JPS6362652A - 倣い加工装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、金型等の加工を行なう倣い加工装置に関し、
特に、投影機（スクリーン）に被加工物の加工部分を拡
大しで映し出し、加工状態を確認しながら加工を行なう
倣い加工装置に関する。

「従来技術およびその問題点」 この種の倣い加工装置として、従来では第５図および第
６図に示すものがある。この装置は、被加工物１１を一
対のバイス１２で両側から挟持し、被加工物１１の加工
面１３をバイス１２の鉛直面１２ａから砥石１４方向に
突出させで配置し、砥石１４の刃先を加工面７３に接触
させ、砥石１４を上下ストローク運動させることで、加
工面１３を所望の形状に研削加工している。被加工物１
１直下にはハロゲン光源１５か配置され、このハロゲン
光源１５の光線１６を、被加工物１１下部から当てで被
加工物１１の加工部分１７を照らし、図示を省略したス
クリーンにその加工部分Ｖ７を映し出し、被加工物７１
の加工状況を確認しなから加工している。

１ノかし、被加工物１１の下部か加工部分１７よりも突
出しでいるような場合、従来装置によって加工部分１７
をスクリーンに映し出ずど、光線１６か突出下部（点線
部分）によって遮断され、加工部分１７の上部（斜線部
分）に光線１６が届かないため、特に斜線部分の加工形
状かスクリーンに鮮明に映し出されない。したかっで、
加工精度か出す、加工時間も必要以上にかがり、加工に
熟練を要しでいる。

また、上記装置により、被加工物１１を第７図に示すよ
うに、バイス１２の鉛直面１２ａに対して所定角度θ（
例えば２〜３°）たけ砥石１４側に傾斜させてセットす
ることも考えられる。しかし、この方法では、光線１６
の一部の進路か砥石１４の刃先に妨げられ、加工部分１
７の先端に十分な光か当てられず、また、セ・ンティン
グにも時間を要し、加工精度上の問題は解消されない。

「発明の目的」 本発明は、上記の問題点を解消し、被加工物の加工部分
を鮮明な状態で投影機（スクリーンに）映し出し、加工
時間を短縮１ノ、加工精度を向上さゼることを目的とし
ている。

「発明の概要」 本発明は、被加工物下から照射される照明光線を、被加
工物下部で遮断されずに加工部分に直接照射できないか
という発想に基いてなされたもので、固定治具に固定し
た被加工物とこの被加工物下に配置される照明光源間に
、この照明光源からの光線を屈曲させることのできる光
線屈曲板を配設し、かつこの光線屈曲板を位置および角
度調整可能に支持する位置調整手段を設けたことを特徴
とする。

「発明の実施例」 以下に、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。な
お、第５図ないし第７図と共通する部材には同一符号か
付されている。

本発明では、被加工物１１とハロゲン光源１５間に、光
源屈曲板としての板ガラス２（［所望角度に立てで配置
し、この板ガラス２０内に下端からハロゲン光源１５の
光線１６を通ずことによって、光線１６を被加工物１１
下部に邪魔されずに加工部分１７に直接当てるようにし
ている。すなわち、光線］６は平行して真上に照射され
るが、その一部の光線１６を板ガラス２０内で所望角度
に屈曲させるものである。板ガラス２０の角度は、この
屈曲の角度に合わせて自在に設定できるようにしてあり
、加工部分１７には光線１６か斜め方向から直接当たる
ようになる。光線１６のこのような自在屈曲を実現すべ
く、板ガラス２０は、−側かホルダ２１によって保持さ
れており、このホルダ２１ば可動屈折腕部２２の一端に
締め付けね１ノ２３によって回動可能に支持されている
。可動屈折腕部２２は、第１腕部２４と第２腕部２５で
構成され、両者の端部は締め付けねじ２６により相対屈
折可能に連結されている。また、第１腕部２４の他端は
、ヘースとしてのマグネットブロック２７に軸２８を介
して回動可能に軸着されでいる。したかって、可動屈折
腕部２２は、軸２８を支点としで回動し、締め付けねし
２６による連結部を関節として第１腕部２４と第２腕部
２５が相対屈折する構造となっている。この可動屈折腕
部２２によって、板ガラス２０は被加工物１］下の最適
位置、すなわち、上下ストローク運動する砥石１４との
非干渉位置に自在に配置することができる。また、マグ
ネットブロック２７はバイス１２下の任意部分に吸着さ
れる。

