JPH0210401Y2 - - Google Patents

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JPH0210401Y2
JPH0210401Y2 JP4491984U JP4491984U JPH0210401Y2 JP H0210401 Y2 JPH0210401 Y2 JP H0210401Y2 JP 4491984 U JP4491984 U JP 4491984U JP 4491984 U JP4491984 U JP 4491984U JP H0210401 Y2 JPH0210401 Y2 JP H0210401Y2
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JP
Japan
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workpiece
holding table
measured
light
guide groove
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JP4491984U
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JPS60156407U (ja
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  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はワークの寸法や加工精度などを測定す
るための光投影測定装置のワーク保持台の改良に
関する。
〔背景技術〕
工作機械の切削工具、たとえばバイトなどは、
被加工品に対する加工精度を上げ、仕上げ面を正
しく形成するため、刃部等を高精度成形する必要
がある。
このため、そのバイト等が十分に高精度成形さ
れたかどうかを測定し、この測定によつて加工精
度が設定誤差以内に収まつているかどうかを検査
している。
そして、かかるバイトなどの工具の形状寸法や
加工精度を測定するものとして、第1図および第
2図に示す如き光投影測定装置およびそのワーク
保持台が提供されるに及んでいる。
まず、これについて具体的に述べると、1は測
定台としてのワーク保持台で光投影測定装置のガ
ラス等透明な板5の上に置かれている。このワー
ク保持台1は、たとえば着磁鋼などにより形成さ
れ、これの中央部には長手方向に延びるガイド切
欠2が高精度に形成され、このガイド切欠2上に
バイトなどのワーク3が保持されるようになつて
いる。この場合において、ワーク3はその2つの
エツジ部がガイド切欠2の2つの面2a,2bに
線接触する如く支承され、ワーク3とガイド切欠
2とが面接触することによつて、光の透過が阻止
されて光投影による観察が不能となるのを防止し
ている。
4はワーク保持台1の長手方向の一方の端面側
に配置したランプ等の光源で、この光源4は凹面
鏡9などによつて平行な光線となつてワーク保持
台1およびこのワーク保持台1に支持したワーク
3の一方の端面(下端面)方向に投射される。
そして、これらの各端面に投射される光線以外
はワーク保持台1およびワーク3の接触部以外の
外側部分、つまりワーク保持台のガイド切欠2と
ワーク3との間隙8などを通つて、ワーク3の他
端面(上端面)側に抜け出る。
一方、上記ワーク保持台1の他方の端面側に
は、たとえば顕微鏡6または投影機等が配置さ
れ、これの対物レンズ部分7が、上記ワーク3や
ワーク保持台1の他端面に臨んでおり、上記ガイ
ド切欠2とワーク3との間隙を抜け出た光線を集
光するようになつている。つまり、顕微鏡6では
上記抜け出た光線とワーク2によつて遮蔽された
部分とを同時に観察し、ワーク2の光に接する境
界面の状況を拡大することにより観察することが
でき、こうしてワーク3の形状寸法や加工精度を
測定することになる。
しかしながら、かかる光投影測定装置のワーク
保持台にあつては、ガイド切欠2の2つの面2
a,2bが平滑面となつているため、ワーク3の
形状によつては、ワーク3の平面部がこれらの面
2a,2bのいずれかまたは両方に面接触する場
合があり、かかる場合にはかかる接触面を光が透
過できず、正確な測定が不可能となつてしまう。
また、第1図のようにワーク3と面2a,2b
とを線接触させようとすると、ワーク3を上記面
2a,2bに線接触せしめるだけの支承では、ワ
ーク3が姿勢が不安定になつて測定が正確に行え
なくなるという問題がある。
〔考案の目的〕
本考案はかかる従来の問題点に着目してなされ
たもので、ワークをガイド溝の表面に沿つて設置
しても、投光がワークの被測定面を確実に投影す
るようになし、その被測定面の寸法や加工精度等
を容易かつ確実に安定して観測できるようにした
光投影測定装置のワーク保持台を提供することを
目的とする。
〔考案の概要〕
そして、この目的達成のため、本考案はワーク
保持台のガイド溝にワークを設置し、これらの一
方の端面側から投射した光線を上記ワーク外側面
に沿つて通過せしめることによつて、該ワーク外
側面を上記ワーク保持台およびワークの他方の端
面側で観測するようにした光投影測定装置のワー
ク保持台において、上記ガイド溝の表面を凹凸状
面としたのであり、これによりワーク形状に関係
