JPH0342399B2 - - Google Patents
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- JPH0342399B2 JPH0342399B2 JP59027291A JP2729184A JPH0342399B2 JP H0342399 B2 JPH0342399 B2 JP H0342399B2 JP 59027291 A JP59027291 A JP 59027291A JP 2729184 A JP2729184 A JP 2729184A JP H0342399 B2 JPH0342399 B2 JP H0342399B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segment
- ring
- suspension member
- pair
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、セグメントによるトンネル覆工のた
めのセグメントエレクタに関する。
めのセグメントエレクタに関する。
(従来技術)
シールド掘進機やトンネルボーリングマシンの
ようなトンネル掘削機によつて掘削された円形断
面のトンネルに、鋼製、コンクリート製等の円弧
状の板体から成る複数のセグメントを巻立てるた
め、従来、第1図および2図に示すようなセグメ
ントエレクタ(以下、単にエレクタという。)1
0が用いられている。
ようなトンネル掘削機によつて掘削された円形断
面のトンネルに、鋼製、コンクリート製等の円弧
状の板体から成る複数のセグメントを巻立てるた
め、従来、第1図および2図に示すようなセグメ
ントエレクタ(以下、単にエレクタという。)1
0が用いられている。
このエレクタ10は、シールド掘進機のスキン
プレート12に回転可能に支持されたリング14
と、該リングに固定された一対のビーム16と、
両端が該一対のビームに支持された、セグメント
Sを吊持するための門形の吊持部材18とを備え
る。
プレート12に回転可能に支持されたリング14
と、該リングに固定された一対のビーム16と、
両端が該一対のビームに支持された、セグメント
Sを吊持するための門形の吊持部材18とを備え
る。
このエレクタによれば、吊持部材18に連結さ
れたセグメントSは、スキンプレート12に固定
されたモータ20を介してリング14を回転駆動
することにより、リング14の軸線の周りにトン
ネルの下方位置から所定の高さ位置に回転移動さ
れる。所定の高さ位置に移動されたセグメントS
は、さらに、ビーム16と吊持部材18とに連結
された一対のジヤツキ22を伸長させて吊持部材
18をリング14の直径方向へ直線移動させるこ
とによりトンネル壁面に当接される。このように
して、複数のセグメントSがトンネル壁面に沿つ
て順次に底部から頂部に向けて環状に巻立てら
れ、互いに連結されてトンネルに1セクシヨンの
覆工が施される。
れたセグメントSは、スキンプレート12に固定
されたモータ20を介してリング14を回転駆動
することにより、リング14の軸線の周りにトン
ネルの下方位置から所定の高さ位置に回転移動さ
れる。所定の高さ位置に移動されたセグメントS
は、さらに、ビーム16と吊持部材18とに連結
された一対のジヤツキ22を伸長させて吊持部材
18をリング14の直径方向へ直線移動させるこ
とによりトンネル壁面に当接される。このように
して、複数のセグメントSがトンネル壁面に沿つ
て順次に底部から頂部に向けて環状に巻立てら
れ、互いに連結されてトンネルに1セクシヨンの
覆工が施される。
ところで、セグメントがその周方向端部におい
て外周面および内周面の両接線に直角な端面を有
しかつ覆工がこのような端面を有するセグメント
のみで円筒状に組み立てられれば、覆工は各セグ
メントがこれに隣接するセグメントによつて相互
に直径方向内方への抜け出しを阻止される構造的
に安定したものとなる。
て外周面および内周面の両接線に直角な端面を有
しかつ覆工がこのような端面を有するセグメント
のみで円筒状に組み立てられれば、覆工は各セグ
メントがこれに隣接するセグメントによつて相互
に直径方向内方への抜け出しを阻止される構造的
に安定したものとなる。
しかし、前記従来のエレクタを使用して施工さ
れる覆工においては、第3図に示すように、最後
