JPH0342327Y2 - - Google Patents

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JPH0342327Y2
JPH0342327Y2 JP19787184U JP19787184U JPH0342327Y2 JP H0342327 Y2 JPH0342327 Y2 JP H0342327Y2 JP 19787184 U JP19787184 U JP 19787184U JP 19787184 U JP19787184 U JP 19787184U JP H0342327 Y2 JPH0342327 Y2 JP H0342327Y2
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jig
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partition plate
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は測定対象物固定装置に関し、特に透過
光による光学測定用の測定対象物固定装置に関す
る。
[従来の技術] 周知の如く、光学顕微鏡やビデオカメラ等の光
学測定装置により物体の形状等を測定するには、
対物レンズに対向して測定対象物を固定する必要
がある。従来、透過光による方式の光学測定装置
においては、測定対象物を単に光透過性のテーブ
ル上に載置しておくものや、弾性片を用いてテー
ブルに圧接させる等の固定手段が一般的であつ
た。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、前記従来の固定手段では、例え
ば、自動連続作業装置における一作業工程にて部
品の形状測定等を行なうときなどのようにテーブ
ルが搬送され、あるいは周囲の振動を受けやすい
場合、測定対象物にずれを生じ正確な測定が不可
能となるおそれがあつた。
このような場合、測定対象物を確実に固定する
ためには真空チヤツクによる固定手段が考えられ
るが、この固定手段では真空引きのための構成が
固定部の下方に必要であるので、従来、反射光に
よる測定のみが可能で透過光による光学測定用に
は適用し得なかつた。
本考案は上述した問題を解決するためになされ
たものであり、その目的は測定対象物を真空チヤ
ツクにて確実に固定し得、かつ透過光を得ること
ができる測定対象物固定装置を提供することであ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上述した問題を解決し発明の目的を達
成するために、次の如く構成したことを特徴とす
る。
すなわち、一端から他端にかけて貫通する中空
部を有すると共にこの中空部の一端に測定対象物
を固定する固定部が形成される本体と、光透過性
の材質からなり上記本体の上記一端を仕切つて上
記固定部を形成する第1仕切板と、光透過性の材
質からなり上記本体の中空部の一部を仕切つて上
記第1仕切板と共に真空室を形成する第2仕切板
と、上記第1仕切板に設けられた真空引き孔と、
上記真空引き孔及び上記真空室を介して上記本体
の固定部を真空引きする吸引手段とを具備した構
成である。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
本実施例はビデオヘツドチツプを、一定の姿勢
に揃えて搬出するための作業装置(姿勢揃え装
置)に適用される測定対象物固定装置を示す。
第1図aはこの測定対象物固定装置の平面図、
同図bは同じく正面断面図である。また、第2図
は姿勢揃え装置の全体構成を示す平面図、第3図
は同じく正面図、第4図は姿勢揃え装置の制御系
を示す図、第5図は姿勢揃え装置に供給されるビ
デオヘツドチツプの姿勢を示す図である。
第2図及び第3図において、1はベースであ
り、このベース1上にインデツクステーブル2が
設けられている。このインデツクステーブル2
は、間欠的に60°毎に割出回転するものであり、
テーブルの上面に60°の間隔をおいて測定対象物
固定装置としてののテーブル治具3が6個配設さ
れている。これらテーブル治具3…はそれぞれイ
ンデツクステーブルが1回転する間に6箇所の作
業ステーシヨン4,5,6,7,8,9に割出さ
れる。そして、このインデツクステーブル2の各
搬送ステーシヨン(位置)にはそれぞれ部品供給
装置10、画像処理装置11における画像読取部
12及び各種作業ユニツトが設けられている。作
業ユニツトとしては上下反転作業装置13、表裏
反転作業装置14が設けられ、加えて搬出装置1
5、不良品取出装置16、清掃装置17、ビデオ
ヘツドチツプの整列収納装置18の各装置が装備
されている。
測定対象物固定装置としてのテーブル治具3
は、次の如き構成をなす。すなわち、第1図にお
