JPH0343767Y2 - - Google Patents

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JPH0343767Y2
JPH0343767Y2 JP1984163601U JP16360184U JPH0343767Y2 JP H0343767 Y2 JPH0343767 Y2 JP H0343767Y2 JP 1984163601 U JP1984163601 U JP 1984163601U JP 16360184 U JP16360184 U JP 16360184U JP H0343767 Y2 JPH0343767 Y2 JP H0343767Y2
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JP
Japan
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door
opening
gasket
base
periphery
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JP1984163601U
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JPS6177602U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、閉鎖配電盤の盤本体内における防塵
を目的とする閉鎖配電盤の扉パツキン装置に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、閉鎖配電盤においては、箱体状盤本体
の開口を閉塞する扉にパツキン処理を施して外部
の塵埃が盤本体内に侵入しないようにすることは
よく知られている。
すなわち、従来のこの種扉パツキン装置は、第
3図に示すように、閉鎖配電盤の箱体状盤本体1
の前面および後面にそれぞれ開口2が形成され、
該開口2の周縁の盤本体1の前面にそれぞれ断面
ほぼコ字状の環状当て板3が溶接により固着さ
れ、開口2を開閉自在に閉塞する扉4の裏面外周
部に、前記当て板3に対応し、弾性を有しクロロ
プレン等からなる環状のパツキンが両面接着テー
プ等の接着材により接着されている。
そして、例えば実開昭53−158837号公報に記載
のように、配電盤の扉の裏面の折曲部の内側に帯
状のパツキンを接着したり、或いは実開昭57−
36707号公報に記載のように、開口の周縁の盤本
体に断面がほぼ三角形状のパツキンを接着してい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の装置の場合、扉を閉じる際、パツキンの
張付誤差、盤本体の製作誤差、扉の盤本体への取
付誤差等により、扉を相当な押圧力で閉じなけれ
ばパツキンが全周に渡つて密接せず、所要の防塵
効果が得られなく、扉の押圧力を増すと、パツキ
ンの当接面積が多くなり、パツキン効果があがる
反面、この押圧力がパツキンの扉への接着面にも
加わることになり、接着材の経年変化と相まつて
接着効果が弱まり、遂には、パツキンが扉から剥
離してしまう問題点があり、さらに、盤本体を多
数列盤設置した場合には、前記誤差によるパツキ
ンの押圧力のばらつきにより、各盤本体の扉面位
置が不揃いとなり、美観を損ねる結果となる。
本考案は、前記の点に留意し、前記各種誤差を
吸収してパツキン効果を増大し、かつ、パツキン
の扉からの剥離を防止し、さらにパツキンの構成
を簡単にして安価にする閉鎖配電盤の扉パツキン
装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するために、、本考案の閉鎖配
電盤の扉パツキン装置は、箱体状盤本体の開口を
開閉自在に閉塞する扉の裏面周縁部に環状のパツ
キンを接着し、パツキンの断面形状を全周にわた
り同一形状とするとともに基部が長く先部に移行
するに従い次第に短いほぼ三角形にし、前記基部
を扉の裏面への接着面とし、前記先部を前記開口
に位置させ、先部の外側に開口の周縁の盤本体の
前面に直接弾接する舌状の弾性突起部を形成し、
かつ、前記基部の内側に係止溝を形成し、扉の裏
面の4隅にスタツドを突設し、各スタツドに係止
溝に係止した押え金具をそれぞれ固定したもので
ある。
〔作 用〕
前記のように構成された本考案の閉鎖配電盤の
扉パツキン装置は、パツキンの断面形状が基部が
長く先部に移行するに従い次第に短いほぼ三角形
状であり、基部が扉の裏面への接着面であるた
め、接着面が大であり、扉からの剥離が防止され
る。その上、パツキンの基部の内側に係止溝が形
成され、扉の裏面の4隅のスタツドに固定された
押え金具がその係止溝に係止しているため、環状
のパツキンがより確実に扉に装着される。さら
に、パツキンの断面形状が全周にわたり同一形状
であるため、長尺のパツキンを各種サイズの扉に
合わせ切断して使用することができ、構成が簡単
で安価になる。
しかも、パツキンの先部が開口に位置し、その
先部の外側に開口の周縁の盤本体の前面に直接弾
接する舌状の弾性突起部が形成されているため、
その舌状の突起部のみが盤本体に弾接し、パツキ
ンの張付誤差、盤本体の製作誤差、扉の取付誤差
等の各種誤差を、突起部の弾性によりパツキン効
果を損うことなく充分に吸収する。
〔実施例〕
1実施例について第1図及び第2図を参照して
説明する。(符号5,6は欠号) これらの図面において、前記と同一記号は同一
もしくは対応するものを示し、盤本体1の開口2
を開閉自在に閉塞する扉4の裏面外周部に、パツ
