JPH0343644Y2 - - Google Patents
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- JPH0343644Y2 JPH0343644Y2 JP9257585U JP9257585U JPH0343644Y2 JP H0343644 Y2 JPH0343644 Y2 JP H0343644Y2 JP 9257585 U JP9257585 U JP 9257585U JP 9257585 U JP9257585 U JP 9257585U JP H0343644 Y2 JPH0343644 Y2 JP H0343644Y2
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- Expired
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- 230000005347 demagnetization Effects 0.000 claims description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 2
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 25
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 8
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005281 excited state Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は電磁継電器、特にその接点を駆動する
カードの支持構造に関する。
カードの支持構造に関する。
考案の概要
本考案は、接点駆動用のカードの端部をベース
等の固定部品に設けた支軸に回動自在に装着する
と共に、ベース、スプール等の固定部品に設けた
突片をカードの回動支点部近傍に上方から対向せ
しめることにより、動作特性の変動を防止し、接
点切り換え動作の安定性を図るようにしたもので
ある。
等の固定部品に設けた支軸に回動自在に装着する
と共に、ベース、スプール等の固定部品に設けた
突片をカードの回動支点部近傍に上方から対向せ
しめることにより、動作特性の変動を防止し、接
点切り換え動作の安定性を図るようにしたもので
ある。
従来技術とその問題点
従来、電磁継電器、特に電磁石装置の励磁、消
磁に基づいてカードがベース面と平行に往復移動
し、接点を切り換えるようにしたものは種々提供
されている。そして、カードはベースの上方から
取り付けられ、その抜け止めないしは上方への位
置規制は、カード自体がケースの内面に当接する
ことにより行われている。
磁に基づいてカードがベース面と平行に往復移動
し、接点を切り換えるようにしたものは種々提供
されている。そして、カードはベースの上方から
取り付けられ、その抜け止めないしは上方への位
置規制は、カード自体がケースの内面に当接する
ことにより行われている。
しかしながら、この種の電磁継電器では、カー
ドを取り付けた状態で接点圧等の調整を行つた後
ケースを取り付けて組み立てるため、せつかく調
整した動作特性がカードがケース内面に接触する
ことにより変動するという問題点を有している。
また、ケースへの衝撃や温度変化によるケースの
変形でも動作特性が変動し、動作自体が不安定と
なる問題点を有している。
ドを取り付けた状態で接点圧等の調整を行つた後
ケースを取り付けて組み立てるため、せつかく調
整した動作特性がカードがケース内面に接触する
ことにより変動するという問題点を有している。
また、ケースへの衝撃や温度変化によるケースの
変形でも動作特性が変動し、動作自体が不安定と
なる問題点を有している。
問題点を解決するための手段
そこで、本考案に係る電磁継電器は、カードの
端部をベース等の固定部品に設けた支軸に回動自
在に装着すると共に、ベース、スプール等の固定
部品に設けた突片をカードの回動支点部近傍に上
方から対向せしめたことを特徴とする。
端部をベース等の固定部品に設けた支軸に回動自
在に装着すると共に、ベース、スプール等の固定
部品に設けた突片をカードの回動支点部近傍に上
方から対向せしめたことを特徴とする。
実施例
図面は本考案に係る電磁継電器の一実施例を示
し、第2図,第3図において、本電磁継電器は、
概略、ベース1と、電磁石装置10と、接点駆動
用のカード20と、接点機構部30,30′と、
ケース40とから構成されている。
し、第2図,第3図において、本電磁継電器は、
概略、ベース1と、電磁石装置10と、接点駆動
用のカード20と、接点機構部30,30′と、
ケース40とから構成されている。
電磁石装置10は、棒状の鉄心11に樹脂材か
らなる鍔部13,14をインサート成形にて固定
し、周囲に直接コイル16を巻回し、鉄心11の
後端(第2図,第3図では図示されず)をヨーク
17の後端起立片18の溝部18aに嵌合したも
のである。鉄心11の後端は起立片18の両突部
18a,18bを内方にプレス加工することによ
りあるいはレーザ溶接を施すことにより、確実に
固定される。また、コイル16の両端部は鍔部1
3に固定された中継端子15,15にハンダ付け
される。この電磁石装置10はベース1上にその
凹部2に位置させて取り付けられ、中継端子1
5,15はコイル端子39,39の切欠き39
a,39aにハンダ付けされる。
らなる鍔部13,14をインサート成形にて固定
し、周囲に直接コイル16を巻回し、鉄心11の
後端(第2図,第3図では図示されず)をヨーク
17の後端起立片18の溝部18aに嵌合したも
のである。鉄心11の後端は起立片18の両突部
18a,18bを内方にプレス加工することによ
りあるいはレーザ溶接を施すことにより、確実に
固定される。また、コイル16の両端部は鍔部1
3に固定された中継端子15,15にハンダ付け
