JPH0342915A - Fm多重受信機 - Google Patents

Fm多重受信機

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JPH0342915A
JPH0342915A JP17836789A JP17836789A JPH0342915A JP H0342915 A JPH0342915 A JP H0342915A JP 17836789 A JP17836789 A JP 17836789A JP 17836789 A JP17836789 A JP 17836789A JP H0342915 A JPH0342915 A JP H0342915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
path
hold circuit
detector
loop
Prior art date
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Pending
Application number
JP17836789A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Yoshioka
吉岡 庸裕
Kiyoshi Amasawa
天沢 清
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0342915A publication Critical patent/JPH0342915A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はFM多重受信機に係り、特に該受信機における
多重信号復調用のコスタスループの改良に関する。
[発明の概要] FM多重受信機において、多重信号復調用のコスタスル
ープの制御信号出力経路にサンプルホールド回路を介在
させて、この回路をマルチパスの検出状態に応じて制御
させることによりコスタスループのPLLロックアツプ
時間を短縮したものである。
[従来の技術] 現行FM放送波にデジタル信号を周波数多重させるFM
多重放送を移動受信する場合、マルチパス妨害を受ける
と、周波数多重されたデジタル信号を復調することは困
難なことになる0周波数多重されるデシダル信号はQP
SK変調されているため、受信側ではFM復調出力のコ
ンポジット信号から多重信号部分を抜き出しQPSK復
調する。
QPSK復調方式として同期検波のコスタスループ回路
が一般に用いられることが多い。
第4図にQPSK復調コ復調コスタスルー製回路。同図
において、1〜4は掛算器、5〜7はローパスフィルタ
、8及び9は2乗器、10は90″移相器、11は減算
器、12は電圧制御器(VCO)である、QPSK変調
ではキャリアの位相をデジタル信号に対応させて切り換
えている(QPSKでは4つの位相を切り換える)ため
、QPSK復調回路では単一の基準位相を持ったキャリ
ア再生を行う必要がある。このため、第4図のコスタス
ループ回路では種々の演算を行い、入力キャリアの位相
変化に影響されないように単一の基準位相を持ったキャ
リア再生を達成している。
[発明が解決しようとする課題] 次にマルチパス妨害が発生した場合のコスタスループ回
路の動作を第5図を用いて説明する。マルチパス妨害が
発生するとその発生期間、受信機入力電界強度が著しく
変化する(第5図のt4の区間)、この時、受信機のF
M検波回路のシグナルメータ出力電圧は、入力電界強度
に応じた直流電圧を発生させているため、上記マルチパ
ス妨害発生期間著しい電圧変動が発生することになる。
一方、QPSK復調コスタスループ内では、マルチパス
妨害発生期間PLLロックがはずれてしまうため、vC
O制御入力電圧は定常状態ではなくなりVC○出力周波
数の制御ができなくなる。そしてマルチパス妨害がなく
なるとコスタスループ内のループフィルタ(ローパスフ
ィルタ7)の時定数による応答遅れ(第5図のtz)を
伴って再びPLLがロックしQPSK復調が可能となる
このループフィルタの時定数を短くしてしまうとPLL
がロックする時間を短縮することはできるが、短くなる
程外乱(入力信号)に対する安定性が悪化するため、あ
まり短くすることはできない。
以上のように、従来のQPSK復調コスタスループにお
いて、マルチパス妨害という特殊なケースの場合、定常
状態で最適な時定数を持つループフィルタでは、マルチ
パス妨害がなくなってPLLがロックするまでのロック
アツプ時間があるため、この期間正常なQPSK復調出
力を得ることができない欠点を有している。
[発明の目的] 本発明の目的はマルチパス妨害がなくなった後で、直ち
にQPSK復調コスタスループ回路のPLLをロックさ
せQPSK復調出力を得るようにするにある。
C課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するため、FM多重受信機の多
重信号を復調するコスタスループにおいて、コスタスル
ープの制御信号出力経路にサンプルホールド回路を介在
せしめるとともに、受信信号のマルチパス成分の有無を
検出するマルチパス検出器を設け、上記サンプルホール
ド回路を、上記マルチパス検出器の検出状態に応じて制
御せしめることを要旨とする。
〔作用] マルチパス妨害を検出すると、サンプルホールド回路は
制御信号出力電圧をホールドする。マルチパス妨害がな
くなると、制御信号出力電圧がそのまま入力されるが、
ホールドされていた電圧との差はわずかなのでPLLの
ロックアツプ時間は短縮される。
〔実施例〕
以下図面に示す実施例を参照して本発明を説明する。
第工図は本発明によるFM多重受信機のコスタスループ
の一実施例で、第4図と同一符号は同−又は!!g、の
回路を示し、第4図と相違する点はサンプルホールド回
路13がコスタスループの制御信号出力経路に介在せし
められ、マルチパス検出器14の検出状態に応じて制御
せしめるようにした点にある。
