JPH034269B2 - - Google Patents

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JPH034269B2
JPH034269B2 JP7980685A JP7980685A JPH034269B2 JP H034269 B2 JPH034269 B2 JP H034269B2 JP 7980685 A JP7980685 A JP 7980685A JP 7980685 A JP7980685 A JP 7980685A JP H034269 B2 JPH034269 B2 JP H034269B2
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JP
Japan
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paint
coating
panel
inner panel
automobile body
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JP7980685A
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JPS61238370A (ja
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Yasuo Tanigawa
Akira Meguro
Kunihiko Wataishi
Tadashi Suzuki
Masaaki Tsuchida
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車々体を連続的に移送させつつ
塗装する自動車々体の塗装方法に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、自動車々体の塗装方法において、中塗り
塗料と内板用塗料を焼付・硬化等の工程を経ずし
て塗装し、その塗装皮膜を同時に焼付・硬化させ
た後、上塗り塗料を塗装する際には、特公昭59−
20393号(特願昭50−139659号)公報のような塗
装方法が採用されている。
すなわち、自動車々体の外板部分に中塗り塗料
を塗装し、得られた塗膜を焼付・硬化することな
く、上塗り塗料と同色ないしはほぼ同色であつ
て、中塗り塗料と同質または中塗り塗料となじむ
性質の内板用塗料を内板部分に塗装し、次いで、
中塗り塗料および内板用塗料によつて形成された
塗装皮膜を同時に焼付・硬化させ、その後、上塗
り塗料を外板部分に焼付・硬化させるようにした
ものである。そして、その際使用される中塗り塗
料としては、特公昭59−33035号(特願昭54−
173621号)公報のように、単一色の中塗り塗料を
用いることが多かつた。
しかし、最近の市場要求により、より彩度の高
い塗色を塗装することになると、上塗り塗料とし
ては顔料濃度が低く、しかも低隠蔽性の塗料を用
いざるを得なくなつてきている。そして、この上
塗り塗料のための中塗り塗装方法としては、上塗
り塗料と同色またはほぼ同色の内板用塗料のよう
なカラーシーラを用いる方法と、特開昭58−
166962号(特願昭57−49633号)公報に示される
ような灰色中塗り塗料を用いる方法がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、前者のカラーシーラを用いる塗
装方法においては、自動車々体の内板部分への内
板用塗料の塗装の際に、前に塗装した湿潤状態の
中塗り塗装皮膜上にオーバスプレーした内板用塗
料の塗料ミストが中塗り塗装皮膜上に良くなじ
み、上塗り塗装皮膜の塗り肌は良くなるものの、
カラーシーラ中の顔料コストが高くなり、そのた
めに塗装コストが上昇する不具合がある。
また、後者の灰色中塗り塗料を用いる塗装方法
においては、中塗り塗料の顔料としては安く、し