なく、ワークの被測定面の投影を可能にできる。
〔実施例 1〕 以下に、本考案の実施例を図面について具体的
に説明する。
第3図はその一実施例を具体的に示す。11は
測定台としてのワーク保持台で、このワーク保持
台11の長手方向に延びるガイド溝12のワーク
保持面の全面が矩形の凹凸状面13となつてお
り、このガイド溝12に設置されるワーク14は
その被測定面を凸面13a上に面接触させること
によつて支承されるようになつている。なお、凸
面13a、凹面13bからなる上記凹凸状面13
はワーク保持台11の一端面から他端面に至るま
で長手方向に刻設されてなる。
一方、かかる凹凸状面13上には、ワーク14
が最も姿勢が安定した状態にて保持され、図示の
ように、ワーク14の2つの平らな側面(被測定
面)が各凸面13aに支承され、これらの各支承
面では互いに密接している。しかし、光は上記各
凹面13bとワーク14の平らな側面との間隙1
5およびワーク保持台11に接しないワーク14
の側部を通過しうる。
そこで、かかるワーク14およびワーク保持台
11を上記の光源4と顕微鏡6との間に介在し、
それらの一端面(下端面)に向かつて光線を投射
し、他端部側においてワーク14の他端面(上端
面)に焦点を合わせることにより、ワーク14の
被測定面の影を顕微鏡6によつて明確に観測する
ことができる。
この場合において、ワーク保持台11とワーク
14の他端面に高さの差があれば顕微鏡等の焦点
がブロツク11に合つていないため、上記ワーク
14の被測定面のみを明確に見ることができる。
なお、ワーク保持台11のワーク保持面の凹凸
形状はワーク11の被測定面との間に間隙を形成
して光を通過させうるものであれば、V溝状ある
いは半円溝状の凹凸形状とする等、前記以外にも
どのような形状や大きさのものでもよい。
〔効果〕
以上詳細に説明したように、本考案によれば、
ワーク保持台のガイド溝にワークを設置し、これ
らの一方から光線を投射し、他方から顕微鏡等で
ワークの外側面を観察するような光投影測定装置
のワーク保持台において、ガイド溝を凹凸面状に
したことにより、この凹凸面状部とワークの被測
定面をぴつたり接触させて保持してもその凹面と
ワークとの間の間隙を通つて光を通間せしめ、ワ
ークの被測定面の輪郭を明瞭となし、したがつ
て、ワークの被測定面を高精度に観測することが
でき、ワーク面の加工精度測定や寸法測定などが
容易かつ確実に行える等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の光投影測定装置用のワーク保持
台を示す平面図、第2図は光投影測定装置の一例
の正面図、第3図は本考案の光投影測定装置のワ
ーク保持台の一実施例を示す平面図である。 11……ワーク保持台、12……ガイド溝、1
3……凹凸状面、13a……凸面、13b……凹
面、14……ワーク、15……間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワーク保持台のガイド溝にワークを設置し、光
    源から上記ワークの一方の端面側に投射した光線
    を上記ワークの側面に沿つて通過せしめ、該ワー
    クの側面を上記ワーク保持台およびワークの他方
    の端面側で観測するようにした光投影測定装置の
    ワーク保持台において、上記ガイド溝におけるワ
    ーク保持面を凹凸面状としたことを特徴とする光
    投影測定装置のワーク保持台。
JP4491984U 1984-03-28 1984-03-28 光投影測定装置のワ−ク保持台 Granted JPS60156407U (ja)

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JP4491984U JPS60156407U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 光投影測定装置のワ−ク保持台

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JP4491984U JPS60156407U (ja) 1984-03-28 1984-03-28 光投影測定装置のワ−ク保持台

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JPS60156407U JPS60156407U (ja) 1985-10-18
JPH0210401Y2 true JPH0210401Y2 (ja) 1990-03-15

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ID=30557938

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JP2013257245A (ja) * 2012-06-13 2013-12-26 Daido Steel Co Ltd 物品の検査装置

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JPS60156407U (ja) 1985-10-18

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