JPH0342590Y2 - - Google Patents

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JPH0342590Y2
JPH0342590Y2 JP1985111360U JP11136085U JPH0342590Y2 JP H0342590 Y2 JPH0342590 Y2 JP H0342590Y2 JP 1985111360 U JP1985111360 U JP 1985111360U JP 11136085 U JP11136085 U JP 11136085U JP H0342590 Y2 JPH0342590 Y2 JP H0342590Y2
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frame
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operation button
hinge
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JP1985111360U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はビデオテープレコーダ(VTR)等に
おける操作釦装置に関する。
(ロ) 従来の技術 VTR等における操作釦装置は、使用者がVTR
等を操作するのに不可欠のものであるが、VTR
は操作が複雑であつて、操作釦の数も多くなつて
いる。そしてVTR全体を小型化するためには、
操作釦装置も操作性を損なわない程度に小さくし
なければならないし、組立を考慮すれば構成が簡
単であるということも重要である。操作釦装置と
しては例えば、実公昭60−5465号には、操作釦を
付勢する付勢部材の付勢片を千鳥状に配設する構
成が示されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが上記従来技術では、付勢部材と操作釦
とが別体で構成されており、部品点数が多い。
又、操作釦によつて操作されるスイツチが、操作
釦と同じく一列に並んでいるので、付勢部材の必
要となる面積が大きいという欠点がある。
そこで本考案は、小型で小さなスペースにも配
置することができ、構成の簡単な操作釦装置を提
供しようとするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では枠体が枠部と、この枠部より連続す
るヒンジ部であつて先端に操作釦が夫々形成さ
れ、更に隣接するヒンジ部を千鳥状に配設してな
るヒンジ部を備えている。操作釦には、ヒンジ部
の支点から離れる方向に操作部が形成されてお
り、この操作部も千鳥状に並んでいることにな
る。
(ホ) 作用 つまり、スイツチを操作する操作部が千鳥状に
位置することから、一体成型品である枠体の占有
スペースが小さく、機器の小型化に貢献する。
(ヘ) 実施例 以下図面に従い実施例を説明する。第1図は操
作釦装置の分解斜視図、第2図は裏面図、第3
図、第4図は断面図である。
第1図において、1はフロントパネルであり、
本考案の操作釦装置の他、多くの操作釦装置が配
置される。2は操作釦枠体であつて、合成樹脂に
よる一体成型品である。枠体2は枠部3と、枠部
3より延びるヒンジ部4,5,6、このヒンジ部
4,5,6の先端に設けられた操作釦7,8,
9、フロントパネル1の裏面側に配置されるプリ
ント基板10上のスイツチを操作する操作部1
1,12,13(操作釦7,9に対しては舌片
状、操作釦8に対しては半円筒状)及びプリント
基板10との距離を定めるボス14,14,1
4,14とが一体に成型されたものである。
枠体2は裏面側よりフロントパネル1に固定さ
れる。第1図では見えないがフロントパネル1に
は、3個の操作釦7,8,9が突出する開口部1
5が形成されている。16,16,16,16,
16は、枠体2が係止されるフツクである。
枠体2は、更に、2つの平面を備えている。つ
まり、枠部3aによる第1平面と、枠部3bによ
る第2平面である。これは、フロントパネル1の
裏面側の段差のある部分に、枠体2が取付けられ
るからである。そして、ヒンジ4,6は枠部3b
につながり、ヒンジ5が枠部3aにつながつてい
ることから各ヒンジは千鳥状に配置されている。
又、各操作釦7,8,9の操作部11,12,
13は各ヒンジ4,5,6の支点4a,5a,6
aから遠い位置に形成されている。(第2図参
照)。尚、枠体2のフロントパネル1への取付け
は枠体の弾性を利用することによつて(枠体2を
変形せしめて)為される。
操作釦7,8,9の操作部11,12,13が
第2図の如く千鳥状に配されているので、これに
対応してタクトスイツチも千鳥状に配される。こ
の様子が第3図、第4図に示されている。第3図
は第2図におけるA−A′断面図、第4図は同じ
くB−B′断面図である。
つまり、プリント基板10上には、スイツチ2
0,21が設けられる。スイツチ20は操作釦8
によつて操作されるものであり、半円筒状の操作
部12と当接する操作片20aを有する。スイツ
チ21は操作釦7(又は操作釦9)に対応するも
のであり、操作部11(又は操作部13)に操作
片20aが当接する。
操作部7,8,9が夫々のヒンジ部の支点4
a,5a,6aより離れた位置にあり、千鳥状に
配されているのは、操作部までの距離を同程度に
して各操作釦7,8,9での操作感が変らない様
にするためと、操作部の動きを大きくしてスイツ
チが確実に操作される様にするためである。又、
これにより占有スペースが小さくなる。尚、操作
釦7,8,9の形状、すなわち、ヒンジ部の延在
方向に対して直角方向に細長い形状も、千鳥状に
配置されたヒンジ部による操作感の違いを減少す
ることに役立つている。
各操作釦7,8,9を操作しない時の、操作釦
の位置決め(フロントパネル1からの前面の突出
量)は、次の様にして為されている。つまり操作
釦8については第3図の如く、フロントパネル1
の開口部15の突条15aに半円筒状の操作部1
2が当接することで規制される。又、操作釦7,
9については、同じく突条15aにヒンジ部4,
6が当接することにより為されている。これは、
ヒンジ部4,5,6が千鳥状に配置されているこ
とによる。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く本考案によればヒンジ部を千鳥
状に配置することにより、一つの操作釦を操作す
ることによつて隣接する操作釦が動いてしまう
「共動き」現象を防止できるとともに、操作部も
千鳥状に設けてあるので、占有するスペースを従
来例に比べて小さくすることができる。又、一体
成型の枠体を用いるので構成が簡単であり、組立
も簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも実施例を示し、第1図は分解斜
視図、第2図は裏面図、第3図、第4図は断面図
である。 1……フロントパネル、2……枠体、3……枠
部、4,5,6……ヒンジ部、7,8,9……操
作釦、11,12,13……操作部、16……フ
ツク部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠部と、該枠部に連続し隣接するもの同志が千
    鳥状に配された複数のヒンジ部と、該複数のヒン
    ジ部の先端に夫々設けられた複数の操作釦と、該
    操作釦と連続して千鳥状に配置された複数の操作
    部と、該操作部とプリント基板との距離を定める
    ボスを備える枠体と、該枠体を係止するフツク部
    を裏面に備えるフロントパネルよりなる操作釦装
    置。
JP1985111360U 1985-07-19 1985-07-19 Expired JPH0342590Y2 (ja)

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JP1985111360U JPH0342590Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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JP1985111360U JPH0342590Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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JPS6220434U JPS6220434U (ja) 1987-02-06
JPH0342590Y2 true JPH0342590Y2 (ja) 1991-09-06

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ID=30991212

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JP1985111360U Expired JPH0342590Y2 (ja) 1985-07-19 1985-07-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605465U (ja) * 1983-06-23 1985-01-16 隅谷 充壮 エア−ゾ−ル間欠噴霧装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59130342U (ja) * 1983-02-21 1984-09-01 シャープ株式会社 押釦装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605465U (ja) * 1983-06-23 1985-01-16 隅谷 充壮 エア−ゾ−ル間欠噴霧装置

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JPS6220434U (ja) 1987-02-06

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