に配置される頂部のセグメントS1をその周方向の
両端面が横断面でみてハの字状、すなわち外周面
から内周面に向けて末広がりのものとし、かつ、
セグメントS2,S3の一方の端面をセグメントS1の
前記端面と接合可能としなければ、セグメントS1
を所定の位置に配置することができない。このた
め、種々の形状のセグメントを用意する必要があ
るばかりでなく、構造的に不安定な覆工となり、
これに土水圧、裏込め材の注入圧等が作用すると
き、前記セグメントS1,S2,S3が脱落する恐れが
ある。
れる覆工においては、第3図に示すように、最後
に配置される頂部のセグメントS1をその周方向の
両端面が横断面でみてハの字状、すなわち外周面
から内周面に向けて末広がりのものとし、かつ、
セグメントS2,S3の一方の端面をセグメントS1の
前記端面と接合可能としなければ、セグメントS1
を所定の位置に配置することができない。このた
め、種々の形状のセグメントを用意する必要があ
るばかりでなく、構造的に不安定な覆工となり、
これに土水圧、裏込め材の注入圧等が作用すると
き、前記セグメントS1,S2,S3が脱落する恐れが
ある。
これを回避するために、吊持部材18とセグメ
ントSとの連結のために吊持部材18の中央部に
配置されかつジヤツキ24を介して前記軸線方向
に移動されるブラケツト26により、セグメント
S1を前記直径方向にではなく前記軸線方向へ移動
させて、隣接のセグメントS2,S3間に挿入するこ
とが考えられる。しかし、ブラケツト26の移動
によるセグメントの前記挿入を可能とするために
は、ブラケツト26の移動ストロークを大きく設
定しなければならず、このようにすると、吊持部
材18の前記中央部の前記軸線方向長さが長くな
つてブラケツト26の位置を目で確かめることが
著しく困難となり、セグメントに対するブラケツ
ト26の位置決めおよびトンネル壁面に対するセ
グメントの位置決めに支障をきたすこととなる。
ントSとの連結のために吊持部材18の中央部に
配置されかつジヤツキ24を介して前記軸線方向
に移動されるブラケツト26により、セグメント
S1を前記直径方向にではなく前記軸線方向へ移動
させて、隣接のセグメントS2,S3間に挿入するこ
とが考えられる。しかし、ブラケツト26の移動
によるセグメントの前記挿入を可能とするために
は、ブラケツト26の移動ストロークを大きく設
定しなければならず、このようにすると、吊持部
材18の前記中央部の前記軸線方向長さが長くな
つてブラケツト26の位置を目で確かめることが
著しく困難となり、セグメントに対するブラケツ
ト26の位置決めおよびトンネル壁面に対するセ
グメントの位置決めに支障をきたすこととなる。
また、セグメントSは、一対のビーム16間お
よびリング14を経てトンネルの軸線方向へ伸長
するレール(図示せず)にその長手方向へ移動可
能に懸架されたホイスト装置(図示せず)により
搬入される。ところが、吊持部材18は前記軸線
方向へ移動しないため、セグメントSを吊持部材
18に連結するためにその下方位置に据えるには
リング14を回転させて吊持部材18をトンネル
の最上方位置に移動させなければならず、動力お
よび時間の浪費が強いられる。
よびリング14を経てトンネルの軸線方向へ伸長
するレール(図示せず)にその長手方向へ移動可
能に懸架されたホイスト装置(図示せず)により
搬入される。ところが、吊持部材18は前記軸線
方向へ移動しないため、セグメントSを吊持部材
18に連結するためにその下方位置に据えるには
リング14を回転させて吊持部材18をトンネル
の最上方位置に移動させなければならず、動力お
よび時間の浪費が強いられる。
さらに、前記従来のエレクタにおいては、既に
配置されたセグメントS2,S3を押し広げてその位
置を調整することにより、最後に配置されるセグ
メントS1の挿入のためのスペースが確保される。
このため、吊持部材18の両端部近傍には既設セ
グメントS2,S3の内周面に当接可能の一対のシリ
ンダ28が取り付けられている。セグメントS1の
前記スペースへの挿入は、一対のシリンダ28に
よつて既設セグメントS2,S3を押圧する間に吊持
部材を前記直径方向へ移動させることによりなさ
れるが、一対のシリンダ28は吊持部材18とと
もに移動するため、その制御が困難であつた。
配置されたセグメントS2,S3を押し広げてその位
置を調整することにより、最後に配置されるセグ
