JPH0343056A - 油揚げ生地のフライヤ供給装置の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は油揚げ生地のフライヤ供給装置の制御方法に係
り、特に最終製品形状の油揚げ生地をフライヤ装置に順
次供給する油揚げ生地のフライヤ供給装置の制御方法に
関する。

〔従来の技術〕

従来、油揚げの製造は、先ず凝固成形機で形成されたシ
ート状の油揚げ生地をカッタ装置に順次搬送し、このカ
ッタ装置で製品形状の油揚げ生地に分割する。次に、こ
の製品形状の油揚げ生地を押し出し装置に順次搬送し、
この押し出し装置でフライヤ装置のコンベア上に多数取
付けられたバケットに投入する。そして、このバケット
がフライヤ装置の容器中に貯留された油中を通過するこ
とによって、油揚げが製造されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、従来の油揚げの製造方法では、油揚げの
種類、例えば油揚げの軍さ又は原料の違いにより、前記
凝固成形機で形成されるシート状の油揚げ生地の形成時
間が長くなったり短くなったりするので、油揚げの種類
によって凝固成形機から押し出し装置までの油揚げ生地
の搬送サイクルタイムが異なる。この為、油揚げ生地は
、押し出し装置でフライヤ装置に投入される際に、前記
搬送サイクルタイムが短いと一つのバケットに積み重ね
られるように投入されたり、また搬送サイクルタイムが
長いと投入されないバケットが増大し、効率良く油揚げ
が製造されないという欠点がある。

また、前記不具合を解決する為に、前記搬送サイクルタ
イムに応じてコンベアの搬送速度を適宜に調節する方法
があるが、この方法では、油揚げの種類を変更する毎に
コンベアの搬送速度を変えなければならないので、非常
に手間がかかるという欠点がある。

本発明はこのような事情に鑑みそなされたもので、搬送
サイクルタイム、即ち、押し出し装置の作動サイクルタ
イムが変動した場合であっても、一定速度のコンベアに
油揚げ生地を効率良く投入することができる油揚げ生地
のフライヤ供給装置の制御方法を提供することを目的と
する。

〔課題を解決する為の手段〕

本発明は、前記目的を達成する為に、油揚げ生地を載置
するベース（５０）と、ベース（５０）の入口側に油揚
げ生地（３２）を供給する押し出し板（５６）と、ベー
ス（５０）の上方に設けられ頃方向にスライド移動自在
なバッファフレーム（３８）と、バッファフレーム（３
８）に取代ケられ、ベース（５０）上の泊揚げ生地（３
２）をスライド移動させる上下方向移動自在な複数の間
欠送り［（４８）と、前記ベース（５０）の出口側に取
付けられたストッパ（５８）と、スト７パ（５８）に隣
擾配置され、ベース（５０）上カ２間間欠送［（４８）
で送られてきた油揚げ生地（３２）を、その下方に位置
するフライヤ装置（２４）のバケット（６８〉に投入で
きるタイミングで落下させる引抜きＩＮ（６４）と、を
有する油揚げ生地のフライヤ供給装置（，２２）を制御
して、最終製品形状の油揚げ生地（３２）を、フライヤ
装！　（２４）に順次１送する油１げ主地のフライヤ供
給装置の制御方法にｆ；・いて、前記押し出し板（５６
）のサイクルタイムよりもバッファフレーム〈３８〉の
サイクルタイムを短＜し、ベース（５０）の入口側の間
欠送り板（４８ａ）の下方に油揚げ生地（３２）が無い
場合に前記間欠送り板（４８ａ）を上方に保持した状態
でバッファフレーム（３８）を作動し、更に引抜き板（
６４）に載置された油揚げ生地（３２〉がバケット（６
８）に投入できないタイミングの時であって、前記油揚
げ生地（３２）後方の間欠送り板（４３ｆ）下方のベー
ス（５０）に順次油揚げ生＠（３２〉が余スペース無く
載置されている時、ベース〈５０）に載置されている前
記油揚げ生地（３２）の間欠送り板（４８ｆ）をと方に
保持した状態でバッファフレーム（３８）を作動し、油
揚げ生地（３２）が載置されていデ；い間欠送り板（４
８ｅ）の後方の油揚げ生地（３２）をスライド移動自在
て、油揚げ生地（３２）をベース（５０）とて先詰めし
、前記引き抜き受（６４）に載１された油揚げ生地（３
２〉をバケツ）（６８＞　に女人後、引抜き阪（６４）
後方の、′ｉｌ！Ｉ揚（デ生地〈３２）を前記引抜き彼
（６４）にｔｉ置することを待機とする。

