JPH0342711A - ユニット間信号接続保護回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はユニット間信号接続保護回路に関し、特にマイ
クロコンピュータシステムバスのユニット間延長接続等
に用いられる、独立した電源を有するユニット間の信号
接続回路において、いずれか一方のユニットの電源をオ
ン・オフするときのユニット間信号接続保護回路に関す
る。

〔従来の技術〕

従来、この種の保護回路としては、信号接続回路のドラ
イバ／レシーバ回路に、バイポーラトランジスタ集積回
路等の比較的耐電圧の大きな半導体素子を利用し、回路
上では、保護対策を実施せず、半導体素子の性能に依存
する方式が一般的であった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の半導体素子の性能に依存する方式は、使
用素子に制限があった。すなわち、近年の省電力化高速
化の流れに沿ったＣＭＯ３型Ｏ３回路への移行において
は、ＣＭＯ３特イｆのＳＩＮ、源オフ状態での電圧印加
による素子破損の発生、ずなわち、ラッチアップ現象が
存在するという問題点があった。

また、従来の方式においては、いずれか一方の機器の電
源オフ時間が短時間の場合は、素子破損を発生しなくて
も、長時間に亘る場合、素子の省力化が進み破損にいた
ったり、相手側ユニットの電源オフ状態を認識せず、処
理を継続したり、信号線の入出力インピーダンス変化に
よる信号電圧の低下等、システムの誤動作を生じるとい
う問題点かあった。

本発明の目的は、上述の問題点を解決し、半導体の性能
に依存することのないユニット間信号接続保護回路を提
供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のユニット間信号接続保護回路は、独立した電源
回路を有するユニット相互間の電気的信号接続が行われ
るときに用いられるユニット間信号接続保護回路におい
て、前記ユニット間の電源の投入状態を示す信号を相互
に接続することにより、前記ユニット内部に相手側電源
確認用信号を出力し、且つ相手側ユニットの電源かオン
状態であるときにのみ信−号を出力するドライバ回路と
、相手側ユニットの電源がオン状態であるときのみ入力
側に電源印加を行うレシーバ回路とをユニ・ｙト双方に
具備し、一方の電源をオフとした場合の物理的破損防止
及び誤動作保護を行うように構成されている。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例のブロック図である。

第１図において、ユニットＡ］は、下り信号３、上り信
号４．ユニットＢ電源オン信号５．ユニットＡ電源オン
信号６の各信号で、ユニツｌ−８２と電気的に信号接続
されるようになっている。

そして、ユニッ１−Ａｌ側には、信号ドライバ回路７ａ
、信号レシーバ回路８ａ、出力制御回路］、　Ｏａ　、
及び電源オン検出回路９ａかそれぞれ設けられている。

一方、ユニットＢ２には、信号Ｉ〜ライハ回路７ｂ、信
号レシーバ回路８ｂ、出力制御回路１０ｂ、及び電源オ
ン検出回路９ｂがそれぞれ設けられている。

また、下り信号３及び上り信号４により接続されるそれ
ぞれの信号ドライバ回路７ａ。

７ｂ、及び信号レシーバ回路８ａ、８ｂの半導体素子保
護とユニット誤動作保護のために、相手側ユニットの電
源オン検出回路９ａ、９ｂより発生される電源オン状態
を示すユニットＢ電源オン信号５またはユニットＡ電源
オン信号６により、出力制御回路１０ａ、１０ｂは、信
号ドライバ回路７ａ、７ｂ及び信号レシーバ回路８ａ、
８ｂの相手ユニット側への電圧印加と、信号レシーバ回
路８ａ、８ｂに対し内部信号１１．１３の出力を禁止し
ている。

そして、ユニット内部回路は、電源確認信号１２．１４
により相手側ユニットに関する処理を切り離すことが可
能となり、システム動作上の異常保護を行うことができ
る。

　５ 第１表 すなわち、第１表に示すように、ユニットＢ電源オン信
号５が論理「１」　（オン状態〉である場合にのみ、相
手側への電圧出力が許可されるので、電源オフ状態での
電圧印加が防止され、半導体素子を確実に保護するとと
もに、ユニット内部への信号出力の禁止したり、電源確
認信号によりユニット内部動作に対する異常保護を確実
に行うことができる。