メントS1の挿入のためのスペースが確保される。
このため、吊持部材18の両端部近傍には既設セ
グメントS2,S3の内周面に当接可能の一対のシリ
ンダ28が取り付けられている。セグメントS1の
前記スペースへの挿入は、一対のシリンダ28に
よつて既設セグメントS2,S3を押圧する間に吊持
部材を前記直径方向へ移動させることによりなさ
れるが、一対のシリンダ28は吊持部材18とと
もに移動するため、その制御が困難であつた。
(目的)
本発明の目的は、セグメントに対する吊持部材
の位置決めおよびトンネル壁面に対するセグメン
トの位置決めを阻害することがなくかつセグメン
トの配置のためにこれをトンネルの軸線方向へ移
動可能なセグメントエレクタを提供することにあ
る。
の位置決めおよびトンネル壁面に対するセグメン
トの位置決めを阻害することがなくかつセグメン
トの配置のためにこれをトンネルの軸線方向へ移
動可能なセグメントエレクタを提供することにあ
る。
本発明の他の目的は、既設セグメントを拡開す
るためのシリンダの制御を容易にすることにあ
る。
るためのシリンダの制御を容易にすることにあ
る。
(構成)
本発明に係るセグメントエレクタは、トンネル
掘削機に回転可能に取り付けられたリングおよび
該リングに支持された一対のビームを備え、該ビ
ームに支持される吊持部材をその全体が前記リン
グの軸線方向へ移動可能であるようにしたことを
特徴とする。
掘削機に回転可能に取り付けられたリングおよび
該リングに支持された一対のビームを備え、該ビ
ームに支持される吊持部材をその全体が前記リン
グの軸線方向へ移動可能であるようにしたことを
特徴とする。
また、本発明は、最後に組み立てられるセグメ
ントの挿入のためのスペースを確保するためのシ
リンダを、前記一対のビームに連結したことを特
徴とする。
ントの挿入のためのスペースを確保するためのシ
リンダを、前記一対のビームに連結したことを特
徴とする。
(効果)
本発明によれば、吊持部材全体を前記軸線方向
へ移動可能としたことから、セグメントを前記軸
線方向へ移動させて組み立てるに要する移動スト
ロークを確保することができ、しかもこれによつ
て吊持部材とセグメントとの連結時における位置
決めおよびセグメントの巻立て時における位置決
めに支障をきたすことはない。このことから、使
用されるセグメントの全てを両端面が内外両周面
の接線に直角なものとすることができ、これによ
り、巻立てられたセグメントがトンネルの径方向
内方へ移動することを阻止することができ、その
結果、構造的に安定した覆工とすることができ
る。吊持部材を前記軸線方向に移動可能としたこ
とは、また、吊持部材を回転させることなしにセ
グメントを吊持部材の下方に搬入することを可能
とし、これによつて吊持部材へのセグメントの連
結作業に要する時間を短縮しかつこれに要する動
力を小さくすることができる。
へ移動可能としたことから、セグメントを前記軸
線方向へ移動させて組み立てるに要する移動スト
ロークを確保することができ、しかもこれによつ
て吊持部材とセグメントとの連結時における位置
決めおよびセグメントの巻立て時における位置決
めに支障をきたすことはない。このことから、使
用されるセグメントの全てを両端面が内外両周面
の接線に直角なものとすることができ、これによ
り、巻立てられたセグメントがトンネルの径方向
内方へ移動することを阻止することができ、その
結果、構造的に安定した覆工とすることができ
る。吊持部材を前記軸線方向に移動可能としたこ
とは、また、吊持部材を回転させることなしにセ
グメントを吊持部材の下方に搬入することを可能
とし、これによつて吊持部材へのセグメントの連
結作業に要する時間を短縮しかつこれに要する動
力を小さくすることができる。
また、本発明によれば、1つのセクシヨンにお
ける最後のセグメントの配置に際し、該セグメン
トの隣接する既設セグメントの拡開のためのシリ
ンダを、吊持部材にではなく一対のビームに連結
したことから、吊持部材の運動とは無関係に前記
シリンダを制御することができる。
ける最後のセグメントの配置に際し、該セグメン
トの隣接する既設セグメントの拡開のためのシリ
ンダを、吊持部材にではなく一対のビームに連結
したことから、吊持部材の運動とは無関係に前記
シリンダを制御することができる。
(実施例)
本発明が特徴とするところは、第4図ないし第