〔作用〕

本発明によれば、先ず押し出し板（５６）で油揚げ生地
（３２）をベース（５０）の入口側に載置する。次に、
光電部（５１ａ”ｌがこの油揚げ生地（３２）を検知し
、その検出信号でロッド部（４６ａ）を作動させて第１
の間欠送り板（４８ａ）をバッファフレーム（３８）か
ら下降させ、前記油揚げ生地（３２）の端縁に当接する
。次に、前記バッファフレーム（３８）を所定量スライ
ド移動させて油揚げ生地（３２〉をスライド移動させる
と共に、この油揚げ生地（３２）を第２の間欠送りｌ１
ｌＺ　（４８ｂ）の下方まで搬送する。次に、第１の間
欠送り板（４８ａ＞をロー／ドＢ（４６ａ）の収縮で上
方に移動させて油揚げ生地（３２）から退避させ、更に
バッファフレーム（３３）を先の移動方向とは逆の方向
に同量スライド移動させて、第１の間欠送りｔｆｆ（４
８ａ）を当初の位置に復帰させる。次に、光電部（５ｌ
　ｂ）が前記油揚げ生地（３２）を検知し、この検出信
号でロッド部（４６ｂ）を作動させ、第２の間欠送り板
（４８ｂ）をバッファフレーム（３８）から下降させて
油揚げ生地（３２）の端縁に当接し、バッファフレーム
（３８）を再びスライド移動させて、この油揚げ生地（
３２）を第３の間欠送り板（４８Ｃ）の下方まで搬送す
る。前記作動を順次行い、油揚げ生地（３２〉をベース
（５０）上に沿ってスライド移動させて引抜き板〈６４
〉上に載置する。次に、この油揚げ生地（３２）を、フ
ライヤ装置（２４）のハケツ）（６８）に投入するタイ
ミングで引抜き板（６４）をスライド移動させ、フライ
ヤ装置（２４）のバケット（６８）に投入する。

一方、前記バッファフレーム（３８〉のサイクルタイム
は、押し出し板（５６）のサイクルタイムより短い為、
ベース（５０）上には油揚げ生地（３２）が存在しない
余スペースが生じる。また、前記引抜き板（６４）上に
載置された油揚げ生地（３２）がハケツ）（６８）に役
人できないタイ油揚げ生地（３２）が余スペース無く並
んだ場合には、光電１１（５ｔｈ、５１ｇ・・・）がそ
れを検知し、その検出信号で並んだ油揚げ生地（３２）
の上方のロッド部（４６ｈ、４６ｇ・・・）の作動を停
止させ、並んだ油揚げ生地（３２，３２・・・）のスラ
イド移動を停止させる。また、その時並んだ油揚げ生地
（３２，３２・・・）の後方の油揚げ生地（３２）は、
バッファフレーム（３８）、ロッド部（４６ａ、　４６
　ｂ・）及び間欠送り１（４８ａ。

４８ｂ・・・）の作動により、余スペースを詰めなが与
スライド移動すると共に、前記並んだ油揚げ生地（３２
，３２・・・）の後尾に向げて移動する。これにより、
油揚げ生地（３２）はベース（５０）上で先詰めされる
ようになるので、全てのバケット　（６８）に、′ＥＩ
］揚げ生地（３２）を投入することができ、また、押し
出しＩｆｆ（５６）の作動サイクルタイムが変動した場
合であっても、ハケ７）（６３）の：ンベア（６６）・
：”）速＝を調節すること　２；＜　　油揚）ブ生地　
（３２）　をハケ　１　）（５８）ｉこタイミング良く
投入することがてきるっ〔実施例〕 以下添付図面に従って本発明に係る油揚げ生地のフライ
ヤ供給装置の制御方法の好ましい実施例について詳説す
る。