第２図は、実施例の具体的回路を一方のユニットに関し
て示したもので、実際には、同一回路を相手のユニッＩ
〜にも具備する。ここで、第２図（ａ）は、電源オン状
態の信号が無電圧接点の場合を、第２図（ｂ）は、電源
オン状態の信号が電圧接点の場合を示したものである。

第２図（ａ）において、抵抗器Ｒｔ　、　Ｒ２、トラン
ジスタＱ１はユニットＡ１の電源オン検出回路９ａを、
ユニットＢ２側における抵抗器Ｒ３トランジスタＱ２．
インバータＩＣ，は出力制御回路１０ｂを、レシーバ回
路プルアップ抵抗器Ｒ１１〜Ｒ＋／とレシーバＩＣ２は
レシーバ回路８ｂを、ドライバ回路プルアップ抵抗器Ｒ
２１〜Ｒ２ｍとドライバ■Ｃ３はドライバ回路７ｂをそ
れぞれ構成する。

また、第２図（ｂ）において、抵抗器Ｒ３１〜Ｒ３，と
トランジスタＱ３はユニッ１−Ａｌの電源オン検出回路
９ａを、ユニットＢ２側におＣフるフォトカプラＰＣ１
とインバータ■Ｃ４は出力制御回路１０ｂを、レシーバ
回路プルアップ抵抗器Ｒ４１〜Ｒ４／とレシーバＴＣ１
はレシーバ回路８ｂを、ドライバ回路プルアップ抵抗器
Ｒ５１〜Ｒ５ｍとレシーバ■Ｃ６はドライバ回路７ｂを
それぞれ構成する。

第２図（ａ）、（ｂ）のいずれの場合でも、相手側装置
が電源オフ場合は、抵抗器Ｒ１１〜ｌｌ及び抵抗器Ｒ２
□〜２□または、Ｒ４，〜Ｒ４β及びＲ５□〜Ｒ１□へ
の電圧印加は、トランジスタＱ２またはフォトカプラＰ
Ｃ１により禁止される。

また、インバータＩＣ□またはＩＣ４により、ＩＣ２と
ＩＣ３またはＩＣ１とＩＣ６の相手ユニット側へ電圧出
力及びレシーバＩＣ２とＩＣ５のユニット内部への信号
出力は禁止される。

上記のごとく、接続相手側ユニットが電源オフ状態では
、ドライバ回路７ａ、７ｂ及びレシーバ回路８ａ、８ｂ
により電源を印加されることがなく、素子破損は生じな
い。また、レシーバ回路８ａ、８ｂからユニット内部へ
の誤信号出力も防止され、電源確認信号１２．１４を監
視することにより、ユニット内部は相手側ユニットに関
する処理を切り離すことが可能であり、良好にシステム
動作の異常保護を行うことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、異る電源回路を有する
ユニット間の電気的信号接続回路において、ユニット間
の電源の投入状態を示す信号を相互に接続することによ
り、信号接続回路の素子破壊に対する保護、ユニット内
部への誤信号出力の保護、電源オフユニットに関する処
理の切り離しによるシステム動作保護を、良好且つ安全
に行うことができるという効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は第１
図の一実施例の具体的な回路を示した回路図である。 １・・・ユニットＡ、２・・・ユニットＢ、７ａ、７ｂ
・・・信号ドライバ回路、８ａ、８ｂ・・・信号レシー
バ回路、９ａ、９ｂ・・・電源オン検出回路、１０ａ。 １０ｂ・・・出力制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 独立した電源回路を有するユニット相互間の電気的信号
   接続が行われるときに用いられるユニット間信号接続保
   護回路において、前記ユニット間の電源の投入状態を示
   す信号を相互に接続することにより、前記ユニット内部
   に相手側電源確認用信号を出力し、且つ相手側ユニット
   の電源がオン状態であるときにのみ信号を出力するドラ
   イバ回路と、相手側ユニットの電源がオン状態であると
   きのみ入力側に電源印加を行うレシーバ回路とをユニッ
   ト双方に具備し、一方の電源をオフとした場合の物理的
   破損防止及び誤動作保護を行うことを特徴とするユニッ
   ト間信号接続保護回路。