JPH0343381A - 電子レンジ用プラスチック缶詰 - Google Patents

電子レンジ用プラスチック缶詰

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Publication number
JPH0343381A
JPH0343381A JP1169985A JP16998589A JPH0343381A JP H0343381 A JPH0343381 A JP H0343381A JP 1169985 A JP1169985 A JP 1169985A JP 16998589 A JP16998589 A JP 16998589A JP H0343381 A JPH0343381 A JP H0343381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
plastic
nitrile
food
microwave oven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1169985A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Makihara
牧原 正幸
Toshiro Tatsuno
龍野 敏郎
Mitsunobu Fujita
藤田 光伸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP1169985A priority Critical patent/JPH0343381A/ja
Publication of JPH0343381A publication Critical patent/JPH0343381A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子レンジ用プラスチック缶詰に関するもの
であり、詳しくは、食品の鮮度保持性に優れた電子レン
ジ用プラスチンク缶詰に関するものである。
近年、食品に対する消費者の様々な要求に答え、揉々な
形態の食品が販売されている。そのうち、簡便さの要求
を満たすべく、調理済の食品を包装し再加熱して食べら
れるレトルト食品が注目を集めている。特に、電子レン
ジを使用する加熱調理用の食品が脚光を浴びている。
消費者の便利さを要求する声に答えるこれらの食品は、
次に、保存性と美味しさを求められ、食品の変質を防止
することが重要となっている。
〔従来の技術〕
従来の電子レンジ加熱調理用食品の容器の材質はポリプ
ロピレン樹脂が使用されていた。しかし、ポリプロピレ
ン樹脂は耐熱性は優れるが、ガスバリヤ−性が低く、食
品を保存する場合、酸化等による変質を防止する効果が
低く、保存期間すなわち賞味期間が短くなる問題があっ
た。また、エチレン−ビニルアルコール共重合体をガス
バリヤ−層とする複合容器による食品の酸化防止容器も
研究されているが、エチレン−ビニルアルコール共重合
体層の加工性が低く、容器形状に底形した場合、核層が
部分的に薄くなりガスバリヤ−性が低下する問題がある
。さらに、金属をガスバリヤ−層とする複合容器の研究
がなされているが、コストが高〈実施する上の大きな障
害となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は従来の電子レンジ加熱調理用プラスチッ
ク缶詰では不可能であった、食品の変質、腐敗を防止す
ることにより賞味期間を延長し、食味および保存性に優
れたプラスチック缶詰を提供することにある。
〔R題を解決するための手段〕
本発明者らは、かかる課題を解決する為鋭意検討し、電
子レンジ加熱調理用食品包装プラスチック缶詰に高ニト
リル系樹脂をガスバリヤ−層とする積層体を使用するこ
とにより、この問題を解決し、遂に本発明を完成した。
すなわち、本発明は、少なくとも0.02+*s+以上
の高ニトリル系樹脂層を中間層とする積層シートからな
ることを特徴とする電子レンジ用プラスチック缶詰であ
る。
本発明で用いる食品は、その種類に制限はない。
例として、米飯、カレーライス、ハヤシライス、ピラフ
、チキンライス、ドリア、牛丼、卵丼、親子丼等の米飯
加工品、やきそば、スパゲティーグラタン、シチュー、
ボルシチ、スープ、豚汁、もつ煮、フライドチキン、ハ
ンバーグ、ピザ等が挙げられる。
本発明で用いる高ニトリル系樹脂とは、アクリロニトリ
ル、メタクリレートリルなどの不飽和ニトリルを主体と
する共重合体であって不飽和ニトリル分を50重量%以
上含むものである。不飽和ニトリルと共重合可能な単量
体としては、スチレン、ブタジェン、イソプレン、メチ
ルアクリレート、エチルアクリレート、メチルメタクリ
レート、エチルメタアクリレートなどが挙げられこれら
の1種または2種以上を用いることができる。
また、ブタジェン−アクリロニトリル共重合体、イソプ
レン−アクリロニトリル共重合体、ブタジェン−スチレ
ン共重合体、ポリブタジェン、ポリイソプレンなどのゴ
ム状重合体と不飽和ニトリルを主体とする共重合体との
混合物、およびこれらのゴム状重合体の存在下に不飽和
ニトリルと前記共重合可能な単量体をグラフト重合させ
たものも用い得る。
本発明で用いる高ニトリル系樹脂層を中間層とする積層
シートとしては、高ニトリル系樹脂層の両側にポリエチ
レン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリカーボネート樹脂
、ポリエステル樹脂等からなる111類以上の樹脂層を
有するものであり、公知の共押出し法、押出しラミネー
ト法、ドライラミネート法にて製造することができる。
本発明のプラスチック缶は、上記シートを真空成形、圧
空成形することにより製造する。従来のホリ塩化ヒニリ
デン、エチレン−ビニルアルコール共重合体をガスバリ
ヤ−層として中間層に使用した場合、成形性が不足する
ため、成形後に核層が部分的に薄くなったり、ガスバリ
ヤ−切れが生じやすくなる。高ニトリル系樹脂を中間層
とした場合はこのような問題が発生しにくい。
本発明で用いるプラスチック缶の厚みは要求されるガス
バリヤ−性および剛性により決定される。
例として、高ニトリル系樹脂層の厚さは、少なくとも0
.02++nが必要であり、0.05〜0.8m11が