次に上記実施例の動作を説明する。
■マルチパス妨害のない時 サンプルホールド回路13はコスタスループ制御信号を
そのままVCO制御入力電圧として使用するために、ル
ープフィルタ7へ伝達する(ホールドオフ状態)。
■マルチパス妨害のある時 サンプルホールド回路13はマルチパス妨害の入る直前
のコスタスループ制御信号出力電圧を保持し、この電圧
をVCO制御入力電圧としてループフィルタ7へ伝達す
る(ホールドオン状態)。
以上の■、■の場合を第2図を用いて説明する。
ある時間区間でマルチパス妨害が発生したとする(第2
図のt工)。この時、マルチパス検出器14によりマル
チパス妨害が発生したと判断され、サンプルホールド回
路13は、マルチパス妨害の入る直前のコスタスループ
制御信号出力電圧を保持するため、vCO制御入力電圧
はt工の期間、はぼ一定の電圧値を保持することになる
0次に、マルチパス妨害がなくなると、マルチパス検出
器14によりマルチパス妨害がないと判断され、サンプ
ルホールド回路13は入力信号であるコスタスループ制
御信号出力電圧をvCO制御入力電圧としてループフィ
ルタへ伝達する。この時、サンプルホールド回路13で
保持されていた電圧とコスタスループ制御信号出力電圧
との差はごくわずかなため、コスタスループのPLLが
ロックするロックアツプ時間はta2に示すように、第
4図の従来方式のロックアツプ時間t2に比べ短くなる
(t’s<ta) 。
第3図に上記マルチパス検出器14とサンプルホールド
回路13の一構成例を示す、同図でマルチパス検出器1
4としてリップル検出器15を用いている。リップル検
出器15は、FM検波器16のシグナルメータ出力電圧
端子17に接続され、マルチパス妨害によって発生する
シグナルメータ出力電圧中のリップル成分(交流成分)
の有無を検出する。リップル検出器出力はリップル成分
の有無に対し、サンプルホールド回路13のスイッチS
Wを制御するための2値の電圧を発生する。サンプルホ
ールド回路13はスイッチSwと電圧保持用コンデンサ
CとオペアンプAにより構成される。コスタスループの
制御信号出力電圧を入力とし、コスタスループのループ
フィルタ入力電圧を出力する構成である。マルチパス妨
害が無い時はスイッチSWはオン状態であり、入力信号
はそのままオペアンプAに入力される。オペアンプAは
負入力と出力各端子を接続されたバッファアンプである
ので入力電圧と等しい出力電圧が得られる。
従ってマルチパス妨害の無い時は、コスタスループの制
御信号出力電圧がループフィルタを通りvCO制御入力
電圧となる。マルチパス妨害がある時はスイッチSwは
オフ状態となり、オペアンプAの入力電圧はコンデンサ
Cによって保持される一定の電圧となり、これがループ
フィルタ7を介してコスタスループvCo制御入カ電圧
となる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、マルチパス妨害が
なくなると、コスタスループのPLLロックアツプ時間
が短縮できるので、従来方式に比べ多重信号の復調効率
が改善される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図。 第2図はその動作説明図、第3図はサンプルホールド回
路及びマルチパス検出器の一構成例を示す回路図、第4
図は従来のFM多重受信機のコスタスループを示すブロ
ック図、第5図はその動作説明図である。 7・・・・・・・・・ループフィルタ、12・・・・・
・・・・Vco、13・・・・・・・・・サンプルホー
ルド回路、14・・・・・・・・・マルチパス検出器。 第2図 第3図 295 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 FM多重受信機の多重信号を復調するコスタスループに
    おいて、 上記コスタスループの制御信号出力経路にサンプルホー
    ルド回路を介在せしめるとともに、受信信号のマルチパ
    ス成分の有無を検出するマルチパス検出器を設け、 上記サンプルホールド回路を、上記マルチパス検出器の
    検出状態に応じて制御せしめることを特徴とするFM多
    重受信機。
JP17836789A 1989-07-10 1989-07-10 Fm多重受信機 Pending JPH0342915A (ja)

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JP17836789A JPH0342915A (ja) 1989-07-10 1989-07-10 Fm多重受信機

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JPH0342915A true JPH0342915A (ja) 1991-02-25

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ID=16047256

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JP17836789A Pending JPH0342915A (ja) 1989-07-10 1989-07-10 Fm多重受信機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006165918A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Sony Corp 記録装置および記録方法、再生装置および再生方法、記録再生装置および記録再生方法、並びにプログラム
JP2009088756A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Hitachi Ltd コンテンツ記録媒体、コンテンツ記録装置及びコンテンツ再生装置

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