第１図は、本発明に係る油揚げ生地のフライヤ供給装置
の制御方法の説明図が示されている。

第１図に於いて、この油揚げ生地のフライヤ供給装置２
２は、バッファフレーム３８、間欠送り板４８ａ、４８
ｔ）・・・、板状のベース５０、光電部５１ａ、５１ｂ
・・・、押し出し板５６、引抜き板６４等から構成され
ている。

バッファフレーム３８は、図中右側に横方向に設置され
たシリンダ３４のロフト部３６に左右移動自在に設けら
れている。また、このバッファフレーム３８の上部には
一対の軸受４２．４２が連拮され、この軸受４２．４２
ががイドレール４０に摺動自在に支持されて′・する。

間欠送りＩ’２４８ａ、４８ｂ・・・は、逆り字形に形
成され、前記バッファフレー二３８の下面に上下方向に
取付けされた吏数のシリンダ４４ａ、４４ｂのロッド部
４６ａ、４６ｂの下端に連結されている。

ベース５０は、前記送り板４８ａ、４８ｂ・・・の下方
全域に敷設され、前記バッファフレーム３８に平行に設
置されている。

光電部５１ａ、５１ｂ・・・は、前記ベース５０の両側
に設けられると共に、間欠送り板４８ａ、４８ｂ・・・
の側方に取付けられ、間欠送り板４８ａ、４８ｂ・・・
の下方に位置する油揚げ生地３２の有無を検知している
。

押し出し板５６は、前記ベース５０の入口側の左側方に
設けられ、更に左側方に設置されたシリンダ５２のロフ
ト部５４で左右方向移動自在に設けられている。また、
この押し出し板５６の伸縮によるサイクルタイムは、前
記バッファフレーム３８の左右方向に移動するサイクル
タイムより長く設定されている。

引抜き板６４は、前記ベース５０の出口側の右側方に設
けられ、引抜き板６４の上面はベース５０の上面と同一
面上に設けられている。ｔた、この引抜き坂６４は、右
側方に設置されたシリンダ６０のロッド部６２に左右方
向移動自在に取付けられている。引抜き板６４の上方に
はストッパ５８が固定されている。

更に、図示していないが制御部は、前記光電部５１ａ、
５１ｂの検出信号で各ロッド部４６ａ１４６ｂ・・・の
作動、停止を制御している。また、前記引抜き板６４は
、フライヤ装置２４のバケット６８がその下方向に位置
したタイミングで右方向に移動し、油揚げ生地３２をス
トッパ５８に当接させてフライヤ装置２４に投下してい
る。

このフライヤ装置２４は第２図に示すように、コンベア
６６上に多数のバケット６８．６８・・・が所定間隔で
縦横に取付けられ、このコンベア６６の下部には油７２
が貯留された容器７２が設置されている。これにより、
油揚げ生地３２は、前記油揚げ生地のフライヤ供給装置
２２から前記バケット６８に順次投入され、コンベア６
６が矢印Ｃ方向に回転することにより容器７２の油７０
中に搬送され、油揚げに製造される。

次に、前記の如く構成された油揚げ生地のフライヤ供給
装置の制御方法の作用について説明する。

先ず、押し出し板５６で矩形状生地分割装置２０　（こ
こでは概略図で示す〉上の油揚げ生地３２を、ベース５
０に向けて矢印へ方向に押し出しベースの入口側の間欠
送り板４８ａの下方に位置するように載置する。次に、
光電部５１ａがこの油揚げ生地３２を検知すると、その
検出信号で制御部〈図示せず）がロッド部４６ａを作動
させ、間欠送り板４８ａをバッファフレーム３８から矢
印Ｂ方向に下降させて前記油揚げ生地の端縁に当接する
。次に、このバッファフレーム３８を所定量矢印Ｃ方向
にスライド移動させ、油揚げ生地を同様にＣ方向に移動
させると共に、間欠送り板４８ｂの下方まで搬送する。