キン10が両面接着テープ等の接着材11により
環状に接着され、たとえばEPTゴムからなり、
断面形状が全周にわたり同一形状であり、基部が
長く先部に移行するに従い次第に短いほぼ三角
形、すなわちほぼ不等辺直角三角形状であり、基
部が扉4への接着面になり、先部が開口2に位置
している。
そして、パツキン10の先部の外側に開口2の
周縁の盤本体1の前面に直接弾接する舌状の弾性
突起部10aを一体に形成し、かつ、パツキン1
0の基部の内側に係止溝10bを形成している。
さらに、扉4の裏面の環状のパツキン10の内
側における4隅にスタツド7を突設し、各スタツ
ド7に、二等辺部に折曲片9aを形成した二等辺
直角三角形の押え金具9を挿通し、スタツド7に
螺合した2個のナツト8,8′により押え金具9
を固定し、折曲片9aをパツキン10の隅部にお
ける係止溝10bに嵌入し、係止し、パツキン1
0を扉4の裏面に確実に支持する。
そして、前記パツキン10は長尺状のものを必
要長さに切断し、これを扉4の裏面に環状に配置
して接着し、継目12を接着し、押え金具9によ
り押圧されている。
したがつて、盤本体1の開口2を扉4により閉
塞時、扉4のパツキン10の突起部10aが開口
2の周縁の盤本体1の前面にその前周にわたつて
直接弾接し、突起部10aの弾性による撓みによ
り開口2が密閉され、防塵構造となる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されている
ので、以下に記載する効果を奏する。
パツキン10の断面形状が基部が長く先部に移
行するに従い次第に短いほぼ三角形状であり、基
部が扉4の裏面への接着面であるため、接着面が
大であり、扉4からの剥離を防止することができ
る。その上、パツキン10の基部の内側に係止溝
10bが形成され、扉4の裏面の4隅のスタツド
7に固定された押え金具9がその係止溝10bに
係止しているため、環状のパツキン10をより確
実に扉4に装着することができる。さらに、パツ
キン10の断面形状が全周にわたり同一形状であ
るため、長尺のパツキン10を各種サイズの扉に
合わせ、所要の寸法に切断して使用することがで
き、構成が簡単で安価にすることができる。
しかも、パツキン10の先部が開口2に位置
し、その先部の外側に開口2の周縁の盤本体1の
前面に直接弾接する舌状の弾性突起部10aが形
成されているため、その舌状の突起部10aのみ
が盤本体1に弾接し、パツキン10の張付誤差、
盤本体1の製作誤差、扉4の取付誤差等の各種誤
差を、突起部10aの弾性によりパツキン効果を
損うことなく充分に吸収することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の閉鎖配電盤の扉
パツキン装置の1実施例を示し、第1図は要部の
切断平面図、第2図は扉の背面図、第3図は閉鎖
配電盤の概略側面図である。 1……盤本体、2……開口、4……扉、7……
スタツド、9……押え金具、10……パツキン、
10a……突起部、10b……係止溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱体状盤本体の開口を開閉自在に閉塞する扉の
    裏面周縁部に環状のパツキンを接着し、前記パツ
    キンの断面形状を全周にわたり同一形状とすると
    ともに基部が長く先部に移行するに従い次第に短
    いほぼ三角形にし、前記基部を前記扉の裏面への
    接着面とし、前記先部を前記開口に位置させ、前
    記先部の外側に前記開口の周縁の前記盤本体の前
    面に直接弾接する舌状の弾性突起部を形成し、か
    つ、前記基部の内側に係止溝を形成し、前記扉の
    裏面の4隅にスタツドを突設し、前記各スタツド
    に前記係止溝に係止した押え金具をそれぞれ固定
    した閉鎖配電盤の扉パツキン装置。
JP1984163601U 1984-10-29 1984-10-29 Expired JPH0343767Y2 (ja)

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JP1984163601U JPH0343767Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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JPS6177602U JPS6177602U (ja) 1986-05-24
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ID=30721464

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JP2010272723A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Kawamura Electric Inc キャビネットの防塵及び防水構造
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JPS5417064U (ja) * 1977-07-08 1979-02-03
JPS5736707B2 (ja) * 1977-07-01 1982-08-05

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JPS6177602U (ja) 1986-05-24

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