JPH0342589A - 磁気検出器の組立方法 - Google Patents

磁気検出器の組立方法

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JPH0342589A
JPH0342589A JP1179401A JP17940189A JPH0342589A JP H0342589 A JPH0342589 A JP H0342589A JP 1179401 A JP1179401 A JP 1179401A JP 17940189 A JP17940189 A JP 17940189A JP H0342589 A JPH0342589 A JP H0342589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
resin
abutted
inner case
cast molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP1179401A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Arai
新井 育夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0342589A publication Critical patent/JPH0342589A/ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ〉産業上の利用分野 本発明は磁気検出素子を収納した内部ケースをさらに外
部ケースに封止する磁気検出器の組立方法の改良に関す
る。
(ロ)従来の技術 InSb 、 InSb −NiSb 、 InAs等
のキャリヤ移動度が高い半導体又はNi−Co 、 N
i−Fe 、 Ni−Fe−Co等の強磁性体はこれに
磁界を作用させたとき抵抗値が変化するという性質を有
しており、この性質を利用して磁気の存在、磁性体の存
在、移動の検出を行う磁気検出器が実用化されている。
(例えば、特開昭59−45576号公報) 断る磁気検出器は、例えば第2図に示すような箱型の筐
体(1〉内に前記抵抗素子(7)(8)を封止したもの
であるが、前記箱型の筐体(1)ばかりでなく、ユーザ
側の取付要求等から、例えば第3図に示す円筒形のケー
スが望まれる場合がある。この場合は、箱型筐体(1)
の形状を規格化した為および製造の容易さから、第2図
の箱型筐体(1)を内部ケースとし、第3図に示すよう
に円筒形外部ケース(20)内にそのまま樹脂封止する
手法が採られた。
第4図(イ〉(ロ)は上記手法を説明する断面図で、先
ず第4図(イ)に示すように、外部ケース(20〉の外
形寸法に合致した凹み(21)を有する注型台(22)
の凹み〈21)底面に内部ケース(23)の検知面(2
4)と外部ケース(20〉の開口部端面(25)が当接
するような状態にセットし、この状態で熱硬化性樹脂(
26〉を充填することにより第4図(ロ)のように成形
したものである。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、熱硬化性樹脂(26〉は冷却して固化す
ると収縮するという性能を有しており、その為内部ケー
ス(23)全体が内側に引込まれ、外部ケース〈20〉
の端面(25〉より内部ケース(23〉の検知面(24
)が第3図(ロ)の図示Xの分だけ(50μ〜100μ
)窪む欠点があった。すると、磁気検出器本体としては
検出部から磁気検出素子までが離れるので、検出器の出
力が低下してしまう。
これを解決する従来手法としては、窪んだ図示Xの分だ
け外部ケース(20〉を削り取る手法があるが、工程数
が増大することと、機械的研摩が何らかの歪を与えて信
頼性低下の危惧を招く欠点があった。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は上記従来の課題に鑑み成されたもので、注型台
(22)の凹み(21)の底面に、内部ケース(23〉
の検知面(24)が当接する部分と、外部ケース(20
〉の開口部端面(25〉とが当接する部分とで、あらか
じめ樹脂(26〉の収縮分Xに対応する段差を設け、段
付けをした状態で樹脂封止を行うことを特徴とする。
(本)作用 本発明によれば、内部ケース(23)の検知面(24)
と外部ケース(20)の開口部端面(25)とで段差を
付けたので、樹脂(26)の収縮によって内部ケース(
23〉が内側に引込まれ硬化した状態で検知面(24)
と開口部端面(25〉を同一水平面に形成できる。
(へ)実施例 以下に本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する
第1図<イ)(ロ)は本発明の組立方法を示し、第2図
は内部ケース内の詳細な断面図、第3図は完成した装置
の斜視図を夫々示す。
先ず磁気抵抗素子が収納された内部ケースの構成を説明
する。第2図において、図中(1)は筐体、(11)は
筐体(1〉を構成する本体部分、(12)は同じくキャ
ップ部分を示している。本体部分(11〉は黄銅板を絞
り加工して形成してあって、四隅部に若干丸味を与えた
肉厚が0 、5 mmの四角筒状に形成されており、そ
の上端部はここに嵌着したキャップ部分(12)によっ
て閉鎖され、内部には取付板(2)、センサユニット(
3〉、永久磁石(4)等が配設され、それ以外の空間部
(14)にはエポキシ等の合成樹脂が充填せしめられて
いる。
本体部分(11〉はその下側過半部分の範囲は断面−様
な矩形状をなし、またキャップ部分(12)を嵌着すべ
き上端部は肉厚を同じにした状態で断面形状をキャップ
部分(12)の肉厚相当分だけ縮小形成され、そして上
端末はその周縁部を中心線側に向けて断面円弧状をなす
肩部(lla)を形成するよう絞り、込み、中央部に縮
小された矩形状の開口部(11b)を形成せしめである