次に、前記間欠送り阪４８ａを矢印り方向に上昇させて
油揚げ生地３２から退避させ、更にバッファフレーム３
８を先の移動方向とは逆の矢印Ｃ方向に同量スライド移
動させて間欠送り１４８ａを当初の移動開始位置に復帰
させる。次に、光電ｆｆｆ１５　ｌ　ｂが、間欠送り阪
４８ａで送り出されてきた油揚げ生地３２を検知すると
、前記制！１１部でロッド部４６ｂを矢印Ｂ方向に下降
させて、油揚げ生地３２の端縁に当接し、バッファフレ
ーム３８を再び矢印Ｃ方向にスライド移動させ、この油
揚げ生地３２を間欠送り板４８Ｃの下方まで搬送する。

前記作動を順次符い、油揚げ生地３２をベース５０上に
沿ってスライド移動させてストッパ５８に当接させると
共に、引抜き仮６４上に載置する。次に、この引抜き板
６４を、フライヤ装置２４のバケット６８がその下方に
位置した時、即ち、油揚げ生地３２をバケット６８に投
入できるタイミングで矢印Ｆ方向にスライド移動させ、
油揚げ生地３８をバケット６８に役、入する。また、前
記引抜き板６４は、油揚げ生地３２を投入した後、左方
向に同量スライド移動して当初の位置に復帰し、間欠送
り板４８ｈか：）送り出される油揚げ生地３２を載置し
て再びバケット５８に投入できるタイミングで油醤げ生
地３２をバケット６８に投入する。

一方、前記バッファフレーム３８の左右−往復のサイク
ルタイムは、押し出し板５６の左右−往復のサイクルタ
イムより短い為、間欠送り板（ここでは間欠送り板４８
ｅ）の下方に油揚げ生地３２の無い余スペースが生じる
。また、前記引抜き板６４上に載置された油揚げ生地３
２がバケット６８に投入できないタイミングの時で、そ
の油揚げ生地３２を先頭に油揚げ生地３２が余スペース
無く４列並んだ場合には、光電部５１ｆ、５１ｇ。

５ｔｈがそれを検知し、その検出信号で制御部がロッド
部４６ｆ、４６ｇ、４６ｈの矢印Ｂ方向の下降作動を停
止させ、並んだ油揚げ生地３２．３２・・・のスライド
移動を停止する。また、この時並んだ油揚げ生地３２．
３２・・・の後方の油揚げ生地３２．３２・・・は、バ
ッファフレーム３８、ロッド部４６ｂ、４６ｃ、４６ｄ
及び間欠送り板４８ｂ１４８ｃ、４８ｄの前述した作動
によって、間欠送り板４８ｅの下方の余スペースを詰め
て並んだ油揚げ生地３２．３２・・・の後尾（間欠送り
板４８ｆの下方に位置した油揚げ生地）に向けて移動す
る。

これにより、油揚げ生地３２は引抜き板６４に向けてベ
ース５０上で矢印Ｃ方向に先詰めされるようになるので
、全てのバケット６８．６８・・・に油揚げ生地３２を
投入することができる。また、押し出し仮５６の作動サ
イクルタイムが変動した場合であっても、前述した作動
によってバケット６８の搬送速度を調整しなくても、油
揚げ生地３２をタイミング良くハケツ）６８．６８・・
・に投入することができる。

シート状油揚げ生地２６は、第２図に示すように帯状切
断装置１０に順次搬送されて帯状油揚げ生地２８に切断
される。次に、この帯状油揚げ生地２８は、横送りコン
ベア装置１２上を所定間隔で２分割装置１４に向けて順
次搬送され、この２分割装置１４で短冊状油揚げ生地３
０に分割される。次に、この短冊状油揚げ生地２８は、
振り分は装置１６で縦送りコンベア装置１８の一対のコ
ンベア１８ａ、１８ｂに投入され、このコンベア１８ａ
、１８ｂで矩形状生地分割装置２０に順次搬送される。