8図に示す実施例についての以下の説明により、
さらに明らかとなろう。
8図に示す実施例についての以下の説明により、
さらに明らかとなろう。
第4図および5図を参照すると、シールド掘進
機、トンネルボーリングマシンのようなトンネル
掘削機により掘削されたトンネル内に、本発明に
係るセグメントエレクタ50が配置され、また、
セグメントエレクタ50の後方にはこれを用いる
ことによつて施工され、互いに連結された複数セ
クシヨンから成る覆工Lが配置されている。
機、トンネルボーリングマシンのようなトンネル
掘削機により掘削されたトンネル内に、本発明に
係るセグメントエレクタ50が配置され、また、
セグメントエレクタ50の後方にはこれを用いる
ことによつて施工され、互いに連結された複数セ
クシヨンから成る覆工Lが配置されている。
図示のトンネル掘削機はシールド掘進機から成
り、その後部に設けられた環状のスキンプレート
52内に、セグメントエレクタ50を構成するリ
ング54が配置されている。なお、前記シールド
掘削機は、いわゆる機械掘り式および手掘り式の
いずれであつてもよい。リング54は、スキンプ
レート52の内周面上にその周方向へ間隔をおい
てかつリング54の軸線と平行な軸線の周りに回
転可能に配置された複数のローラ56に支持され
ており、スキンプレート52に固定されたモータ
58を含む回転手段によりその軸線の回りに回転
駆動される。リング54は切羽側の内周面に、モ
ータ58の回転軸に取り付けられたピニオン60
と噛合する歯54aを有する。リング54の軸線
は、通常、トンネルの軸線と一致する。
り、その後部に設けられた環状のスキンプレート
52内に、セグメントエレクタ50を構成するリ
ング54が配置されている。なお、前記シールド
掘削機は、いわゆる機械掘り式および手掘り式の
いずれであつてもよい。リング54は、スキンプ
レート52の内周面上にその周方向へ間隔をおい
てかつリング54の軸線と平行な軸線の周りに回
転可能に配置された複数のローラ56に支持され
ており、スキンプレート52に固定されたモータ
58を含む回転手段によりその軸線の回りに回転
駆動される。リング54は切羽側の内周面に、モ
ータ58の回転軸に取り付けられたピニオン60
と噛合する歯54aを有する。リング54の軸線
は、通常、トンネルの軸線と一致する。
リング54の坑口側には、その後方へリング5
4の軸線と平行に伸びる一対のビーム62が片持
ち支持されており、該一対のビームは、リング5
4の直径方向に間隔をおいて配置されている。し
たがつて、一対のビーム62は、リング54を回
転させたとき、該リングとともに回転する。
4の軸線と平行に伸びる一対のビーム62が片持
ち支持されており、該一対のビームは、リング5
4の直径方向に間隔をおいて配置されている。し
たがつて、一対のビーム62は、リング54を回
転させたとき、該リングとともに回転する。
前記一対のビームには、覆工のための鋼製、コ
ンクリート製等のセグメントSを吊持する部材6
4が、リング54の直径方向およびリング54の
軸線方向すなわちビーム62の長手方向へ移動可
能に支持されている。セグメントSは、円弧状の
外周面および内周面と、両端面が前記内外両周面
の接線に直交する周方向端面とを有する。吊持部
材64は、第6図に示すように、トンネルの径方
向外方へ突出する門形の形状を有し、その外周側
における中央部に、相互に間隔をおいた一対のブ
ラケツト64aが設けられている。このブラケツ
ト64aとセグメントSの内周面の中央に配置さ
れたブラケツトBとをピン68を介して連結する
ことにより、吊持部材64がセグメントSを吊持
することができる。また、吊持部材64の各屈曲
部に、連結されたセグメントSの内周面に対して
伸縮可能の保持シリンダ70が配置されており、
両保持シリンダを伸長動作させることにより、吊
持時におけるセグメントSがトンネルと同心に維
持される。
ンクリート製等のセグメントSを吊持する部材6
4が、リング54の直径方向およびリング54の
軸線方向すなわちビーム62の長手方向へ移動可
能に支持されている。セグメントSは、円弧状の
外周面および内周面と、両端面が前記内外両周面
の接線に直交する周方向端面とを有する。吊持部
材64は、第6図に示すように、トンネルの径方
向外方へ突出する門形の形状を有し、その外周側
における中央部に、相互に間隔をおいた一対のブ