される。この電磁石装置10はベース1上にその
凹部2に位置させて取り付けられ、中継端子1
5,15はコイル端子39,39の切欠き39
a,39aにハンダ付けされる。
接点駆動用のカード20は略ロ字形状をなし、
一端に軸受け孔21、他端に永久磁石29を挾着
した鉄片28a,28bをインサート成形にて一
体的に固定し、両側に設けた腕部22,22に接
点駆動用の溝部23,23を形成したものであ
る。このカード20はベース1上に一体的に形成
された支軸3に孔21をゆるく嵌合することによ
り、前記電磁石装置10の外側を囲むようにかつ
支軸3を支点として回動自在にベース1上に設置
され、突片24が電磁石装置10の鍔部13に形
成した突片13aの下方に位置することにより、
上方への移動を阻止されて位置決めされる。この
組み立て時において突片13a,24は互いに弾
性変形することにより、突片24が突片13aの
下方に入り込む。
一端に軸受け孔21、他端に永久磁石29を挾着
した鉄片28a,28bをインサート成形にて一
体的に固定し、両側に設けた腕部22,22に接
点駆動用の溝部23,23を形成したものであ
る。このカード20はベース1上に一体的に形成
された支軸3に孔21をゆるく嵌合することによ
り、前記電磁石装置10の外側を囲むようにかつ
支軸3を支点として回動自在にベース1上に設置
され、突片24が電磁石装置10の鍔部13に形
成した突片13aの下方に位置することにより、
上方への移動を阻止されて位置決めされる。この
組み立て時において突片13a,24は互いに弾
性変形することにより、突片24が突片13aの
下方に入り込む。
また、鉄片28aは鉄心11の一側磁極面に貼
り付けた遮磁板12aに対向し、鉄片28bは鉄
心11の他側磁極面に貼り付けた遮磁板12bと
前記ヨーク17の起立片19aとの間に位置す
る。さらに、駆動用の溝部23,23には後に説
明する可動接触片32,32が遊嵌される。
り付けた遮磁板12aに対向し、鉄片28bは鉄
心11の他側磁極面に貼り付けた遮磁板12bと
前記ヨーク17の起立片19aとの間に位置す
る。さらに、駆動用の溝部23,23には後に説
明する可動接触片32,32が遊嵌される。
接点機構部30,30′は前記ベース1の両側
に設置したもので、端子31,34a,34b
と、後端を端子31に固着した可動接触片32
と、この可動接触片32の先端両側に固着したツ
イン構成の可動接点33と、接点機構部30の端
子34a及び接点機構部30′の端子34bに固
着した固定接点35a,35bと、接点機構部3
0の端子34b及び接点機構部30′の端子34
aに取り付けた中継端子36b,36aに固着し
た固定接点35b,35aとから構成され、可動
接触片32,32は前記カード20の溝部23,
23に遊嵌される。
に設置したもので、端子31,34a,34b
と、後端を端子31に固着した可動接触片32
と、この可動接触片32の先端両側に固着したツ
イン構成の可動接点33と、接点機構部30の端
子34a及び接点機構部30′の端子34bに固
着した固定接点35a,35bと、接点機構部3
0の端子34b及び接点機構部30′の端子34
aに取り付けた中継端子36b,36aに固着し
た固定接点35b,35aとから構成され、可動
接触片32,32は前記カード20の溝部23,
23に遊嵌される。
以上の構成において、コイル16が無励磁のと
き、カード20は矢印P方向に回動して永久磁石
29の磁力にて鉄片28bがヨーク17の起立片
19bに当接し、可動接点33,33は固定接点
35b,35bを閉成している(第2図参照)。
一方、コイル16を励磁すると、鉄心11の先端
磁極面部にN極が励起され、この磁極面部に鉄片
28aが反発、鉄片28bが吸引されることとな
り、カード20が支軸3を支点に矢印Pとは逆方
向に回動する。これにて、可動接点33,33が
固定接点35b,35bから固定接点35a,3
5aに切り換わる。また、コイル16の励磁を解
除すると、先に説明した無励磁状態に復帰する。
き、カード20は矢印P方向に回動して永久磁石
29の磁力にて鉄片28bがヨーク17の起立片
19bに当接し、可動接点33,33は固定接点
35b,35bを閉成している(第2図参照)。
一方、コイル16を励磁すると、鉄心11の先端
磁極面部にN極が励起され、この磁極面部に鉄片
28aが反発、鉄片28bが吸引されることとな
り、カード20が支軸3を支点に矢印Pとは逆方
向に回動する。これにて、可動接点33,33が
固定接点35b,35bから固定接点35a,3
5aに切り換わる。また、コイル16の励磁を解
除すると、先に説明した無励磁状態に復帰する。
即ち、本実施例において、カード20はベース
1上に載置されると共に、スプール13に形成し
た突片13aがカード20に形成した突片24の
上面に当接することにより上方へ位置決めされ、
接点圧等の調整はこの状態で行われる。従つて、
調整後ケース40を被せたとしても、カード20
は突片13aにて位置規制されており、ケース4
0の内面に当接せることはなく、ケース40との
接触やケース40の熱変形等にてその動作が悪影
響を受けることはない。また、カード20は水平
面上では、後端は回動支点である支軸3にて位置
規制され、先端は鉄片28a,28bが鉄心11
の磁極面に当接して正確に位置規制される。
1上に載置されると共に、スプール13に形成し
た突片13aがカード20に形成した突片24の
上面に当接することにより上方へ位置決めされ、
接点圧等の調整はこの状態で行われる。従つて、
調整後ケース40を被せたとしても、カード20
は突片13aにて位置規制されており、ケース4
0の内面に当接せることはなく、ケース40との
接触やケース40の熱変形等にてその動作が悪影
響を受けることはない。また、カード20は水平
面上では、後端は回動支点である支軸3にて位置
規制され、先端は鉄片28a,28bが鉄心11
の磁極面に当接して正確に位置規制される。
一方、本実施例において、カード20は電磁石
装置10の外側を囲むように設置されているた