好ましく 、0.02+*m未満ではガスバリヤ−性が
不足するので好ましくない、また逆に0.8m111を
越えても良いが作業性が不良となったり、コストアップ
になるだけである。
本発明におけるプラスチック缶の蓋材としては、高ニト
リル系樹脂、ポリカーボネート樹脂またはポリエステル
樹脂の単層フィルムあるいは他の熱可塑性樹脂からなる
フィルムおよび/または紙に上記単層フィルム、エチレ
ン−ビニルアルコール共重合体フィルムを積層した多層
フィルム等が使用できる。蓋材は通常のヒートシール法
、インパルスシール法などによりプラスチック缶とシー
ルする。該フィルムは必要に応じて印刷してプラスチッ
ク缶詰の商品価値を高めることもできる。紙を積層した
場合は、印刷等により商品価値を高めることが容易であ
るが、内容物が透視できなくなる。紙を使用しない場合
は内容物が透視でき好ましい。
本発明においては食品の保存性を高める目的で脱酸素剤
または、不活性ガス置換または、脱酸素材と不活性ガス
置換を併用する包装方法を行うこともできる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を説明する。
製造例1 高ニトリル系樹脂として三井東圧化学ll製の商品名バ
レックスおよびポリプロピレンを用いて、共押出し法に
より厚み構成ポリプロピレン/バレックス/ポリプロピ
レン=0.210.110.2 msの2種3Nの積層
シートを得た。得られた8I層シートを真空成形して内
容1200cc、のプラスチック缶を得た。
製造例2 製造例1と同じ高ニトリル系樹脂を用い、押し出し成形
法にて厚さ0.2間のシートを得た。得られたシートを
中間層として、厚さ0.31のポリプロピレンシートと
厚さ0.15mmのポリエチレンシートをドライラミネ
ーション法により、ポリプロピレン/ペレックス/ポリ
エチレンの3種31Jの積層シートを得た。得られた積
層シートを真空成形して内容量200cc、のプラスチ
ック缶を得た。
製造例3 製造例1と同じ高ニトリル系樹脂を用い、インフレーシ
ョン成形法により厚み0.4mmのフィルムを得た。
実施例1 製造例1で得られたプラスチック缶内に、調理済のピラ
フ150gを詰め、蓋材として、製造例3のフィルムを
用いて熱シール密封し、室温にて1年間保存後、電子レ
ンジにて加熱調理し、食味評価を行った。結果を第1表
に示す。
実施例2 製造例2で得られたプラスチック缶を用いる他は実施例
1を繰り返した。結果を第1表に示す。
実施例3 密封時に窒素ガス置換包装を行う他は実施例1を繰り返
した。結果を第1表に示す。
比較例1 ポリプロピレン製のプラスチック缶を使用する他は実施
例1を繰り返した。結果を第1表に示す。
第1表 ◎ 良好 ○ 僅かに酸化 Δ 酸化 × 食用不可 〔発明の効果〕 本発明の電子レンジ用プラスチック缶詰は極めて良好な
保存性および食味保持性を具有しており、電子レンジ用
プラスチック缶詰め内の食品の酸化および変質を防止し
、消費者に手軽で美味しい電子レンジ加熱調理用食品を
提供することが可能となり、広く食品流通販売に寄与す
ること大である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも0.02mm以上の高ニトリル系樹脂層
    を中間層とする積層シートからなることを特徴とする電
    子レンジ用プラスチック缶詰。 2、高ニトリル系樹脂が50重量%以上の不飽和ニトリ
    ル単量体を含有するものである請求項1記載の電子レン
    ジ用プラスチック缶詰。
JP1169985A 1989-07-03 1989-07-03 電子レンジ用プラスチック缶詰 Pending JPH0343381A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1169985A JPH0343381A (ja) 1989-07-03 1989-07-03 電子レンジ用プラスチック缶詰

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JP1169985A JPH0343381A (ja) 1989-07-03 1989-07-03 電子レンジ用プラスチック缶詰

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Publication Number Publication Date
JPH0343381A true JPH0343381A (ja) 1991-02-25

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ID=15896461

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1169985A Pending JPH0343381A (ja) 1989-07-03 1989-07-03 電子レンジ用プラスチック缶詰

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JP (1) JPH0343381A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9528879B2 (en) 2013-01-21 2016-12-27 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Infrared detection element, infrared detector, and infrared type gas sensor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9528879B2 (en) 2013-01-21 2016-12-27 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Infrared detection element, infrared detector, and infrared type gas sensor

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