次に、この短冊状油揚げ生地３０は、前記矩形状生地分
割装置２０で最ａ製品形状の油揚げ生地３２のサイズに
分割されると共に、各々をＢ間隔に広げられ、前述した
油揚げ生地のフライヤ供給装置２２に順次搬送される。

次に、この油揚げ生地３２は、前記油揚げ生地のフライ
ヤ供給袋Ｗｉ２２でフライヤ装置２４に投入されて油揚
げに製造されている。

尚、入口側の間欠送り板４８ａの下方に油揚げ生地３２
が載置されていない場合には、光電部５１ａがその位置
に油揚げ生地が無いことを確認し、その信号で制御部が
ロッド部４６ａの作動を停止する。これにより、押し出
し板５６の押し出しタイミングと間欠送り板４８ａの下
降タイミングのずれによって生じる油揚げ生地３２の損
傷を防止することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係る油揚げ生地のフライヤ
供給装置の制御方法によれば、押し出し仮のサイクルタ
イムよりもバッファフレームのサイクルタイムを短くし
、更に引抜き板上に載置された油揚げ生地が余スペース
無く並んだ場合には、その後方の油揚げ生地を並んだ油
揚げ生地の後尾に向けて移動させ、油揚げ生地を先詰め
するようにしたので、押し出し板のサイクルタイムを変
更した場合であっても、一定速度のコンベアの全てのバ
ケットに油揚げ生地を投入することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る油揚げ生地のフライヤ供給装置の
制御方法を示す概略説明図、第２図は本発明に係る油揚
げ生地のフライヤ供給装置が適用された油揚げ製造装置
の実施例を示す工程図である。 ３２・・・油揚ｉｆ　生地、　３８・・・バッファフレ
ーム、４８ａ〜４８ｈ・・・間欠送り仮、　５０・・・
ベース、５６・・・押し出し阪、　　５８・・・ストッ
パ、　　６４・・・引抜き板、　　６８・・・バケット
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 油揚げ生地を載置するベースと、ベースの入口側に油揚
   げ生地を供給する押し出し板と、ベースの上方に設けら
   れ横方向にスライド移動自在なバッファフレームと、バ
   ッファフレームに取付けられ、ベース上の油揚げ生地を
   スライド移動させる上下方向移動自在な複数の間欠送り
   板と、前記ベースの出口側に取付けられたストッパと、
   ストッパに隣接配置され、ベース上から間欠送り板で送
   られてきた油揚げ生地を、その下方に位置するフライヤ
   装置のバケットに投入できるタイミングで落下させる引
   抜き板と、を有する油揚げ生地のフライヤ供給装置を制
   御して、最終製品形状の油揚げ生地を、フライヤ装置に
   順次搬送する油揚げ生地のフライヤ供給装置の制御方法
   に於いて、前記押し出し板のサイクルタイムよりもバッ
   ファフレームのサイクルタイムを短くし、 ベースの入口側の間欠送り板の下方に油揚げ生地が無い
   場合に前記間欠送り板を上方に保持した状態でバッファ
   フレームを作動し、 更に引抜き板に載置された油揚げ生地がバケットに投入
   できないタイミングの時であって、前記油揚げ生地後方
   の間欠送り板下方のベースに順次油揚げ生地が余スペー
   ス無く載置されている時、ベースに載置されている前記
   油揚げ生地の間欠送り板を上方に保持した状態でバッフ
   ァフレームを作動し、油揚げ生地が載置されていない間
   欠送り板の後方の油揚げ生地をスライド移動して、油揚
   げ生地をベース上で先詰めし、 前記引き抜き板に載置された油揚げ生地をバケットに投
   入後、引抜き板後方の油揚げ生地を前記引抜き板に載置
   することを特徴とした油揚げ生地のフライヤ供給装置の
   制御方法。