上記構成の倣い加工装置においては、ます、マグネット
ブロック２７をバイス１２下の任意位置に吸着固定する
。そして、板ガラス２０を被加工物１１とハロゲン光源
１５間に配置すべく、可動屈折腕部２２を軸２８まわり
に回動させ、締め付けねし２６を緩めて第１腕部２４と
第２腕部２５を相対屈折させ、板ガラス２０が被加工物
１１下の最適位置にきたところで締め付けねじ２６を締
め付け、第１１１ｉ部２４と第２腕部２５を固定する。

次いで、締め付けねし２３を緩め板ガラス２０をハロゲ
ン光源］５の光線１６に対して若干の角度を付けて立て
た後、締め付けねじ２３を締め付け、位置決め固定する
。

この状態でハロゲン光源１５の光線１６を被加下物１１
方向に照射すると、光線１６は、板ガラス２０の下端か
ら内部に入って屈曲し、砥石］４と被加工物１１の間を
入って被加工物１１の加工部分１７に斜め方向から直接
当てられる。この場合、光線１６の屈曲角度は、締め付
けねし２３を調整して板ガラス２０の回動角を変更する
ことにより、自在に行なえる。光線１６は被加工物］］
の下部で遮断されることはなく、従来ては光線１６か届
かなかった加工部分１７の上部も隈なく照らずこととな
り、その加工形状影は図示を省略したスクリーンに鮮明
に映し出される。こうして映し出され１と加工部分１７
の研削状態を確認しノなから、作業者は、砥石１４によ
る研削作業を行なうこととなる。したかって、加工精度
は一段と向上し、加工時間の短縮化か図れる。また、加
工公差２〜３ｕｍの研削も、熟練を要さす容易に行なえ
るようになる。

なお、上記実施例では、光線屈曲板として板ガラス２０
を用い１とか、アクリル樹脂等の透明樹脂を利用するこ
とも可能である。

「発明の効果」 以上説明しプとように、本発明によれば、倣い加工部Ｍ
を構成する固定治具て固定した被加工物とこの被加工物
下に配置される照明光源間に、この照明光源からの光線
を屈曲させることのできる光線屈曲板を配設し、かつ、
この光線屈曲板を位置および角度調整可能に支持する位
置調整手段を設け１．：ので、光線屈曲板によって屈曲
され１と光線は被加工物の加工部分に直接照射され、こ
の光線による加工形状影の全体か投影機に鮮明に映し出
される。したかって、熟練を要せすしで確実な加工が短
時間で行なえ、加工精度が格段に向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案による倣い加工装置の斜視図、第２図は
第１図の側面図、第３図は第１図および第２図に示した
光線屈曲板およびそのまわりの部材を示した正面図、第
４図は第３図の側面図、第５図従来の倣い加工装置の斜
視図、第６図は第５図の側面図、第７図は被加工物を傾
斜させた他の従来例を示す側面図である。 １］・・・被加工物、１２・・・バイス、１３・・・加
工面、１４・・・砥石、１５・・・ハロゲン光源、１６
・・・光線、１７・・・加工部分、２０・・・板ガラス
、２１・・・ホルダ、２２・・・可動屈折腕部、２３・
・・締め付けねし、２４・・・第１腕部、２５・・・第
２腕部、２６・・・締め付けねし、２７・・・マグネッ
トブロック、２８・・・軸。 特許出願人　　　　アルプス電気株式会社同　代理人　
　　　三　浦　邦　夫 同　　　　松井　茂 昧 袂 α） 証

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）固定治具に固定した被加工物の突出した加工面を
   砥石により所定形状に研削するに際し、被加工物の下方
   位置から照明光線を当て、加工部分の形状を投影機に映
   し出す倣い加工装置において、上記被加工物と照明光線
   の光源との間に、この照明光線を屈曲させることのでき
   る光線屈曲板を配設し、かつこの光線屈曲板を位置およ
   び角度調整可能に支持する位置調整手段を設けたことを
   特徴とする倣い加工装置。
2. （２）特許請求の範囲第１項において、上記位置調整手
   段は、ベースに対する角度調整が可能な第１腕部と、こ
   の第１腕部に対する角度調整が可能な第２腕部と、この
   第２腕部に対する角度調整が可能な、光線屈曲板を固定
   したホルダとからなっている倣い加工装置。