ラケツト64aが設けられている。このブラケツ
ト64aとセグメントSの内周面の中央に配置さ
れたブラケツトBとをピン68を介して連結する
ことにより、吊持部材64がセグメントSを吊持
することができる。また、吊持部材64の各屈曲
部に、連結されたセグメントSの内周面に対して
伸縮可能の保持シリンダ70が配置されており、
両保持シリンダを伸長動作させることにより、吊
持時におけるセグメントSがトンネルと同心に維
持される。
吊持部材64は、第1移動手段72および第2
移動手段74を介して、その全体をリング54の
前記直径方向および前記軸線方向へ直線的に移動
させることができる。
移動手段74を介して、その全体をリング54の
前記直径方向および前記軸線方向へ直線的に移動
させることができる。
第1移動手段72は、第7図に示すように、一
端部がビーム62に枢着され他端部が該ビームを
前記直径方向に貫通して伸びる一対の第1ジヤツ
キ76を有する。各第1ジヤツキの他端部は対応
する後記フレーム78に枢着されており、両第1
ジヤツキ76を伸縮動作させることにより、両フ
レーム78を前記直径方向すなわち第4図におい
て上下方向に直線運動させることができる。
端部がビーム62に枢着され他端部が該ビームを
前記直径方向に貫通して伸びる一対の第1ジヤツ
キ76を有する。各第1ジヤツキの他端部は対応
する後記フレーム78に枢着されており、両第1
ジヤツキ76を伸縮動作させることにより、両フ
レーム78を前記直径方向すなわち第4図におい
て上下方向に直線運動させることができる。
他方、第2移動手段74は、ビーム62の長手
方向へ伸びかつ前記直径方向外方に開放する面を
有する一対のフレーム78と、各フレームにその
長手方向に配置された第2ジヤツキ80とを有す
る。フレーム78と第2ジヤツキ80とは、それ
ぞれ、セグメントの軸線方向長さ以上の長さおよ
びストロークを有する。各第2ジヤツキ80の一
端部は関連するフレーム78の前端部に固定され
他端部が該フレームの後端部を該フレームに対し
て移動可能に貫通している。一対の第2ジヤツキ
80の各他端部には前記吊持部材64の端部が板
状の連結部材を介して枢着されており、両第2ジ
ヤツキ80の伸縮動作により、吊持部材64を第
2ジヤツキの他端部とともに前記軸線方向すなわ
ち第4図において左右方向に直線運動させること
ができる。
方向へ伸びかつ前記直径方向外方に開放する面を
有する一対のフレーム78と、各フレームにその
長手方向に配置された第2ジヤツキ80とを有す
る。フレーム78と第2ジヤツキ80とは、それ
ぞれ、セグメントの軸線方向長さ以上の長さおよ
びストロークを有する。各第2ジヤツキ80の一
端部は関連するフレーム78の前端部に固定され
他端部が該フレームの後端部を該フレームに対し
て移動可能に貫通している。一対の第2ジヤツキ
80の各他端部には前記吊持部材64の端部が板
状の連結部材を介して枢着されており、両第2ジ
ヤツキ80の伸縮動作により、吊持部材64を第
2ジヤツキの他端部とともに前記軸線方向すなわ
ち第4図において左右方向に直線運動させること
ができる。
吊持部材64の前記直径方向への直線運動およ
び吊持部材64の前記軸線方向への直線運動をよ
り円滑にするため、第1移動手段72は、各ビー
ム62に関して、一対の脚部がビーム62を貫通
しかつフレーム78に固定された門形のガイドフ
レーム82を有し、また、第2移動手段74は、
各フレーム78に関して、吊持部材64の前記端
部を貫通して伸びかつ前記フレームに支承された
ガイドロツド84を有する。
び吊持部材64の前記軸線方向への直線運動をよ
り円滑にするため、第1移動手段72は、各ビー
ム62に関して、一対の脚部がビーム62を貫通
しかつフレーム78に固定された門形のガイドフ
レーム82を有し、また、第2移動手段74は、
各フレーム78に関して、吊持部材64の前記端
部を貫通して伸びかつ前記フレームに支承された
ガイドロツド84を有する。
セグメントSは、トンネルの軸線のわずかに上
方を通つて該軸線と平行に掛け渡されたレール
(図示せず)に沿つて移動可能なホイスト装置
(図示せず)のような運搬手段により坑口側から
切羽側に運び込まれ、第2ジヤツキ80を縮小動
作させることにより吊持部材64を切羽側に移動
させ(第4図に鎖線で示す)、ここに留めておく