いて3は、インデツクステーブル2のテーブル2
aに取付固定されたテーブル治具である。このテ
ーブル治具3は固定部材21とこれにベアリング
22を介して取付けられた回転可能な治具本体2
3とからなる。治具本体23の外周には180°の間
隔をおいた2箇所にV字形の切欠溝24,24が
形成されており、これら切欠溝24,24のいず
れかにストツパ25が係合して治具本体23の自
由な回転を規制している。また、治具本体23の
中心軸部は一端から他端にかけて貫通する中空部
26となつており、その上端部にはガラス板、透
明アクリル板等の光透過性の第1仕切板27、及
び第2仕切板28で仕切られた真空室29が形成
されている。この真空室29は真空パイプ30を
介して吸引手段としての真空ポンプ(図示せず)
に連通していると共に、第1仕切板27の中心部
には真空引き孔としての細孔31が穿設されて治
具本体23の上面23aに通じている。治具本体
23の上面は測定対象物としてのビデオヘツドチ
ツプの固定部を形成する。図中32は治具本体2
3に外嵌された環状部材であり、ストツパ33に
より固定されていると共に、治具本体23との摺
合面に環状溝34が形成されている。そして、上
記真空パイプ30はこの環状溝34に連通されて
おり、治具本体23にこの環状溝34と前記真空
室29とを連通する孔35を設けることによつて
治具本体23側が回転しても常に真空室29と連
通するような構成になつている。上記構成のテー
ブル治具3は、真空パイプ30、環状溝34、孔
35、真空室29、細孔31を介して治具本体2
3の上面23aを真空引きし、その上面23aに
載置されたビデオヘツドチツプを真空チヤツクす
る。また、上述のように真空室29を形成する第
1仕切板27及び第2仕切板28を光透過性のも
のとしたことにより、テーブル治具3の下方から
上方に向つて光を透過することができ、従つて、
後述する画像読取部12に透過光をもつてチツプ
の像を入射させることができる構成となつてい
る。また、治具本体23の下端には後述する上下
反転作業装置13のドライバが係合する溝36が
形成されている。
第1ステーシヨン(供給ステーシヨン)4に設
けられた部品供給装置10は公知の振動式部品自
動供給装置及びピツクアンドブレースユニツトの
組合せによつて構成される。この供給装置10は
第5図に示す如く上下及び表裏が異なる4種のう
ちのいずれかの姿勢でビデオヘツドチツプを前記
インデツクステーブル2の供給ステーシヨン4に
あるテーブル治具3に供給する。
第2ステーシヨン(画像読取ステーシヨン)5
に設けられた画像読取部12は第3図に示すよう
にビデオカメラ37を有しており、インデツクス
テーブル2のテーブル2aを挟んで下方には光源
38が配設されている。光源38からの光は前述
した如くテーブル治具3の中空部26を透過して
画像読取部12のビデオカメラ37に入射する。
このビデオカメラ37に読取られた画像情報は直
ちに画像処理装置11に入力される。
画像処理装置11は、第4図に示す如く記憶部
39と演算部40とからなり、記憶部39にあら
かじめビデオヘツドチツプの基本姿勢(第5図に
示す姿勢41a)を記憶していると共に、前記画
像読取部12から送出された画像情報を入力して
これら記憶情報と入力した画像情報とを比較演算
する。この比較演算は次の要領で行なわれる。
ビデオヘツドチツプの面積の比較→記憶値よ
り所定割合以上小さいときは不良品。
ビデオヘツドチツプの形状の比較→一致すれ
ば基本姿勢(第5図の姿勢41a) 入力画像情報におけるビデオヘツドチツプ画
像を上下反転させて形状を比較→一致すれば上
下転倒姿勢(第5図の姿勢41b) 入力画像情報におけるビデオヘツドチツプ画
像を表裏反転させて形状を比較→一致すれば表
裏逆姿勢(第5図の姿勢41c) 入力画像情報におけるビデオヘツドチツプ画
像を上下及び表裏反転させて形状を比較→一致
すれば上下及び表裏逆姿勢(第5図の姿勢41
d) ビデオヘツドチツプの重要部の比較→所定以
上の欠け等が入力画像に認められれば不良品。
以上の演算結果は第4図に示す如くレジスタ4
2を介して後述する各作業ユニツトに作業指令信
号として送出される。すなわち、レジスタ42は
第1レジスタ43、第2レジスタ44、第3レジ
スタ45からなり、第1レジスタ43は上下反転
作業装置13に、第2レジスタ44は表裏反転作
業装置14に、第3レジスタ45は不良品取出装
置16にそれぞれ作業指令信号を送出する。尚、
演算の結果が基本姿勢に一致する場合はいずれの
作業ユニツトにも作業指令信号は送出されず、ま
た、一部一致する場合はそれに対応する作業ユニ
ツトへの作業指令信号は送出されない。
第3ステーシヨン(上下反転作業ステーシヨ
ン)6に設けられた上下反転作業装置13は前述
したテーブル治具3の溝36に係合可能なドライ
バ(図示せず)を有し、ビデオヘツドチツプが第