かも低隠蔽性の上塗り塗料が塗装することができ
るため、塗装コストが安くなるという利点はある
ものの、長波域で上塗り塗料の完全隠蔽時の平均
反射率から±15%の範囲内の平均反射率を有する
灰色とするため、顔料および合成樹脂の重量比が
自由に設定することができず、塗料の表面張力お
よび比重が内板用塗料に合わすことが困難であ
る。
このため、内板用塗料の塗装で、前に塗装した
湿潤状態の中塗り塗装皮膜上に塗料ミストがオー
バースプレーした際、カラーシーラを用いる塗装
方法ほど中塗り塗装皮膜とは良くなじまなかつ
た。従つて、自動車々体のエンジンルームの内板
部分近傍のフエンダー上面の外板部分などは、フ
ード中央の外板部分に比較して上塗り塗料の塗装
後における塗り肌が著しく低下される不具合があ
る。
従つて、この発明は、上記の不具合を解消する
ためになされたもので、自動車々体の内板部分近
傍に中塗り塗料および内板用塗料と同質またはな
じみやすい性質の修正用塗料を塗装することによ
つて、自動車々体の全面をカラーシーラで塗装す
ることなく、安価で、しかも上塗り塗料の塗装後
における塗り肌が良好な塗装を可能とすることに
ある。
〔発明の構成〕
すなわち、この発明に係る自動車々体の塗装方
法においては、自動車々体を連続的に移送させつ
つ塗装するにあたり、自動車々体の全体に必要に
応じて下塗り塗料を塗装し、その塗装皮膜を焼
付・硬化させた後、この自動車々体の内板部分近
傍の外板部分以外に中塗り塗料を塗装するととも
に、この中塗り塗料および後に塗装される内板用
塗料と同質またはなじみやすい性質を有する修正
塗料を自動車々体の内板部分近傍に補助中塗り塗
料として塗装する。
次に、得られた塗装皮膜を焼付・硬化すること
なく、後に塗装される上塗り塗料と同色またはほ
ぼ同色の内板用塗料を内板部分に塗装する。次い
で、中塗り塗料、修正用塗料および内板用塗料に
よつて形成された各塗装皮膜を同時に焼付・硬化
させ、その後上塗り塗料を自動車々体の外板部分
に塗装するようにしたものである。
そして、自動車々体の塗装方法において、下塗
り塗料、中塗り塗料、上塗り塗料および内板用塗
料ならびに修正用塗料が用いられるが、これらの
各塗料を概説すると次のとうりである。
(a) 下塗り塗料とは、脱脂処理、化成処理等の前
処理工程をおえた後の自動車々体の全体に塗装
されて塗装皮膜を形成するための塗料をいい、
自動車々体を形成している鋼板等とその後に塗
装される中塗り塗料、内板用塗料および修正用
塗料による塗装皮膜との強い塗着力を得ること
を目的とするものである。主な塗料としては、
電着塗料、デイツピング塗料、有機溶剤型塗
料、粉体塗料、水性塗料等が用いられる。
(b) 中塗り塗料とは、下塗り塗料と上塗り塗料の
間に塗装されて塗装皮膜を形成する塗料をい
い、上塗り塗料によつて形成される塗装皮膜の
仕上がり品質(外観品質)の確保および総合塗
装皮膜形成上で経済的に必要な膜厚を得ること
を目的として塗装される。塗料材質としてはア
ミノ・アルキツド系樹脂もしくはポリエステル
樹脂などをベースとして、チタン白、ベンガ
ラ、カーボン等の顔料を分散配合し、さらに
種々の添加剤を加えたものである。主な塗料と
しては、有機溶剤型塗料、粉体塗料、水性塗料
等が用いられる。
(c) 上塗り塗料とは、中塗り塗料の上層に塗装さ
れ、最終工程で塗装皮膜が形成される塗料をい
い、美的外観品質、長期耐候性、耐久性等が要
求される。従つて、使用される合成樹脂、顔料
等の構成成分は高級、かつ高価なものが用いら
れる。一般的にはアクリル系樹脂、アミノ・ア
ルミツド系樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン
系樹脂などをベースとして、メタリツク顔料、
真珠光沢顔料、酸化チタン、赤色酸化鉄等を分
散配合し、さらに種々の添加剤を加えたもので
ある。主な塗料としては、中塗り塗料と同様に
有機溶剤型塗料、粉体塗料、水性塗料等が用い
られる。