間に、トンネル壁面の底部上または既に配置され
たセグメント上に据えられる。したがつて、セグ
メントの搬入のために、吊持部材64をトンネル
の頂部位置まで回転させることは必要でない。
方を通つて該軸線と平行に掛け渡されたレール
(図示せず)に沿つて移動可能なホイスト装置
(図示せず)のような運搬手段により坑口側から
切羽側に運び込まれ、第2ジヤツキ80を縮小動
作させることにより吊持部材64を切羽側に移動
させ(第4図に鎖線で示す)、ここに留めておく
間に、トンネル壁面の底部上または既に配置され
たセグメント上に据えられる。したがつて、セグ
メントの搬入のために、吊持部材64をトンネル
の頂部位置まで回転させることは必要でない。
次に、リング54を僅かに回転させた後、第2
移動手段74により吊持部材64を後方へ移動さ
せて、ブラケツト64aをセグメントのブラケツ
トBの側方に位置させ、次いでリング54を逆方
向へ僅かに回転させて両ブラケツト64a,Bを
整合させ、ピン68で相互連結する。吊持部材6
4およびセグメントSに関するこの一連の位置決
め操作に際し、吊持部材64の先端に位置するブ
ラケツト64aを常に目視することができ、これ
により前記位置決めを的確にかつ短時間で行なう
ことができる。
移動手段74により吊持部材64を後方へ移動さ
せて、ブラケツト64aをセグメントのブラケツ
トBの側方に位置させ、次いでリング54を逆方
向へ僅かに回転させて両ブラケツト64a,Bを
整合させ、ピン68で相互連結する。吊持部材6
4およびセグメントSに関するこの一連の位置決
め操作に際し、吊持部材64の先端に位置するブ
ラケツト64aを常に目視することができ、これ
により前記位置決めを的確にかつ短時間で行なう
ことができる。
吊持部材64に連結されたセグメントSは、保
持シリンダ70によりその姿勢を制御された後、
リング54を角度的に回転させ、次いで第2移動
手段74により吊持部材64をセグメントSの軸
線方向長さ以上の距離を前進させ、さらに第1移
動手段72によりセグメントSをトンネル壁面に
近接させ、次に第2移動手段により吊持部材64
を後方へ移動させてセグメントを所定の位置に配
置する。このセグメントの配置に際しても、前記
吊持部材とセグメントとの連結時におけると同
様、ブラケツト64aを常に監視することがで
き、トンネル壁面に対するセグメントの位置決め
が容易である。このようにして、トンネルの底部
から頂部へ順次に複数のセグメントSを巻立てか
つセグメント相互を連結した後、最後にセグメン
トS1がトンネルの頂部近傍に配置される(第8図
に鎖線で示す)。
持シリンダ70によりその姿勢を制御された後、
リング54を角度的に回転させ、次いで第2移動
手段74により吊持部材64をセグメントSの軸
線方向長さ以上の距離を前進させ、さらに第1移
動手段72によりセグメントSをトンネル壁面に
近接させ、次に第2移動手段により吊持部材64
を後方へ移動させてセグメントを所定の位置に配
置する。このセグメントの配置に際しても、前記
吊持部材とセグメントとの連結時におけると同
様、ブラケツト64aを常に監視することがで
き、トンネル壁面に対するセグメントの位置決め
が容易である。このようにして、トンネルの底部
から頂部へ順次に複数のセグメントSを巻立てか
つセグメント相互を連結した後、最後にセグメン
トS1がトンネルの頂部近傍に配置される(第8図
に鎖線で示す)。
ところで、セグメントS1の配置前においてはこ
れに隣接する2つのセグメントS2,S3は、第6図
に示すように、重力により上方の部分がわずかに
垂れ下がつたような状態となる。そこで、これを
押し広げ、拡開してセグメントS1の配置スペース
を確保しなければならない。このために、セグメ
ントエレクタ10には、吊持部材64と反対の側
にあつて両端部近傍でビーム62の自由端に固定
された門形のアーム86と該アームの両端部に一
端が枢着された一対のシリンダ88とが配置され
ている。一対のシリンダ88の各他端には前記軸
線と平行な回転軸線の周りに回転可能のローラ、
球体等の回転体90であつて既設の前記セグメン
トS,S2,S3の内周面を転動可能の回転体を取り
付けることが望ましく、これによりシリンダ88
および既設セグメント間の摩擦を小さくすること
ができる。また、アーム86はビーム62の自由
端相互を連結してこれを補強する。
れに隣接する2つのセグメントS2,S3は、第6図