め、継電器本体の高さが低くなり他のプリント基
板実装部品との整合性を確保できる。しかも、コ
イル16を鉄心11に直接巻回したことも、継電
器本体の高さの低下に寄与している。また、カー
ド20は枠状であるために比較的剛性が高く、支
軸3も十分な長さをとれることから動作が安定
し、開閉特性が向上する。
装置10の外側を囲むように設置されているた
め、継電器本体の高さが低くなり他のプリント基
板実装部品との整合性を確保できる。しかも、コ
イル16を鉄心11に直接巻回したことも、継電
器本体の高さの低下に寄与している。また、カー
ド20は枠状であるために比較的剛性が高く、支
軸3も十分な長さをとれることから動作が安定
し、開閉特性が向上する。
なお、本考案に係る電磁継電器は前記実施例に
限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々
に変更することができる。例えば、カード20の
上方への位置規制は前記突片13a,24による
ことなく、スプール13の上端部に形成した二つ
の突片をカード20の支軸3を挾んだ両側上面に
上方から当接させてもよい。また、カード20の
上方への位置規制を行う突片はスプール13のみ
ならず、例えばベース1上に突設した突部に形成
してもよい。要すれば、ベース1やスプール13
等の固定部品に設けた突片がカードの回動支点部
近傍に上方から対向しておればよい。
限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々
に変更することができる。例えば、カード20の
上方への位置規制は前記突片13a,24による
ことなく、スプール13の上端部に形成した二つ
の突片をカード20の支軸3を挾んだ両側上面に
上方から当接させてもよい。また、カード20の
上方への位置規制を行う突片はスプール13のみ
ならず、例えばベース1上に突設した突部に形成
してもよい。要すれば、ベース1やスプール13
等の固定部品に設けた突片がカードの回動支点部
近傍に上方から対向しておればよい。
考案の効果
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、接点駆動用のカードの端部をベース等の固定
部品に設けた支軸に回動自在に装着すると共に、
ベース、スプール等の固定部品に設けた突片をカ
ードの回動支点部近傍に上方から対向せしめたた
め、カード自体をケースからは独立して位置決め
することができ、位置決めされている状態で接点
圧等の調整が行われるため、後でケースを被せて
もカードがケースとは接触することはなく、動作
特性の変動を防止することができると共に、接点
切り換え動作の安定化を図ることができる。
ば、接点駆動用のカードの端部をベース等の固定
部品に設けた支軸に回動自在に装着すると共に、
ベース、スプール等の固定部品に設けた突片をカ
ードの回動支点部近傍に上方から対向せしめたた
め、カード自体をケースからは独立して位置決め
することができ、位置決めされている状態で接点
圧等の調整が行われるため、後でケースを被せて
もカードがケースとは接触することはなく、動作
特性の変動を防止することができると共に、接点
切り換え動作の安定化を図ることができる。
図面は本考案に係る電磁継電器の一実施例を示
し、第1図は要部の断面図、第2図はケースを取
り外した状態の平面図、第3図は分解斜視図であ
る。 1……ベース、3……支軸、10……電磁石装
置、11……鉄心、13……スプール、13a…
…突片、20……カード、21……孔、24……
突片、28a,28b……鉄片、29……永久磁
石、30,30′……接点機構部。
し、第1図は要部の断面図、第2図はケースを取
り外した状態の平面図、第3図は分解斜視図であ
る。 1……ベース、3……支軸、10……電磁石装
置、11……鉄心、13……スプール、13a…
…突片、20……カード、21……孔、24……
突片、28a,28b……鉄片、29……永久磁
石、30,30′……接点機構部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電磁石装置の励磁、消磁に基づいてカードがベ
ース面と平行に往復移動し、接点を切り換える電
磁継電器において、 前記カードの端部をベース等の固定部品に設け
た支軸に回動自在に装着すると共に、ベース、ス
プール等の固定部品に設けた突片をカードの回動
支点部近傍に上方から対向せしめたことを特徴と
する電磁継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9257585U JPH0343644Y2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9257585U JPH0343644Y2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS621341U JPS621341U (ja) | 1987-01-07 |
JPH0343644Y2 true JPH0343644Y2 (ja) | 1991-09-12 |
Family
ID=30649494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9257585U Expired JPH0343644Y2 (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0343644Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-06-18 JP JP9257585U patent/JPH0343644Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS621341U (ja) | 1987-01-07 |
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