(d) 内板用塗料とは、自動車々体のエンジンルー
ム、ラツゲージルーム、ドアオープニング等の
通常内板と称される部分に塗装されて塗装皮膜
を形成する塗料をいう。そして、この塗料は自
動車々体の内板部分の塗装されることから、上
塗り塗料ほどの性能および性質は要求されない
が、上塗り塗料と同色ないしほぼ同色で、しか
も修正用塗料と同質とした塗料が用いられる。
一般的にはアミノ・アルキツド系樹脂、ポリエ
ステル樹脂等をベースとして、チタン白、酸化
チタン、赤色酸化鉄等の上塗り塗料と同色ない
しほぼ同色の顔料を分散配合し、さらに種々の
添加剤を加えたものである。主な塗料として
は、中塗り塗料と同様に有機溶剤型塗料、粉体
塗料、水性塗料等が用いられる。
(e) 修正用塗料とは、自動車々体のエンジンルー
ム、ラツゲージルーム等の内板部分近傍の外板
部分に補助中塗り塗料として塗装されて塗装皮
膜を形成する塗料をいう。そして、この塗料は
自動車々体の外板部分に塗装されることから、
中塗り塗料と同様な性能および性質が要求さ
れ、中塗り塗料と同質もしくは中塗り塗料とな
じみやすい性質を有し、かつ内板用塗料と同質
とした塗料が用いられる。一般的にはアミノ・
アルキツド系樹脂、ポリエステル樹脂等をベー
スとして、チタン白、カーボン等の顔料を分散
配合し、さらに種々の添加剤を加えたものであ
る。主な塗料としては、中塗り塗料と同様に有
機溶剤型塗料、粉体塗料、水性塗料等が用いら
れる。
そして、修正用塗料を塗装するタイミングは、
自動車々体の外板部分に中塗り塗料を塗装する直
前、同時および直後のいずれであつてもよい。ま
た、その塗装範囲も自動車々体のエンジンルー
ム、ラツゲージルーム等の内板部分に塗装される
内板用塗料の塗料ミストがオーバースプレーされ
て内板部分近傍の外板部分に付着する範囲よりも
広めに塗装することが望ましい。
さらに、各塗料の塗装方法においては、各塗料
に適した塗装手段、例えばエアスプレ塗装方法、
エアレス塗装方法、静電塗装方法等を適宜採用す
ることができる。そして、これらの塗装条件も各
塗料に適した条件が選択される。
〔実施例〕
以下、本発明に係る自動車々体の塗装方法を図
面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施例) 第1図は本発明の第1実施例に係る自動車々体
の塗装方法を説明する断面図、第2図は本発明の
第1実施例に係る自動車々体の塗装方法を実施す
る塗装装置の概略斜視図を示すものである。
第2図において、1は台車であつて、この台車
1はレール2の上に載置され、コンベア3によつ
て連続的に移送されるようになつている。そし
て、台車1が通過する側方には台車1に載置され
た自動車々体Wの垂直面を塗装するための三基の
回転霧化静電塗装機4a,4b,4cと一基のエ
ア霧化スプレガン5とが配設されており、台車1
が通過する上方には自動車々体Wの水平面を塗装
するための二基の回転霧化静電塗装機6a,6b
が配設されている。
また、側方に設けられている三基の回転霧化静
電塗装機4a,4b,4cのうち、上流側に配設
されている一基の回転霧化静電塗装機4aは中塗
り塗料および後に塗装される内板用塗料と同質ま
たはなじみやすい性質を有する修正用塗料が圧送
されている供給管7aに接続されており、自動
車々体Wの内板部分近傍の外板部分Waに修正用
塗料を塗装するようになつている。また、他の二
基の回転霧化静電塗装機4b,4cおよび上方の
二基の回転霧化静電塗装機6a,6bは中塗り塗
料が圧送されている供給管7bに接続されてお
り、自動車々体Wの外板部分の垂直部Wbと水平
部Wcに中塗り塗料を塗装するようになつている。
さらに、エア霧化スプレガン5は後に塗装される
上塗り塗料と同色またはほぼ同色で、しかも修理
用塗料と同質の内板用塗料が圧送されている供給
管7cに接続されており、自動車々体Wの内板部
分に内板用塗料を塗装するようになつている。
上記のように構成された塗装装置において、自