に示すように、重力により上方の部分がわずかに
垂れ下がつたような状態となる。そこで、これを
押し広げ、拡開してセグメントS1の配置スペース
を確保しなければならない。このために、セグメ
ントエレクタ10には、吊持部材64と反対の側
にあつて両端部近傍でビーム62の自由端に固定
された門形のアーム86と該アームの両端部に一
端が枢着された一対のシリンダ88とが配置され
ている。一対のシリンダ88の各他端には前記軸
線と平行な回転軸線の周りに回転可能のローラ、
球体等の回転体90であつて既設の前記セグメン
トS,S2,S3の内周面を転動可能の回転体を取り
付けることが望ましく、これによりシリンダ88
および既設セグメント間の摩擦を小さくすること
ができる。また、アーム86はビーム62の自由
端相互を連結してこれを補強する。
セグメントS1の配置のためにリング54を介し
て吊持部材64を角度的に回転させるとき、予め
一対のシリンダ88の伸縮位置を回転体90が適
度の押圧力をもつて既設セグメントに当接するよ
うに調整しておくことにより、セグメントS2,S3
が拡開される。一対のシリンダ88は、ビーム6
2に固定されたアーム86に取り付けられている
ため、吊持部材64と連動しない。したがつて、
一対のシリンダ88の制御は吊持部材の運動と無
関係となり、該制御を容易にする。なお、一対の
シリンダ88は、前記アームを介することなく、
ビーム62に直接に取り付けることもできる。
て吊持部材64を角度的に回転させるとき、予め
一対のシリンダ88の伸縮位置を回転体90が適
度の押圧力をもつて既設セグメントに当接するよ
うに調整しておくことにより、セグメントS2,S3
が拡開される。一対のシリンダ88は、ビーム6
2に固定されたアーム86に取り付けられている
ため、吊持部材64と連動しない。したがつて、
一対のシリンダ88の制御は吊持部材の運動と無
関係となり、該制御を容易にする。なお、一対の
シリンダ88は、前記アームを介することなく、
ビーム62に直接に取り付けることもできる。
前記のようにして、既設の覆工Lの前方にこれ
と連結された1つのセクシヨンの覆工が形成され
た後、該覆工とトンネル壁面との間にモルタルの
ような裏込め材が充填される。
と連結された1つのセクシヨンの覆工が形成され
た後、該覆工とトンネル壁面との間にモルタルの
ような裏込め材が充填される。
第1図は従来のセグメントエレクタの縦断面
図、第2図は第1図の線2−2に沿つて得た横断
面図、第3図は従来のセグメントエレクタによる
セグメントの組み立て状態図、第4図は本発明に
係るセグメントエレクタの縦断面図、第5図は第
4図の線5−5に沿つて得た横断面図、第6図は
第4図の線6−6に沿つて得た横断面図、第7図
は第4図の線7−7に沿つて得た横断面図、第8
図は第4図の線8−8に沿つて得た横断面図であ
る。 50:セグメントエレクタ、54:リング、6
2:ビーム、64:吊持部材、72:第1移動手
段、74:第2移動手段、76:第1ジヤツキ、
78:フレーム、80:第2ジヤツキ、82:ガ
イドフレーム、84:ガイドロツド、86:アー
ム、88:シリンダ、90:回転体、S,S1,
S2,S3:セグメント。
図、第2図は第1図の線2−2に沿つて得た横断
面図、第3図は従来のセグメントエレクタによる
セグメントの組み立て状態図、第4図は本発明に
係るセグメントエレクタの縦断面図、第5図は第
4図の線5−5に沿つて得た横断面図、第6図は
第4図の線6−6に沿つて得た横断面図、第7図
は第4図の線7−7に沿つて得た横断面図、第8
図は第4図の線8−8に沿つて得た横断面図であ
る。 50:セグメントエレクタ、54:リング、6
2:ビーム、64:吊持部材、72:第1移動手
段、74:第2移動手段、76:第1ジヤツキ、
78:フレーム、80:第2ジヤツキ、82:ガ
イドフレーム、84:ガイドロツド、86:アー
ム、88:シリンダ、90:回転体、S,S1,
S2,S3:セグメント。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 トンネル掘削機に回転可能に取り付けられた
リングと、該リングに間隔をおいて配置されかつ
前記リングの軸線方向後方へ伸長する一対のビー
ムと、前記一対のビームに支持されたセグメント
吊持部材であつて該吊持部材全体が前記リングの
