要とし、かつ取付け
が必要であるので、コスト面と生産性面の両者と
も悪くなるという問題点を有していた。
本考案は上記問題点に鑑み、フレームとブラケ
ツトの間に生じる隙間を出来るだけ少ないように
し、電気雑音特性の向上を図るものである。
ツトの間に生じる隙間を出来るだけ少ないように
し、電気雑音特性の向上を図るものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本考案の直流小型
モータフレームとブラケツトの嵌合部分の少なく
とも一部に、所定の厚さ以上のスズメツキを施こ
したものである。
モータフレームとブラケツトの嵌合部分の少なく
とも一部に、所定の厚さ以上のスズメツキを施こ
したものである。
作 用
本考案は上記した構成によつて、フレームとブ
ラケツトの間に生じる隙間に、嵌合部にメツキさ
れているスズが精度良く配置されることになり、
その隙間より漏れる輻射ノイズを減少させ、電気
雑音特性を向上させることができる。そのため
に、輻射ノイズを減少させる目的で取付けられて
いるシールド・コアの巻数を減らしたり、シール
ド板をなくすことが可能であり、コスト面や生産
性面をも改善することが可能となる。
ラケツトの間に生じる隙間に、嵌合部にメツキさ
れているスズが精度良く配置されることになり、
その隙間より漏れる輻射ノイズを減少させ、電気
雑音特性を向上させることができる。そのため
に、輻射ノイズを減少させる目的で取付けられて
いるシールド・コアの巻数を減らしたり、シール
ド板をなくすことが可能であり、コスト面や生産
性面をも改善することが可能となる。
実施例
以下本考案の一実施例のフレームとブラケツト
の嵌合部の構成について、図面を参照しながら説
明する。
の嵌合部の構成について、図面を参照しながら説
明する。
第1図、第2図は本考案の一実施例におけるフ
レームとブラケツトの嵌合状態を示すものであ
る。第1図は直流小型モータの側面の断面図であ
る。第2図は第1図の直流小型モータをブラケツ
ト側から見た図である。第1図、第2図におい
て、1は筒状のフレーム、2はフレーム1の開口
部を覆うブラケツト、3はアマチユア、4はフレ
ーム1とブラケツト2の嵌合部分に施してなるス
ズメツキ部である。
レームとブラケツトの嵌合状態を示すものであ
る。第1図は直流小型モータの側面の断面図であ
る。第2図は第1図の直流小型モータをブラケツ
ト側から見た図である。第1図、第2図におい
て、1は筒状のフレーム、2はフレーム1の開口
部を覆うブラケツト、3はアマチユア、4はフレ
ーム1とブラケツト2の嵌合部分に施してなるス
ズメツキ部である。
以上のように構成された直流小型モータの電気
雑音低減構造について、以下第1図及び第2図を
用いてその動作を説明する。
雑音低減構造について、以下第1図及び第2図を
用いてその動作を説明する。
フレーム1とブラケツト2の嵌合構造は圧入方
式である為に、フレーム1とブラケツト2には必
ず隙間が生じるが、その隙間に嵌合部にメツキさ
れているスズ4が精度良く配置される。
式である為に、フレーム1とブラケツト2には必
ず隙間が生じるが、その隙間に嵌合部にメツキさ
れているスズ4が精度良く配置される。
以上のように本実施例によれば、フレーム1と
ブラケツト2の嵌合構造の嵌合部分に所定の厚さ
のスズメツキ4を施すことにより、電気雑音特性
を改善することが出来、コスト面、生産性面を改
善することが出来る。第4図は本考案と従来の嵌
合構造の直流小型モータをカー、カセツトに搭載
し、スピーカ端子よりのノイズを測定したもの
で、aは本考案を示し、bは従来例を示す。
ブラケツト2の嵌合構造の嵌合部分に所定の厚さ
のスズメツキ4を施すことにより、電気雑音特性
を改善することが出来、コスト面、生産性面を改
善することが出来る。第4図は本考案と従来の嵌
合構造の直流小型モータをカー、カセツトに搭載
し、スピーカ端子よりのノイズを測定したもの
で、aは本考案を示し、bは従来例を示す。
なお、第1の実施例において、嵌合は圧入方式
としたが、圧入方式とカシメによる固定としても
良く、嵌合方式の中に圧入方式が入つていればよ
い。
としたが、圧入方式とカシメによる固定としても
良く、嵌合方式の中に圧入方式が入つていればよ
い。
考案の効果
以上のように本考案はフレームとブラケツトの
嵌合部の少なくとも一部に所定の厚さのスズメツ
キを施すことにより、電気雑音特性を向上させ、
コスト面、生産性面の改善を可能にすることがで
きる。
嵌合部の少なくとも一部に所定の厚さのスズメツ
キを施すことにより、電気雑音特性を向上させ、
コスト面、生産性面の改善を可能にすることがで
きる。
第1図は本考案の第1の実施例におけるモータ
の構造を示す断面図、第2図は第1図のモータ構
造をブラケツト側から見た側面図、第3図は従来
のモータ構造をブラケツト側から見た側面図、第
4図は本考案と従来の嵌合構造の直流小型モータ
をカー、カセツトに搭載し、スピーカ端子よりの
ノイズを測定した図である。 1……フレーム、2……ブラケツト、4……ス
ズメツキ。
の構造を示す断面図、第2図は第1図のモータ構
造をブラケツト側から見た側面図、第3図は従来
のモータ構造をブラケツト側から見た側面図、第
4図は本考案と従来の嵌合構造の直流小型モータ
をカー、カセツトに搭載し、スピーカ端子よりの
ノイズを測定した図である。 1……フレーム、2……ブラケツト、4……ス
ズメツキ。
Claims (1)
- モータのフレームと、このフレームの開口部に
圧入嵌合されるブラケツトとを備え、前記嵌合部
分の円周部分に、所定の厚さからなるスズメツキ
を施こしてなる直流小型モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1936385U JPH0343823Y2 (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1936385U JPH0343823Y2 (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61138350U JPS61138350U (ja) | 1986-08-27 |
JPH0343823Y2 true JPH0343823Y2 (ja) | 1991-09-13 |
Family
ID=30508868
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1936385U Expired JPH0343823Y2 (ja) | 1985-02-14 | 1985-02-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0343823Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-14 JP JP1936385U patent/JPH0343823Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61138350U (ja) | 1986-08-27 |
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