動車々体Wの塗装方法について第1図および第2
図に従つて説明する。
第1図において、21はフードアウタパネルで
あつて、このフードアウタパネル21はフードイ
ンナパネル22とスポツト溶接されて固着されて
いる。また、23はフエンダパネルであり、この
フエンダパネル23はエプロンアツパーパネル2
4とエプロンロワーパネル25とからなるエプロ
ンパネル26にボルト(図示せず)によつて固着
されている。
そして、自動車々体Wに塗装する際には、自動
車々体Wの表面に付着する油脂、塵埃等の汚れを
除去し、その表面に密着性を向上させるための化
成処理皮膜(図示せず)を形成した後、カチオン
型電着塗料を使用する電着塗装方法に従つて下塗
り塗装皮膜Maを自動車々体Wの全体に形成し、
水洗の後、その下塗り塗装皮膜Maを焼付・硬化
する。
次に、自動車々体Wを第2図に示すように台車
1上に載置して中塗り塗装工程にコンベア3によ
つて搬入して連続的に移送させる。そして、自動
車々体Wが側方の回転霧化静電塗装機4aを通過
する際に修正用塗料が塗装される。その際の塗装
部位は自動車々体Wの内板部分近傍の外板部分
Waに塗装される。一例を挙げるならば第1図に
示すようにフードアウタパネル21のフエンダパ
ネル23側の所定の幅およびフエンダパネル23
のフードアウタパネル21側の所定の幅に修正用
塗料が吹き付けられて中塗り塗料の一部をなす修
正塗装皮膜Mb,Mcが形成される。
また、自動車々体W側方の回転霧化静電塗装機
4b,4cおよび上方の回転霧化静電塗装機6
a,6bを通過するる際に中塗り塗料が塗装され
る。その際の塗装部位は自動車々体Wの外板部分
の垂直部Wbおよび水平部Wcに塗装される。一
例を挙げるならば第1図に示すようにフードアウ
タパネル21の修正塗装皮膜Mb以外の外板部分
およびフエンダパネル23の修正塗装皮膜Mc以
外の外板部分に中塗り塗料が吹き付けられて中塗
り塗装皮膜Md,Meが形成される。
さらに、、修正塗装皮膜Mb,Mcおよび中塗り
塗料皮膜Md,Meが形成された自動車々体Wは
エア霧化スプレガン5によつて内板用塗料が塗装
される。その際の塗装部位は自動車々体Wのエン
ジンルーム、ラツゲージルーム等の内板部分に塗
装される。一例を挙げるならば第1図に示すよう
にフードアウタパネル21の内板部分、フードイ
ンナパネル22の下面、フエンダパネル23およ
びエプロンアツパーパネルのフード側に内板用塗
料が吹き付けられて内板塗装皮膜Mf,Mgが形成
される。
そして、内板用塗料が自動車々体Wの内板部分
に吹き付けられる際に内板用塗料の塗料ミスト
Mh,Miが飛散して修正塗装皮膜Mb,Mcの表面
に付着するが、修正塗装皮膜Mb,Mcが内板塗
装皮膜Mf,Mgと同質であるため、塗料ミスト
Mh,Miは球状とはならずに偏平な丘状となる。
つづいて、自動車々体Wを乾燥工程に(図示せ
ず)移送し、自動車々体Wの下塗り塗装皮膜Ma
上に形成された修正塗装皮膜Mb,Mc、中塗り
塗装皮膜Md,Meおよび内板塗装皮膜Mf,Mgの
三層を同時に焼付・硬化させる。
その後、自動車々体Wを上塗り塗装工程(図示
せず)に移送し、自動車々体Wの全体に上塗り塗
料が塗装される。その際の塗装部位は自動車々体
Wの内板部分を除く、外板部分の全体に塗装され
る。一例を挙げれば第1図に示すようにフードア
ウタパネル21およびフエンダパネル25の修正
塗装皮膜Mb,Mcと中塗り塗装皮膜Md,Meの
表面に上塗り塗料が吹き付けられて上塗り塗装皮
膜Mk,Mlが形成される。この時、修正塗装皮膜
Mb,Mcの表面に飛散した塗料ミストMh,Miは
偏平な丘状となつているので、上塗り塗装皮膜
Mk,Mlの表面はほぼ平滑な面となり、その部位
での水研等の作業が不要となる。
(第2実施例) 第3図は本発明の第2実施例に係る自動車々体
の塗装方法を説明する断面図を示すものである。
この第2実施例は多くの点で第1実施例と同じ
であり、同一のものには同一の番号を付して、そ