5図の姿勢41bあるいは姿勢41dであつた場
合に、前記作業指令信号にもとづいてドライバを
上昇させてテーブル治具3の溝36に係合させ治
具本体23を180°回転させる。
第4ステーシヨン7はアイドルステーシヨンで
ある。次の第5ステーシヨン(表裏反転ステーシ
ヨン)8に設けられた表裏反転作業装置14は、
作業ロツド114が軸方向往復直線動作、軸中心
の180°回動動作、及び上下動作をなすことによ
り、その先端部に形成された真空チヤツク部にビ
デオヘツドチツプを吸着して表裏反転作業をす
る。この表裏反転作業は、ビデオヘツドチツプが
第5図の姿勢41cあるいは姿勢41dであつた
場合に行なわれる。尚、表裏反転作業の際は、テ
ーブル治具3の真空チヤツクは解除されている。
また、第5ステーシヨン8には搬出装置15が
設けられており、表裏反転作業工程を終了したビ
デオヘツドチツプを整列収納装置18cマガジン
118へと搬出する。また、この搬出工程の途中
において、不良品は不良品取出装置16により除
去される。
ビデオヘツドチツプの整列収納装置18は円盤
状のマガジン118にビデオヘツドチツプを整列
して収納するものである。
清掃装置17は、第6ステーシヨン(清掃ステ
ーシヨン)9に到達したテーブル治具3の上面に
エアーを噴出させてテーブル治具3の上面の清掃
をすると共に真空室29内にエアーを吹きこみ真
空チヤツクである細孔31の詰りを防止するもの
である。
姿勢揃え装置は上述した各作業ユニツト及び装
置によりビデオヘツドチツプを所定の姿勢に修正
する。
尚、本考案は上述した一実施例に限定されるも
のではないことは勿論である。例えば、本考案の
測定対象物固定装置は一般の光学顕微鏡にも適用
され得るものであり、また水平方向から光学測定
をする場合には横位置に配設することも可能なも
のである。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、真空引き孔及び真空室を介して本体に形成さ
れた固定部を真空引きし、測定対象物を当該固定
部に真空チヤツクにて確実に固定し得ると共に、
真空室を形成する第1及び第2仕切板が光透過性
であるので、本体の中空部及び真空室を介して透
過光を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図aは測定対象物固定装置であるテーブル治具
の平面図、第1図bは同じく正面断面図、第2図
は姿勢揃え装置の全体構成を示す平面図、第3図
は同じく正面図、第4図は姿勢揃え装置の制御系
を示すブロツク図、第5図は姿勢揃え装置へ供給
時のビデオヘツドチツプの姿勢を示す図である。 3……テーブル治具、23……治具本体、26
……中空部、27……第1仕切板、28……第2
仕切板、29……真空室、30……真空パイプ、
31……細孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端から他端にかけて貫通する中空部を有する
    と共にこの中空部の一端に測定対象物を固定する
    固定部が形成される本体と、光透過性の材質から
    なり上記本体の上記一端を仕切つて上記固定部を
    形成する第1仕切板と、光透過性の材質からなり
    上記本体の中空部の一部を仕切つて上記第1仕切
    板と共に真空室を形成する第2仕切板と、上記第
    1仕切板に設けられた真空引き孔と、上記真空引
    き孔及び上記真空室を介して上記本体の固定部を
    真空引きする吸引手段とを具備したことを特徴と
    する測定対象物固定装置。
JP19787184U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPH0342327Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19787184U JPH0342327Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JP19787184U JPH0342327Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JPS61115956U JPS61115956U (ja) 1986-07-22
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JP2545222B2 (ja) * 1987-03-27 1996-10-16 京セラ株式会社 光学測定用物体保持具
JP2007285844A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Okano Denki Kk 外観検査装置

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