直径方向および前記軸線方向へ移動可能である吊
持部材と、前記リングを回転させる手段と、前記
吊持部材を前記直径方向へ移動させるための第1
移動手段および前記軸線方向へ移動させるための
第2移動手段とを含む、セグメントエレクタ。 2 前記吊持部材は前記セグメントの軸線方向長
さ以上の距離を移動可能である、特許請求の範囲
第1項に記載のセグメントエレクタ。 3 前記第1移動手段は、一端部が前記ビームに
連結され前記直径方向へ伸びる第1ジヤツキを有
し、また、前記第2移動手段は、前記第1ジヤツ
キの他端部に連結されたフレームと、該フレーム
に前記軸線と平行に支承されたジヤツキであつて
一端部が前記フレームに連結され、他端部が前記
吊持部材に連結された第2ジヤツキとを有する、
特許請求の範囲第1項に記載のセグメントエレク
タ。 4 トンネル掘削機に回転可能に取り付けられた
リングと、該リングに間隔をおいて配置されかつ
前記リングの軸線方向後方へ伸長する一対のビー
ムと、前記一対のビームに支持されたセグメント
吊持部材であつて該吊持部材全体が前記リングの
直径方向および前記軸線方向へ移動可能である吊
持部材と、前記一対のビームのそれぞれに連結さ
れたシリンダであつて既設セグメントの内周面に
当接可能な端部を有する一対のシリンダと、前記
リングを回転させる手段と、前記吊持部材を前記
直径方向へ移動させるための第1移動手段および
前記軸線方向へ移動させるための第2移動手段と
を含む、セグメントエレクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59027291A JPS60173298A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | セグメントエレクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59027291A JPS60173298A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | セグメントエレクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60173298A JPS60173298A (ja) | 1985-09-06 |
| JPH0342399B2 true JPH0342399B2 (ja) | 1991-06-27 |
Family
ID=12216972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59027291A Granted JPS60173298A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | セグメントエレクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60173298A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2906247B2 (ja) * | 1989-03-15 | 1999-06-14 | スズキ株式会社 | 自動二輪車の後部反射鏡 |
| JPH0630960Y2 (ja) * | 1989-03-31 | 1994-08-22 | 石川島播磨重工業株式会社 | シールド掘進機用エレクター |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6033200Y2 (ja) * | 1981-05-15 | 1985-10-03 | 川崎重工業株式会社 | セグメントエレクタ− |
| JPS5921891A (ja) * | 1982-07-26 | 1984-02-03 | 三井造船株式会社 | 中折れ式シ−ルド掘進機 |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP59027291A patent/JPS60173298A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60173298A (ja) | 1985-09-06 |
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