キャップ部分(12)はリン青銅板を絞り加工して肉厚
が0 、1 mmの四角形の皿鉢状に形成してあって、
前記本体部分(11〉の開口部(llb)と対向する部
分は平坦面に、また肩部(lla)と対向する部分はこ
れと面接触するよう同様の曲率をもつ円弧状の肩部(1
2a)が形成されており、本体部分(11)の上端に密
接状態で外嵌され、全周にわたって、或いは適数個所を
スポット適に本体部分(11)に溶接されている。
取付板(2)は前記した各部材によって形成される筐体
(1)内に本体部分(11)の開口部(llb)に面し
て位置しスペーサ(5〉を介してキャップ部分(12)
の下方にこれと所要の間隔を隔てて配設され、上面には
センサユニット(3)が、また下面には円柱状の永久磁
石(4)の−磁極端面が固定されている。センサユニッ
ト(3)は取付板(2)上面に固定したフェライト等の
強磁性体基板(6)上に2個の磁気抵抗素子(7)(8
)を固定して形成され、各磁気抵抗素子<7)(8)か
ら引き出したリードは取付板(2)に穿った孔を通して
その下面に導かれ、ここでノード板(9)の各一端に接
続されており、その各他端は下方に夫々所要長にわたっ
て延在されている。(9d)は筐体(1)の本体部分(
11)内面に一端を接続されたアース用のリード板であ
ってその下方に延在せしめられている。
本実施例は、上記構成の筐体(1)を内部ケース(23
)として、これを表面にクロムメツキを処した真録から
成る円筒形状の外部ケース(20〉内に封止する。
その組立方法は、先ず第1図(イ〉に示す如く外部ケー
ス(20〉内に磁気検出素子(7)(8)を封止した内
部ケース(23)を挿入し、挿入した状態で内部ケース
(23)の検知面(24)と外部ケースク20)の開口
部端面(25)を注型台(22)の凹み(21)底面に
当接させる。凹み(21)は外部ケース(20)の外形
寸法にほぼ合致するような形状寸法を有する。凹み(2
1)の底面には内部ケース(23)の検知面(24)が
当接する面と外部ケース(20〉の端面(25)が当接
する面とで50〜100μの段差(図示X)が設けられ
る。
この段差は、注型台(22)を一体成形し段差部分を研
削して掘り下げるか、又は複数の部品を組み立てること
で構成する。段差の寸法は、用いる樹脂の収縮率によっ
て適宜選択する。
その後外部ケース(20〉の注型台(22)に接した側
とは反対側の開口部からエポキシ等の熱硬化性樹脂(2
6)を圧入する。圧入した樹脂〈26〉は外部ケース(
20〉内の空間に充填され、硬化して内部ケース〈23
〉をその検知面(24)が露出するように封止する。
封止後は、外部ケース(20)が注型台(22)から離
され樹脂(26)が自然冷却される。エポキシ樹脂は多
くて100 X 10 ’−”mm/ ’C5少なくて
も50X10−”mm/”Cの熱収縮率を有するので、
内部ケース(23)には樹脂(26〉の収縮による力が
働いて内側に引込まれる。従って、検知面(24)の段
差Xを前記樹脂〈26)の収縮による移動量を見込んだ
量にしておくことにより、第3図に示す如く内部ケース
(23)の検知面〈24)と外部ケース(20)の端面
(25〉とを同一平面に形成できる。
(ト)発明の効果 以上に説明した通り、本発明によれば内部ケース(23
)の検知面(24)と外部ケース(20〉の開口部端面
(25)とを樹脂の収縮が生じた状態で同一平面とする
ことができるので、モールド後改めて平面加工せずに済
み、工程を簡素化できる利点を有する。また、平坦面に
形成できるので、被検知体と磁気センサとを近接配置す
ることができ、高い出力電圧を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ〉〈口)は本発明を説明する為の断面図、第
2図は内部ケース(23)の構成を示す断面図、第3図
は完成品の斜視図、第4図(イ)(ロ)は従来例を説明
する為の断面図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気検出素子を収納した内部ケースを外部ケース
    内に挿入し、前記内部ケースの検知面と前記外部ケース
    の開口部端面とを注型台の表面に当接せしめ、この状態
    で前記外部ケース内に樹脂を導入して固定する磁気検出
    器の組立方法において、前記注型台の表面に、前記内部
    ケースの検知面が当接する面と前記外部ケースの開口部
    端面が当接する面とであらかじめ前記樹脂の収縮を考慮
    した分だけ段差を設けたことを特徴とする磁気検出器の
    組立方法。
  2. (2)前記樹脂が熱硬化性エポキシ樹脂であることを特
    徴とする請求項第1項に記載の磁気検出器の組立方法。
  3. (3)前記内部ケースが箱型形状、前記外部ケースが円
    筒形状を成すことを特徴とする請求項第1項に記載の磁
    気検出器の組立方法。
  4. (4)前記内部ケースは、前記磁気検出素子があらかじ
    め樹脂封止されたものであることを特徴とする請求項第
    1項に記載の磁気検出器の組立方法。
JP1179401A 1989-07-11 1989-07-11 磁気検出器の組立方法 Pending JPH0342589A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002329816A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Marcon Electronics Co Ltd 樹脂封止型電子部品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002329816A (ja) * 2001-04-27 2002-11-15 Marcon Electronics Co Ltd 樹脂封止型電子部品

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