の説明は省略し、相違点のみを述べる。
第2実施例の異なつている部分は、修正用塗料
を用いずに、中塗り塗料と内板用塗料とを重複さ
せてけ吹き付けることによつて、修正塗装皮膜
Mnを形成したものである。
これによつて、修正塗装皮膜Mn上に内板用塗
料の塗料ミストMhが飛散して付着しても、修正
塗装皮膜Mnが塗料ミストMhと同質の塗料から
形成されているため、第1実施例と同様に塗料ミ
ストは球状とはならず、偏平な丘状となり、上塗
り塗装皮膜Mhの表面はほぼ平滑な面となる。
第1実施例および第2実施例における上塗り塗
料は、ソリツドタイプの塗料で塗装されている一
層の上塗り塗装皮膜で説明したが、周知のように
上塗り塗料がメタリツクタイプの塗料である場合
にはベース塗料とクリア塗料とからなる二層で上
塗り塗装皮膜とされる。
また、第1実施例では、台車1が通過する側方
に三基の回転霧化静電塗装機4a,4b,4cを
配設したが、これを上下にレシプロ運動する一基
の回転霧化静電塗装機でも実施することができ
る。その際には回転霧化静電塗装機が上方に位置
する時はバルブ等の切換弁によつて修正用塗料を
吐出し、下方に位置する時は同様な切換弁によつ
て中塗り塗料を吐出すようにする。
〔発明の構成〕
以上説明したように、本発明に係る自動車々体
の塗装方法においては、自動車々体の内板部分近
傍に中塗り塗料および内板用塗料と同質またはな
じみやすい性質の修正用塗料を塗装するようにし
たから、内板用塗料の塗装時に飛散した塗料ミス
トが付着しても球状とはならずに偏平な丘状とな
るので、上塗り塗装皮膜の表面はほぼ平滑な面と
なり、塗装後における塗り肌が良好となる効果が
ある。
また、本発明に係る自動車々体の塗装方法にお
いては、中塗り塗料に高価なカラーシーラを多量
に使用する必要がなく、安価に、しかも品質の高
い塗装が可能となる効果がある。
さらに、本発明に係る自動車々体の塗装方法に
おいては、顔料および合成樹脂の重量比を自由に
設定することができるので、塗料の表面張力およ
び比重を内板用塗料に自由に合わすことができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る自動車々体
の塗装方法を説明する断面図である。第2図は本
発明の第1実施例に係る自動車々体の塗装方法を
実施する塗装装置の概略斜視図である。第3図は
本発明の第2実施例に係る自動車々体の塗装方法
を説明する断面図である。 W……自動車々体、Ma……下塗り塗装皮膜、
Mb,Mc……修正塗装皮膜、Md,Me……中塗
り塗装皮膜、Mf,Mg……内板塗装皮膜、Mh,
Mi……塗料ミスト、Mk,Ml……上塗り塗装皮
膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動車々体を連続的に移送させつつ塗装する
    塗装方法であつて、前記自動車々体の全体に必要
    に応じて下塗り塗料を塗装して焼付・硬化させた
    後、この自動車々体の内板部分近傍の外板部分以
    外に中塗り塗料を塗装するとともに、この中塗り
    塗料および後に塗装される内板用塗料と同質また
    はなじみやすい性質を有する修正用塗料を前記自
    動車々体の内板部分近傍に補助中塗り塗料として
    塗装し、得られた塗装皮膜を焼付・硬化すること
    なく、後に塗装される上塗り塗料と同色またはほ
    ぼ同色の内板用塗料を内板部分に塗装せしめ、次
    いで前記中塗り塗料、修正用塗料および内板用塗
    料によつて形成された各塗装皮膜を同時に焼付・
    硬化させ、その後上塗り塗料を外板部分に塗装す
    ることを特徴とする自動車々体の塗装方法。
JP7980685A 1985-04-15 1985-04-15 自動車々体の塗装方法 Granted JPS61238370A (ja)

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